JIS T 4901:1976 規格概要
この規格 T4901は、医療に使う音さ(叉)について規定。
JIST4901 規格全文情報
- 規格番号
- JIS T4901
- 規格名称
- 医療用音さ(叉)
- 規格名称英語訳
- Tuning forks (for medical use)
- 制定年月日
- 1951年4月23日
- 最新改正日
- 2019年10月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 11.040.55
- 主務大臣
- 厚生労働
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1951-04-23 制定日, 1954-04-20 改正日, 1957-04-19 確認日, 1960-04-01 改正日, 1963-08-01 確認日, 1966-05-01 確認日, 1969-05-06 確認日, 1973-02-28 確認日, 1976-08-01 改正日, 1980-01-12 確認日, 1986-08-19 確認日, 1992-06-04 確認日, 1997-12-25 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-25 確認日, 2019-10-25 確認
- ページ
- JIS T 4901:1976 PDF [2]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
T 4901-1976
医療用音さ(叉)
Tuning Forks (for Medical Use)
1. 適用範囲 この規格は,医療に使う音さ(叉)〔以下,音さ(叉)という。〕について規定する。
引用規格 :
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS H 5101 黄銅鋳物
2. 種類,性能,寸法及び材料 種類,性能,寸法及び材料は,次のとおりとする。
性能
全長
種類 振動数毎 振動数公 振動持続 材料
mm
秒 差 時間秒
低調音さ(叉)C 128 ±0.5 30以上 180
機械構造用炭素鋼を用い,ニ
高調音さ(叉)g4 3068 ±0.5 30以上 120
ッケルめっきを施したもの,
C 128 ±0.5 30以上 167
負荷は黄銅鋳物を用い,ニッ
C1 256 ±0.5 30以上 123
ケルめっきを施したもの,座
C2 512 ±0.5 30以上 156
C列音さ(叉) は硬質ゴム又は黄銅鋳物を
C3 1024 ±0.5 30以上 122
用い,ニッケルめっきを施し
C4 2048 ±0.5 30以上 133
たもの。
C5 4096 ±0.5 15以上 133
備考1. 振動数は,15℃を基準温度として規定する。
2. 振動持続時間は,静寂な室内において正常な耳で判定するものとする。
3. 機械構造用炭素鋼は,JIS G 4051(機械構造用炭素鋼鋼材)のS35Cによる。
4. 黄銅鋳物は,JIS H 5101(黄銅鋳物)による。
5. 全長の寸法は,標準値を示す。
3. 構造 音さ(叉)は,次の各号に適合しなければならない。
(1) 低調音さ(叉)Cには負荷をつけ,足には径12mmの座をつけること。
(2) 列音さ(叉)のC及びC1には負荷をつけ,座をつけることが望ましい。
4. 試験方法 振動数の測定はオシログラフ又は共鳴法による。オシログラフによる場合には,3回撮影
してその平均値をとる。共鳴法による場合には,振動数の判明している音さ(叉)と共鳴させて測定する。
5. 表示 音さ(叉)には,振動数 (Hz) 又は音記号を,その包装には,次の事項を表示しなければなら
ない。
(1) 名称
(2) 製造業者名及び住所
――――― [JIS T 4901 pdf 1] ―――――
2
T 4901-1976
(3) 振動数 (Hz)
(4) 音記号
6. 製品の呼び方 製品の呼び方は,名称及び種類による。
例 : 医療用音さ(叉)g4
JIS T 4901:1976の国際規格 ICS 分類一覧
JIS T 4901:1976の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG4051:2016
- 機械構造用炭素鋼鋼材
- JISH5101:1988
- 黄銅鋳物