JIS T 5504-1:2014 歯科用回転器具―軸―第1部:金属製 | ページ 2

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T 5504-1 : 2014
単位 mm
図5−軸部形式2の寸法
単位 mm
図6−軸部形式3の寸法
単位 mm
図7−軸部形式4の寸法

――――― [JIS T 5504-1 pdf 6] ―――――

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表1−軸の装着部の長さ
単位 mm
装着部の長さl1 最小値
軸の種類 軸径 ミニチュア, スタンダード,エキストラロング
ショート ロング
軸部形式1a) 2.35 − 11 12
軸部形式2 2.35 15 30 30
軸部形式3 1.6 9 11 12
軸部形式4 3 − 30 30
注a) 軸部形式1の軸が(例えば,表示又は作業部によって)太くなり始める箇
所は,l1=13.5 mmを超えた部分でなければならない。

5.3 軸の円筒度

  軸の円筒度(図8参照)は,6.3によって試験したとき,軸径の許容差内でなければならない。
1 d1の最大径
2 d1の最小径
図8−軸の円筒度
軸の円筒度に対する要求事項は,軸の装着部(l1)に適用する。ただし,軸末端部は除く。

5.4 表面粗さ

  表面粗さ(Ra)は,6.4によって試験したとき,図4図7に示すように,次による。
a) 軸部形式1,軸部形式2,軸部形式4 : ≦1 m
b) 軸部形式3 : ≦0.5 m

5.5 ビッカース硬さ

  ビッカース硬さは,6.5によって試験したとき,250 HV5以上でなければならない。

5.6 表示

  表示する場合には,装着部(l1)以外に表示することが望ましい。
装着部(l1)の範囲内に表示する場合,表示部の外径は,軸径の最大値を超えてはならない。
表示は,製造販売業者が指定する消毒,洗浄,滅菌などの処理に耐えなければならない。

6 試験方法

6.1 軸径

  軸径(d1)の測定は,0.001 mmの精度をもつ測定器具で行う。測定器具は,定期的に校正したものとす

――――― [JIS T 5504-1 pdf 7] ―――――

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る。
軸径(d1)は,装着部(l1)全体にわたり測定する。

6.2 その他の寸法

  その他の寸法測定は,0.001 mmの精度をもつ測定器具を用いて,JIS T 5502によって測定する。測定器
具は,定期的に校正したものとする。

6.3 軸の円筒度

  試験方法は,製造販売業者が指定する方法による。

6.4 表面粗さ

  JIS B 0633及びJIS B 0651によって試験する。

6.5 ビッカース硬さ

  ビッカース硬さは,JIS Z 2244によって試験する。

7 品質管理

7.1 軸部形式

  品質管理のために,軸を箇条4によって分類する。

7.2 欠点

7.2.1  重欠点
重欠点は,表2に示す。重欠点とは,回転器具の操作を妨げるものである。
7.2.2 軽欠点
軽欠点は,表2に示されていない寸法で,規定値を外れたものである。その他,軽欠点には,回転器具
の品質を低下させる規定値を外れたもの全てが含まれる。
合格品質水準(AQL)は,附属書Aを参考にする。
表2−重欠点
単位 mm
軸の種類 d1 d2 l3 l4 s
軸部形式1 >2.35 >1.45 <1.80 <0.85 >1.80
軸部形式2 >2.35 − − − −
軸部形式3 >1.60 − − − −
<1.59
軸部形式4 >3 − − − −

――――― [JIS T 5504-1 pdf 8] ―――――

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附属書A
(参考)
合格品質水準
合格品質水準(AQL)は,100単位当たりの欠点数で表示し,軸の種類別に表A.1に示す値以下である
ことが望ましい。
表A.1−合格品質水準
AQL
軸の種類
重欠点 軽欠点
軸部形式1 2.5 6.5
軸部形式2 2.5 6.5
軸部形式3 1.5 4.0
軸部形式4 2.5 6.5
参考文献 JIS Z 9015-1:2006 計数値検査に対する抜取検査手順−第1部 : ロットごとの検査に対する
AQL指標型抜取検査方式
注記 対応国際規格 : ISO 2859-1,Sampling procedures for inspection by attributes−Part 1:
Sampling schemes indexed by acceptance quality limit (AQL) or lot-by-lot inspection(IDT)

――――― [JIS T 5504-1 pdf 9] ―――――

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T5
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附属書JA
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(参考)
4-
1 : 2
JISと対応国際規格との対比表
014
JIS T 5504-1:2014 歯科用回転器具−軸−第1部 : 金属製 ISO 1797-1:2011 Dentistry−Shanks for rotary instruments−Part 1: Shanks made of
metals
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
1 適用範 金属製の 1 − 追加 “金属製の”を追加した。 規格の名称に整合させた。

2 引用規

3 用語及 3.1 用語及び定義 3.1 用語及び定義にISO 1942 削除 ISO 1942の引用を削除した。 ISO 1942を参照したが,定義する
び定義並 を引用 用語がなかった。
びに記号 3.2 軸径 3.2 − 追加 “軸径”を追加した。 文中に“軸径”を用いているため。
4 種類 軸部形式など 4 − 追加 JISの規定を追加した。 旧JISに整合させ,一般的に用い
軸部形式については,以下同 ている軸部形式,対応する器具名
様。 及び略称を追加し,分かりやすく
した。
5 品質 5.1 材料 5.1 製造業者 変更 製造販売業者に変更した。 薬事法による。
製造販売業者 以下同様
5.2 6.1及び6.2に 5.2 − 追加 試験方法を明記した。 分かりやすくした。
よって試験したと (mm),(μm)を追加した。
き(mm),(μm)
5.6 表示 5.6 有効径 変更 “軸径の最大値”に変更した。 有効径の解釈を誤解のないよう
軸径の最大値 明確にした。
6 試験方 6.1(d1) 6.1 − 追加 “(d1)”を追加した。 分かりやすくした。

JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 1797-1:2011,MOD

――――― [JIS T 5504-1 pdf 10] ―――――

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JIS T 5504-1:2014の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 1797-1:2011(MOD)

JIS T 5504-1:2014の国際規格 ICS 分類一覧

JIS T 5504-1:2014の関連規格と引用規格一覧