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T 6521 : 2005
b) 溶解率 溶解率は,各試験片について,次の式によって小数点以下2けたまで求め,2個の結果の平
均値を四捨五入して小数点以下1けたにする。
PSL=[(m1−m3)/m1]×100
ここに, PSL : 溶解率(%)
m1 : 試験片の恒量(g)
m3 : 試験片の乾燥質量(g)
5.8 硬さ試験
5.8.1 試験片の作製 内径30±0.2 mm,厚さ1.5±0.2 mmのステンレスリング型又はこれに準ずる型を
用い,5.7.1 b) d)によって2個の試験片を作製する。試験片の表面をJIS R 6253に規定する耐水研磨紙の
粒度P600及び粒度P1 500,次いで0.3 μmアルミナ粉を用い,滑らかな平面に仕上げる。
5.8.2 手順 試験は,試験片作製から24±3時間後に行う。JIS Z 2251によって,各試験片について10
点測定する。2個の試験片の測定値20個の平均値を求める。
なお,試験力の保持時間は,20秒とする。
6. 包装,表示及び説明書
6.1 包装
裏装材は,内容物を適切に保護し,内容物の品質に不都合な影響を与えない容器に入れて供
給しなければならない。
6.2 表示
裏装材の包装には,次の事項を表示しなければならない。
a) 製品名,種類を特定できる記述及び色調(複数の色調がある場合)
b) 内容量
c) 保管条件及び使用期限(外装)
d) 製造業者の名称及び所在地
e) 製造番号又は製造記号
f) その他の法定表示事項
6.3 説明書
裏装材には,次の事項を記載した説明書を添付しなければならない。
6.3.1 共通事項 説明書には,共通事項として次の事項を記載しなければならない。
備考 間接法で用いる場合には,次のc) e)における“口くう(腔)内”は,使用方法により,“型(フ
ラスコ)”又は“模型”と見なす。
a) 患者の口くう(腔)粘膜の調整方法(必要な場合)
b) 裏装前の義歯床面の調整方法
c) 義歯床への盛り付けタイミング及び口くう(腔)内への挿入タイミング(必要な場合)
d) 口くう(腔)内保持時間
e) 口くう(腔)外作業(トリミングなど)可能時間及び再挿入後の硬化までの口くう(腔)内保持時間
(必要な場合)
f) 最終硬化の手順(必要な場合)
g) 使用上の注意事項
6.3.2 クラス1の裏装材 クラス1の裏装材の場合には,次の事項を記載しなければならない。
a) 粉/液比(質量/単位体積,若しくは質量/質量)又は混和比及び計量方法
b) 混和方法
c) 混和時間
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T 6521 : 2005
6.3.3 タイプ2の裏装材 タイプ2の裏装材の場合には,次の事項を記載しなければならない。
a) 推奨する重合装置。
b) 推奨する重合条件。
参考図 1 試料採取器具
関連規格 ANSI/ADAS No. 17 Denture base temporary relining resins
JIS T 6521:2005の国際規格 ICS 分類一覧
JIS T 6521:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISR6253:2006
- 耐水研磨紙
- JIST0993-1:2020
- 医療機器の生物学的評価―第1部:リスクマネジメントプロセスにおける評価及び試験
- JIST6001:2012
- 歯科用医療機器の生体適合性の評価
- JIST6001:2021
- 歯科用医療機器の生体適合性の評価
- JISZ2251:2009
- ヌープ硬さ試験―試験方法