JIS T 9112:1997 ほ乳瓶

JIS T 9112:1997 規格概要

この規格 T9112は、乳幼児の保育に用いるほ乳びんについて規定。

JIST9112 規格全文情報

規格番号
JIS T9112 
規格名称
ほ乳瓶
規格名称英語訳
Feeding bottles
制定年月日
1965年2月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

11.040.99
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
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改訂:履歴
1965-02-01 制定日, 1968-07-01 確認日, 1972-04-01 確認日, 1975-07-01 改正日, 1978-04-01 確認日, 1983-06-01 確認日, 1988-12-01 確認日, 1994-10-01 改正日, 1997-07-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS T 9112:1997 PDF [4]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
T 9112-1997

ほ乳瓶

Feeding bottles

1. 適用範囲 この規格は,乳幼児の保育に用いるほ乳瓶について規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS K 7105 プラスチックの光学的特性試験方法
2. この規格の中で{}を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,
参考として併記したものである。
2. 種類 ほ乳瓶は,ガラス製ほ乳瓶及びプラスチック製ほ乳瓶の2種類とする。
3. 材料
3.1 ガラス製ほ乳瓶 ガラス製ほ乳瓶の材料は,ほうけい酸ガラスとする。
3.2 プラスチック製ほ乳瓶 プラスチック製ほ乳瓶の材料は,ポリエチレン,ポリプロピレン,又はポ
リカーボネートとする。
4. 品質
4.1 形状及び容量
4.1.1 口部の形状 口部の形状は,乳首の取付方式によって,キャップ式及びじかづけ式の2種類とする。
4.1.2 容量 ほ乳瓶の容量(最高表示目盛)は,表1による。
表1 ほ乳瓶の容量(最高表示目盛)
単位ml
表示容量 50 100 120 150 200 240 250 300
最高表示 ガラス製 ±5 ±6.5 ±7 ±8 ±9 ±10 ±10 ±12
目盛における
プラスチック製 ±4 ±4 ±4 ±4 ±4 ±5 ±5 ±6
許容差
4.2 容量目盛 ほ乳瓶には,次に示す容量目盛を付けなければならない。
(1) 目盛幅は10mlとし,最低目盛は最高表示目盛の20%以下とする。
なお,最高表示目盛の許容差は,4.1.2に適合しなければならない。
(2) 目盛線及び表示数値は,鮮明で高温殺菌処理によって変化しないものとする。
4.3 外観 完成品の外観性能は,次の各項に適合しなければならない。
(1) 口部は,平滑で本体の形状は正しく均整で,著しい偏りがないこと。
(2) 割れ,かけ,ひびがなく未溶解物が含まれていないこと。
(3) 使用上支障となる泡,異物,すじ,型肌,ひずみ,きず,汚れなどがないこと。

――――― [JIS T 9112 pdf 1] ―――――

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T 9112-1997
4.4 衛生性 衛生性は,食品衛生法(昭和22年法律第233号)に基づく食品,添加物等の規格基準に適
合しなければならない。
4.5 熱衝撃強さ ガラス製ほ乳瓶は,5.2の試験方法で試験したとき,割れてはならない。
4.6 透明度 プラスチック製ほ乳瓶の透明度は,5.3の試験方法で試験したとき,光線透過率は80%以上
でなければならない。
4.7 耐老化性 プラスチック製ほ乳瓶は,5.4の試験方法で試験したとき,外観に著しい変化がなく,か
つ,容量の変化は1%以内でなければならない。
また,試験後の透明度についても,光線透過率は80%以上でなければならない。
4.8 耐加圧変形 プラスチック製ほ乳瓶は5.5の試験方法で試験したとき,圧縮方向の径のたわみ率が
10%以下でなければならない。
5. 試験方法
5.1 容量 ほ乳瓶の容量は,最小目盛が0.1g以下の質量計を用い,表示容量の目盛線の上端まで水を入
れたときの質量から,水を入れないときの質量を差し引き,1gを1mlとして求める。
5.2 熱衝撃強さ 熱衝撃強さの試験は,次のとおり行う。
(1) 水槽に水を入れ,温度を測定する。
(2) 恒温器を,水槽中の水の温度より85℃高く設定する。
(3) 恒温器が設定温度となった後,恒温器にほ乳瓶を入れ,30分間以上保つ。
(4) ほ乳瓶を,5±1秒で恒温器から水槽に移し,完全に浸し,8秒から2分間保つ。
(5) ほ乳瓶を,水槽から取り出し,直ちに割れの有無を調べる。
備考1. 水槽は,水道水を流し続けるなどによって,水温を±1℃に保つこと。
2. 恒温器は,温度を±1℃に保てること。
5.3 透明度 透明度の試験は,JIS K 7105の5.5(光線透過率及び全光線反射率)によって行う。
5.4 耐老化性 耐老化性の試験は,プラスチック製ほ乳瓶を,沸騰水中に20分間,氷水中に20分間交
互に浸せきし,これを10回繰り返す。
5.5 耐加圧変形 プラスチック製ほ乳瓶の胴中央又は最大外径の部分に,図1に示すような圧縮ジグを
用い20N [{2.04kgf}] の圧縮荷重を加えたときの,この部分のたわみを測定し,たわみ率を次の式によって
算出する。この場合,試験室の温度は,20±5℃とする。

――――― [JIS T 9112 pdf 2] ―――――

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T 9112-1997
図1 耐加圧変形試験圧縮ジグ
D1 D2
B 100
D1
ここに, B : たわみ率 (%)
D1 : 試験前の外径 (mm)
D2 : 圧縮時の外径 (mm)
6. 検査 ほ乳瓶は,4.について検査を行う。この場合,検査は,全数検査又は合理的な抜取検査方式に
よって行う。
7. 表示 ほ乳瓶の本体には,次の事項を表示しなければならない。
(1) 最高表示容量 (ml)
(2) 製造業者名又はその略号
関連規格 ISO 718 : 1990 Laboratory glassware−Thermal shock and thermal shock endurance−Test methods

――――― [JIS T 9112 pdf 3] ―――――

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T 9112-1997
JIS T 9112改正原案作成委員会 構成表
氏名 所属
(委員長) 山 田 隆 国立衛生試験所
(幹事) ○ 小 川 晋 永 社団法人日本硝子製品工業会
遠 藤 善 久 通商産業省生活産業局
古 市 正 敏 工業技術院標準部
高 橋 孝 一 通産産業省通商産業検査所
加 山 英 雄 財団法人日本規格協会
岸 野 忠 信 財団法人日本規格協会
辰 濃 隆 社団法人日本食品衛生協会
○ 田 代 光 雄 ピジョン株式会社
○ 高 尾 嘉 文 ジェクス株式会社
○ 福 澤 幸 雄 東工業株式会社
○ 桑 垣 章二郎 釜屋化学工業株式会社
○ 長谷川 洋 治 株式会社イノアックコーポレーション
奥 利 江 主婦連合会
田 中 真 弓 財団法人日本消費者協会
上 原 章 国民生活センター
菱 木 純 子 全国地域婦人団体連絡協議会
齋 藤 有 常 日本百貨店協会
(事務局) 吉 田 晃 雄 社団法人日本硝子製品工業会
備考 ○は分科会委員も兼ねる。
文責 JIS T 9112(ほ乳瓶)改正原案作成委員会分科会

JIS T 9112:1997の国際規格 ICS 分類一覧

JIS T 9112:1997の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISK7105:1981
プラスチックの光学的特性試験方法