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W 0105-1984
番号 用語 意味 対応英語(参考)
吸込み側から吐出し側に押し出す形式のポンプ。
316 ベーンポンプ vane pump
ケーシング(カムリング)に接しているベーン(羽根)を
ロータ内にもち,ベーン間に吸い込んだ液体を吸い込み側
から吐出し側に押し出す形式のポンプ。
317 ピストンポンプ, piston pump,
ピストン又はプランジャを斜板,カム,クランクなどによ
プランジャポンプ plunger pump
って往復運動させて,液体を吸い込み側から吐出し側に押
し出す形式のポンプ。
(4) 作動機器に関する用語
番号 用語 意味 対応英語(参考)
401 アクチュエータ actuator
流体のエネルギーを用いて機械的な仕事をする機器。
402 油圧−機械式アクチ hydro-mechanical
出力を加減するため,油圧とリンク仕掛けとを併用してい
ュエータ るアクチュエータ。 actuator
403 ロータリアクチュエ rotary actuator
回転角度が360°以内に制限されている形式の,回転形往
ータ 復運動をするアクチュエータ。
404 サーボアクチュエー servo actuator
制御系統に使用するサーボ弁とアクチュエータとの結合
タ 体。
405 サーボシリンダ servo cylinder
最終制御位置が制御弁への入力信号の関数になるような
追従機構を一体としてもっているサーボアクチュエータ。
406 作動筒 actuating
出力が有効断面積と差圧に比例するような直線運動をす
るアクチュエータ。 cylinder
407 単動(式)作動筒 single acting
流体圧をピストンの片側だけに適用できる機構をもち,一
方向だけに力を働かすことができる作動筒。 cylinder
備考 戻り行程には,通常ばね力,重力などを利用す
る。
408 複動(式)作動筒 double acting
流体圧をピストンの両側に適用できる機構をもち,どちら
の方向へも力を働かすことができる作動筒。 cylinder
409 釣合い(式)作動筒 有効推力発生面積が,両方向に均等である作動筒。 balanced
cylinder
410 固定端作動筒 固定位置に保持された作動筒。 fixed end
cylinder
411 回転端作動筒 rotaring end
固定点周りに制限回転運動ができるように取り付けられ
た作動筒。 cylinder
412 スイベル式作動筒 swivel end
一端又は両端にスイベルジョイントを備えた作動筒。
cylinder
413 操縦用作動筒 飛行中に空力翼面を作動させるための作動筒。 flight control
cylinder
414 減圧シリンダ debooster
ピストン両面の受圧面積比によって減圧する作動筒。通
常,ブレーキ系統に用いられる。 cylinder
415 ロックアウトシリン lockout cylinder
ブレーキ側の油圧管路が破損しても,ブレーキ系統全部の
ダ 作動油の流出を防ぐ機器。通常,減圧シリンダを兼ね,そ
の別名に使われる。
416 トランスファシリン transfer cylinder
回路間の流体を混合することなく,一つの回路から他の回
ダ 路へ流体圧力を伝達するための機器。
417 油圧モータ hydraulic motor
作動油の流体エネルギーを用いて連続回転運動を行うア
クチュエータ。
418 空気圧モータ pneumatic motor,
空気圧エネルギーを用いて連続回転運動を行うアクチュ
エータ。 air motor
419 定容量形モータ 1回転当たりの理論流入量が変えられない油圧モータ·空fixed displacement
――――― [JIS W 0105 pdf 6] ―――――
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W 0105-1984
番号 用語 意味 対応英語(参考)
気圧モータ。 motor
420 可変容量形モータ variable
1回転当たりの理論流入量が変えられる油圧モータ·空気
圧モータ。 displace-ment
motor
421 歯車モータ gear motor
流入流体によってケーシング内でかみあう2個以上の歯
車が回転する形式の油圧モータ·空気圧モータ。
422 ベーンモータ vane motor
ケーシング(カムリング)に接しているベーン(羽根)を
ロータ内にもち,ベーンの間に流入した流体によってロー
タが回転する形式の油圧モータ·空気圧モータ。
423 ピストンモータ, piston motor,
流入流体の圧力がピストン又はプランジャの端面に作用
プランジャモータ plunger motor
し,その圧力によって斜板,カム,クランクなどを介して
モータ軸が回転する形式の油圧モータ·空気圧モータ。
424 油圧スタータ hydraulic starter
エンジンを始動させるための油圧モータ。通常,始動サイ
クル中だけスタータをエンジンに接続する機構を備える。
425 定容量形スタータ fixed
すべての作動条件で押しのけ容積が変えられない油圧ス
タータ。 displace-ment
starter
426 可変容量形スタータ variable
スタータとしての作動中,押しのけ容積が自動的に変えら
れる油圧スタータ。 displacement
starter
備考 通常,流量が所定の最大値を超えないようにす
る。
427 油圧スタータポンプ hydraulic
スタータとして作動させたときは作動油の流体エネルギ
starter pump
ーを機械的エネルギーに変換し,ポンプとして作動させた
ときは機械的エネルギーを流体エネルギーに変換するこ
とができる連続回転形油圧機器。
備考 通常,定容量形又は可変容量形のスタータとし
ての作動から圧力補償式のポンプとしての作
動へ自動的に滑らかに移行できるような制御
機構を備える。
(5) バルブの機能,形式及び基本構造に関する用語
番号 用語 意味 対応英語(参考)
501 バルブ valve
流体系統で,流れの形を変えたり,流れを閉止したり,又
は流量や圧力を調節する機器の総称。
備考 機能,構造,用途,種類,形式などを表す修飾
語が付くものには,“弁”という語を用いる。
502 弁体 バルブの機能をつかさどる機構部分で,主に移動する側。 valve element
503 弁座 バルブの機構部分で,弁体に相対する側。 valve seat
504 ポートの数 バルブと主管路とを接続するポートの数。 number of ports
備考 制御ポートやドレンポートのような補助接続
用ポートを含まない。
505 弁(体)の位置 流れの形を決める弁体の位置。 valve position,
valve element
position
506 位置の数 number of position
バルブの設定された作動位置の数で,ノーマル位置を含
む。
備考 この用語は,サーボ弁には適用しない。
507 ノーマル位置 normal
操作のための外力又は信号が働いていないときの弁の位
置。 position
――――― [JIS W 0105 pdf 7] ―――――
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番号 用語 意味 対応英語(参考)
備考 オフ位置 (“off”position) ともいう。
508 オン位置 “on”position
位置の数が二つのバルブで,操作のための外力又は信号が
働いているときの弁体の位置。
509 中立位置 neutral position
位置の数が三つ以上のバルブで,指定された中央の弁体の
位置。
510 閉位置 入口(圧力ポート)が閉じている弁体の位置。 closed position
511 開位置 open position
入口(圧力ポート)が出口に通じている弁体の位置。
512 常時閉, normally closed
操作のための外力又は信号が除かれたときにノーマル位
ノーマルクローズ 置に自ら復帰し,それが閉位置になっているバルブの形
式。
備考 この形式のバルブを常時閉のバルブ又はノー
マルクローズ弁という。
513 常時開, normally open
操作のための外力又は信号が除かれたときにノーマル位
ノーマルオープン 置に自ら復帰し,それが開位置になっているバルブの形
式。
備考 この形式のバルブを常時開のバルブ又はノー
マルオープン弁という。
514 クローズドセンタ closed centre
圧力ポートから直接戻りポートへ流れる位置がなく,中立
位置で閉位置になっている切換弁の形式。
備考 この形式のバルブをクローズドセンタ弁とい
う。
515 オープンセンタ open centre
中立位置で圧力ポートが戻りポート又は系統の他の部分
に通じて,流れをバイパスしている切換弁の形式。
備考 この形式のバルブをオープンセンタ弁といい,
オープンセンタ系統に用いる。
516 クローズドニュート closed neutral
中立位置でシリンダ(又は負荷)ポートが閉じている切換
ラル 弁の形式。
備考 この形式のバルブをクローズドニュートラル
弁という。
517 オープンニュートラ open neutral
中立位置でシリンダ(又は負荷)ポートが互いに接続され
ル て,戻りポートに通じている切換弁の形式。
備考 この形式の弁をオープンニュートラル弁とい
う。
518 スプリングリターン spring return
操作のための外力又は信号が除かれたとき,ばね力によっ
てノーマル位置に復帰するバルブの形式。
備考1. この形式のバルブをスプリングリターン弁
という。
2. ノーマル位置が中立位置である場合のスプ
リングリターンをスプリングセンタ (spring
centre) ともいう。
519 手動操作 manual control,
指,手,足などを用いる人力による操作。通常,押しボタ
(しゅどうそうさ) ン,レバー,ペダルなどを介して操作力を加える。 manually operated
520 機械操作 mechanical
カム,リンク機構などの機械的方法による操作。通常,ロ
control,
ーラ,プランジャなどの機構を介して操作力を加える。
mechanically
operated
521 圧力操作 制御ポートに加えられる圧力による操作。 pressure operated
522 パイロット操作 pilot operated
一体に組み込んだパイロット弁を通して操作圧力が導か
れる圧力操作。
523 追従操作 機械的連動によって位置決めするのと同じように,主機器slave operatcd
――――― [JIS W 0105 pdf 8] ―――――
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番号 用語 意味 対応英語(参考)
又は制御装置に追従して位置決めさせる圧力操作。
524 電動(機)操作 電動機による操作。 (electric) otor
control,
(electric) otor
operated
525 ソレノイド操作, 電気ソレノイドによる操作。 solenoid control,
電磁操作 solenoid operated
526 オーバライド操作 正規の操作方法に優先する操作ができる代替操作手段。 override control
527 ラップ lap
滑り弁などのポート部とスプールのランド部(弁作用を営
む滑り面)との重なりの状態又はその量。
528 ゼロラップ zero lap
滑り弁などで,スプールが中立点にあるときポートは閉じ
ており,スプールが少しでも変位するとポートが開いて流
体が流れるような重なりの状態。
529 オーバラップ overlap,
滑り弁などで,スプールが中立点から少し変位したとき初
positive lap
めてポートが開いて流体が流れるような重なりの状態。
530 アンダラップ underlap,
滑り弁などで,スプールが中立点にあるとき,既にポート
が開いて流体が流れているような重なりの状態。 negative lap
531 弁のトルク valve torque
バルブの機構をある位置から他の位置に動かすために,所
定の流体圧力(通常,定格圧力)のもとで要求される最大
操作モーメント。
(6) バルブの種類に関する用語
番号 用語 意味 対応英語(参考)
601 ポペット弁 poppet valve
弁体が弁座シート面から直角方向に移動する形式のバル
ブ。
602 滑り弁 slide valve
弁体と弁座とが相対的に滑って開閉作用をする形式のバ
ルブ。
603 スプール弁 スプールを用いた滑り弁。 spool valve
604 回転弁, rotary valve
回転又は揺動する回転体の滑り面を利用して開閉作用を
ロータリ弁 する滑り弁。
605 電動弁 一体に組み付けた電動機で操作される弁。 motor operated
valve
606 ソレノイド弁, 一体に組み付けた電気ソレノイドで操作される弁。通常, solenoid operated
電磁弁 通電しないときはノーマル位置に自ら復帰する。 valve
607 自動弁 automatic valve
弁の作動が,そこを通る流体の働きだけによって完全に制
御される弁。
608 半自動弁 外部からの手段で制御されるが,自動作動をも伴う弁。 semi-automatic
valve
609 制御弁 control valve
流れの形,圧力又は流量が外部からの手段で制御される
弁。
610 流量調整弁 flow regulating
背圧や負荷によって生じる差圧の変化に関係なく,管路内
の流量を所定の値に制限する自動弁。 valve,
flow regulator
611 定流弁 constant flow valve
系統圧力が多少変化しても流量を一定に保持して,アクチ
ュエータの速度を一定にする自動弁。
612 減圧弁 pressure reducing
流量や入口側圧力に関係なく,出口側圧力を入口側圧力よ
りも低い設定圧力に調整する自動弁。 valve,
pressure reducer
――――― [JIS W 0105 pdf 9] ―――――
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番号 用語 意味 対応英語(参考)
613 圧力調整弁 pressure regulating
系統の圧力を一定範囲に維持する自動弁。系統圧力が所定
valve
の値(カットアウト圧力)に達したならば,これをポンプ
からリザーバへ還流してポンプを無負荷にし,また,系統
圧力が所定の値(カットイン圧力)まで低下すれば再び系
統へ圧力を供給する。
備考 アンローダ弁 (unloader valve) ともいう。
614 (圧力)リリーフ弁 pressure relief
圧力側と戻り側のポート間の差圧に基づいて,回路内の最
valve
高圧を制限するため,戻り側に過剰圧を逃がす自動弁。
615 熱膨張リリーフ弁 thermal relief valve
流体の熱膨張によって生じた余剰の体積だけをバイパス
する自動弁。
616 吹出し弁 blowoff valve
設定値を超過したとき,流体を外部に逃がす自動弁。
617 プライオリティ弁 priority valve
上流側圧力と下流側圧力がともに設定値を超えていると
きはバルブが開いて自由流れを許し,設定値以下になれば
バルブが閉じて下流への流れを許さない自動弁。系統内の
ある部分回路に他の回路より優先して圧力を供給するの
に用いる。
備考 プライオリティ弁は,逆自由流れも許すもので
ある。
618 シーケンス弁 sequence valve
二つ以上の分岐回路をもった回路内で,その作動順序を回
路の圧力又は作動筒などの運動によって制御する自動弁。
619 逆止め弁, check valve
一方向にだけ流体の自由流れを許し,反対方向には流れを
チェック弁 阻止する自動弁。
620 切換式逆止め弁 一つの操作位置では通常の逆止め弁と同様の機能をもち, controllable
他の操作位置ではどちらの方向にも自由流れを許す2位check valve
置手動操作弁。
621 ロック弁 圧力操作の切換式逆止め弁。 lock valve
622 シャトル弁 shuttle valve
二つの入口と一つの共通の出口をもち,入口圧力の作用に
よって,出口が高圧側入口に自動的に接続し,同時に低圧
側入口を閉じるような自動弁。
623 サージ減衰弁 surge damping
断続的な流体の流れの加減速を制御することによって,サ
ージ圧力を減少させる自動弁。 valve,
surge dumper
624 リストリクタ(弁) restrictor valve
内蔵した絞り(オリフィス)によって流体回路内に比較的
大きい圧力降下を生じさせる半自動弁。
625 調節式リストリクタ 外部から圧力降下を調節できるリストリクタ弁。 adjustable
(弁) rest-rictor valve
626 一方リストリクタ 逆方向に自由流れを許すリストリクタ弁。 one-way rest-
(弁) rictor valve,
restrictor check
valve
627 二方リストリクタ rest-
two-way
どちらの方向にも流れを制限するリストリクタ弁。通常固
(弁) 定オリフィスを用いる。 rictor valve
628 切換弁 selector valve
二つ以上の流れの形をもち,少なくとも3個の作用ポート
を備える制御弁。
629 方向制御弁 圧力ポート,戻りポート及び2個のシリンダ(又は負荷) directional
control valve
ポートからなる4個の作用ポートをもち,流れの形が可逆
的である切換弁。
――――― [JIS W 0105 pdf 10] ―――――
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