JIS X 0032:1999 情報処理用語―電子メール | ページ 3

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X0032 : 1999
番号 用語 定義 対応英語
32.05.10 国名 国を識別するための標準的な属性(表1参照)。 country name
備考 国名は,JIS X 0304に従い,一般に国を表す2
文字を用いる。
32.05.11 最上位領域名, top-level domain name
O/Rアドレスの属性であり,メッセージ通信処理システム
最上位ドメイン名 の地理的又は組織的構造における最上位の階層レベル。
備考 X.400において,最上位領域名は国名である。
インターネットにおいては,最上位領域名は,
国名又はcom, edu, gov, mil, net, orgなどの英語
の短縮形を用いる。
32.05.12 管理領域名 管理領域の識別子。 management domain
name
32.05.13 主管庁領域名 administration domain
国に関連した主管庁管理領域を識別する属性の一つ。
name
32.05.14 私設領域名 domain name
private
国又は主管庁管理領域に関連した私設管理領域を識別す
る属性の一つ(表1及び表2参照)。
32.05.15 O/R名又は,O/Rアドレスの代役となるもの。
別名(電子メールにお alias(電子メールにお
ける) 備考 別名はディレクトリで使用してよい。 ける)

32.06 メッセージ通信処理サービス

   番号           用語                             定義                           対応英語
32.06.01 メッセージ通信処理 message handling
メッセージ通信処理システムによって提供されるサービ
サービス ス。 service
32.06.02 返信する reply
受信メッセージの発信者を指定受信者として割り当てて,
その受信メッセージへ返答するメッセージを作成する。
32.06.03 自動返信 auto-reply
受信メッセージへ返答するメッセージの自動作成及びそ
の受信メッセージの発信者を指定受信者とする自動割当
て。
32.06.04 転送する forward
受信メッセージへ新たに指定受信者を割り当てたメッセ
ージを作成する。
32.06.05 自動転送 auto-forward
あらかじめ指定された新たな指定受信者に,受信したメッ
セージを転送する自動的な動作。
32.06.06 日時指定配信サービ deferred delivery
送信したメッセージが特定の日時に配信されるように発
ス 信者の利用者エージェントが要求できるサービス。 service
32.06.07 配信通知サービス delivery notification
送信したメッセージが受信者の利用者エージェント又は
service
アクセス装置に配信できた場合に明示的に通知されるこ
とを発信者の利用者エージェントが要求できるサービス
(図6参照)。
備考1. 配信は,利用者による受信を含まない。
2. 複数受信者メッセージの場合,このサービス
は受信者ごとに要求できる。
32.06.08 配信不能通知サービ nondelivery
送信したメッセージが受信者の利用者エージェント又は
ス notifica-tion service
アクセス装置に配信されなかった場合に通知されること
を発信者の利用者エージェントが要求できるサービス。
備考1. メッセージが配信されない理由は,通知の一
部に含まれる。
2. 複数受信者メッセージの場合,この通知に
は,いずれか又はすべての受信者にメッセー
ジが配信されなかったことを含む。
32.06.09 他受信者名表示サー disclosure of other
複数受信者メッセージを送信する場合に,その他の全受信
ビス 者のO/R名を各受信者の利用者エージェントに通知するrecipients service
ことをメッセージの配信に当たって,発信者の利用者エー

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X0032 : 1999
番号 用語 定義 対応英語
ジェントがメッセージ転送システムに指示できるサービ
ス。
32.06.10 配信保留サービス hold-for-delivery
配信のために後の時間までメッセージ転送システムがメ
service
ッセージ及び報告を保留するように受信者の利用者エー
ジェントが要求できるサービス。
32.06.11 送信証明サービス proof of submission
指定受信者に配信するためにメッセージが送信された証
service
明をメッセージ転送システムからメッセージの発信者が
得ることを許可するサービス。
32.06.12 配信証明サービス proof of delivery
メッセージが既に指定受信者に配信された証明をメッセ
ージの発信者が得ることができるサービス。 service
32.06.13 メッセージ識別サー message identification
システムによって発信された又は配信されたメッセージ
ビス service
又は打診に対して,メッセージ転送システムがユニークな
識別子を利用者エージェントに付与できるサービス。
例 タイムスタンプ
32.06.14 アクセス管理サービ access management
利用者エージェント及びメッセージ転送エージェントが
ス service
互いにアクセスでき,関連した情報を管理するサービス。
32.06.15 機密保護アクセス管 access manage-
secure
不正使用に対するメッセージ通信処理システムの資源に
理サービス 保護を提供するサービス。 ment service
32.06.16 匿名再発信者 anonymous remailer
メッセージの発信者が,最終の受信者から本名を隠すこと
を認める機能単位。

32.07 メッセージ蓄積

   番号           用語                             定義                           対応英語
32.07.01 メッセージ保管, message store,
一つの直接利用者にメッセージ蓄積能力を提供する機能
MS(省略形) 単位(図1及び図6参照)。 MS(省略形)
32.07.02 保管メッセージ通知 stored message alert
メッセージ保管に着信したメッセージが登録された基準
サービス を満たすごとに利用者に通知するサービス。 service
32.07.03 保管メッセージ一覧 stored message listing
受信者の利用者エージェントにメッセージ保管で保管さ
サービス service
れているメッセージについての情報一覧を供給するサー
ビス。
備考 情報は,メッセージ保管によって追加された各
メッセージ及びその他の情報から選択された
属性からなる。
32.07.04 保管メッセージ要約 stored message
受信者の利用者エージェントにメッセージ保管に保管さ
サービス sum-mary service
れているメッセージの一つ以上の属性に基づいて指定さ
れた基準を満たすメッセージの数を数えることを供給す
るサービス。

32.08 個人間メッセージ通信

   番号           用語                             定義                           対応英語
32.08.01 個人間メッセージ, 個人間メッセージ通信におけるメッセージ(図4参照)。 interpersonal message,
IPM(省略形) IPM(省略形)
32.08.02 個人間メッセージ通 interpersonal
個人間メッセージ通信を行うメッセージ通信処理システ
信システム, ム。 messag-ing system,
IPMS(省略形) IPMS(省略形)
32.08.03 正受信者 主にメッセージのあて先となる受信者。 primary recipient
32.08.04 写し受信者, copy recipient
メッセージの正受信者ではないが,メッセージの内容が通
二次受信者 知される受信者。
備考1. 省略語“cc”は,写し受信者を示すのに使わ
れ“carbon copy”から由来する。
2. この用語は,JIS X 0027 : 1995の27.01.16を

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X0032 : 1999
番号 用語 定義 対応英語
修正したものである。
32.08.05 秘密受信者 同一メッセージの他の受信者に正体を明かさない受信者。 blind copy recipient
備考1. 省略語“bcc”は,秘密受信者を示すのに使
われ“blind carbon copy”から由来する。
2. この用語は,JIS X 0027 : 1995の27.01.15を
修正したものである。
32.08.06 個人間メッセージ通 interpersonal
個人間メッセージ通信システムによって提供されるサー
信サービス ビス。 messag-ing service
32.08.07 本体種別表示サービ typed body service
個人間通信メッセージの本体内の各部分の本質及び特性
ス を伝達することを許可するサービス。
備考 特性には,符号化された情報種別が含まれる。
32.08.08 失効日付表示サービ expiration date
個人間メッセージを無効にする日時を発信者が受信者に
ス 表示可能にするサービス。 indica-tion service,
expiry date indication
service
32.08.09 差替え表示サービス obsoleting indication
以前に送信した一つ以上のメッセージが差し替えられた
ことを発信者が受信者に表示可能にするサービス。 service
32.08.10 個人間通知, interpersonal notifica
あて先の受信者にメッセージが受信されたかどうかを個
IPN(省略形) 人間メッセージの発信者に知らせる情報。 tion,
IPN(省略形)
32.08.11 受信通知 receipt notification
発信者に個人間メッセージの受信成功を報告する個人間
通知。
備考 受信成功には,個人間メッセージの予測される
将来の受信を含む場合がある。
32.08.12 受信不能通知 nonreceipt notification
発信者に個人間メッセージの受信の失敗又は受信の遅延
を報告する個人間通知。

32.09 ディレクトリシステム

   番号           用語                             定義                           対応英語
32.09.01 ディレクトリシステ directory system
協力してディレクトリサービスを提供する開放型システ
(26.05.10)ム ムの集まり。
32.09.02 ディレクトリ利用者 ディレクトリシステムにアクセスする個人又は機能単位。 directory user
32.09.03 ディレクトリ利用者 directory user agent,
ディレクトリ利用者がディレクトリシステムと相互作用
エージェント, するために利用する機能単位(図3参照)。 DUA(省略形)
DUA(省略形)
32.09.04 ディレクトリシステ directory system agent,
ディレクトリ情報基盤に含まれる情報へのアクセスを提
ムエージェント, DSA(省略形)
供するディレクトリシステムの機能単位(図3参照)。
DSA(省略形)
32.09.05 ディレクトリ情報基 ディレクトリシステムによって管理される一連の情報。 directory information
盤 base
32.09.06 ディレクトリ名 directory name
ディレクトリシステムの規則に従って系統だてられた特
定のオブジェクトの識別子。
備考 ディレクトリ名は,明白でなければならない
(つまり一つだけのオブジェクトを示す)。
しかし,ディレクトリ名は,唯一のものであ
る必要はない(すなわち,オブジェクトを明白
に示す唯一の名前である必要は···ない)。
32.09.07 ディレクトリ情報木 directory information
ディレクトリ名によってオブジェクトを明白に示すため
構造 に,ディレクトリシステムで使われる木構造。 tree
備考 この木構造は,特定のエントリに導かれるノー
ドから名前を構成することによって,ディレク

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X0032 : 1999
番号 用語 定義 対応英語
トリ名に写像される。
32.09.08 ディレクトリ管理ド directory management
一つの権限によって管理される一つ以上のディレクトリ
メイン, domain,
システムエージェントの集まり。幾つかのディレクトリ利
DMD(省略形) 用者エージェントが含まれる場合がある。 DMD(省略形)
32.09.09 照会 referral
ディレクトリシステムへの要求が解決されない場合に,デ
ィレクトリシステムエージェントからディレクトリ利用
者エージェント又は別のディレクトリシステムエージェ
ントに別のアクセスポイント又はディレクトリシステム
エージェントを利用するようにすすめる提案。
備考 照会の理由としては,要求によって影響される
情報が論理上あまりに遠すぎることが考えら
れる。

32.10 その他

   番号           用語                             定義                           対応英語
32.10.01 物理的配信, 物理的な形状でのメッセージの配信。 physical delivery,
PD(省略形) 備考 物理的な形状は,手紙でもよい。 PD(省略形)
32.10.02 物理的配信を実行するシステム。
物理的配信システム, physical delivery
PDS(省略形) 例 郵便システム system,
PDS(省略形)
32.10.03 物理的配信アクセス 物理的配信のためのアクセス装置(図2参照)。 physical delivery access
装置, 例 プリンタ unit,
PDAU(省略形) PDAU(省略形)
32.10.04 スレッド(電子メール thread(電子メールに
密接に関連した情報を含み,かつ他のメッセージから容易
における) に分離できる一連のメッセージ おける)
32.10.05 顔文字 メッセージの発信者の気分を表現するために使用される, emoticon,
合成した記号。 smiley
例 : )は,楽しい気分を表す(日本では (^^) とな
る)。
: (は,悲しい気分を表す(日本では (;;) 又
は (TT) となる)。

――――― [JIS X 0032 pdf 14] ―――――

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X0032 : 1999
備考1. 異なるメッセージ通信システムは,単一の利用者(図1の13)又は複数利用者(図1の47)の処理
を行うために異なる機能単位を含んでもよい。
2. この図は,ISO/IEC 10021-2 : 1990から引用したものである。
図1 メッセージ通信システムの形式

――――― [JIS X 0032 pdf 15] ―――――

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JIS X 0032:1999の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 1087:1990(MOD)
  • ISO 3166-1:1997(MOD)
  • ISO/IEC 10021-1:1990(MOD)
  • ISO/IEC 10021-2:1990(MOD)
  • ISO/IEC 2382-1:1993(MOD)
  • ISO/IEC 2382-27:1994(MOD)
  • ISO/IEC 9594-1:1990(MOD)
  • ISO/IEC 9594-2:1990(MOD)

JIS X 0032:1999の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 0032:1999の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISX0304:2011
国名コード
JISX0304:2021
国名コード