この規格ページの目次
- 4. 定義
- 4.1 他の規格からの定義
- 4.1.1 JIS X 0137-1からの定義
- 4.1.2 JIS X 0138-1からの定義
- 4.1.3 ISO/IEC FCD 13238-1からの定義
- 4.2 (削除)
- 5. 記号
- 5.1 命名法及び図式記法
- 5.2 BNFの規則
- 5.3 略語
- 6. CDIF転送の概念及び機能
- 6.1 符号化識別子
- 6.2 可読テキスト
- 6.3 文字集合
- 7. CDIF転送における符号化の構造及びキーワード
- 7.1 導入
- 7.2 符号化構造
- 7.2.1 10進整数値
- 7.2.2 2進数値
- 7.2.3 8進数値
- 7.2.4 16進数値
- 7.2.5 浮動小数値
- 7.2.6 日付
- 7.2.7 時間
- JIS X 0138-3:2004の引用国際規格 ISO 一覧
- JIS X 0138-3:2004の国際規格 ICS 分類一覧
- JIS X 0138-3:2004の関連規格と引用規格一覧
3
X 0138-3 : 2004 (ISO/IEC 15475-3 : 2002)
JIS X 0137-1:2003 CASEデータ交換形式― CDIFフレームワーク−第1部 : 概要
備考 ISO/IEC 15474-1:2002 Information technology−CDIF framework−Part1:Overview が,この規格
と一致している。
JIS X 0137-2:2003 CASEデータ交換形式― CDIFフレームワーク−第2部 : モデル化及び拡張性
備考 ISO/IEC 15474-1:2002, Information technology−CDIF framework−Part2:Modeling and
extensibility が,この規格と一致している。
JIS X 0138-1:2003 CASE データ交換形式−CDIF転送形式−第1部 : 構文及び符号化の一般規則
備考 ISO/IEC 15475-1:2002, Information technology−CDIF transfer format−Part1:General rules for
syntaxes and encodings が,この規格と一致している。
JIS X 0138-2:2003 CASE データ交換形式−CDIF転送形式−第2部 : 構文SYNTAX.1
備考 ISO/IEC 15475-2:2002, Information technology−CDIF transfer format−Part2:Syntax SYNTAX.1
が,この規格と一致している。
ISO/IEC 9075:1992,Information technology−Database languages−SQL
備考 JIS X 3005-1:1995 データベース言語SQL 第1部 : 枠組(SQL/Framework)データベース言
語SQL が,この規格と一致しているが,IS及びJISともに新しい版が出版済みである。
ISO/IEC 10646-1:1993/Amd.2:1996, Information technology−Universal Multiple-Octet Coded Character
Set(UCS)−Part1:Architecture and Basic Multilingual Plane.Amendment 2:UCS Transformation Format
8(UTF-8)
備考 JIS X 0221-1:1995 国際符号化文字集合(UCS) ― 第1部 : 体系及び基本多言語面が,こ
の規格と一致しているが,JIS及びISともに新しい版が発効又は発行済みである。
ISO/IEC 13238-1* Information technology - Data management export/import facilities - Part 1:
Standardization framework
注* この規格は,国際の場で現在審議中である。
4. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
4.1 他の規格からの定義
4.1.1 JIS X 0137-1からの定義
この規格は, JIS X 0137-1で定義された次の用語を使用する。
CDIF(CASE Data Interchange Format)
CDIF規格群(CDIF family of standards)
CDIF図記法(CDIF graphical notation)
CDIF意味メタモデル(CDIF semantic metamodel)
CDIFメタメタモデル(CDIF meta-metamodel)
CDIF転送(CDIF transfer)
CDIF転送ファイル(CDIF transfer file)
CDIF転送形式(CDIF transfer format)
文字集合(character set)
符号化(encoding)
ENCODING.1(ENCODING.1)
メタ属性(meta-attribute)
メタ実体(meta-entity)
――――― [JIS X 0138-3 pdf 6] ―――――
4
X 0138-3 : 2004 (ISO/IEC 15475-3 : 2002)
メタモデル(metamodel)
メタオブジェクト(meta-object)
メタ関係(meta-relationship)
モデル(model)
非終端記号(non-terminal symbol)
生成規則(production rule)
対象分野(subject area)
構文(syntax)
SYNTAX.1(SYNTAX.1)
終端記号(terminal symbol)
転送(transfer)
転送形式(transfer format)
4.1.2 JIS X 0138-1からの定義
この規格は, JIS X 0138-1で定義された次の用語を使用する。
メタモデル部(metamodel section)
転送ヘッダ(transfer header)
4.1.3 ISO/IEC FCD 13238-1からの定義
この規格は, ISO/IEC FCD 13238-1で定義された次の用語を
使用する。
転送ファイル(transfer file)
移出プロセス(export process)
移出者(exporter)
移入プロセス(import process)
移入者(importer)
可読テキストファイル符号化(clear text file encoding)
4.2 (削除)
参考 原国際規格では,この規格に対する新規用語をここで定義すると規定しているが,この規格では
新規用語を定義していないので,この項目を削除した。
5. 記号
5.1 命名法及び図式記法
CDIFにおけるすべてのメタオブジェクト及びメタメタオブジェクトの名称
は,メタオブジェクト及びメタメタオブジェクトを構成する単語をつなげたものとする。そして,各単語
の最初の文字を大文字とし,残りの文字を小文字とする(例えば,MetaAttribute, AttributeDerivation,
IsDrawnUsing, IsOptional)。
参考 この命名記法は,次期国際規格見直しときに,多バイト文字に対応する修正を実施する予定で
ある。
メタモデル及びメタメタモデルで用いられるCDIF図記法は,フレームワーク規格(JIS X0137-2)で
規定する。
5.2 BNFの規則
転送ファイル内のデータの構造を規定し,データの並びを規定するため,拡張バッカ
スナウア形式(Backus Naur Form)(BNF)を使用する。
この規格では, JIS X 0138-1の5.2で規定するとおりに使用する。
5.3 略語
この規格で用いる略語は,次のとおりとする。
――――― [JIS X 0138-3 pdf 7] ―――――
5
X 0138-3 : 2004 (ISO/IEC 15475-3 : 2002)
BNF バッカスナウア形式(Backus Naur Form)
CDIF CASEデータ交換形式(CASE Data Interchange Format)
6. CDIF転送の概念及び機能
6.1 符号化識別子
この規格のこの版で規定する符号化は,符号化識別子として,識別子を示す
“ENCODING.1”及び版を示す“15475-3:2002”を用いなければならない。構文の識別子を示す“SYNTAX.1”
及び構文の版を示す“15475-2:2002”によるCDIF構文規格に適合するCDIF転送では,規格化された符
号化を指定するために,この符号化識別子を用いる(JIS X 0138-2参照)。
CDIF符号化の識別子及び版を示す構文は,次のとおりとする。
<EncodingID> ::= 'ENCODING.1'
<EncodingVersion> ::= '15475-3:2002'
6.2 可読テキスト
可読テキストによる符号化の目的は,次のとおりとする。
− 機械によって記述可能となるのがよい。すなわち,この符号化を利用している転送ファイルが,計
算機ソフトウェアによって生成可能となるのがよい。
− 機械によって判読可能となるのがよい。すなわち,この符号化を利用している転送ファイルが,計
算機ソフトウェアによって構文解析可能となるのがよい。
− 人間によって判読可能となるのがよい。すなわち,この符号化を利用している転送ファイルが,
転送される内容についてよく知る人間によって判読可能及び理解可能となるのがよい。
人間による作成又は編集は難しいことではないが,CDIF転送ファイルは人間によって作成又は編集さ
れるように設計されるものではない。
6.3 文字集合
空白類文字は,字句を分離し,転送の形式を整えて,読みやすさを改善するために,文
字列,テキスト文字列及びコメント以外の部分で利用される。字句を識別した後,これらの空白類文字は
CDIF移入ツールにより無視される。空白類文字には,空白,水平タブ,垂直タブ,復帰,改行及び頁送
りからなる。
転送ファイル中の空白類文字及びその他のすべての文字は,転送ヘッダで指定される文字集合を用いて
符号化される。
空白類文字は, JIS X 0138-2で規定されている構文中で規定されている場所以外には出現してはなら
ない。このことは,テキスト文字列が印字不可な文字をもつことができないことを意味しているわけでは
ない。詳細は,7.2.11に規定している。
7. CDIF転送における符号化の構造及びキーワード
7.1 導入
この可読テキストによる符号化で表現された転送は,空白類文字によって分離された字句の
列を形成している文字の並びからなる。字句の分離規則は,JIS X 0138-2による。
参考1 欧文アルファベットでは,<GeneralPrintableChar>, <UpperCaseAlphabeticChar> 及び
<UpperOrLowerCaseAlphabeticChar>の符号化において大文字と小文字とを区別し,それ以外で
は区別しない。詳細は,附属書Aに示す。
2 以降に示す例は,欧文アルファベットでのものである。多バイト表記の例を附属書Bに本文
の例に対応させてまとめて示す。
7.2 符号化構造
7.2.1 10進整数値
10進整数値は,次のとおり規定する。
――――― [JIS X 0138-3 pdf 8] ―――――
6
X 0138-3 : 2004 (ISO/IEC 15475-3 : 2002)
<DecimalIntegerValue> ::= <DecimalRadix> <Integer>
<DecimalRadix> ::= #D
<Integer> ::= [ <Sign> ] <Digit> ...
有効な及び無効な10進整数値の例を次に示す。
1) #d12345 - 有効 : 正の10進数
2) #d-12345 - 有効 : 負の10進数
3) #d+12345 - 有効 : 正の10進数
4) #d123e43 - 無効 : 'e' は数字ではない。
7.2.2 2進数値
2進数値は,次のとおり規定する。
<BinaryValue> ::= <BinaryRadix> <BinaryNumber>
<BinaryRadix> ::= #B
<BinaryNumber> ::= [ <Sign> ] <BinaryDigit> ...
<BinaryDigit> ::= 0|1
有効な及び無効な2進数値の例を次に示す。
1) #b10101 - 有効 : 正の2進数値
2) #b-10101 - 有効 : 負の2進数値
3) #b11021 - 無効 : '2'は2進数の数字ではない。
7.2.3 8進数値
8進数値は,次のとおりする。
<OctalValue> ::= <OctalRadix> <OctalNumber>
<OctalRadix> ::= #O
<OctalNumber> ::= [ <Sign> ] <OctalDigit> ...
<OctalDigit> ::= 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7
有効な及び無効な8進数値の例を次に示す。
1) #o31727 - 有効 : 正の8進数値
2) #o-31727 - 有効 : 負の8進数値
3) #o31923 - 無効 : '9'は8進数の数字ではない。
7.2.4 16進数値
16進数値は,次のとおり規定する。
<HexaDecimalValue> ::= <HexRadix> <HexNumber>
<HexRadix> ::= #H
<HexNumber> ::= [ <Sign> ] <HexDigit> ...
<HexDigit> ::= 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9
| A | B | C | D | E | F
| a | b | c | d | e | f
有効な及び無効な16進数値の例を次に示す。
1) #h1e2cf - 有効 : 正の16進数値
2) #hffffffff - 有効 : 正の16進数値
3) #h-ffffffff - 有効 : 負の16進数値
4) #h122g9 - 無効 : 'g'は16進数の数字ではない。
7.2.5 浮動小数値
浮動小数値は,10-1023101023までの範囲の高々10進16けたの値をもつ。
浮動小数値は,次のとおり規定する。
――――― [JIS X 0138-3 pdf 9] ―――――
7
X 0138-3 : 2004 (ISO/IEC 15475-3 : 2002)
<FloatValue> ::= <FloatDesignator> <Mantissa> <Exponent>
<FloatDesignator> ::= #F
<Mantissa> ::= [ <Sign> ] <Digit> ...
[ <DecimalPoint> [ <Digit> ... ] ]
<DecimalPoint> ::= .
<Exponent> ::= <Exp> <Integer>
<Exp> ::= E
有効な及び無効な浮動小数値の例を次に示す。
1) #f4E9 - 有効
2) #f123.45E2 - 有効
3) #f-123.45E15 - 有効
4) #f+0.23E5 - 有効
5) #f0.23E-3 - 有効
6) #f0.23E+3 - 有効
7) #f123.45 - 無効 : 指数ではない。
8) #f.23E3 - 無効 : 基数#fの後は符号又は数字でなければならない。
9) #f23.32-2 - 無効 : 指数を表す'E'がない。
7.2.6 日付
日付は,次のとおり規定する。
<Date> ::= <YearValue> <DateDelimiter>
<MonthValue> <DateDelimiter>
<DayValue>
<YearValue> ::= <Integer>
<MonthValue> ::= <Integer>
<DayValue> ::= <Integer>
<DateDelimiter> ::= /
有効な及び無効な日付の例を次に示す。
1) 1940/12/07 - 有効
2) 0002/10/11 - 有効
3) 1941/Dec/12 - 無効 : 月は整数でなければならない。
4) 1991/11/31 - 無効 : 日付がその月に存在しない。
7.2.7 時間
時間は,次のとおり規定する。
<Time> ::= <Hours> <TimeDelimiter>
<Minutes> <TimeDelimiter>
<Seconds>
<Hours> ::= <Integer>
<Minutes> ::= <Integer>
<Seconds> ::= <Integer>
[ <DecimalPoint> <Digit>
[<Digit> [ <Digit> ] ] ]
<TimeDelimiter> ::= :
――――― [JIS X 0138-3 pdf 10] ―――――
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- ISO/IEC 15475-3:2002(IDT)
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