JIS X 0304:2021 国名コード | ページ 2

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X 0304 : 2021 (ISO 3166-1 : 2013)
例 フランス(FRANCE) FR,FRA,250
マルチニーク島(MARTINIQUE) MQ,MTQ,474

4.4 名称の最新状態

  この規格に示した国名は,対応国際規格(ISO 3166-1)の最新版の発行時における最新状態を反映して
いる。

4.5 独立国

  独立国は,この規格の表の一つの欄に示している。この規格においては,国際連合の構成国及びバチカ
ン市国を独立国としている。

5 コード要素の配置のための原則

5.1 名前との関係

  この規格におけるアルファベットコード付与は,(英語,フランス語又はその他の言語で表記された)国
名と,それに対応するコード要素との間に視覚的に関連をもたせるという方針で行っている。この原則を
適用し,コード付与は,各国の簡略名を用いて行い,可能な限りその国の政治的状況をコード要素に反映
させないようにしてある。
道路交通に関する会議(1949年及び1968年)において報告された車両に関する識別標識が,この規格
のコード要素の主要部分を占めている。

5.2 2文字国名コードの組立て

  この規格は,2文字国名コード(alpha-2)を規定する。国名を表現するためにはこれを用いることが一
般的に推奨されており,ISO 3166-2及びISO 3166-3において規定されているコードの基にもなっており,
さらに,その他の国際規格及び勧告(参考文献参照)の基にもなっている。2文字国名コードは,26種類
(識別記号は,無視する。)のローマ字アルファベットの大文字を2文字組み合わせて使い,AAからZZ
までの範囲で作られる。
コード要素のAA,QMQZ,XAXZ及びZZは,この規格の一部としない。これらの使用については,
箇条8で規定する。

5.3 3文字国名コードの組立て

  この規格は,また,2文字国名コードを基にした特殊用途に利用するための3文字国名コードについて
も規定する。3文字国名コードは,26種類(識別記号は,無視する。)のローマ字アルファベットの大文字
を3文字組み合わせて使い,AAAからZZZまでの範囲で作られる。
コード要素のAAAAAZ,QMAQZZ,XAAXZZ及びZZAZZZは,この規格の一部としない。こ
れらの使用については,箇条8で規定する。

5.4 3数字国名コードの組立て

  国名コードとして数字コードを用いることは,言語からの独立を実現するなどその利点を認識されてお
り,この規格は,000から899までの3数字コードについても規定する。

――――― [JIS X 0304 pdf 6] ―――――

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X 0304 : 2021 (ISO 3166-1 : 2013)
この数字コードは,国際連合統計局の統計用標準国·地域コードと一致している。この標準国·地域コ
ードは,この規格の1988年版[ISO 3166の第2版(1981)]から入っている。
2文字国名コード要素と3数字国名コード要素との変換表を,附属書Bに示す。

5.5 利用の明確化

  この規格を適用するに当たり,利用者は,いずれのコードを使用するかを明確に宣言するのがよい。こ
の規格のコード要素が,特定の目的のために他の文字と組み合わせて使われるような場合は,追加した文
字の選択理由とその役割とについても明確にしておくことを強く推奨する。

5.6 利用者によるコードの割当て

  利用者がコードの割当てを行うための規則は,8.1.3による。

6 国名コード

6.1 コード表の内容

  箇条9は,英語国名のアルファベット順に従い,次の11項目を示す。
a) 欄1に大文字英語簡略名
aA) 欄1Aに日本語国名
b) 欄2に小文字英語簡略名
c) 欄3に英語正式名
d) 欄4に2文字国名コード要素。この欄は強調字体で示す。
e) 欄5に3文字国名コード要素
f) 欄6に3数字国名コード要素
g) 欄7に備考。この欄にはよく使われる英語国名,及びこの項でカバーされる地理的に離れた領土名を
示す。領土名の索引は,附属書Aで示す。
h) 欄8(参考)に独立国であるかどうかを示す#記号
i) 欄9(参考)に当該国の行政用言語を示すJIS X 0412-1言語名コード2文字コード要素,JIS X 0412-1
に言語名がない場合,又は行政用言語がない場合はダッシュ
j) 欄10(参考)に当該国の行政用言語を示すJIS X 0412-2言語名コード3文字コード要素,JIS X 0412-
2に言語名がない場合はISO 639-3の3文字コード要素,JIS X 0412-2及びISO 639-3のいずれにも言
語名がない場合,又は行政用言語がない場合はダッシュ)
k) 欄11(参考)に広く使われている簡略国名
(箇条10のフランス語国名による国名コード表に関する記載は,この規格では不採用とした。)
箇条10Aは,日本語国名の50音順に,英語簡略名と国名コード要素とを示す。
箇条11は,2文字国名コード要素のアルファベット順に,英語簡略名と日本語国名とを示す。
箇条12は,3文字国名コード要素のアルファベット順に,英語簡略名と日本語国名とを示す。
箇条13は,3数字国名コード要素の数値順に,英語簡略名と日本語国名とを示す。

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X 0304 : 2021 (ISO 3166-1 : 2013)

6.2 言語の選択,ローマ字化及び文字セット

  各国の行政用言語は,国家全体での行政に用いられる書き言葉とする。
各国語国名は,その国の行政用言語(複数の場合もある。)をラテンアルファベットで表現し,次に示す
文字セットの範囲で示す。
各国語国名がラテンアルファベット以外の場合,ローマ字化して示す。ローマ字化には可能な限り適切
な国際標準,特に国際連合地名専門家グループUNGEGNの推奨を用いる。
この規格の国名には26文字のラテンアルファベットを用いるが,ダイアクリティカルマークを使用す
るのが適切な場合,JIS X 0221に含まれる範囲で使用する。

6.3 附属書

  附属書Aには,表1の備考欄にある英語の海外領土名の索引を示す。
附属書Bには,2文字国名コードから対応する3数字国名コードへの変換表を示す。

7 保守

7.1 一般

  維持管理機関(ISO 3166/MA)は,ISO理事会によって創設され,理事会が承認した指針に基づき運営
されている。維持管理機関は,次に掲げる機能を委託されている。
a) 規則に従って,対応国際規格(ISO 3166-1)への国の追加及び削除並びに必要に応じたコードの割当

b) コードの適用に関しての利用者及びISO会員団体への助言
c) 国名,国内地域,そのコード要素及び定義の更新
d) SO 3166で使用された全ての国名コード要素及びその使用期間に関する参照リストの維持管理
e) コードテーブルに対する変更の公布
f) コード要素の保留の管理
この規格の対応国際規格(ISO 3166-1)の変更は,維持管理機関によって決定され,維持管理機関によ
って公表された時点で有効となる。
7.27.5は,対応国際規格(ISO 3166-1)に示される国名コード及びそのコード要素の表を変更するた
め,並びにコード要素の保留のための基準を示す。維持管理機関は,これらの基準を遵守する。

7.2 国名コード表への追加

  国名のコード表への追加は,国際連合本部からの通知を基にして行われるか,又は要請によって行われ
る。後者の場合,国際情報交換において実際に必要であるという事実に基づき,維持管理機関が追加を決
定する。該当コード要素は,適正な位置に配置される。
国名が“Standard Country or Area Codes for Statistical Use”で提供されているリストに含まれていない場合
は,維持管理機関は,900999の範囲の数字を,数字コード要素として割り当てる。これらの数字コード
は,この目的のための利用が,国際連合統計局によって認められている。

――――― [JIS X 0304 pdf 8] ―――――

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7.3 国名コード表からの削除

  国名のコード表からの削除は,国際連合本部からの通知を基にして行われるか,又は維持管理機関の構
成員の要請によって行われる。維持管理機関は,入手した情報を基にして削除を決定する。
ISO 3166-3は,ISO 3166が最初に発行された1974年以後にISO 3166(1997年以後はISO 3166-1)から
削除された国名のリストを提供している。

7.4 国名及びコード要素の変更

  変更は,原則として国際連合本部からの通知に基づいて行われる。名称の大幅な変更の場合,維持管理
機関は,該当する文字コード要素の変更を行うこともある。ただし,維持管理機関は,コード要素の表の
安定性を保てるように努力する。

7.5 コードの保留

7.5.1 再割当ての時期
維持管理機関が置換え又は削除を行ったコード要素は,変更後少なくとも50年間は再割当てされない。
当該コードの使われていた期間を基にして,正確な期間が個別に決定される。
7.5.2 一般
コード要素は,次の場合保留される。
− 削除(7.3)又は国名の変更(7.4)による場合,一定期間の保留
− 国際法の適用(7.5.3)又は例外的な保留(7.5.4)による場合,不定期間の保留
7.5.3 利用停止の期間
“ISO 3166 Country code”の初版が出版された時点で既に存在していたコード要素で,この規格で決め
たものとは異なる国などを表しているコード要素は,ある不特定な期間にわたり,この規格において別の
国などを表現するコード要素として利用されることはない。この原則は,1949年及び1968年の道路交通
に関する会議(参考文献参照)で公告された国名などの表示に関して適用されている。
この原則の適用を受けたコード要素は,保留リスト(7.5.6参照)に記録され,関係国又は関係する機関
が使用を止めた日から少なくとも50年間は,そのコードの再度の割当てを行わない。
7.5.4 例外的な保留コード要素
情報交換目的での要請があった場合,維持管理機関が対応国際規格(ISO 3166-1)に含めないと決定し
た国名に対し,例外的にそのコード要素を保留することがある。ただし,当該コードの保留には,その関
係する権威機関の助言を求めなければならない。
7.5.5 再割当て
以前のコード要素又はそれまで保留されていたコード要素の再度の割当てを行う前に,維持管理機関は,
権威機関又はそのコード要素がそこのために保留されているところの代理機関と適宜協議し,再割当てに
よって起こり得る問題について検討する。

――――― [JIS X 0304 pdf 9] ―――――

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X 0304 : 2021 (ISO 3166-1 : 2013)
7.5.6 保留コード要素の表
保留されたコード要素の表は,維持管理機関の事務局が保有する。

8 利用者のための指針

8.1 特別な規定

  利用者は,国名コード要素の利用方法を拡張したり変更して,特別な目的に対応する必要がある。次の
規定は,そのような要請をこの規格の枠組みの中で対応するための指針である。
8.1.1 部分集合
利用者は,この規格に示された国名及びコード要素に関してその全てを使う必要がないときには,使用
した表の版次及び部分集合の目的を引用して自分自身の部分集合を作ってもよい。
8.1.2 集合体
利用者がこの規格に示された国名をグループ化する必要があり,その集合体を表すコード要素を要求す
るというような例外的な場合には,8.1.3に従って行うのがよい。
8.1.3 利用者割当てコード
利用者がこの規格に含まれていない国名を表すコード要素を必要とする場合,2文字国名コードのうち,
文字列AA,QMQZ,XAXZ及びZZ,3文字国名コードのうち,文字列AAAAAZ,QMAQZZ,
XAAXZZ及びZZAZZZ,さらに,3数字国名コードのうち,900999に関しては,独自にコードを設
定することができる。
注記 利用者は,上記のコードが普遍的なものではなく,これらのコード要素は異なる機関との間では
互換性がないという点に留意が必要である。
8.1.4 利用者割当てコードの拡張法(エスケープコード要素)
8.1.3における利用者割当てコード要素の数がある特定の利用者の要求を満たすのに不十分なときは,2
文字国名コードにOO,3文字国名コードにOOO,3数字国名コードに000を用いることによって,この
規格で定義されたものと異なるコード要素を示してもよい。

8.2 利用に関する助言

  維持管理機関は,コード化された形の国名の利用に関して助言及び助力を行う用意がある。
維持管理機関は,利用者割当てコード要素のリストの管理又は維持を行わない。

9 英語国名順国名コード

  表1に英語簡略名順国名コードを示す。

――――― [JIS X 0304 pdf 10] ―――――

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JIS X 0304:2021の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3166-1:2013(IDT)

JIS X 0304:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 0304:2021の関連規格と引用規格一覧