JIS X 0308:2002 国際標準レコーディングコード(ISRC)

JIS X 0308:2002 規格概要

この規格 X0308は、個々のレコーディングを一義的に識別するための標準コードについて規定。国際標準レコーディングコード(ISRC)は,オーディオ及び音楽ビデオのレコーディングに対して,それらがアナログ形式かデジタル形式かにかかわらず,適用して差し支えない。

JISX0308 規格全文情報

規格番号
JIS X0308 
規格名称
国際標準レコーディングコード(ISRC)
規格名称英語訳
International Standard Recording Code (ISRC)
制定年月日
1992年10月1日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 3901:2001(IDT)
国際規格分類

ICS

01.140.20, 35.040
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1992-10-01 制定日, 1998-02-20 確認日, 2002-07-20 改正日, 2007-09-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS X 0308:2002 PDF [11]

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日
本工業規格である。
これによって,JIS X 0308 : 1992は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,基礎とする国際規格の改正 (ISO 3901 : 2001) に基づいて見直し,次の点などに改正
を行った。
- 適用範囲
- 定義
- ISRCの構成及び様式
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実
用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,
このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録
出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS X 0308には,次に示す附属書がある。
附属書A(規定)ISRC適用の手引き
附属書B(参考)ISRC登録に関する補助的情報

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS X 0308 pdf 1] ―――――

X 0308 : 2002 (ISO 3901 : 2001)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[1]
  •  4. ISRCの構成及び様式・・・・[2]
  •  4.1 一般・・・・[2]
  •  4.2 国名コード・・・・[2]
  •  4.3 登録者コード・・・・[3]
  •  4.4 年次コード・・・・[3]
  •  4.5 レコーディング番号・・・・[3]
  •  5. 管理・運営・・・・[3]
  •  附属書A(規定)ISRC適用の手引き・・・・[4]
  •  附属書B(参考)ISRC登録に関する補助的情報・・・・[8]
  •  解 説・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS X 0308 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
X 0308 : 2002
(ISO 3901 : 2001)

国際標準レコーディングコード(ISRC)

International Standard Recording Code (ISRC)

序文

 この規格は,2001年に第2版として発行されたISO 3901,Information and documentation―International
Standard Recording Code (ISRC)を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本
工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

1. 適用範囲

 この規格は,個々のレコーディングを一義的に識別するための標準コードについて規定す
る。
国際標準レコーディングコード(以下,ISRCという。)は,オーディオ及び音楽ビデオのレコーディン
グに対して,それらがアナログ形式かディジタル形式かにかかわらず,適用して差し支えない。ISRCは,
オーディオ又はオーディオビジュアルの媒体 (例えば,コンパクトディスク又はビデオカセット) の番号
付けのために使用してはならない。
オーディオビジュアルのレコーディングは,オーディオのレコーディングを用いて製作された音楽ビデ
オのレコーディングを除いて,この規格の適用範囲から除外する。そのようなオーディオビジュアルのレ
コーディングは,ISO 15706に従って,国際標準視聴覚作品番号 (International Standard Audiovisual Number)
が付与されることが望ましい。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 3901 : 2001,Information and documentation―International Standard Recording Code (ISRC)
(IDT)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS X 0304 国名コード
備考 ISO 3166-1 : 1977,Codes for the representation of names of countries and their subdivisions-Part 1 :
Country codesが,この規格と一致している。

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) 国名コード (country code) レコーディングに対してISRCが割り当てられた時点で,登録者の本社が
所在する国を識別するコード。
b) 音楽ビデオレコーディング (music video recording)音楽作品の演奏のレコーディングによって全体

――――― [JIS X 0308 pdf 3] ―――――

2
X 0308 : 2002 (ISO 3901 : 2001)
又は実質的部分が構成されるようなオーディオ要素を,オーディオビジュアルで固定したもの。
備考 ほとんどの場合,そのようなオーディオ要素は,別に発行されたオーディオレコーディングを
用いて製作される。
収録及び編集の作業によって得られた成果。使用したオーディオ又はオ
c) レコーディング (recording)
ーディオビジュアルの記録媒体及び技術の種類並びに数量とは無関係である。
備考 “レコーディング”という用語は,大きな作品ではなく,それを構成する一つの単位としての
録音物それぞれに適用される。より大きな作品の一部として発行されるかどうかとは無関係と
する (例えば,オーディオレコーディングのアルバムの中のそれぞれの曲に適用される)。
d) 登録者 (registrant) オーディオ又は音楽ビデオのレコーディングに対してISRCが付与されたときの,
原製作者又は権利者。
備考 原製作者が,ISRCが付与される以前にそのレコーディングをすべての権利とともに譲渡したと
きは,その取得者(権利者)がそれ以降ISRCの目的に合った登録者とみなされる。

4. ISRCの構成及び様式

4.1 一般

 ISRCは,アラビア数字 (09) 及び英大文字 (AZ) を用いた12けたの英数字で構成し,
次の順序による四つの要素に区分する。
a) 国名コード (4.2 参照)
b) 登録者コード (4.3 参照)
c) 年次コード (4.4 参照)
d) レコーディング番号 (4.5 参照)
ISRCを,印刷又はその他の方法によって視覚的に表すときは,冒頭に“ISRC”の文字列を付け,続い
てISRCの四つの要素を相互にハイフン(-)で区切って記述しなければならない。
例 ISRC FR-Z03-97-00212
コード識別子 : ISRC
国名コード : FR (フランス)
登録者コード : Z03 (Mercury France)
年次コード : 97 (1997年)
レコーディング番号 : 00212 (1997年にMercury Franceが212番目にISRCを付与したレコ
ーディング)
参考 日本の例を以下に示す。
例 ISRC JP-X90-98-00476
コード識別子 : ISRC
国名コード : JP (日本)
登録者コード : X90 (ABC株式会社)
年次コード : 98 (1998年)
レコーディング番号 : 00476 (1998年にABC株式会社が476番目にISRCを付与
したレコーディング)

4.2 国名コード

 国名コードは,ISRCが付与された時点で登録者の本社が所在する国を識別する。この
コードは,JIS X 0304 (ISO 3166-1) に規定されたコードに従って,英字2文字によって構成しなければな
らない。

――――― [JIS X 0308 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
X 0308 : 2002 (ISO 3901 : 2001)
例 GB=イギリス
DE=ドイツ
SE=スウェーデン
参考 日本の国名コードは,“JP”である。

4.3 登録者コード

 登録者コードは,ISRCが割り当てられたときのレコーディングの製作者 (又は権利
者) を識別する。
ISRCは普通,マスタリングの全行程が完了するまでに付与されるので (附属書A 1.2 参照),登録者コ
ードは,オーディオ又は音楽ビデオのレコーディングの原製作者を反映するのが通常である。ただし,原
製作者が,ISRCが付与される以前にそのレコーディングをすべての権利とともに譲渡したときは,その権
利者がISRCの目的に合った登録者となる。
参考 “マスタリング”とは,コンパクトディスクなどの量産用原盤となるディジタル媒体 (テープ,
ディスクなど) を作成する行程で,通常は一連のスタジオ作業の最終工程に当たる。
登録者コードは,英数字 (AZ及び09) 3文字によって構成しなければならない。
例 A83=BMG (Han Kook) usic Co. Ltd.
8G5=77 Productions
28R=Inca Productions
191=Sony Music Entertainment AG
WP0=Warner Music Japan Inc.
RIP=Riptide Productions
製作者は,その国又は地域において指名されたISRC登録管理機関 (附属書A参照) によって付与され
た登録者コードを用いなければならない。

4.4 年次コード

 年次コードは,レコーディングに対してISRCが割り当てられた年を識別する (附属書
A 1.2参照)。
年次コードは,ISRCが割り当てられた西暦年の下2けたの数字によって構成しなければならない。この
要素は,登録者が付与しなければならない。
例 98 = 1998年
01 = 2001年

4.5 レコーディング番号

 レコーディング番号は,それぞれのレコーディングだけではなく,より大き
な作品の一部であるが一つの単位として使用してもよく,登録者もそう特定しているもの (例えば,その
物理的媒体に含まれる曲名リストなどによる) も識別する。
レコーディング番号は,5けたの数字によって構成しなければならない。この番号は,登録者コードで
示された製作者 (又は権利者) が付与しなければならない。
レコーディング番号は,連続して付与することが望ましく,年次コードによって示される同一年の中で
重複して付与してはならない。番号がレコーディング番号のけた数に満たない場合には,先頭に“0”を付
加し,5けたとして付与しなければならない。
例 00476
00477

5. 管理・運営

 ISRC体系は,この目的のために指名された国際ISRC登録管理機関及び国内,地域又は
他の集団における適切なISRC登録管理機関が,管理・運営を行わなければならない。

――――― [JIS X 0308 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS X 0308:2002の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3901:2001(IDT)

JIS X 0308:2002の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 0308:2002の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISX0304:2011
国名コード
JISX0304:2021
国名コード