9
X 0500 : 2020 (ISO/IEC 19762 : 2016)
最適な動作を保証するようにシステムが設計された値。
01.01.59
データキャリア(data carrier)
AIDCシステムで伝達メカニズムとしてデータ格納に用いる機器又は媒体。
注記 バーコード,OCR文字列及びRFタグは,データキャリアの例である。
01.01.60
リーディングゼロ(leading zero)
ゼロでない最上位の数値の位置よりも上位の位置にあるゼロ。
01.01.61
リーディングゼロ列(leading zeros)
数値の左に位置する全てのゼロ。
01.01.62
ゼロ消去(zero-suppression)
ある数値から不要な0を削除すること。
注記 印字出力又は画像表示される演算結果から不要な0を削除する機能とも考えられる。
01.01.63
ひずみ(distortion)
形状又は信号の明瞭度における正常ではない変化。
注記1 ひずみはノイズのような現象として表れ,ひずんでいない信号の大きさに対するひずみ要素
の大きさの割合として,通常パーセンテージで表現される。
注記2 ひずみは,画像又は波形の特性での望ましくない変化によって生じる。
01.01.64
充キャラクタ,埋め草キャラクタ(filler character, pad character)
望ましい長さに達するまでデータ項目を拡張するために挿入するキャラクタ。
01.01.65
IDフィルタ(I.D. filter)
整合性の確認のため新しく読まれた識別情報(ID)をデータベース又はセット内の相当する識別情報と
比較するソフトウェア機能。
01.01.66
公称範囲(nominal range)
そのシステムが使われる環境の通常の変動を考慮した場合,システムが信頼できる動作を保証できる能
力の範囲。
01.01.67
クエリ(query)
一つ以上のソースから来た電子的な方法による情報の要求。
注記1 所定の条件に基づいて,データベースからデータを直接に抽出,又はデータベースから必要
なデータを導出する要求。
注記2 定義の意味だけでなく特定の航空便の座席の空席照会システムへの要求もクエリの一例であ
る。
――――― [JIS X 0500 pdf 11] ―――――
10
X 0500 : 2020 (ISO/IEC 19762 : 2016)
01.01.68
読取能力(readability)
一定の条件下でデータを読み取る能力。
01.01.69
解像度(resolution)
明確に識別できる属性表示間の最小距離。
注記 属性には大きさ,色調,距離などがある。
01.01.70
選択(selection)
データベースにおける関係代数の演算の一つであって,ある関係から実体実現値の部分集合である,新
しい関係を作り出すもの。
注記 属性として“著者”及び“表題”が含まれる“書籍”という関係が与えられたとき,特定の著
者による著作物の部分集合を作り出す演算。
[ISO/IEC 2382-17:1999の17.04.10参照]
01.01.71
サービス(service)
他のソフトウェアプログラムからの要求に対し応答するソフトウェアプログラム。これは,遠隔接続さ
れた他のコンピュータ上にある場合が多い。
01.01.72
タイムスロット(time-slot)
ユニークに定義され認識できる周期的時間区間。
[IEC 60050-704の704-13-08参照]
01.01.73
タイミング情報(timing information)
(同期ネットワークにおいて)デジタル信号内に埋め込まれた同期信号,タイミング信号,又は時間的
尺度から生成され,それらによって運ばれる幾つかの系列の事象の時間関係についての情報。
[IEC 60050-704の704-15-09参照]
01.01.74
検証(verification)
検査及び特定の要求事項を満足する物的証拠の提供に基づいて,行動,工程,又は製品を,それに対応
する要求事項又は仕様,及び確認事項と比較すること。
注記 検証はまた,項目,工程,サービス又は文書が特定の要求事項に適合しているかを,調査,検
査,試験,確認,監査,又は立証及び文書化する行為として定義することもある。
01.01.75
レンジ,距離(range)
<光学式読取媒体>読取装置が所定の特性の機械可読媒体を読込み可能な最大距離。
注記 読取距離(02.04.31)参照。
01.01.76
認定基準委員会,ASC(Accredited Standards Committee, ASC)
米国国家規格協会の手順の下で認定された委員会。
――――― [JIS X 0500 pdf 12] ―――――
11
X 0500 : 2020 (ISO/IEC 19762 : 2016)
01.01.77
米国国家規格協会,ANSI(American National Standards Institute, ANSI)
米国の任意国家規格の調整に責任をもつ非政府組織。
注記 問合せ : ANSI, 25 West 43rd Street, 4th floor, New York, NY 10036, USA。Tel: +1.212.642.4900, Fax:
+1.212.398.0023, http://www.ansi.org/
01.01.78
ANS
米国国家規格を意味する前置語。
01.01.79
MH10
輸送包装及びユニットロードの輸配送システムで貨物の移動を容易にすることを生業とする物資搬送産
業に関する認定規格委員会に付与される略語。対象物の寸法,定義,用語,コード化,ラベル付け及び性
能基準に関することを定めている。米国の意向でISO/TC 122のスコープに記載されている。
注記1 問合せ : MHI, 8720 Red Oak Blvd, Suite 201 Charlotte, NC 28217, Tel: +1704/676-1190, Fax:
+1704/676-1199,http://www.mhi.org
注記2 対応国際規格のNOTEに記載されているURLは,現在使用されていないため,現在使用さ
れているURLを記載した。
01.01.80
情報技術規格国際委員会,INCITS(International Committee for Information Technology Standards, INCITS)
米国国内での情報技術規格の開発に責任をもつANSI認定規格開発組織。
注記 以前はX3及びNCITSとして知られていた。
01.01.81
データ識別子,DI(data identifier, DI)
特定の文字又は文字列をいい,それに続くデータ内容が意図する用途を定義する。
注記 自動データ取得技術においては,データ識別子(DI)は英数字による識別子であって,ISO/IEC
15418,及びANSI MH10.8.2において定義されている。
01.01.82
アプリケーション識別子,AI(application identifier, AI)
GS1が規定した識別子で,続くデータ内容の意味と用途とを定義するもの。ISO/IEC 15418と,GS1一
般仕様において定義されている。
01.02.01
パリティ(parity)
バーコードでセルフチェック手段として用いられる,キャラクタを奇数(奇数の二進数の“1”を含む構
成)又は偶数(偶数の二進数の“1”を含む構成)で符号化する方式。
注記 パリティビット(パリティバー又はモジュール)は,符号化されたキャラクタに組み込むこと
で,全てのビットの合計が常に奇数又は常に偶数になるよう設定することで,基本的な検査機
能が働く。
01.02.02
変調単位,ボー(baud)
秒当たりの信号要素の数に等しい変調速度の単位。それら全ての信号要素は長さが等しく,かつ,1ビ
――――― [JIS X 0500 pdf 13] ―――――
12
X 0500 : 2020 (ISO/IEC 19762 : 2016)
ット以上を表す。
[ISO/IEC 2382-9:1995の09.05.20参照]
注記 200 bit/sec以上で動作するモデムは,普通,信号要素当たり1 bit以上を伝送するので,変調単
位で表現される変調速度はビット速度を下回る。
01.02.03
エラー訂正コード(error correcting code)
検出されたエラーの幾つかに対し自動補正を可能にするエラー検出コード。
01.02.04
エラー検出コード(error detection code)
構成規則(rules of construction)によって,情報の記録,処理又は伝送において発生したエラーが規則を
逸脱した場合にその自動検出を可能にする冗長コード。
01.02.05
パケット (1)[packet (1)]
通信回線で送られるデータのブロック。
注記 各パケットには実際の電文に加えて送信側,受信側及びエラー制御に関する情報が含まれるこ
とがある。パケットは固定長でも可変長でも可能であり,かつ,必要な場合は目的地に到着時
に再編成される。
01.02.06
パケット (2)[packet (2)]
(データ通信において)制御データと場合によっては利用者データとを含み,全体として伝送され転換
される所定の形式で配置されたビット系列。
01.02.07
全二重伝送,FDX(full-duplex transmission, FDX)
送信機が(RFタグ)活性化のための電磁界を送信している間に(RFタグから)データを通信する,両
方向から同時にデータが送信されるデータ通信方式。
注記1 ISO/IEC 2382-9:1995の09.03.07を編集。
注記2 ISO/IEC 18000-2,Type A RFタグで仕様化されているコミュニケーションプロトコル名。
01.02.08
半二重伝送,HDX(half-duplex transmission, HDX)
どちらの方向にもデータを通信できるが,一度にできるのは一方向だけである通信方式。
[ISO/IEC 2382-9:1995の09.03.06参照]
注記 ISO/IEC 18000-2,Type A RFIDタグで仕様化されているコミュニケーションプロトコル名。
01.02.09
プロトコル(protocol)
通信を行う場合に,機能装置の動作を決定する規約の集合。
01.02.10
データ転送速度,実転送速度(data transfer rate, actual transfer rate)
2点の間で単位時間当たりに伝送されるビット,キャラクタ,又はブロックの平均数。
[ISO/IEC 2382-9:1995の09.05.21参照]
注記1 データがRFタグとリーダライタとの間で交信された場合の速度。
――――― [JIS X 0500 pdf 14] ―――――
13
X 0500 : 2020 (ISO/IEC 19762 : 2016)
注記2 標準的な単位は,ビット毎秒(bps)又はバイト毎秒(Bps)。
01.02.11
論理リンク制御,LLC(logical link control, LLC)
データリンク(OSIモデルのレイヤ2)中で上位に位置する構成要素であって,主に端末間のエラー制
御,端末間のデータフロー制御及びアクセスに関与しているもの。
01.02.12
論理リンク制御プロトコル,LLCプロトコル(logical link control protocol, LLC protocol)
(ローカルエリアネットワークにおいて)通信媒体の共用の仕方にかかわりなく,データ装置間のフレ
ーム交換を管理するプロトコル。
01.02.13
スペクトル(spectrum)
(信号又はノイズにおいて)周波数領域内で時間的に変動する信号又はノイズに現れ,それぞれの振動
は,その周波数,その大きさ,又はその初期位相によって特性化される一連の正弦波振動。
01.02.14
メモリパーティション(memory partition)
複数レベルの情報提供を可能とするための,電子メモリのセグメント化。
01.02.15
データ伝送(data transmission)
電信電話回線を介して,ある地点から他の一つ以上の地点に対して行われるデータの転送。
01.02.16
同期化(synchronization)
二つの経時変化する現象,時間尺度又はシグナルの同期を達成するためクロック周波数を調整するプロ
セス。
注記 関連する動詞として“同期化する”がある。
01.02.17
スクランブル(scrambling)
格納データ又はエラー制御機能の有効性に対するセキュリティ強化のために,データを再配置又は転置
する処理。
01.02.18
読取角度(reading angle)
<光学式読取媒体>走査線の軸を基準としたシンボルの回転角度(JIS X 0522-1参照)。
注記 読取角度にはピッチ角(02.04.28),スキュー角(02.04.27)及びチルト角(02.04.26)の3種類
がある(図1参照)。
01.02.19
反射係数(reflectance factor)
一定の照明下の試料が定められた方向の円すい形内に反射する放射束と,同一条件下で完全拡散反射体
が反射する放射束との比。
注記1 IEC 60050-845の845-04-64を編集。
注記2 自動認識技術では,反射係数を反射率と呼ぶことがある。
――――― [JIS X 0500 pdf 15] ―――――
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JIS X 0500:2020の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 19762:2016(IDT)
JIS X 0500:2020の国際規格 ICS 分類一覧
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.040 : 用語集 > 01.040.35 : 情報技術.事務機械(用語集)