この規格ページの目次
- 4. 定義
- 4.1 バイト
- 4.3 データ交換規格
- 4.4 欠陥セクタ
- 4.5 記述子
- 4.6 FDC
- 4.9 処理システム
- 4.10 初期化
- 4.11 ODC
- 4.12 作成システム
- 4.13 受領システム
- 4.14 セクタ
- 4.15 物理トラック
- 4.16 利用者
- 4.17 固定長レコード
- 4.18 レコード
- 4.19 セグメント
- 4.20 セグメント化レコード
- 4.21 可変長レコード
- 5. 表記方法
- 5.1 10進及び16進の表記方法
- 5.2 他の表記方法
- 5.3 大文字
- 6. ボリューム構造
- 6.1 FDC上のデータの配置
- 6.2 データ領域の配置
- 6.3 システム領域の構成
- JIS X 0605:1997の引用国際規格 ISO 一覧
- JIS X 0605:1997の国際規格 ICS 分類一覧
- JIS X 0605:1997の関連規格と引用規格一覧
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X 0605 : 1997 (ISO/IEC 9293 : 1994)
ISO 8378-3 : 1986 Information processing−Data interchange on 130mm (5,25in) lexible disk
cartridges using modified frequency modulation recording at 7 958 ftprad, 3,8tpmm (96tpi), on
both sides−Part 3 : Track format Bがこの規格と一致している。
JIS X 6213 : 1990 130mmフレキシブルディスクカートリッジのトラックフォーマット−13262磁束
反転/rad
備考 ISO 8630-3 : 1987 Information processing−Data interchangeon 130mm (5,25in) lexible disk
cartridges using modified frequency modulation recording at 13 262 ftprad, on 80 tracks on each
side−Part 3 : Track format B for 80 tracksがこの規格と一致している。
JIS X 6221 : 1987 90mmフレキシブルディスクカートリッジ(7958磁束反転/rad)
備考 ISO 8860-1 : 1987 Information processing−Data interchange on 90mm (3,5in) lexible disk
cartridges using modified frequency modulation recording at 7 958 ftprad, on 80 tracks on each
side−Part 1 : Dimensional, physical and magnetic characteristicsがこの規格と一致している。
JIS X 6222 : 1990 90mmフレキシブルディスクカートリッジのトラックフォーマット−7958磁束反
転/rad
備考 ISO 8860-2 : 1987 Information processing−Data interchange on 90mm (3,5in) lexible disk
cartridges using modified frequency modulation recording at 7 958 ftprad, on 80 tracks on each
side−Part 2 : Track formatがこの規格と一致している。
JIS X 6223 : 1987 90mmフレキシブルディスクカートリッジ(13262/15916磁束反転/rad)
備考 ISO/IEC 9529-1 : 1989 Information processing systems−Data interchange on 90mm (3,5in)
flexible disk cartridges using modified frequency modulation recording at 15 916 ftprad, on 80
tracks on each side−Part 1 : Dimensional, physical and magnetic characteristicsがこの規格と
一致している。
JIS X 6224 : 1995 90mmフレキシブルディスクカートリッジのトラックフォーマット−13262磁束反
転/rad
JIS X 6225 : 1995 90mmフレキシブルディスクカートリッジのトラックフォーマット−15916磁束反
転/rad
備考 ISO/IEC 9529-2 : 1989 Information processing systems−Data interchange on 90mm (3,5 in)
flexible disk cartridges using modified frequency modulation recording at 15 916 ftprad, on 80
tracks on each side−Part 2 : Track formatがこの規格と一致している。
JIS X 6226 : 1992 90mmフレキシブルディスクカートリッジ−31831磁束反転/rad
備考 ISO/IEC 10994 : 1992 Information technology−Data interchange on 90mm flexible disk
cartridges using modified frequency modulation recording at 31 831 ftprad on 80 tracks on each
side−ISO type 303がこの規格と一致している。
JIS X 6227 : 1992 90mmフレキシブルディスクカートリッジ−10メガバイト,セクタサーボ,33157
磁束反転/rad
備考 ISO/IEC 13422 : 1994 Information technology−Data interchange on 90mm Flexible Disk
Cartridges 10 MBytes capacity using sector servo tracking−ISO Type 304がこの規格と一致
している。
JIS X 6228 : 1994 90mmフレキシブルディスクカートリッジ−21メガバイト,セクタサーボ,内周帯
域31831磁束反転/rad,外周帯域47747磁束反転/rad
――――― [JIS X 0605 pdf 6] ―――――
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X 0605 : 1997 (ISO/IEC 9293 : 1994)
備考 ISO/IEC 14169 : 1995 Information technology-90mm flexible disk cartridges for information
interchange-21 MBytes formatted capacity−ISO Type 305がこの規格と一致している。
JIS X 6261 : 1991 130 mm追記形光ディスクカートリッジ
備考 ISO/IEC 9171-1 : 1990 Information technology-130mm optical disk cartridge, write-once, for
information interchange−Part 1 : Unrecorded optical disk cartridge
ISO/IEC 9171-2 : 1990 Information technology-130mm optical disk cartridge, write-once, for
information interchange−Part 2 : Recording formatがこの規格と一致している。
JIS X 6271 : 1991 130mm書換形光ディスクカートリッジ
備考 ISO/IEC 10089 : 1991 Information technology-130mm rewritable optical disk cartridge for
information interchangeがこの規格と一致している。
JIS X 6272 : 1992 90mm書換形及び再生専用光ディスクカートリッジ
備考 ISO/IEC 10090 : 1992 Information technology-90mm optical disk cartridges, rewritable and read
only, for data interchangeがこの規格と一致している。
ISO/IEC 11560 : 1992 Information technology−Information interchange on 130mm optical disk
cartridges using the magneto-optical effect, for write once, read multiple functionality
ISO/IEC 13481 : 1993 Information technology−Data interchange on 130mm optical disk
cartridges−Capacity : 1 gigabyte per cartridge
ISO/IEC 13549 : 1993 Information technology−Data interchange on 130 mm optical disk
cartridges−Capacity : 1, 3 gigabytes per cartridge
ISO/IEC 13842 : 1995 Information technology-130mm optical disk cartridges Capacity : 2 Gbyte
per cartridge−For information interchange
ISO/IEC 13963 : 1994 Information technology−Data interchange on 90 mm optical disk
cartridges−Capacity : 230 megabytes per cartridge
4. 定義
この規格で用いる用語の定義は,次による。
4.1 バイト
(byte) 一単位として取り扱われるビット列。この規格では,1バイトを8ビットとする。
4.2 セクタ中でデータを含む固定長のフィールド。
セクタのデータフィールド (data field of a sector)
4.3 データ交換規格
(data interchange standard) FDCの物理的,磁気的特性,記録方式及びトラックフ
ォーマットを規定する規格。
4.4 欠陥セクタ
(defective sector)正常に読み書きできないセクタ。
4.5 記述子
(descriptor) ボリューム又はファイルの属性を記述したデータの集合。
4.6 FDC
(Flexible Disk Cartridge) フレキシブルディスクカートリッジ。
4.7 情報の集まり。
ファイル (file)
4.8 FDCにセクタの物理的アドレスを設定する制御情報の記録。
フォーマッティング (formatting)
4.9 処理システム
(implementation) 情報処理システムを作成システム,受領システム又はその両方の
システムとして動作させる処理の集合。
一般的処理又は使用する前に,FDCの初期に必要となる記述子の記録。
4.10 初期化
(initialization)
4.11 ODC
(Optical Disk Cartridge) 光ディスクカートリッジ。
4.12 作成システム
(originating system) 他のシステムとのデータ交換のために,FDCにファイルを記録
する情報処理システム。
――――― [JIS X 0605 pdf 7] ―――――
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X 0605 : 1997 (ISO/IEC 9293 : 1994)
4.13 受領システム
(receiving system) データ交換のために,他のシステムによって記録済みのFDCか
らファイルを読み取る情報処理システム。
4.14 セクタ
(sector) ヘッドによって個別にアクセスできるFDC上のトラックの部分。
4.15 物理トラック
(physical track) ディスクの1回転でヘッドがアクセスできるFDC上の部分
4.16 利用者
(user) 処理システムが提供するサービスを要求する人又はその他の実体(応用プログラム
など)。
4.17 固定長レコード
(fixed-length record) 一つのファイルですべてのレコードが同じ長さをもつレコ
ード。
4.18 レコード
(record)情報の一つの単位として取り扱われるデータ。
4.19 セグメント
(segment) レコードの一部。
4.20 セグメント化レコード
(segmented record) 一つのファイルで分離した一つ以上のセグメントによ
って構成するレコード。それぞれのレコードは,異なる長さでもよい。
4.21 可変長レコード
(variable-length record)一つのファイルで異なるレコード長をもち,分離したセグ
メントが存在しないレコード。
5. 表記方法
表記方法は,次による。
5.1 10進及び16進の表記方法
10進数は,0から9の数字で表現する。
16進数は,0から9及びAからFを括弧でくくって表現する。
5.2 他の表記方法
他の表記方法は,次による。
BP : 1から始まる記述子の中のバイト位置
0 : 値が0の単一ビット
1 : 値が1の単一ビット
ip (x) : xの整数部
ceil (x) : xより大きい最小の整数
rem (x, y) : xをyで除した整数除算の剰余。すなわち,rem (x, y) =x−y×ip (x/y)
5.3 大文字
この規格では規定しない。
参考 国際規格では大文字の使用方法が規定されているが,英文特有の表記方法であり,この規格で
は規定しない。
第2章 媒体に対する要求事項
6. ボリューム構造
6.1 FDC上のデータの配置
6.1.1 FDCパラメタ データ交換規格上重要なFDCパラメタを表1に示す。
その値は,附属書Bのとおりとする。
――――― [JIS X 0605 pdf 8] ―――――
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X 0605 : 1997 (ISO/IEC 9293 : 1994)
表1 FDCパラメタ
FDCパラメタ 略号
記録可能な面の数 NOS
面当たりのトラック数 NOT
トラック当たりのセクタ数 SPT
FDC当たりの全セクタ数 TS
セクタのデータ領域のバイト数 SS
6.1.2 物理アドレス 物理アドレスは,面番号,トラック番号及びセクタ番号からなり,各セクタを識別
する。面番号は,0又は1とし,トラック番号は,00から付与する。セクタ番号は,各トラックごとに1
から付与する。
6.1.3 論理セクタ番号 論理セクタ番号は,ボリューム上の各セクタを識別し,物理アドレスと1対1
に対応する。論理セクタ番号は,0面,トラック00,セクタ1から始まり,1面,トラック00(FDCが両
面に記録できる場合),0面,トラック01と続いて0から昇順に付与する。
面番号 (HN),トラック番号 (TN),セクタ番号 (SN),及び論理セクタ番号 (LSN) の関係は,次による。
LSN=SPT× [HN× (NOS×TN) ] +SN−1
SN=rem [{rem [LSN, (SPT×NOS) ], SPT}] +10
LSN
TN ip
SPT NOS
rem LSN, SPT NOS
HN ip
SPT
6.1.4 システム領域とデータ領域 FDCの記録領域は,システム領域とデータ領域とに区分する。
システム領域は,論理セクタ番号0から論理セクタ番号SSA-1までのセクタを占有する。ここで,SSA
は,システム領域のセクタ数とする(6.3.4参照)。システム領域は,FDCの記録形式を規定し,データ領
域の使用状態を記述し,ボリューム上のファイルのディレクトリを提供するための記述子を含む。システ
ム領域には,ファイルを含んではならない。
データ領域は,論理セクタ番号SSAから始まるセクタを占有する。交換を目的とするファイル(以下,
交換用ファイルという。)及び補助の記述子(例えば,サブディレクトリ)は,データ領域に含む。交換を
目的としないファイルを,データに含んでもよい。
6.1.5 ボリューム構造のパラメタ ボリューム構造のパラメタは,システム領域及びデータ領域中の種々
のデータ構造について規定する。データ構造の大きさは,幾つかの数値パラメタによって判別する。この
パラメタを表2に示す。その値は,附属書Bのとおりとする。
表2 ボリューム構造のパラメタ
ボリューム構造のパラメタ 略号
クラスタ当たりのセクタ数 SC
予約セクタ数 RSC
FAT当たりのセクタ数 SF
RDE
ルートディレクトリの項目数
6.2 データ領域の配置
6.2.1 クラスタ データ領域は,クラスタと呼ぶ割り当ての単位で形成する。各クラスタのセクタ数(ク
ラスタ当たりのセクタ数SC)は,同じであり,その数は,2のべき乗(すなわち,1,2,4,8,···)とす
る(附属書B参照)。クラスタのデータは,対応するセクタのデータフィールドに記録する。
――――― [JIS X 0605 pdf 9] ―――――
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X 0605 : 1997 (ISO/IEC 9293 : 1994)
クラスタが複数のセクタをもつ場合,それらのセクタの論理セクタ番号 (LSN) は,連続した昇順とする。
各クラスタは,クラスタ番号 (CN) で識別する。クラスタ番号は,2から始まる昇順の整数とし,論理
セクタ番号がSSAであるセクタを含むクラスタのクラスタ番号を2とする。これに続くクラスタのクラス
タ番号は,次の大きな論理セクタ番号の組をもつセクタ群を含むクラスタに割り当てる。
データ領域の全セクタ数がSCの倍数でない場合,残りのセクタは,使用してはならない。
各クラスタの先頭のセクタの論理セクタ番号は,次の式による。
LSN= [(CN−2) ×SC] +SSA
ここに, LSN : 論理セクタ番号
CN : クラスタ番号
SC : クラスタ当たりのセクタ数
SSA : システム領域のセクタ数(6.3.4参照)
6.2.2 クラスタの状態 クラスタの状態は,次のいずれかとする。
− 割当て済み
− 空き
− 欠陥
各クラスタの状態は,システム領域のファイル割当て表 (FAT) に表示する。
6.2.2.1 割当て済みクラスタ 割当て済みクラスタは,FATで識別する。同一のファイルに割り当てられ
ているクラスタは,連続したクラスタ番号をもつ必要はない。
6.2.2.2 空きクラスタ 空きクラスタは,FATで識別し,連続したクラスタ番号をもつ必要はない。その
クラスタの内容は,交換時には無視する。
6.2.2.3 欠陥クラスタ 一つ以上の欠陥セクタを含むクラスタは,FATの中で欠陥クラスタとして識別し,
その欠陥クラスタの内容は,交換時には無視する。
6.3 システム領域の構成
システム領域は,FDC記述子,システム用の部分,ルートディレクトリ及び
二重化したファイル割当て表 (FAT) を含まなければならない。
6.3.1 FDC記述子及びシステム用の部分 論理セクタ番号0のセクタは,FDC記述子及びシステム用空
間を含む。
FDC記述子は,FDCパラメタ,FDC記述子を記録したシステムの識別子,及びボリューム構造のパラ
メタに関する情報を含む。
これに続く論理セクタ番号をもつセクタは,システム用に確保してもよい。これらのセクタは,交換時
には無視する。システム用に確保したセクタ数 (RSC) には,論理セクタ番号0のセクタを含む(附属書B
参照)。
6.3.2 ファイル割当て表 (FAT) FATは,フォーマット識別子及びFDCのデータ領域の各クラスタに対
応する項目を含まなければならない。これらの項目は,2から始まる連続した番号とし,その項目番号は,
対応するクラスタのクラスタ番号と同一とする。
FATの各項目は,対応するクラスタの状態を示す。FATの項目は,各ファイルに割り当てられているク
ラスタの集まりを識別するために使用する。附属書Dは,FATの例を示す。
FAT当たりのセクタ数 (SF) は,データ領域のクラスタの数に依存する(附属書B参照)。
FATは,システム領域に記録する。二重化されたFATの1番目のFATは,論理セクタ番号がRSCであ
るセクタから記録し,2番目のFATは,1番目のFATの直後のセクタから記録しなければならない。
――――― [JIS X 0605 pdf 10] ―――――
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JIS X 0605:1997の国際規格 ICS 分類一覧
JIS X 0605:1997の関連規格と引用規格一覧
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