JIS X 0605:1997 情報交換用ディスクカートリッジのボリューム及びファイル構成 | ページ 8

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X 0605 : 1997 (ISO/IEC 9293 : 1994)
したがって,クラスタ番号と論理セクタ番号との関係は,附属書D表1のようになる。
附属書D表1 番号の関係
クラスタ番号(10進数) 論理セクタ番号
002 12, 13
011 30, 31
024 56, 57
009 26, 27
D.3.4 物理アドレス空間 論理セクタ番号を物理アドレスに変換するには,論理セクタ番号を9(トラック
当たりのセクタ数)と2(記録可能な面の数)で割る。そのときの商がトラック番号,余りを更に9で割
り,そのときの商が面番号,余りに1を加えたものがセクタ番号である(附属書D表2参照)。他のFDC
形式に対しては,9と2の値をトラック当たりのセクタ数と記録可能な面の数に置き換えなければならな
い。
附属書D表2 アドレスの関係
論理セクタ番号 物理アドレス
面 トラック セクタ
30 1 01 4
31 1 01 5
56 0 03 3
57 0 03 4
26 0 01 9
27 1 01 1
クラスタ009は,FDCの二つの面で論理セクタ番号26及び27に割り当てる。
D.3.5 アドレス配置例の概要
附属書D表3 アドレスの配置例
レコード 14 58 912 1316 1718 *
クラスタ番号 001 001 024 024 009 009
クラスタのセクタ 1 2 1 2 1 2
論理セクタ番号 30 31 56 57 26 27
物理 面 1 1 0 0 0 1
アド トラック 01 01 03 03 01 01
レス セクタ 4 5 3 4 9 1
* クラスタ番号009の二番目のセクタは,このファイルの拡張に使用できる。

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X 0605 : 1997 (ISO/IEC 9293 : 1994)
附属書E(参考) 略号の索引
BP バイト位置
CN クラスタ番号
HN 面番号
FAT ファイル割当て表
FDC フレキシブルディスクカートリッジ
LSN 論理セクタ番号
MDU 測定データ単位
NOS 記録可能な面の数
NOT 面当たりのトラック数
ODC 光ディスクカートリッジ
RCW レコード制御語
RDE ルートディレクトリの項目数
RSC 予約セクタ数
SC クラスタ当たりのセクタ数
SCW セグメント制御語
SF FAT当たりのセクタ数
SN セクタ番号
SPT トラック当たりのセクタ数
SS セクタのデータ部のバイト数
SSA システム領域内のセクタ数
TN トラック番号
TS FDC当たりの全セクタ数

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X 0605 : 1997 (ISO/IEC 9293 : 1994)
附属書F(参考) パーシャルROM
ISO/IEC 10090は,光磁気ディスク全面に記録再生領域をもつ媒体,一部にエンボス(再生専用)をも
つ媒体及び全面にエンボス領域をもつ媒体について規定する。
部分エンボス光媒体(パーシャルROM)は,媒体の低アドレス部に記録再生領域をもち,高アドレス
部に再生専用セクタをもっている。この附属書は,この規格のボリュームとファイルパーシャルROM光
磁気媒体の適用方法について記述する。
ISO/IEC 10090は,システム情報を記録する記録再生可能な領域,及び製造段階で記録されたシステム
情報の原始データを記録する再生専用領域が設けられる。システム情報の記録は,附属書F図1及び次に
よる。
− システム情報(FDC記述子,FAT及びルートディレクトリ)は,記録再生領域の最低アドレスのセク
タ (LSN=0) に記録する。
− システム情報の原始データは,その他のデータを記録する外側のセクタ領域に媒体製造時成型し,媒
体を初期化又は記録再生時に記録再生領域に指定の位置にコピーする。
− 他の情報は,記録再生領域の指定位置に媒体製造時に成型又は記録時にコピーする。
− コピー情報は,媒体の最後の2セクタ(又は3セクタ以上)に記録したITB(情報転換ブロック)に
記録することが望ましい(附属書F図1参照)。
附属書F図1 パーシャルROMの論理構成

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X 0605 : 1997 (ISO/IEC 9293 : 1994)
F.1 情報転換ブロック (ITB) TBは,媒体のLSNMAX及びLSNMIN-1の最後の2セクタに配置する。及び
LSNMAX-1は,同じを冗長にコピーする。
2セクタ以上必要のとき,LSNMAX-2とLSNMAX-3,LSNMAX-4とLSNMAX-5などに配置する。
附属書F図2 ITBの構成

――――― [JIS X 0605 pdf 39] ―――――

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X 0605 : 1997 (ISO/IEC 9293 : 1994)

情報交換用ディスクカートリッジのボリュームとファイル構成

                       フレキシブルディスクJIS原案作成専門委員会 構成表
氏名 所属(敬省略・順不同)
(委員長) 富 田 正 典 日本システムインテグレーション株式会社
(幹事) 林 田 俊 夫 富士通株式会社
広 知 利 彦 株式会社イーアールシー
(委員) 中 島 郁 志 ソニー株式会社
大 石 完 一 パルステック株式会社
早 川 雄 一 日本電気株式会社
長谷川 正 三菱電機株式会社
高 波 修 一 株式会社ワイ・イー・データ
瀬 尾 雄 三 三菱化学株式会社
千 葉 健 一 富士通株式会社
柴 田 不二夫 TDK株式会社
中 村 眞 和 株式会社日立情報システムズ
村 山 邦 樹 ティアック株式会社
荒 木 学 日本ユニシス株式会社
菊 池 紀 彦 松下通信工業株式会社
平 川 卓 富士写真フィルム株式会社
松 本 冨士雄 日立マクセル株式会社
磯 崎 眞 コニカ株式会社
松 永 荘 一 通商産業省機械情報産業局
兼 谷 明 男 工業技術院
嶋 津 泰 治 工業技術院
(事務局) 東 條 善 義 社団法人日本電子工業振興協会
内 山 誠 作 社団法人日本電子工業振興協会

JIS X 0605:1997の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 9293:1994(IDT)

JIS X 0605:1997の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 0605:1997の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称