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JIS X 25012:2013 規格概要
この規格 X25012は、コンピュータシステム内の構造化された様式で保有されたデータに対する,一般的なデータ品質モデルを規定。
JISX25012 規格全文情報
- 規格番号
- JIS X25012
- 規格名称
- ソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)―データ品質モデル
- 規格名称英語訳
- Software engineering -- Software product Quality Requirements and Evaluation (SQuaRE) -- Data quality model
- 制定年月日
- 2013年6月20日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO/IEC 25012:2008(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 35.080
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ソフトウェア 2020
- 改訂:履歴
- 2013-06-20 制定日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS X 25012:2013 PDF [17]
X 25012 : 2013 (ISO/IEC 25012 : 2008)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[3]
- 2 適合性・・・・[4]
- 3 引用規格・・・・[4]
- 4 用語及び定義・・・・[4]
- 5 データ品質・・・・[6]
- 5.1 概要・・・・[6]
- 5.2 データ品質モデル・・・・[6]
- 5.3 データ品質特性・・・・[7]
- 附属書A(参考)JIS X 25000からの用語及び定義・・・・[13]
- 参考文献・・・・[15]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS X 25012 pdf 1] ―――――
X 25012 : 2013 (ISO/IEC 25012 : 2008)
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS X 25012 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
X 25012 : 2013
(ISO/IEC 25012 : 2008)
ソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)−データ品質モデル
Software engineering-Software product Quality Requirements and Evaluation (SQuaRE)-Data quality model
序文
この規格は,2008年に第1版として発行されたISO/IEC 25012を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
コンピュータシステムで取り扱うデータ及び情報の量は,世界的に増加している。データ品質は,それ
らのデータから導出される情報の品質及び有用さの重要な構成要素であり,多くの事業プロセスは,デー
タの品質に依存している。
全ての情報技術プロジェクトに共通な必要前提条件は,コンピュータシステムと利用者との間及びコン
ピュータシステム同士の間で,やり取りし,処理し,使用するデータの品質である。
データの品質を管理し,向上させることは,次の理由から重要である。
− データ生成プロセスの品質が分からない組織,又は品質が劣っている組織からのデータの獲得
− 不満足な情報,使用できない結果及び顧客の不満を生み出す不完全なデータの存在
− 様々な所有者及び利用者のところにあるといったデータの散乱 : 一つの組織の作業の流れのニーズに
従って獲得されたデータは,首尾一貫し,統合された構想は,相互運用性及び共有利用を確実にする
ために必要である。
− 処理対象データ自体に意味的曖昧性があるために,又はこのデータと他の既存の共通に関係するデー
タとの間に一貫性が欠如しているために,即座に再利用できないデータを処理するニーズ
− 過去の経緯を継承した基本設計概念及びコンピュータシステムと,異なる時期に,異なる標準に従っ
て,設計され実現された分散システムとの共存
− 頻繁なデータ交換及び統合が特別の課題となる,(WWWのような)情報システムの存在
この規格で規定されたデータ品質モデルは,データライフサイクルが多くの場合,ソフトウェアライフ
サイクルより長いことを考慮して,これらのニーズを満たすことを意図している。例えば,次のことを実
施するために使用される。
− データの生成プロセス,取得プロセス及び統合プロセスにおいてデータ品質要求事項を定義し,評価
するため。
− データの品質保証基準を識別するため。これらは,また,データのリエンジニアリング,総合評価及
び改善にとって有益である。
− データの標準適合性を法律及び/又は要求事項で評価するため。
データに起因するエラー又は効率の劣化の検出は,データ及びデータが内在するシステムの他の構成要
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X 25012 : 2013 (ISO/IEC 25012 : 2008)
素,例えば,次の構成要素に関する,増強及び是正処置を引き起こす。
− データ(例えば,再設計,構造の解析,不適切なデータの削除,データの増強,変換,整合化)
− ソフトウェア(例えば,一貫性を制御するためのソースプログラムの修正)
− ハードウェア(例えば,応答時間を改善するためのコンピュータシステムのアップグレード)
− 人間系の業務プロセス(例えば,データ入力処理のエラーを避けるための利用者教育,データを管理
する会計処理の改善)
この規格で規定したデータ品質モデルは,図1(JIS X 25000から引用し変更した。)に示すSQuaREシ
リーズの他の規格とともに使用することを意図している。
ISO/IEC 2501n
品質モデル部門
ISO/IEC 2503n ISO/IEC 2500n ISO/IEC 2504n
品質要求部門 品質管理部門 品質評価部門
ISO/IEC 2502n
品質測定部門
ISO/IEC 25050ISO/IEC 25099 SQuaRE拡張部門
図1−SQuaREシリーズ規格の構成
SQuaREモデルの“各部門”には,次のものがある。
− ISO/IEC 2500n 品質管理部門 この部門の規格は,SQuaREシリーズの,他の全ての規格から参照さ
れる共通モデル,用語及び定義を規定する。規格を特定の応用事例に適用する場合の参照経路(SQuaRE
シリーズ全体の手引)及び高水準の実際的な提案は,全ての種別の利用者への手助けを提供する。こ
の部門は,ソフトウェア製品の品質要求事項の仕様及び評価の管理に責任のある支援機能のための要
求事項及び手引も提供する。
− ISO/IEC 2501n 品質モデル部門 この部門の規格は,内部ソフトウェア品質,外部ソフトウェア品
質及び利用時のソフトウェア品質のための品質特性を含む詳細な品質モデルを提供する。さらに,内
部ソフトウェア品質特性及び外部ソフトウェア品質特性は,品質副特性に分解される。また,品質モ
デルの実際的な利用のための手引も提供する。
− ISO/IEC 2502n 品質測定(measurement)部門 この部門の規格は,ソフトウェア製品の品質測定
(measurement)の参照モデル,品質測定量(measures)の数学的な定義及び適用のための実際的な手
引を含む。提供する測定量(measures)は,内部ソフトウェア品質,外部ソフトウェア品質及び利用
時のソフトウェア品質に適用する。後に続く品質測定量(measures)のための基礎となる品質測定
(measurement)の要素を定義し提供する。
− ISO/IEC 2503n 品質要求部門 この部門の規格は,品質要求事項の仕様化に役立つ。これらの品質
要求事項は,開発するソフトウェア製品の品質要求事項の導出又は評価プロセスのための入力として
利用することができる。要求定義プロセスは,JIS X 0170に定義された技術プロセスに対応付けられ
る。
− ISO/IEC 2504n 品質評価部門 この部門の規格は,評価者,取得者又は開発者が実施するかどうか,
――――― [JIS X 25012 pdf 4] ―――――
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X 25012 : 2013 (ISO/IEC 25012 : 2008)
ソフトウェア製品評価のための要求事項,推奨事項及び手引を提供する。評価モジュールとして測定
量(measure)の文書化のための支援も提供する。
− ISO/IEC 25050ISO/IEC 25099 SQuaRE拡張部門 この部門の規格は,特定の応用範囲を取り扱う
ソフトウェア製品品質の規格,標準仕様書(TS)及び/又は標準報告書(TR)を含むように指定さ
れている。また,一つ以上のSQuaRE規格を補完するために利用できるソフトウェア製品品質の規格,
標準仕様書及び/又は標準報告書を含むように指定されている。
1 適用範囲
この規格は,コンピュータシステム内の構造化された様式で保有されたデータに対する,一般的なデー
タ品質モデルを規定する。
この規格は,コンピュータシステムの一部としてのデータの品質に焦点を当て,人及びシステムが使用
する対象データに対する品質特性を規定している。
対象データとは,モデルを通して解析し妥当性確認をすることを組織が決定したデータのことをいう。
一方,対象外データという用語は,次の二つの場合をいう。一つ目は,オペレーティングシステムによっ
て取り扱われるデータのような永続性のないデータのことをいう。二つ目は,規格の適用範囲内にあるデ
ータであるかもしれないが,組織が規格を適用しないことを選択したデータをいう。
図2に,一般のシステムの構造を図示する。システムは,複数の情報システムを含み,情報システムの
それぞれが,一つ以上のコンピュータシステムを含むことができる。
データ品質モデル
システム
通信 人間系の事業
情報システム
システム
コンピュータシステム
コンピュータ ソフトウェア 対象データ 対象外データ
機械システム
ハードウェア
図2−データ品質モデルの対象領域
この規格は,データ品質要求事項を確定し,データ品質測定量を定義し,データ品質評価を計画し実施
するために,SQuaREシリーズの他の規格とともに使用することができる。
データ品質要求事項及びデータ品質測定量は,5.2に示すデータ品質特性を使って分類することができ,
他のコンピュータシステムの構成要素とは無関係にデータを解析するために,評価プロセスで使用するこ
――――― [JIS X 25012 pdf 5] ―――――
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JIS X 25012:2013の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 25012:2008(IDT)
JIS X 25012:2013の国際規格 ICS 分類一覧
JIS X 25012:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX25000:2017
- システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)―SQuaREの指針