JIS X 25040:2014 システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)―評価プロセス | ページ 3

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X 25040 : 2014 (ISO/IEC 25040 : 2011)
4.39
測定する(動詞)[measure(verb)]
測定を行う。
(JIS X 0133-1:1999)
4.40
測定(measurement)
測定量の値を決定するという目的をもった操作の集合。
(JIS X 0141:2009)
注記1 International vocabulary of basic and general terms in metrology, 1993を編集。
注記2 測定には,ソースプログラム言語(ADA,C,COBOLなど)の定性的な分類の割当てを含め
ることができる。
4.41
測定の関数(measurement function)
複数の基本測定量を結合するために実行するアルゴリズム又は計算。
(JIS X 0141:2009)
4.42
測定方法(measurement method)
明示された尺度に関して属性を定量化するために使用する一連の操作の論理的な順序を一般的に記述し
たもの。
(JIS X 0141:2009)
注記 International vocabulary of basic and general terms in metrology, 1993を編集。
4.43
測定手続(measurement procedure)
与えられた方法に従って,ある特定の測定を実施するときに使う具体的に記述した操作の集合。
(JIS X 0141:2009)
注記 International vocabulary of basic and general terms in metrology, 1993の定義を編集。
4.44
測定プロセス(measurement process)
プロジェクト全体又は組織における測定の仕組みの中でソフトウェア測定を確立,計画,実行及び評価
するためのプロセス。
注記 JIS X 0141:2009を編集。
4.45
観測(observation)
基本測定量に対する値を得るために測定手続を適用する実現例(JIS X 0141:2009)。
4.46
運用操作者(operator)
システムを運用する個人又は組織。
注記 JIS X 0160:2012を編集。
4.47
プロセス(process)

――――― [JIS X 25040 pdf 11] ―――――

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X 25040 : 2014 (ISO/IEC 25040 : 2011)
インプットをアウトプットに変換するために資源を利用する,アクティビティの組合せ。
注記 JIS Q 9000:2006を編集。
4.48
利用時の品質(測定量)[quality in use (measure)]
特定の利用者が使用する製品が,特定の利用の状況において,有効性,生産性,安全性及び満足性に関
して特定の目標を達成するための利用者のニーズを満たす度合い。
4.49
品質測定量要素(quality measure elements)
ソフトウェア品質測定量を構成するために用いられる測定量で,基本測定量又は導出測定量のいずれか
である。
注記 ある実体のソフトウェア品質特性又は品質副特性は,ソフトウェア品質測定量を計算した結果
から導出される。
4.50
品質モデル(quality model)
品質要求事項の明示及び品質評価に対する枠組みを提供する特性の定義された集合及び特性間の関係の
集合。
4.51
評定(rating)
測定値を適切な評定水準に対応付ける行為で,特定の品質特性に対して,ソフトウェア製品に関連する
評定水準を決定するために使用される。
4.52
評定水準(rating level)
順序尺度上の点のことで,測定尺度を分類するために使用される。
注記1 評定水準は,明示的ニーズ又は暗黙のニーズに基づいて,ソフトウェア製品を分類(評定)
することを可能にする。
注記2 適切な評定水準は,例えば,利用者,管理者又は開発者のような,品質についての異なる視
点に関係付けてもよい。
4.53
要求事項(requirements)
何かを達成又は実現して欲しいということを把握されたニーズの表現。
注記 要求事項は,契約の一部として明記してもよいし,また,消費者向けソフトウェアのような不
特定の利用者のために製品を開発する場合のように,開発組織が明記してもよい。また,利用
者が比較及び選択する目的で製品を評価する場合のように,より一般化してもよい。
4.54
尺度(scale)
連続的若しくは離散的な値の順序集合又は分類の集合で,それに属性を対応付けるもの。
(JIS X 0141:2009)
注記 International vocabulary of basic and general terms in metrology, 1993を編集。
例 尺度の種別の例を次に示す。
− 分類した結果の集合に対応する名義尺度

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X 25040 : 2014 (ISO/IEC 25040 : 2011)
− 尺度上の点の順序付けられた結果の集合に対応する順序尺度
− 等間隔の尺度上の点で順序付けられた結果に対応する間隔尺度
− 等間隔の尺度上の点をもつだけでなく,絶対値ゼロ(原点のゼロ値)を保有する比尺度
測定量として,定性的データを扱う場合には,名義尺度又は順序尺度を使用し,定量的データ
を扱う場合には,間隔尺度及び比尺度を使用する。
4.55
ソフトウェア製品(software product)
計算機プログラム,手続並びにその関連する文書及びデータを含めたまとまり。
(JIS X 0160:2012)
注記1 製品には,中間製品及び開発者,保守者などの利用者に向けた製品を含む。
注記2 SQuaREシリーズでは,ソフトウェア品質は,ソフトウェア製品品質と同じ意味をもつ。
4.56
ソフトウェア製品評価(software product evaluation)
明示された手続に従って,ソフトウェア製品の一つ以上の特性の総合評価を作りだすことからなる技術
的な操作。
4.57
ソフトウェア品質(software quality)
明示された条件で利用する場合に,ソフトウェア製品が明示的ニーズ及び暗黙のニーズを満たす度合い。
注記1 この定義は,JIS Q 9000:2006の品質定義とは異なる。その主な理由は,ソフトウェア品質の
定義が明示的なニーズ及び暗黙のニーズを満足することに言及しているのに対して,JIS Q
9000の品質定義は要求事項の満足に言及している。
注記2 JIS X 25000:2010の定義を“の度合い”と言い換えて編集。
4.58
ソフトウェア品質特性(software quality characteristic)
ソフトウェア品質に影響を及ぼすソフトウェア品質属性の分類。
注記 ソフトウェア品質特性は,複数の階層の品質副特性及び最終的にはソフトウェア品質属性に精
緻化することができる。
4.59
ソフトウェア品質評価(software quality evaluation)
ソフトウェア製品が明示的なニーズ及び暗黙のニーズを満たすことができる度合いの体系的な審査。
4.60
利用時のソフトウェア品質(software quality in use)
特定の利用者が,特定の利用の状況において,有効性,生産性,安全性及び満足性に関する特定の目標
を達成できるためのソフトウェア製品の能力。
注記1 製品を引き渡す前,試験環境で,意図した利用者,目標及び利用状況のために,利用時の品
質を明示し測定することができる。利用時は,実際の利用者,目標及び利用状況のために,
利用時の品質を測定できる。利用者の実際のニーズが要求事項に見込まれたニーズと同じで
ないかもしれないので,実際の利用時の品質は,試験環境で早期に測定した利用時の品質と
異なるかもしれない。
注記2 JIS X 25010:2013で定義する品質モデルでは,ソフトウェアだけでなく,システムも含めて

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X 25040 : 2014 (ISO/IEC 25040 : 2011)
利用時の品質を定義している。
4.61
ソフトウェア品質測定量(software quality measure)
ソフトウェア品質の内部測定量,ソフトウェア品質の外部測定量又は利用時のソフトウェア品質測定量。
注記1 ソフトウェア品質の内部測定量,ソフトウェア品質の外部測定量又は利用時のソフトウェア
品質測定量は,JIS X 25010の品質モデルに記述されている。
注記2 JIS X 25010:2013で定義する品質モデルでは,ソフトウェアだけでなく,システムも含めて
利用時の品質を定義している。
4.62
利害関係者(stakeholder)
システムに,権利,持分,若しくは請求権をもっている関係者,又は,ニーズ及び期待に合致する特性
をシステムがもつことに,権利,持分,若しくは請求権をもっている関係者。
注記1 JIS X 0170:2013を編集。
注記2 利害関係者には,エンドユーザ,エンドユーザの組織,支援者,開発者,製作者,教育訓練
者,保守者,廃棄者,取得者,供給者組織及び規制団体を含むが,これだけには限定されな
い。
4.63
供給者(supplier)
契約の条項に従って,システム,ソフトウェア製品又はソフトウェアサービスの供給について,取得者
と契約を結ぶ個人又は組織。
注記 JIS X 0160:2012を編集。
4.64
システム(system)
一つ以上の明記された目的を達成するために組織された相互に作用する要素の組合せ。
注記1 システムは,それが提供する製品又はサービスとみなしてもよい。
注記2 実際には,その意味の解釈は,例えば,航空機システムのような複合名詞の使用によってし
ばしば明確にされる。別の表現として,システムという言葉を使わずに,文脈が明らかな場
合は,例えば,“航空機システム”を“航空機”という用語に置き換えることができる。この
場合は,システムという捉え方の観点が曖昧になる。
(JIS X 0170:2013)
4.65
プロセスの対象(target of process)
測定プロセス又は評価プロセスが適用される,ソフトウェア製品,又はソフトウェア製品によって実行
されるタスク。
4.66
測定の単位(unit of measurement)
取決め又は慣習に従って定義し採用した特別の量で,同じ種類の他の量をそれと比較することによって,
その量の相対的な大きさを表現するためのもの。
(JIS X 0141:2009)
注記 International vocabulary of basic and general terms in metrology, 1993の定義を編集。

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X 25040 : 2014 (ISO/IEC 25040 : 2011)
4.67
利用者(user)
利用中,システムと対話するか,又はシステムから利益を得る個人又はグループ。
注記 利用者には,運用操作者,ソフトウェアがもたらす結果の受取者,又はソフトウェアの開発者
若しくは保守者を含めてもよい。
4.68
妥当性確認(validation)
客観的な証拠を提示することによって,特定の意図された用途又は適用に関する要求事項が満たされて
いることを確認すること。
注記1 “妥当性確認済み”という用語は,妥当性確認が済んでいる状態を表すために用いられる。
(JIS Q 9000:2006)
注記2 設計及び開発において,妥当性確認は,利用者のニーズへの適合性を決定するために製品を
検査するプロセスに関係している。
注記3 妥当性確認は,通常は,定義された運用条件の下で最終製品に対して実施される。妥当性確
認は,初期段階で必要としてもよい。
注記4 意図された用途がいろいろある場合は,多様な妥当性確認を実施してもよい。
4.69
値(value)
測定することによって,ある実体がもつ属性に割り当てられた数値又は分類。
4.70
検証(verification)
客観的な証拠を提示することによって,明示された要求事項が満たされていることを確認すること。
注記1 “検証済み”という用語は,検証が済んでいる状態を表すために用いられる。
(JIS Q 9000:2006)
注記2 設計及び開発において,検証は,所定の活動に対する明示された要求事項との適合性を定め
るために所定の活動の結果を検査するプロセスに関係している。

――――― [JIS X 25040 pdf 15] ―――――

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JIS X 25040:2014の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 25040:2011(IDT)

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