JIS X 3006-1:2004 データベース言語 SQLマルチメディア及び適用業務パッケージ 第1部:枠組

JIS X 3006-1:2004 規格概要

この規格 X3006-1は、JIS X 3006規格郡の他の二つ以上の部で共通の,それらの概念,表記法及び規約を定義する。特に,各当該分野に適合するユーザ定義型,及びそれらの振る舞いを定義するために,他の部の中でJIS X 3005を用いる方法を規定。

JISX3006-1 規格全文情報

規格番号
JIS X3006-1 
規格名称
データベース言語 SQLマルチメディア及び適用業務パッケージ 第1部 : 枠組
規格名称英語訳
Information technology -- Database languages -- SQL multimedia and application packages -- Part 1:Framework
制定年月日
2003年2月20日
最新改正日
2015年10月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO/IEC 13249-1:2002(IDT)
国際規格分類

ICS

35.060
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2003-02-20 制定日, 2004-09-20 改正日, 2009-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS X 3006-1:2004 PDF [14]
                                                            X 3006-1 : 2004 (ISO/IEC 13249-1 : 2002)

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日
本工業規格である。
これによって,JIS X 3006-1:2000は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO/IEC 13249-1:2002,Information
technology ― Database languages ― SQL multimedia and application packages ― Part 1:Frameworkを基礎と
して用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。主務大臣及び日本工業標準調査会は,
このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登
録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS X 3006-1には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考)ISO/IEC JTC 1 正式手続
附属書1(参考)ISO/IEC 13249-1:2002
JIS X 3006の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS X 3006-1 データベース言語 SQLマルチメディア及び適用業務パッケージ 第1部:枠組
JIS X 3006-2 データベース言語 SQLマルチメディア及び適用業務パッケージ 第2部:フルテキスト
JIS X 3006-3 データベース言語 SQLマルチメディア及び適用業務パッケージ 第3部:空間情報
JIS X 3006-5 データベース言語 SQLマルチメディア及び適用業務パッケージ 第5部:静止画像
JIS X 3006-6 データベース言語 SQLマルチメディア及び適用業務パッケージ 第6部:データ発掘

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS X 3006-1 pdf 1] ―――――

X 3006-1 : 2004 (ISO/IEC 13249-1 : 2002)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 用語及び定義・・・・[2]
  •  3.1 JIS X 3005で規定された定義・・・・[2]
  •  3.2 この規格で規定する定義・・・・[3]
  •  3.3 JIS X 3006規格群の他の部で規定する定義・・・・[3]
  •  4. 概念・・・・[3]
  •  4.1 JIS X 3005で規定された概念・・・・[3]
  •  4.2 データの通有種類に対する要件・・・・[4]
  •  4.3 JIS X 3005の利用・・・・[4]
  •  4.3.1 利用者定義型及びルーチン・・・・[4]
  •  4.3.2 情報スキーマ及び定義スキーマ・・・・[5]
  •  4.4 JIS X 3006規格群の処理系・・・・[5]
  •  4.5 JIS X 3006規格群の利用・・・・[5]
  •  5. JIS X 3006 規格群の部・・・・[6]
  •  5.1 第1部: 枠組 (SQL/MM Framework)・・・・[6]
  •  5.2 第2部: フルテキスト(SQL/MM Full-Text)・・・・[6]
  •  5.3 第3部: 空間情報 (SQL/MM Spatial)・・・・[6]
  •  5.4 第5部: 静止画像 (SQL/MM Still Image)・・・・[6]
  •  5.5 第6部: データ発掘 (SQL/MM Data Mining)・・・・[6]
  •  6. 他の部で用いる表記法及び規約・・・・[6]
  •  6.1 表記法・・・・[6]
  •  6.2 規約・・・・[6]
  •  6.2.1 箇条構造・・・・[6]
  •  6.2.2 規定の構成・・・・[7]
  •  6.2.3 データ型,属性及びSQL呼出しルーチンの識別子・・・・[7]
  •  6.2.4 パラメタの識別子・・・・[7]
  •  6.2.5 メタ変数・・・・[7]
  •  6.2.6 記号・・・・[7]
  •  6.2.7 例外・・・・[7]
  •  6.2.8 状態コード・・・・[8]
  •  7. 処理系の要件・・・・[8]
  •  7.1 スキーマ・・・・[8]
  •  7.2 利用者定義型のUSAGE権限・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS X 3006-1 pdf 2] ―――――

                                                            X 3006-1 : 2004 (ISO/IEC 13249-1 : 2002)
  •  7.3 利用者定義型のUNDER権限・・・・[8]
  •  7.4 ルーチンのEXECUTE権限・・・・[8]
  •  8. 適合性・・・・[9]
  •  8.1 処理系・・・・[9]
  •  8.2 他の規格との関係・・・・[9]
  •  8.3 適合性の主張・・・・[9]
  •  8.4 拡張及び選択機能・・・・[9]
  •  附属書A(参考) SO/IEC JTC 1 正式手続 10附属書1(参考)ISO/IEC 13249-1:2002・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS X 3006-1 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
X 3006-1 : 2004
(ISO/IEC 13249-1 : 2002)

データベース言語SQLマルチメディア及び適用業務パッケージ第1部:枠組

Information technology ― Database languages― SQL multimedia and application packages ―Part 1:Framework

序文

 この規格は,2002年に第2版として発行されたISO/IEC 13249-1:2002,Information technology ―
Database languages ― SQL multimedia and application packages ― Part 1:Frameworkを翻訳し,技術的内容及
び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。1.8.の本体すべてについては,原国際
規格の同項目を全文翻訳し,附属書A. (参考)については,原国際規格の同項目の内容を引用するものとし
た。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

1. 適用範囲

 JIS X 3006規格群は,マルチメディア及び他の当該分野中で利用されるいろいろな種類の
データがSQLデータベース中に格納され,操作されることを可能にするために,それらのデータに共通の
通有データ型のパッケージを定義する。 各当該分野のパッケージは,JIS X 3006規格群の一つの部として
定義される。その部の“1. 適用範囲”は,その当該分野を定義する。
この規格は,JIS X 3006規格群の他の二つ以上の部で共通の,それらの概念,表記法及び規約を定義す
る。特に,各当該分野に適合するユーザ定義型,及び,それらの振る舞いを定義するために,他の部の中
でJIS X 3005を用いる方法を規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修
正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO/IEC 13249-1:2002,Information technology ― Database languages ― SQL multimedia and
application packages ― Part 1:Framework (IDT)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発効年(又は発行年)を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの
規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年(又は発行年)を付
記していない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS X 3005-1: 2002 データベース言語SQL 第1部:枠組(SQL/Framework)
備考 ISO/IEC 9075-1:1999 Information technology ― Database languages ― SQL ― Part

――――― [JIS X 3006-1 pdf 4] ―――――

2
X 3006-1 : 2004 (ISO/IEC 13249-1 : 2002)
1:Framework (SQL/Framework)が,この規格と一致している。
JIS X 3005-2: 2002 データベース言語SQL 第2部:基本機能(SQL/Foundation)
備考 ISO/IEC 9075-2:1999 Information technology ― Database languages ― SQL ― Part
2:Foundation (SQL/Foundation)が,この規格と一致している。
JIS X 3005-4: 2002 データベース言語SQL 第4部:永続格納モジュール(SQL/PSM)
備考 ISO/IEC 9075-4:1999 Information technology ― Database languages ― SQL ― Part
4:Persistent Stored Modules (SQL/PSM)が,この規格と一致している。

3. 用語及び定義

3.1 JIS X 3005で規定された定義

 JIS X 3005中で定義された次の用語をこの規格又はJIS X 3006規格
群の他の部で用いる。
a) 代入(assignment)
b) 属性(attribute)
c) 基数(cardinality)
d) 翻訳単位(compilation unit)
e) 構成関数(constructor function)
f) データ型(data type)
g) 宣言型(declared type)
h) 定義スキーマ(definition schema)
i) 記述子(descriptor)
j) 外部ルーチン(external routine)
k) 識別子(identifier)
l) 処理系定義(implementation-defined)
m) 処理系依存(implementation-dependent)
n) 情報スキーマ(information schema)
o) (値の)実現値[instance (of a value) ]
p) 変異関数(mutator function)
q) ナル値(null value)
r) 観測関数(observer function)
s) 行(row)
t) 並び(sequence)
u) (SQL呼出しルーチンの)署名[signature (of a SQL-invoked routine) ]
v) QL環境(SQL-environment)
w) QL処理系(SQL-implementation)
x) QL呼出しメソッド(SQL-invoked method)
y) QL呼出しルーチン(SQL-invoked routine)
z) QLルーチン(SQL routine)
aa) 下位型(subtype)
bb) 上位型(supertype)
cc) 表(table)

――――― [JIS X 3006-1 pdf 5] ―――――

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JIS X 3006-1:2004の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 13249-1:2002(IDT)

JIS X 3006-1:2004の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 3006-1:2004の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称