JIS X 4151:1992 文書記述言語SGML | ページ 37

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X 4151-1992
<!SHORTREF docmap −−一般的使用のための対応表−−
”&#RS;&#RE;” ptag −−空行は<p>−−
” qtag −−”は<q>−−>
<!USEMAP docmap %doctype;>
<!SHORTREF qmap −−引用された句に対する対応表−−
” qetag −−”は<q>−−>
<!USEMAP qmap q>
<!SHORTREF ixmap −−索引項目に対する対応表−−
”&#RE;” endtag −−記録終了は</>−−>
<!USEMAP ixmap ix>
この文書型宣言に対する容量計算は,次のとおりとする。
文の732文字で宣言された23個の実体。
696個のモデルつづり及び13個の名前をもつ8個の例外群で宣言された78個の要素型群。
23個の群要素及び省略時値文の80文字で宣言された39個の属性。
指定された0個の識別子及び0個の識別子参照
0個の文字をもつ0個のデータ内容記法
3個の宣言された短縮参照対応表
必す(須)の8 644個の容量指標(許容値35 000の24%)
備考 この文書型宣言において,注釈の部分はISO 646で規定する図形文字を使用するべきであるが,
読者の理解を助けるため,ここではJIS X 0208に従った漢字,仮名などを使用した。
2. コンピュータグラフィクスメタファイル コンピュータグラフィクスのプログラムによって生成され
たピクチャは,参考6図12及び参考6図13で規定した手法によってSGML文書に含むことができる。
規定された記法は,コンピュータグラフイクスメタファイル (CGM) の符号化である。SGML区切り子
はこのようなファイル内に存在できるが,SGML構文解析系によって解析されないように,内容参照と結
合させることが望ましい。それは,置換可能文字データの中で認識される区切り子を含んでいないことを
検査及び確認されている場合か,又は実体参照に対する区切り子に変換する前処理済みの場合にだけ安全
にSGML実体に混合させることができる。
ピクチャ要素は,位置付け又はそれを参照するための属性を含まないことに注意されたい。その要素は,
書式付き文書,又ははり込む挿絵のための空白の枠と類似しており(1.の文書型定義の “artwork” 要素の
ように),通常それが取り扱われるのと同じ論理文書の位置に割り当てられる。その要素を何処かに移動し
たり,枠を付けたり,それを参照できるように識別子を付けるためには,ピクチャ要素の本体にそれを含
む必要がある。
図形に対する要素宣言がファイル “graph.c.etd” にある場合,次の宣言は文書 “general” の図の中にグラ
フィクスメタファイルを入れることを可能にする。
<!DOCTYPE general PUBLIC “ISO 8879-1986//DTD General Document//EN” [
<!ENTITY % ps.elem ”graphic|xmp|lq|lines|tbl|address|artwork”>
<!ENTITY % graphic SYSTEM ”graphic-etd”>
%graphic;
]>

――――― [JIS X 4151 pdf 181] ―――――

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参考6図12 グラフィクスメタファイル属性(2の1) : 符号化及び視点
<!NOTATION cgmchar PUBLIC
”ISO 8632/2//NOTATION Character encoding//EN”>
<!NOTATION cgmclear PUBLIC
”ISO 8632/4//NOTATION Clear text encoding//EN”>
<!ELEMENT graphic −O RCDATA>
<!ATTLIST graphic
−− 名前 値 省略時値−−
file ENTITY #CONREF
−−メタファイルを含む外部実体
特に指定されていなければ,メタファイルは,要素の構文内容とする。
−−
coding NOTATION (cgmclear|cgmchar) gmclear
−−メタファイルが外部ファイルでないときは,データ内容記法。
記法は,実体宣言で指定されているので,メタファイルが外部ファイルの場合は無視
する。
−−
picnum NUMBER 1
−−メタファイルがピクチャを一つ以上含むときピクチャの連続番号
−−
x0 CDATA−−左下の角−− #IMPLIED
x1 CDATA #IMPLIED
y0 CDATA−−右上の角−− #IMPLIED
y1 CDATA #IMPLIED
−−ピクチャに対する表示域の座標であり仮想装置座標内にある
(書式−n.nEnで表される実数)。省略時値は,VDC領域に関連し
た数値である。
−−
参考6図13 グラフィクスメタファイル属性(2の2) : 寸法及び角度
sizex NMTOKEN #IMPLIED
sizey NMTOKEN #IMPLIED
−−sizex若しくはsizey,又は両方を指定できる(この宣言の現れるDTDによって支援されて
いる単位において;sizexに対して,見出し語 ”textsize” は,前の文に設定された幅である
ことを意味する。)。
どちらか一方だけが指定されているときは,scaling,alignx,及びaligny属性は,縮尺は,
必然的に統一されているものとみなされるので無視される。
−−
scaling (uniform|nonunif) uniform
alignx (left|center|right) center

――――― [JIS X 4151 pdf 182] ―――――

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aligny (top|middle|bottom) middle
−−sizex及びsizeyの両方が指定されており,更に縮尺が非統一であるときは,alignx及びaligny
は,実際のx及びyは指定されたsizex及びsizeyと同じであるとして無視される。さもな
くば,現実のx及びyは一方が指定された寸法と同じになり他方が指定された寸法より小
さくなる。alignx又はaligny属性は,その指定された寸法より小さいものに適合する。
−−
−−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−−
−−次の表は,寸法,縮尺及び整列属性の間の関係を要約する。
SizeX SizeY Scaling AlignX AlignY
(yes) (no)
(no) (yes)
(yes) (yes) nonunif
(yes) (yes) uniform if x=SizeX if y=SizeY−−
−−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−−
orient (0|90|180|270)
−−回転の角度(単位は,度とする)。−−
>
備考 SGMLで使用するCGMのテキストに,JIS X 0208を使用する場合には,G1集合へ指示して,
列10-15へ呼び出すのがよい。
3. 装置独立の符号拡張 SGML文書は,JIS X 0202の符号拡張方法を用いることによって複数の図形文
字符号を含むことができる。更に,これらの方法は,SGML実体参照及び装置独立性を満たすための短縮
参照及び符号拡張だけでは不可能な符号依存部分を補足する。
符号拡張の背後にある基本的な原則は,ビット組合せが一つ以上の文字(その文字は制御文字及びそれ
に先行するエスケープシーケンスに依存する。)を表すことができるということである。SGMLで符号拡
張を使用するときは,拡張符号,拡張文字及び区切り子を混同しないように,SGML実体の中で符号拡張
制御文字を可能にする必要がある。
備考 ここでは,SGMLを用いてJIS X 0202を例示することだけを意図しており,すべての技術の組
合せ及びそれらに対して必要な完全な設計を示さない。読者は,JIS X 0202,ISO 4873及びISO
6937についての知識があるものと仮定する。
3.1 符号拡張横構 マーク抑止が使用されないとき,区切り子との混同を避けるために,使用者の努力
及び解析負担を最小にすることが要求されるような機構では,すべての図形マーク文字をG0集合の中に
おく。G0集合は,符号表の左側に呼び出され,その符号構成は次の(1)(3)のとおりとする。
(1) 1集合が常に8ビットの符号表の右に呼び出される場合は,G1集合の文字符号は,指示エスケープ
シーケンスによって,必要に応じて換えることができる。ただし,ロッキングシフトは,使用しない。
(2) 1集合,G2集合及びG3集合の三つ以上の追加集合が必要な場合は,G1集合,G2集合及びG3集合
文字符号は適当にエスケープシーケンスを指示することによって換え,ロッキングシフトによって8
ビットの符号表の右側に呼び出すことができる。
(3) シングルシフトによって7又は8ビットの符号表の左側に1文字呼び出す場合は,G2及びG3集合の
文字。G2集合及びG3集合の文字符号は必要に応じて換えることができる。8ビット符号構成では,

――――― [JIS X 4151 pdf 183] ―――――

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この方法では,他の二つの拡張方法のいずれかと組み合わせることができる。
この符号拡張方法を使用する場合,多符号基本具象構文を置き換える機能マーク文字識別パラメタを参
考6図14に示す。
参考6図14 装置独立の多符号具象構文のための機能マーク文字
FUNCTION RE 13
RS 10
SPACE 32
TAB SPACECAHR 9
−−図形文字符号拡張のための機能−−
−−マークは,使用中に認識される−−
ESC FUNCHAR 27 −−符号拡張−−
LSO FUNCHAR 15 −−ロッキングシフト0−−
−−(G0集合を列27へ呼び出し固定する。)−−
−−LS1R,LS2R及びLS3Rの,−−
−−呼出しシーケンスもある。 −−
SS2 FUNCHAR 142 −−シングルシフト2
(G2集合の1字を列27へ呼び出す。)−−
SS3 FUNCHAR 143 −−シングルシフト3
(G3集合の1字を列27へ呼び出す。)−−
3.1.1 区切り子誤認の回避 ISO 4873に適合するG1集合だけに符号拡張が行われている場合,区切り子
誤認の可能性はない。他の符号拡張方法では,誤認の可能性が高くなるが,実現者及び,(又は)使用者が
次のとおりに注意を払えば,それを避けることができる。
(1) 短縮参照及び実体参照を含むすべてのマークは,G0集合を列27に呼び出して行う。
(2) もし実体が追加文字集合にシフトしたなら,左に呼び出したG0集合に(実体がシフトに影響を与え
ることを意図していない限り)戻さなければならない。
(3) シフト機能(例えば,指示シーケンス及びアナウンサシーケンス)以外のエスケープシーケンスは注
釈宣言の中に入れる。
com区切り子文字列には非シフトエスケープシーケンスのいずれの中にも現れないものを割り当てる。
例えば,規格参照区切り子を用いて,5文字までのすべての公開エスケープシーケンス,及び3文字まで
の非公開エスケープシーケンスは,区切り子誤認の可能性がなく注釈宣言の中に入れることができる。
非シフトエスケープシーケンスも混成された内容に入れることができる。しかしそれらが次に説明する
ように認識可能な区切り子文字列を含まない場合,又は短縮参照が誤認を起こさないように定義されてい
る場合に限る。
(4) シフト機能の中にある文字列は,短縮参照が誤認を避けるように定義されていない限り,CON認識モ
ードで認識される区切り子機能に割り当ててはならない。
例えば,規格参照区切り子集合において,右中括弧,チルダ及び縦棒は,短縮参照区切り子である
が,G2及びG3集合が使用されるとき,必要なLS1R,LS2R及びLS3Rシフトシーケンスに見いださ
れる。それらが短縮参照区切り子であれば,それらを単に実体に対応付けないことによって簡単に無
効にすることができる。しかしもしそれらが必要であるなら,実体に対応付けされていない短縮参照

――――― [JIS X 4151 pdf 184] ―――――

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になるようにLS2Rシーケンス及びLS3Rシーケンスを定義することによって有効な状態に保つこと
ができる。
次に示す引数は,SGML宣言の短縮参照区切り子引数に付加するものである。
SHORTREF SGMLREF
−−ESCが前にあるとき,単一文字SHORTREFの−−
−−誤認を避けるためにSHORTREFを追加する−−
”&#ESC;&#124;” −−LS3Rは,SHORTREF”&#124;” を含む。−−
”&#ESC;&#125;” −−LS2Rは,SHORTREF”&#125;” を含む。−−
”&#ESC;&#126;” −−LS1Rは,SHORTREF”&#126;” を含む。−−
備考 対応国際規格では, “|”,“}” 及び “” で表記してあったがJISでは,&#124;,&#125;及
び&#126;のように符号値で示した。
長い区切り子文字列は,常に(長い区切り子が何にも対応付けられていない短縮参照である
ときでさえ)それに含まれる短いものに優先して認識されるので,図形文字縦棒及び右中括弧
と誤認されやすい符号は,シフトシーケンスにあるとき,区切り子として間違って認識されな
い。
(5) もしシングルシフトが使われるときは,CONモード認識される区切り子列の最初の文字のビット組合
せに続くSS2又はSS3から成るシーケンスを,前述の方法で,区切り子の誤認を避けるように定義し
なければならない。
規格参照区切り子集合では,影響を受ける文字は,アンバーサンド (&#38;),小記号 (&#60;),右大
括弧 (&#93;),斜線 (&#47;),及び図形文字で始まる短縮参照区切り子の最初の文字である。
3.1.2 装置及び符号依存の排除 JIS X 0202の符号拡張方法を使用しているSGML文書は,同じ機構を
使用している他のシステム又は装置に対して送信することができる。このような場合においては,参考5
の3.1に記述した具象構文を使用することができ,ここに記述されている手法は必要ない。しかしながら,
SGML文書が送信されたすべてのシステム又は装置がJIS X 0202の符号拡張方法のすべてを支援している
わけではない。例えば,多くの体裁及び写植プログラムでは,エスケープシーケンス及びシフトを用いた
符号拡張によって作成された文書を完成するため,指定された字体交換及び位置付け命令が必す(須)と
なる。
出力からの独立性を達成するために,通常のSGMLの手法では,G0集合及び構文参照文字集合のいず
れにもない文字に対しても実体参照を使用する。実体名が一定のまま残されている間,その定義は参考5
の4.で説明した方法で出力システムに依存して変化する。そこで定義された公開実体集合は,この目的の
ために使用することができる。それらは特にISO 6937で規定されている現在の文字符号に対する実体名を
含む。
符号拡張を文書作成のために使用するときは,補足集合文字が短縮参照として定義され,かつ適切な実
体に対応付けることができるとき,実体参照を入力する負荷を大いに軽減することができる。しかしなが
ら,このような手法は,文字が短縮参照を認識しない内容の中,例えば文字データ要素,マーク指定区域,
又はマーク認識が機能文字で抑制されている所にあるとき使用不可能である。

――――― [JIS X 4151 pdf 185] ―――――

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JIS X 4151:1992の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 8879:1986(MOD)
  • ISO 8879:1986/AMENDMENT 1(MOD)

JIS X 4151:1992の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 4151:1992の関連規格と引用規格一覧