JIS X 5101:1982 データ回線終端装置とデータ端末装置とのインタフェース(25ピンインタフェース) | ページ 2

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X 5101-1982
4. ピン配列 各相互接続回路のピン配列は,使用するDCEの種別に応じて表1のとおりとする。
表1 ピン配列
相互接続回路番号
音声帯域回線用DCE ディジタルデータ回線用DCE
公衆電話網用
DCE種別 200/300 1200 2400/4800 200/300/1200 2400/4800
及びテレック
ビット/秒 ビット/秒 /9600 ビット/秒 /9600
ス用自動呼出
非同期DCE 非同期DCE ビット/秒 非同期DCE ビット/秒
装置
ピン番号 同期DCE 同期DCE
1 (4) (4) (4) (4) (4) (4)
2 103 103 103 103 103 211
3 104 104 104 104 104 205
4 105 105 105 105 105 202
5 106 106 106 106 106 210
6 107 107 107 107 107 213
7 102 102 102 102 102 201
8 109 109 109 109 109 F
9 N N N N N N
10 N N N N N N
11 126 N N(7) F F F
12 F 122 122 F F F
13 F 121 121 F F 204
14 F 118 118 F F 206
15 F (5) 114 F 114 207
16 F 119 119 F F 208
17 F (5) 115 F 115 209
18 141 141 141 N N F
19 F 120 120 F F F
20 108(6) 108(6) 108(6) 108(6) 108(6) F
21 140 140 140(8) N N F
22 125 125 125 125 125 203
23 N 111 111 N N N
24 N N 113 N F N
25 142 142 142 142 142 F
(参考)
V.26, V.26bis,
DCEの基本仕様 V.25
V.21 V.23 V.27, V.27bis, X.20bis X.21bis
を規定している S.16
V.27ter, V.29
CCITT勧告
F : 将来国際標準として新しい相互接続回路に使用するため,留保したピン。
N : 将来国内で新しい相互接続回路に使用するため,留保したピン。
注(4) ピン1は,保安用接地又はシールドされた接続用ケーブルのシールドの接続用として使用することができる。
(5) 同期式DTEが接続できるDCEでは,ピン15は回路114に,ピン17は回路115に使用する。
(6) 回路108/1又は回路108/2として使用する。
(7) 回路136として使用する場合がある。
(8) 回路110として使用する場合がある。
備考 : 相互接続回路番号は,表2の回路番号と同じである。

――――― [JIS X 5101 pdf 6] ―――――

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5. 相互接続回路 分界線における相互接続回路の種類及び動作条件は,次のとおりとする。また,相互
接続回路一覧表を表2に示す。
表2 相互接続回路一覧表
相互接続 信号方向
相互接続回路名称 略号
回路番号 DCEへ DCEから
102 信号用接地又は共通帰線 SG − −
103 送信データ SD ○
104 受信データ RD ○
105 送信要求 RS ○
106 送信可 CS ○
107 データセットレディ DR ○
108/1 データセット線路接続 CDL ○
108/2 データ端末レディ ER ○
109 データチャネル受信キャリア検出 CD ○
110 データ信号品質検出 SQD ○
111 データ信号速度選択 SRS ○
113 送信信号エレメントタイミング (DTE) ST1 ○
114 送信信号エレメントタイミング (DCE) ST2 ○
115 受信信号エレメントタイミング (DCE) RT ○
118 バックワードチャネル送信データ BSD ○
119 バックワードチャネル受信データ BRD ○
120 バックワードチャネル送信要求 BRS ○
121 バックワードチャネル送信可 BCS ○
122 バックワードチャネル受信キャリア検出 BCD ○
125 被呼表示 CI ○
126 送信周波数選択 SSF ○
136 ニューシグナル NS ○
140 ループバック/保守試験 RLB ○
141 近端ループバック LLB ○
142 試験表示 TI ○
201 信号用接地又は共通帰線 SG − −
202 起呼要求 CRQ ○
203 データラインビジー DLO ○
204 相手局接続完了 DSC ○
205 呼放棄 ACL ○
206 数字信号 (20) DS1 ○
207 数字信号 (21) DS2 ○
208 数字信号 (22) DS4 ○
209 数字信号 (23) DS8 ○
210 次数字要求 PND ○
211 数字表示 DPR ○
213 電源表示 PI ○
参考 : 相互接続回路番号は,CCITT勧告の回路番号と同じである。
5.1 100シリーズ−一般用
5.1.1 回路102−信号用接地又は共通帰線 この回路は,すべての相互接続回路に対して共通の基準電位
を与える。また,この回路は,装置内で一点にまとめ,必要に応じてこの点をストラップ線によって装置
の内部で保安用接地と接続又は切離しができること。

――――― [JIS X 5101 pdf 7] ―――――

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5.1.2 回路103−送信データ回路(信号方向 : DCEへ) DTEからの送信データ信号は,線路を通して
相手側へ伝送されるために,この回路を経由してDCEへ送られる。
DTEは,次の4回路のすべてがオンになるまで,この回路にデータを送信してはならない。また,4回
路のすべてがオン状態になっている場合,この回路に転送されたデータは,すべてDCEによって送信され
なければならない。
(a) 回路105 : 送信要求
(b) 回路106 : 送信可
(c) 回路107 : データセットレディ
(d) 回路108/1又は回路108/2 : データセット線路接続又はデータ端末レディ
5.1.3 回路104−受信データ回路(信号方向 : DCEから) 相手側から送られてくるデータ信号は,DCE
で受信され,この回路を通ってDTEへ転送される。
5.1.4 回路105−送信要求回路(信号方向 : DCEへ) この回路は,DCEの送信機能を制御する。この
回路をオン状態にするとDCEは送信状態となり,回路107(データセットレディ)がオンであれば,回路
状態の調整(等化,同期,極性保持の解放など)に必要な線路信号の伝送が可能となる。
この回路のオン状態は,DTEが送信を要求している間及び回路103(送信データ)にデータを転送して
いる間,保持しなければならない。この回路がオフ状態の場合,DCEは回路103に転送されていたすべて
のデータの送信が完了した後,非送信状態となる。
この回路をいったんオフにすると,回路106(送信可)がオフになるまで再びオンにしてはならない。
5.1.5 回路106−送信可回路(信号方向 : DCEから) この回路は,DCEがデータを送信できる状態に
あるかどうかを示す。この回路のオン状態はDCEがデータを送信できることを示し,オフ状態はDCEが
データを送信できない状態にあることを示す。
この回路のオン及びオフ状態は,回路105(送信要求)のオン及びオフ状態に応動する。
5.1.6 回路107−データセットレディ回路(信号方向 : DCEから) この回路は,DCEが動作できるか
どうかを示す。この回路のオン状態は,DCEが線路に接続されてあり,データの伝送を開始するために
DTEとの間で制御信号の授受を行う準備ができていることを示す。
この回路のオフ状態は,DCEが動作準備未了であることを示す。ただし,この場合,回路125(被呼表
示)は動作可能とする。
5.1.7 回路108/1(9)−データセット線路接続回路(信号方向 : DCEへ) この回路は,DCEの線路への
接続又は線路からの切替えを制御する。
この回路のオン状態によって,DCEは他の相互接続回路の状態とは無関係に線路に接続される。
この回路がオフ状態の場合,回路103(送信データ)と回路118(バックワードチャネル送信データ)の
両者又は片方に転送されていたデータの送信が完了した後,DCEは線路から切り離される。ただし,この
場合,回路125(被呼表示)は,動作可能とする。
5.1.8 回路108/2(9)−データ端末レディ回路(信号方向 : DCEへ) この回路は,DCEの線路への,又
は線路からの切替えを制御する。
この回路のオン状態は,DTEの動作準備ができていることを示す。呼に対して自動応答するDCEは,
着呼信号とこの回路のオン状態に応じて線路に接続される。
DTEは,データの授受の準備完了後,この回路をオン状態にすることができる。
この回路がオフ状態の場合,DCEは,回路103(送信データ)と回路118(バックワードチャネル送信
データ)の両方又は片方に転送されていたデータの送信が完了した後,線路から切り離される。ただし,

――――― [JIS X 5101 pdf 8] ―――――

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この場合,回路125(被呼表示)は,動作可能とする。
注(9) CE内において,回路108/1による動作か,回路108/2による動作かの選定のための布線の選択
が準備されている。
5.1.9 回路109−データチャネル受信キャリア検出回路(信号方向 : DCEから) この回路は,線路か
らの受信信号が所定の範囲に入っているかどうかを示す。
この回路のオン状態は,受信信号が所定の範囲に入っていることを示し,オフ状態は,受信信号が所定
の範囲に入っていないことを示す。
5.1.10 回路110−データ信号品質検出回路(信号方向 : DCEから) この回路は,線路からの受信データ
に誤りが発生した可能性があるかどうかを示す。
この回路のオン状態は,誤りが発生した可能性がないことを示し,オフ状態は,誤りが発生した可能性
があることを示す。
5.1.11 回路111−データ信号速度選択回路(信号方向 : DCEへ)(DTEで発生) この回路は,二つのデ
ータ信号速度を持つ同期式DCEでそのうちの一つの信号速度を選定するため,又は二つのデータ信号速度
範囲をもつ非同期式DCEでそのうちの一つの信号速度範囲を選定するために用いる。
この回路のオン状態は高い方の速度又は速度範囲を選定し,オフ状態は低い方の速度又は速度範囲を選
定する。
5.1.12 回路113−送信信号エレメントタイミング回路(信号方向 : DCEへ)(DTEで発生) この回路は,
DCEに信号エレメントタイミングを与える。この回路の状態は,公称的には等間隔のオンとオフであり,
オンからオフへの変換点が回路103(送信データ)の各信号エレメントの中央を示す(図7参照)。
この回路のタイミング信号が送信タイミングとしてDCEで用いられる場合,DTEはタイミング信号を
発生できる間,常にこの回路を通して送信タイミングを送らなければならない。タイミング信号を送れな
い間は,この回路はオフ状態に保持されなければならない。
送信エレメントタイミング信号には,この回路113と回路114があるが,両方同時に使用されることは
ない。
5.1.13 回路114−送信信号エレメントタイミング回路(信号方向 : DCEから)(DCEで発生) この回路
は,DTEに信号エレメントタイミングを与える。この回路の状態は,公称的には等間隔のオンとオフとす
る。DTEは回路103(送信データ)に対して,回路114のオフからオンへの変換点に,信号の変換点が公
称的に現れるようデータ信号を送出する(図8参照)。
送信タイミングとしてこの回路のタイミング信号を用いる場合,DCEはタイミング信号を発生できる間,
常にこの回路を通して送信タイミングを送らなければならない。タイミング信号が送られていない間は,
この回路114はオフ状態に保持されなければならない。
送信信号エレメントタイミング回路には,回路113とこの回路114があるが,両方同時に使用されるこ
とはない。
5.1.14 回路115−受信信号エレメントタイミング回路(信号方向 : DCEから)(DCEで発生) この回路
は,DTEに信号エレメントタイミングを与える。この回路の状態は,公称的には等間隔のオンとオフであ
り,オンからオフへの変換点が回路104(受信データ)の各信号エレメントの中央を示す(図9参照)。
この回路115のタイミング信号は,DCEがタイミング信号を発生できる間,常にこの回路を通して受信
タイミングを送らなければならない。タイミング信号が送られない間は,回路115はオフ状態に保持され
なければならない。

――――― [JIS X 5101 pdf 9] ―――――

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図7 送信信号エレメントタイミング(回路113)と送信データ(回路103)
図8 送信信号エレメントタイミング(回路114)と送信データ(回路103)
図9 受信信号エレメントタイミング(回路115)と受信データ(回路104)
5.1.15 回路118−バックワードチャネル送信データ回路(信号方向 : DCEへ) この回路は,バックワー
ドチャネルを通してデータを送るということを除いては,回路103(送信データ)と同じとする。
5.1.16 回路119−バックワードチャネル受信データ回路(信号方向 : DCEから) この回路は,バックワ
ードチャネルでデータを受信するということを除いては,回路104(受信データ)と同じとする。
5.1.17 回路120−バックワードチャネル送信要求回路(信号方向 : DCEへ) この回路は,DCEのバッ
クワードチャネルの送信機能を制御する。この回路をオン状態にすると,DCEのバックワードチャネルは
送信状態になり,オフ状態にするとDCEは回路118(バックワードチャネル送信データ)に転送されてい
たすべてのデータの送信が完了した後,バックワードチャネルを非送信状態にする。
この回路のオン状態は,DTEが送信を要求している間及び回路118(バックワードチャネル送信データ)
にデータを転送している間,保持されなければならない。また,この回路をいったんオフにすると,回路
121(バックワードチャネル送信可)がオフになるまで,再びオンにしてはならない。
5.1.18 回路121−バックワードチャネル送信可回路(信号方向 : DCEから) この回路は,DCEがバッ
クワードチャネルにデータを送信できる状態にあるかどうかを示す。
この回路のオン状態はDCEがバックワードチャネルにデータを送信できることを示し,オフ状態はデー
タを送信できないことを示す。
5.1.19 回路122−バックワードチャネル受信キャリア検出回路(信号方向 : DCEから) この回路は,
バックワードチャネルの線路からの受信信号が所定の範囲に入っているかどうかを示す。
この回路のオン状態はバックワードチャネルの受信信号が所定の範囲に入っていることを示し,オフ状
態は受信信号が所定の範囲に入っていないことを示す。

――――― [JIS X 5101 pdf 10] ―――――

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JIS X 5101:1982の国際規格 ICS 分類一覧