JIS X 5102:1982 データ回線終端装置とデータ端末装置とのインタフェース(15ピンインタフェース) | ページ 2

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X 5102-1982
表2 相互接続回路一覧表
相互接続 相互接続回路名称 信号方向
回路記号 DCEへ DCEから
G 信号用接地 又は 共通帰線(方向性なし)
Ga DTE共通帰線 ○
Gb DCE共通帰線 ○
T 送信 ○
R 受信 ○
C 制御 ○
I 表示 ○
S 信号エレメントタイミング ○
参考 相互接続回路記号は,CCITT勧告の回路記号と同じで
ある。
5.1 回路G−信号用接地又は共通帰線 この回路は,集積回路によるはん(汎)用の不平衡及び平衡複
流相互接続回路に対して直流基準電位を与える。また,この回路は,DCE内で1点にまとめ,必要に応じ
てこの点をストラップ線によって装置の内部で保安用接地と接続又は切離しができること。
5.2 回路Ga−DTE共通帰線 この回路は,DTE回路の共通帰線に接続され,DCE内の集積回路による
はん(汎)用不平衡複流相互接続回路の受信器の基準電位として使用する。
5.3 回路Gb−DCE共通帰線 この回路は,DCE回路の共通帰線に接続され,DTE内の集積回路による
はん(汎)用不平衡複流相互接続回路の受信器の基準電位として使用する。
5.4 回路T−送信回路(信号方向 : DCEへ) データ転送フェーズにおいて,DTEからの送信データ信
号は,線路を通して相手側へ伝送するために,この回路を経由してDCEへ送られる。また,呼設定及びそ
の他の呼制御フェーズにおいて,DTEからの呼制御信号もこの回路を経由してDCEへ送られる。
5.5 回路R−受信回路(信号方向 : DCEから) データ転送フェーズにおいて,相手側から送ってくる
データ信号は,DCEで受信され,この回路を通ってDTEへ転送される。また,呼設定及び呼制御フェー
ズにおいて,相手側から送られてくる呼制御信号も,DCEで受信され,この回路を通ってDTEに転送さ
れる。
5.6 回路C−制御回路(信号方向 : DCEへ) この回路は,特定の信号処理のために,DCEを制御する。
データ転送フェーズでは,この回路は,オン状態に保持されなければならない。呼制御フェーズにおいて
は,この回路の状態は,インタフェースの手順の特性に従わなければならない。
5.7 回路I−表示回路(信号方向 : DCEから) この回路は,DTEに呼制御過程の状態を表示する。こ
の回路のオン状態は回路R(受信データ)上の信号に相手側DTEからの情報が含まれていることを意味し,
オフ状態は回路R(受信データ)上のビット列によって定義される制御信号状態を意味する。
5.8 回路S−信号エレメントタイミング回路(信号方向 : DCEから) この回路は,DTEに信号エレメ
ントタイミング情報を与える。この回路の状態は,公称的には等間隔のオンとオフとする。
DTEは,回路T(送信データ)に対しては2進信号を,回路C(制御)に対しては状態信号を,この回
路のオフからオンヘの変換点に,各信号の変換点が公称的に現れるように送出する。
DCEは,回路R(受信データ)に対しては2進信号を,回路I(表示)に対しては状態信号を,この回
路Sのオフからオンヘの変換点に,各信号の変換点が公称的に現れるように送出する。
DCEは,タイミング源がこの情報を発生することができる限り,常にインタフェースを介して,この回
路S上に信号エレメントタイミング情報を転送しなければならない。

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6. 電気的特性
6.1 不平衡複流相互接続回路の電気的特性 相互接続点における電気的特性は,次のとおりとする。
6.1.1 相互接続回路 相互接続回路は,図7に示すとおりとする。
図7 相互接続回路
6.1.2 信号発生器のインピーダンス A点とC点における信号発生器のインピーダンスは,50 坎 下とす
る。
6.1.3 受信器のインピーダンス A′点とB′点における受信器のインピーダンスは,100 坎 上とする。
6.1.4 信号発生器の開放回路電圧 信号発生器の開放回路電圧の大きさは,A点とC点との間を3 900
純抵抗によって終端した状態で,4V以上かつ6V以下とする。
6.1.5 信号電圧 信号発生器の信号電圧の大きさは,A点とC点との間を450 抵抗により終端した状
態で,開放回路電圧の90%以上とする。
6.1.6 受信器の開放回路電圧 A′点とB′点における受信器の開放回路電圧の大きさは,3V以下とす
る。
6.1.7 受信器入力電圧と電流 受信器の入力電流の大きさは,C′点とB′点とを短絡しC′点とA′点
との間に大きさ3Vの電圧を印加した状態で,31.5mA以下とする。また,C′点とA′点とを短絡した状
態におけるC′点とB′点の入力電圧に対する入力電流も同様とする。
6.1.8 信号の識別 受信器は,B′点に対するA′点の電圧が+0.3V以上か,−0.3V以下かによって表3
のとおり識別しなければならない。
表3 信号の識別
電圧 データ信号 タイミング及び制御信号
+0.3V 以上 0 オン
−0.3V 以下 1 オフ
6.2 平衡複流相互接続回路の電気的特性 相互接続点における電気的特性は,次のとおりとする。

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6.2.1 相互接続回路 相互接続回路は,図8に示すとおりとする。
図8 相互接続回路
6.2.2 信号発生器のインピーダンス A点とB点における信号発生器のインピーダンスは,100 坎 下と
する。
6.2.3 受信器のインピーダンス A′点とB′点における受信器のインピーダンスは,100 坎 上とする。
6.2.4 信号発生器の開放回路電圧 信号発生器の開放回路電圧の大きさは,A点とB点との間を3900
純抵抗によって終端した状態で,6V以下とする。また,A点とC点及びB点とC点との間の開放回路電
圧の大きさも同様とする。
6.2.5 信号電圧 信号発生器の信号電圧の大きさは,A点とB点との間を100 抵抗によって終端した
状態で,2V以上かつ信号発生器開放回路電圧の50%以上とする。
6.2.6 信号発生器の対地電圧の算術平均 A点とB点との間を100 抵抗によって終端した状態で,C
点に対するA点及びB点の電圧の算術平均は3V以下とする。
6.2.7 受信器の開放回路電圧 A′点とB′点における受信器の開放回路電圧の大きさは,3V以下とす
る。
6.2.8 受信器入力電圧と電流 受信器の入力電流の大きさは,C′点とB′点を短絡しC′点とA′点と
の間に大きさ3Vの電圧を印加した状態で,31.5mA以下とする。また,C′点とA′点とを短絡した状態
におけるC′点とB′点の入力電圧に対する入力電流も同様とする。
6.2.9 信号の識別 受信器は,B′点に対するA′点の電圧が+0.3V以上か,-0.3V以下かによって,表
4のとおり識別しなければならない。
表4 信号の識別
電圧 データ信号 タイミング及び制御信号
+0.3V 以上 0 オン
−0.3V 以下 1 オフ

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附属書 相互接続回路の相互接続方法
1. 適用範囲 この附属書は,データ回線終端装置 (DCE) とデータ端末装置 (DTE) の相互接続回路の形
式に応じた相互接続方法を規定する。
2. 相互接続方法 DCE及びDTEの相互接続回路は,平衡形,不平衡形及び平衡/不平衡混在形の形式
のいずれかを使用する。これら相互接続回路の形式の組合せに応じた相互接続方法を回路T, R及びGを例
にとり,附属書図15に示す。
なお,図中の相互接続回路の形式の記号は本文表1で使用している記号と,また,相互接続回路の記号 (A,
B, C) は本文の図7及び図8で使用している記号と同一とする。
附属書図1 相互接続回路の形式が,DTE, DCEともに不平衡 (U1) の場合の相互接続

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附属書図2 相互接続回路の形式が,DTEは平衡形 (B), DCEは不平衡形 (U) の場合の相互接続
附属書図3 相互接続回路の形式が,DTEは不平衡形 (U), DCEは平衡形 (B) の場合の相互接続

――――― [JIS X 5102 pdf 10] ―――――

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