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X 5211 : 2015 (ISO/IEC 18092 : 2013)
CMD1 CMD2 バイト 1
“D5” “0B” [DID]
図40−RLSRESの構造
12.7.2.2.1 RLSRESバイトの定義
CMD1 : “D5”に設定しなければならない。
CMD2 (RLSRES) : RLSRESバイトは,ターゲットの解放応答命令を意味する。このバイトの値は“0B”
でなければならない。
バイト1 (DID) : DIDは,RLSREQ命令で定義されたものと同じでなければならない。
12.7.2.3 RLSREQ及びRLSRESの取扱方法
12.7.2.3.1 イニシエータ規定
イニシエータがRLSREQを送り,有効なRLSRESを受け取れば,ターゲットは,完全に解放されてい
る。イニシエータは,初期状態へ戻ってもよい。
12.7.2.3.2 ターゲット規定
ターゲットは,RLSREQを受信し,そのRLSRESを送信すると,初期状態へ戻らなければならない。
――――― [JIS X 5211 pdf 41] ―――――
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X 5211 : 2015 (ISO/IEC 18092 : 2013)
附属書A
(規定)
CRC計算
A.1 fc/128における能動及び受動通信モードのCRC
フレームCRCは,パリティビット,S,E及びCRC自身を除くフレームに含まれる全データビットから
なるk個のデータビットの関数でなければならない。データは,バイト符号化されるので,ビットkの数
は,8の倍数にしなければならない。誤り検出のために,そのバイトの後及びEの前,標準フレーム中で
二つのCRCバイトが送信されなければならない。CRCは,次の式で計算しなければならない。初期値は
“6363”とし,レジスタの内容を計算後に反転してはならない。
G(x) x16+x12+x5+1
fc/128における能動及び受動通信モードのCRC計算の例を,A.2に示す。
A.2 fc/128におけるCRC計算例
この例は,説明を目的としており,物理的層に存在するビットパターンを示している。fc/128のデータ
伝送速度を選択した場合の符号化の受動通信モードの実装の確認も兼ねている。
符号化及び復号のプロセスは,適切な帰還ゲートで構成される16段巡回シフトレジスタによって実現し
てもよい。ITU-T勧告(ITU-T V.41,Code-independent error-control system)の附属書I,図I-1/V.41及び図
I-2/V.41によれば,レジスタのフリップフロップは,“FF1”“FF16”と付番されなければならない。“FF1”
は,データがシフトインする最も下位のフリップフロップでなければならない。“FF16”は,データがシ
フトアウトする最も上位のフリップフロップでなければならない。表A.1は,レジスタの初期値を示す。
表A.1−値“6363”による16段シフトレジスタの初期値
FF1 FF2 FF3 FF4 FF5 FF6 FF7 FF8 FF9 FF10 FF11 FF12 FF13 FF14 FF15 FF16
0 1 1 0 0 0 1 1 0 1 1 0 0 0 1 1
したがって,“FF1”がmsbに,“FF16”がlsbに該当する。
標準フレームによって伝送されるビットパターンの例を,次に示す。
例1 : (図A.1参照)
データの伝送,先頭バイト=“00”,次のバイト=“00”,CRC付加。
計算されたCRCの値=“1EA0”(表A.2参照)
転送される先頭のビット
S 0000 0000 1 0000 0000 1 0000 0101 1 0111 1000 1 E
“00” P “00” P “A0” P “1E” P
図A.1−CRC符号化の例1
――――― [JIS X 5211 pdf 42] ―――――
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X 5211 : 2015 (ISO/IEC 18092 : 2013)
表A.2−値“1EA0”による16段シフトレジスタの内容
FF1 FF2 FF3 FF4 FF5 FF6 FF7 FF8 FF9 FF10 FF11 FF12 FF13 FF14 FF15 FF16
0 0 0 1 1 1 1 0 1 0 1 0 0 0 0 0
例2 : (図A.2参照)
データブロックの転送,先頭バイト=“12”,次のバイト=“34”,CRC付加。
計算されたCRC値=“CF26”(表A.3参照)
転送される先頭のビット
S 0100 1000 1 0010 1100 0 0110 0100 0 1111 0011 1 E
“12” P “34” P “26” P “CF” P
図A.2−CRC符号化の例2
表A.3−値“CF26”による16段シフトレジスタの内容
FF1 FF2 FF3 FF4 FF5 FF6 FF7 FF8 FF9 FF10 FF11 FF12 FF13 FF14 FF15 FF16
1 1 0 0 1 1 1 1 0 0 1 0 0 1 1 0
A.3 fc/64及びfc/32における能動通信モード及び受動通信モードのCRC
CRCは,CCITT CRC-16に従って計算しなければならない。その計算対象の範囲は,長さフィールド及
びペイロードフィールドが含まれる。計算式G(x)は,次による。
G(x) x16+x12+x5+1
初期値は,0でなければならない。fc/64及びfc/32における能動及び受動通信モードのCRC計算例をA.4
に示す。
A.4 fc/64及びfc/32におけるCRC計算例
例えば,フレームが“00” “00” “00” “00” “00” “00” “B2” “4D” “03” “AB” “CD”
“90” “35”のとき,SYNCが“B2” “4D”,長さが“03”,ユーザデータが“AB” “CD”で,CRC
は“90” “35”となる。
――――― [JIS X 5211 pdf 43] ―――――
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X 5211 : 2015 (ISO/IEC 18092 : 2013)
附属書B
(参考)
SAK
図B.1は,JIS X 6322規格群及びJIS X 5211で使用するSAK設定値の組合せを図示する。
JIS X 6322規格群 A型
開始
REQAを送信
ATQAを受信
カスケードレベル1
を選択
b3=“0”及びb6=“0”
UIDが完全,106 kbit/sを選択
カスケードレベルを ビットフレーム衝突 し,JIS X 5211のトランスポ
増やす。 回避ループを実行 ートプロトコルに未適応な
NFCIP-1ターゲット
UIDが
不完全 b3=“1”
SAK SAK
b3=“0”及びb6=“1”
b7=“1” b7=“0”
UIDが完全,106 kbit/sを選択し,JIS X
6322-4に適応したNFCIP-1ターゲット JIS X 5211 トランスポートプロトコル
JIS X 6322-4のA型に定義された JIS X 6322規格群とJIS X 5211で定義されて
命令及びプロトコルを処理 いない命令及びプロトコル
図B.1−SAK値の組合せ
JIS X 5211:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 18092:2013(IDT)
JIS X 5211:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.100 : 開放型システム間相互接続(OSI) > 35.100.10 : 物理層
JIS X 5211:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX6322-2:2011
- 識別カード―非接触(外部端子なし)ICカード―近接型―第2部:電力伝送及び信号インタフェース
- JISX6322-3:2011
- 識別カード―非接触(外部端子なし)ICカード―近接型―第3部:初期化及び衝突防止
- JISX6322-4:2011
- 識別カード―非接触(外部端子なし)ICカード―近接型―第4部:伝送プロトコル