この規格ページの目次
JIS X 5211:2015 規格概要
この規格 X5211は、コンピュータ周辺機器の相互接続を行うために,中心周波数13.56MHzで動作する電磁誘導結合を利用したデバイス間での近距離通信用インタフェース及びプロトコル(NFCIP-1)で利用する通信モードを規定。
JISX5211 規格全文情報
- 規格番号
- JIS X5211
- 規格名称
- システム間の通信及び情報交換―近距離通信用インタフェース及びプロトコル(NFCIP-1)
- 規格名称英語訳
- Information technology -- Telecommunications and information exchange between systems -- Near Field Communication -- Interface and Protocol (NFCIP-1)
- 制定年月日
- 2010年10月20日
- 最新改正日
- 2015年6月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO/IEC 18092:2013(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 35.100.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 情報記録媒体 2020
- 改訂:履歴
- 2010-10-20 制定日, 2015-06-22 改正
- ページ
- JIS X 5211:2015 PDF [44]
X 5211 : 2015 (ISO/IEC 18092 : 2013)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 適合性・・・・[2]
- 3 引用規格・・・・[2]
- 4 用語及び定義・・・・[2]
- 5 表記法・・・・[4]
- 5.1 数の表記法・・・・[4]
- 5.2 名称・・・・[5]
- 6 略語・・・・[5]
- 7 全般的事項・・・・[7]
- 8 RFフィールド・・・・[7]
- 8.1 値・・・・[7]
- 8.2 受動通信モード・・・・[7]
- 8.3 能動通信モード・・・・[7]
- 8.4 外部RFフィールドしきい値・・・・[7]
- 9 RF信号インタフェース・・・・[8]
- 9.1 ビット持続時間・・・・[8]
- 9.2 能動通信モード・・・・[8]
- 9.3 受動通信モード・・・・[9]
- 10 プロトコルの流れの概要・・・・[10]
- 11 初期化・・・・[11]
- 11.1 RF衝突回避・・・・[12]
- 11.2 受動通信モード・・・・[14]
- 11.3 能動通信モード・・・・[17]
- 12 トランスポートプロトコル・・・・[18]
- 12.1 トランスポートデータ・・・・[18]
- 12.2 受動通信モードの活性化手順・・・・[19]
- 12.3 能動通信モードの活性化手順・・・・[19]
- 12.4 命令・・・・[23]
- 12.5 プロトコルの活性化・・・・[23]
- 12.6 データ交換プロトコル・・・・[31]
- 12.7 プロトコルの非活性化・・・・[37]
- 附属書A(規定)CRC計算・・・・[40]
- 附属書B(参考)SAK・・・・[42]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS X 5211 pdf 1] ―――――
X 5211 : 2015 (ISO/IEC 18092 : 2013)
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人情報
処理学会(IPSJ)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)であ
る。
これによって,JIS X 5211:2010は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格に従うことは,次の者の有する特許権等の使用に該当するおそれがあるので,留意する。
− 氏名 : ソニー株式会社
− 住所 : 東京都港区港南1丁目7番1号
上記の,特許権等の権利者は,非差別的かつ合理的な条件でいかなる者に対しても当該特許権等の実施
の許諾等をする意思のあることを表明している。ただし,この規格に関連する他の特許権等の権利者に対
しては,同様の条件でその実施が許諾されることを条件としている。
この規格に従うことが,必ずしも,特許権の無償公開を意味するものではないことに注意する必要があ
る。
この規格の一部が,上記に示す以外の特許権等に抵触する可能性がある。経済産業大臣及び日本工業標
準調査会は,このような特許権等に関わる確認について,責任はもたない。
なお,ここで“特許権等”とは,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権をいう。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS X 5211 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
X 5211 : 2015
(ISO/IEC 18092 : 2013)
システム間の通信及び情報交換−
近距離通信用インタフェース及びプロトコル
(NFCIP-1)
Information technology-Telecommunications and information exchange between systems-Near Field Communication-Interface and Protocol (NFCIP-1)
序文
この規格は,2013年に第2版として発行されたISO/IEC 18092を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
この規格は,近距離に置いたデバイス間での短い電文のための無線通信のためのインタフェース及びプ
ロトコルである。これらの近距離通信(Near Field Communicationを指し,以下,NFCという。)デバイス
は,106 kbit/s,212 kbit/s,424 kbit/sの伝送速度にて通信する。この近距離通信用インタフェース及びプロ
トコル(NFC Interface and Protocolを指し,以下,NFCIP-1という。)規格をネットワーク商品,消費者向
け機器などのアプリケーションに利用してよい。
1 適用範囲
この規格は,コンピュータ周辺機器の相互接続を行うために,中心周波数13.56 MHzで動作する電磁誘
導結合を利用したデバイス間での近距離通信用インタフェース及びプロトコル(NFCIP-1)で利用する通
信モードを規定する。消費者向けのネットワーク機器などに使う近距離通信デバイスを用いて通信網を実
現する近距離通信用インタフェース及びプロトコル(NFCIP-1)における能動通信モード及び受動通信モ
ードについても規定する。この規格は,変調の仕組み,符号化,伝送速度,RFインタフェースのフレーム
形式,初期化の仕組み,初期化中のデータ衝突制御に必要な条件などについて規定する。さらに,この規
格は,データ交換及びプロトコル活性化の方法を含めたトランスポートプロトコルも規定する。
システム相互間での情報交換において,最小限,交換するコード,データ構造などについて情報交換を
行う当事者間の合意を必要とする。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO/IEC 18092:2013,Information technology−Telecommunications and information exchange
between systems−Near Field Communication−Interface and Protocol (NFCIP-1)(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。
――――― [JIS X 5211 pdf 3] ―――――
2
X 5211 : 2015 (ISO/IEC 18092 : 2013)
2 適合性
この規格の能動通信モード又は受動通信モードを実装するシステムは,この規格で規定する全ての必須
要件を満たした場合に,この規格に適合する。
なお,ISO/IEC 13157-1で規定するNFC-SECオプションを実装してもよい。
3 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS X 6322-2 識別カード−非接触(外部端子なし)ICカード−近接型−第2部 : 電力伝送及び信号
インタフェース
注記 対応国際規格 : ISO/IEC 14443-2,Identification cards−Contactless integrated circuit cards−
Proximity cards−Part 2: Radio frequency power and signal interface(IDT)
JIS X 6322-3 識別カード−非接触(外部端子なし)ICカード−近接型−第3部 : 初期化及び衝突防止
注記 対応国際規格 : ISO/IEC 14443-3,Identification cards−Contactless integrated circuit cards−
Proximity cards−Part 3: Initialization and anticollision(IDT)
JIS X 6322-4 識別カード−非接触(外部端子なし)ICカード−近接型−第4部 : 伝送プロトコル
注記 対応国際規格 : ISO/IEC 14443-4,Identification cards−Contactless integrated circuit cards−
Proximity cards−Part 4: Transmission protocol(IDT)
ISO/IEC 13157-1,Information technology−Telecommunications and information exchange between systems
−NFC Security−Part 1: NFC-SEC NFCIP-1 security services and protocol
ITU-T V.41,Code-independent error-control system
4 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
4.1
能動通信モード(active communication mode)
イニシエータ及びターゲットがそれぞれ自ら発生したRFフィールドを用いて通信するモード。
4.2
ASK変調(ASK modulation)
伝送するデータの論理で搬送波周波数の振幅を変調すること。振幅変位キーイング変調ともいう。
注記 ASKは,Amplitude Shift Keyingの略。
4.3
2進化10進法[Binary Coded Decimal (BCD)]
4桁の2進数を使って,10進数の09を表現する数値の表現法。
注記 左から右へ並ぶビット列は,10進数でそれぞれ8,4,2,1の重みがある。例えば,6という数
のBCD(Binary Coded Decimal)表記は,0110となる。
4.4
衝突(collision)
同時に二つ以上のターゲット又はイニシエータが電波を送出することによって,イニシエータ又はター
ゲットが,どの対象から発せられたものであるかを区別できなくなること。
――――― [JIS X 5211 pdf 4] ―――――
3
X 5211 : 2015 (ISO/IEC 18092 : 2013)
4.5
フレーム(frame)
データビット及び任意選択でエラー検出用のビット列に,フレームの開始部及び終了部を付けたもの。
4.6
HThreshold(HThreshold)
検出する外部RFフィールドのしきい値。
4.7
イニシエータ(Initiator)
RFフィールド発生及びNFCIP-1通信開始を行うもの。
4.8
負荷変調(load modulation)
RFフィールド内の共振回路の特性を変化させることによってRFフィールドを振幅変調する処理。
4.9
最下位ビット先行(lsb first)
他の全てのビットよりも先に最下位ビット(lsb)を送り出す直列データ伝送方式。
4.10
最下位バイト先行(LSB first)
他の全てのバイトよりも先に最下位バイト(LSB)を送り出す直列データ伝送方式。
4.11
マンチェスタ符号化(Manchester coding)
各ビット区間の前半の物理的状態と,その状態とは異なる後半の物理的状態との組合せで,論理的ビッ
ト値を決める符号化方式。
4.12
変調度(modulation index)
[peak−minimum]/[peak+minimum]で表される信号振幅比率。
Peakは無変調の信号振幅を表し,minimumは変調した最小の信号振幅を表す(JIS X 6322-2の3.4によ
る。)。
4.13
最上位ビット先行(msb first)
他の全てのビットよりも先に最上位ビット(msb)を送り出す直列データ伝送方式。
4.14
最上位バイト先行(MSB first)
他の全てのバイトよりも先に最上位バイト(MSB)を送り出す直列データ伝送方式。
4.15
NFCIP-1デバイス(NFCIP-1 device)
この規格を適用する実体(エンティティ)。
4.16
NFC識別子(NFC Identifier, NFCIDn)
受動通信モード及び能動通信モードにおいて,RF衝突回避及び単一デバイス検出処理に用いるためにラ
ンダムに発生させた数。
――――― [JIS X 5211 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS X 5211:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 18092:2013(IDT)
JIS X 5211:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.100 : 開放型システム間相互接続(OSI) > 35.100.10 : 物理層
JIS X 5211:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX6322-2:2011
- 識別カード―非接触(外部端子なし)ICカード―近接型―第2部:電力伝送及び信号インタフェース
- JISX6322-3:2011
- 識別カード―非接触(外部端子なし)ICカード―近接型―第3部:初期化及び衝突防止
- JISX6322-4:2011
- 識別カード―非接触(外部端子なし)ICカード―近接型―第4部:伝送プロトコル