JIS X 6195:2011 情報処理用連続伝票 | ページ 3

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X 6195 : 2011
附属書JB
(規定)
連続伝票の送り孔強さの試験方法
JB.1 装置
試験装置は,次の条件を満足しなければならない(図JB.1及び図JB.2参照)。
a) ピン部
3.80±0.02 mmの直径をもつ5個のピンが,12.70 mmのピッチで垂直方向に並び,その単一ピッチ誤差
及び累積ピッチ誤差は,いずれも±0.02 mmとする。また,中心線に対するピンの中心のずれは±0.02 mm
とする。
b) チャック部
試験中,試験片が滑らないようにしっかりと試験片を保持する。
c) ピン部とチャック部との関係位置
ピン側基面と固定板チャック面とは引張り方向と平行な同一平面内にあり,最下部ピン中心からチャッ
ク部上部までの距離は6.3±1.0 mmとする。
d) 紙押さえ
紙押さえと基面との間隙は1.0±0.1 mmとし,ピンに対応する紙押さえの孔の直径は6.0±0.1 mm,その
ピッチは12.7±0.1 mmとする。
e) 力の加え方
ピン部を上方に引っ張り,試験片に力を加える。引張り速度は,0.1 mm/秒とし,ピン部の最大変位量(試
験片の最大変形量)は,2.5 mmとする。
f) 記録
試験装置の力及びピン部の変位量を記録し,その値は±2 %の精度とする。
JB.2 試験装置の校正
校正を行うときは装置をほぼ水平に設置し,各部が滑らかに動くように清掃し,必要なとき注油する。
変位の校正はピン部に変位を与え,記録計の移動量(X軸方向)を測定し,変位と移動量との関係を求め
る。力の校正はピン部に力を加え,記録計の移動量(Y軸方向)を測定し,力と移動量との関係を求める。
JB.3 試験片
試験片の寸法は幅12.5±1.0 mm,長さ89 mm,上下端から送り孔の中心までの距離は,ほぼ送り孔間を
等分する距離になるように切断する。
試験片はJIS P 8111に規定された条件に従い,かつ,折り目及びしわの部分を避けなければならない。
JB.4 操作
試験は,JIS P 8111に示すとおり調整した室内で行う。力は次の方法で,試験片が切断するか,又はピ
ン部が2.5 mm変位するまで加える。
a) ピン部紙押さえ及びチャック部締付板を開く。
b) 試験片の上部5個の送り孔をピン部に入れ,軽く基面に押し当て,紙押さえを閉じる。

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c) 試験片下部をチャック部に挟み,試験片が曲がっていないことを確かめてチャック部を締め,0.1 mm/
秒の割合で力を加える。試験片が滑ったり,送り孔以外の部分で切断したりした場合の測定値は捨て
る。試験片の数は10枚以上とし,引張り力及び変位の測定値は,有効数字3桁まで読む。試験の結果,
平均値よりはるかに高く又ははるかに低い値が出て,合理的な平均値が得られない場合は,その異常
値を除かなければならない。
JB.5 報告
送り孔強さは,力の最大及び平均スティファネスで表す(図JB.3参照)。力の最大は,変位2.5 mmの間
の最も大きい力Nとする。平均スティファネスは,変位0.4 mmまでの変位−力曲線に沿って原点から直
線を引き,その直線と曲線とによって囲まれた面積がほぼ上下に等しいとき,その直線の勾配とする。
それらの値について,平均値,最大値及び最小値をJIS Z 8401を用い,有効数字3桁まで報告する。
単位 mm
番号 名称 部位
1 基板 ピン部
2 ピン
3 紙押さえ
4 固定板 チャック部
5 締付板
6 試験片 試験片
図JB.1−試験片装置部の構造概念図

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図JB.2−試験片装置部の外観例
Pmax(N) : 力の最大
P0.4/0.4 : 平均スティファネス
注記 P0.4は,斜線部上下面積が等しくなるように引かれた直線が
変位0.4 mmを切る点(A)の力である。
図JB.3−力の最大及び平均スティファネス

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X6
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附属書JC
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(参考)
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JISと対応国際規格との対比表
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JIS X 6195:2011 情報処理用連続伝票 ISO 2784:1974 Continuous forms used for information processing−Sizes and sprocket
feed holes
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ご(V) JISと国際規格との技術的差
国際 との評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
2 引用規格
3 用語及び 3.1 連続伝票 − − 追加 次回のISO規格の見直しのときに
JIS Z 8301:2011の定形文として追
定義 3.2 パーツ数 加した。 提案する。
3.3 送り孔
3.4 横ミシン
3.5 縦ミシン
3.6 横寸法
3.7 縦寸法
3.8 折りたたみ寸法
3.9 折り数
3.10 セット数
4.1.2 縦寸法 連続伝票の縦寸法は,表2に − − 追加 7種類の縦寸法を規定した。 次回のISO規格の見直しのときに
示す7種類とする。 提案する。
4.1.3 折りた連続伝票の折りたたみ寸法 − − 追加 3種類の折りたたみ寸法を規定し 次回のISO規格の見直しのときに
たみ寸法 は,表3に示す3種類とする。 た。 提案する。
4.1.4 形名の形名は,次の配列によって構 − − 追加 形名を記載する際の配列を追加し次回のISO規格の見直しのときに
構成 成する。 た。 提案する。
(横寸法を表す記号)(縦寸
法を表す記号)(折りたたみ
寸法を表す記号)
5 品質 連続伝票に使用する原紙は, − − 追加 品質に関する規定を追加した。 次回のISO規格の見直しのときに
表4に示す6種類とする。 提案する。

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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ご(V) JISと国際規格との技術的差
国際 との評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
6 試験方法 6.1 寸法測定方法 − − 追加 連続伝票の試験方法を追加した。 次回のISO規格の見直しのときに
6.2 ミシン目強さ試験方法 提案する。
6.3 送り孔強さ試験方法
7 包装 製品は,一般に表4に定めた − − 追加 包装に関する規定を追加した。 次回のISO規格の見直しのときに
一箱中の折り数に従って包 提案する。
装する。
8 表示 8.1 表示票の位置 − − 追加 表示票に関する規定を追加した。 次回のISO規格の見直しのときに
8.2 表示票の大きさ 提案する。
8.3 表示項目
9 取扱い上 9.1 保管条件 − − 追加 取扱い上の注意事項を追加した。 次回のISO規格の見直しのときに
の注意事項 9.2 使用条件 提案する。
附属書JA 連続伝票のミシン目強さ試 − − 追加 次回のISO規格の見直しのときに
(規定) 験方法 提案する。
附属書JB 連続伝票の送り孔強さの試 − − 追加 次回のISO規格の見直しのときに
(規定) 験方法 提案する。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 2784:1974,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
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JIS X 6195:2011の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 2784:1974(MOD)

JIS X 6195:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 6195:2011の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7516:2005
金属製直尺