JIS X 6250:2009 120mm(4.7GB/面)及び80mm(1.46GB/面)+RWフォーマット光ディスク(4倍速まで) | ページ 25

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X 6250 : 2009 (ISO/IEC 17341 : 2006)
附属書O
(参考)
ADIPの物理フォーマット情報の使い方

序文

  この附属書は,ADIPの物理フォーマット情報の使い方について記載するものであって,規定の一部で
はない。
O.1 ADIPの物理フォーマット情報の使い方
ADIPの物理フォーマット情報を十分に生かすために,次の規則を推奨ガイドラインとして記載する(図
O.1参照)。
ドライブが,ADIPを読んで次の情報を確認する場合
1) バイト0のディスクカテゴリを確認する。
⇒ ディスクが+R又は+RWであるかを決定する。
ドライブが,ディスクアプリケーションコードを反映する場合
2) バイト17のアプリケーションコードを確認する。
⇒ ドライブが,特定のディスクアプリケーションコードの規則に従うことができない場合は,ド
ライブはディスクへの記録を阻止しなければならない。
ドライブが,“メディア認識”を行える場合(例えば,ドライブが,一義的にディスク製造業者及びメディ
アタイプを決定でき,そのディスクの最適な記録パラメタセットを自身のメモリにもっている場合)
3) ディスク製造業者及びメディアタイプIDを確認する(バイト1929)。
⇒ ドライブのメモリから,この特定ディスクに最適な記録ストラテジを選ぶ。
ドライブが,メディア認識に失敗する場合
4) バイト0のバージョン番号を確認する。
⇒ バージョン番号が未知の場合,バイト3263の内容を使用しない。
⇒ バージョン番号が既知の場合,正しいバージョン番号をもつ規格書に従って,バイト3263
を解釈する。
5) バイト18を調べて,EIブロックの有無を確認する。
⇒ EIブロックがない場合,基本記録ストラテジを使用する。
EIブロックがある場合
6) 存在する各EIブロックのフォーマット番号を確認する。
⇒ フォーマット番号が未知の場合,そのEIブロックの内容を使用しない。
⇒ フォーマット番号が既知の場合,正しいバージョン番号をもつ規格書に従って,EIブロックを
解釈する。
上述によって,ドライブが最適な記録速度及び記録ストラテジを次の選択肢の中から選択できる。
⇒ バイト3263で定義する基本記録ストラテジ(12.4倍速)を使用する。
⇒ 既知のEIブロックの一つから,記録ストラテジを使用する。
⇒ 関係するバイトに示している,ドライブで実際に利用可能としている記録速度から,使用可能
な記録ストラテジを使用する(利用可能とする記録速度は,この規格の将来の版にも適用する。)。

――――― [JIS X 6250 pdf 121] ―――――

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X 6250 : 2009 (ISO/IEC 17341 : 2006)
注記 一つのディスク上に一つ以上のEIブロックが存在する可能性がある。
図O.1−ADIP内の物理フォーマット情報の使い方を示したフローチャート

――――― [JIS X 6250 pdf 122] ―――――

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X 6250 : 2009 (ISO/IEC 17341 : 2006)
附属書P
(参考)
現行及び将来の仕様で使用する値

序文

  この附属書は,現行及び将来の仕様で使用する値について記載するものであって,規定の一部ではない。
P.1 現行及び将来の仕様で使用する値
この規格で指定するバイト設定値は,+RWフォーマットのディスクに適合する書換え形ディスクに関連
する。近い将来,他の分類のディスクが規格化されることが見込まれる。したがって,次の値はこれら他
のディスクのために使うことを推奨する。さらに取り得るビットパターンは,将来の規格を対象としてい
る。
すべての規格は見直しをするので,この附属書の情報は,変更される可能性がある。したがって,指示
された規格の最新版を参照して,この情報の確認を行うことを推奨する。
識別データ
ビットb31 次の値に設定する。
“0”は,CLDフォーマットを示す。
“1”は,ゾーンフォーマットを示す。
ビットb30 次の値に設定する。
“0”は,ピットトラッキングを示す。
“1”は,グルーブトラッキングを示す。
ビットb29 次の値に設定する。
“0”は,PBSを使用した光学系で反射率が40 %を超えるときを示す。
“1”は,PBSを使用した光学系で反射率が40 %以下のときを示す。
ビットb28 予約済みで“0”に設定する。
ビットb27b26 次の値に設定する。
“00” データゾーン
“01” リードインゾーン
“10” リードアウトゾーン
“11” ミドルゾーン
ビットb25 次の値に設定する。
“0”は,再生専用データを示す。
“1”は,再生専用データ以外を示す。
ビットb24 次の値に設定する。
“0”は,2層ディスクのレイヤ0を示す。
“1”は,2層ディスクのレイヤ1を示す。
“0”は,単層ディスクを示す。
ビットb23b0 物理セクタ番号を指定する。

――――― [JIS X 6250 pdf 123] ―――――

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X 6250 : 2009 (ISO/IEC 17341 : 2006)
リードインにあるADIPの物理フォーマット情報
バイト0 ディスクカテゴリ及びバージョン番号
ビットb7b4 ディスクカテゴリを指定する。
“0000”に設定する場合,これらは,DVD再生専用ディスクを示す。
“1001”に設定する場合,これらは,+RWディスクを示す。
“1010”に設定する場合,これらは,+R単層ディスクを示す。
ビットb3b0は,バージョン番号を指定する。同時にビットb7b4は,関連規格を指定する。
b7b4を“0000”,b3b0を“0000”に設定する場合,JIS X 6241及びJIS X 6242を示す。
b7b4を“1001”,b3b0を“0010”に設定する場合,この規格を示す。
b7b4を“1010”,b3b0を“0001”に設定する場合,+Rシステムを示す。
バイト1 ディスクサイズ及び最大転送レート
ビットb7b4は,ディスクサイズを指定する。
“0000”に設定する場合,120 mmディスクとする。
“0001”に設定する場合,80 mmディスクとする。
ビットb3b0は,最大転送レートを指定する。
“0000”に設定する場合,2.52 Mbits/sの最大転送レートとする。
“0001”に設定する場合,5.04 Mbits/sの最大転送レートとする。
“0010”に設定する場合,10.08 Mbits/sの最大転送レートとする。
“1111”に設定する場合,最大転送レートを指定しない。
バイト2 ディスク構造
ビットb7 “0”に設定する。
ビットb6 及びb5は,ディスクタイプを指定する。
“00”に設定する場合,単層記録とする。
“01”に設定する場合,2層記録とする。
ビットb4 “0”に設定する。
ビットb3b0は,レイヤタイプを指定する。
ビットb3 “0”に設定する。
ビットb2 次のように設定する。
“0”の場合,ディスクが書換え可能なデータゾーンをもっていないことを示す。
“1”の場合,ディスクが書換え可能なデータゾーンをもっていることを示す。
ビットb1 次のように設定する。
“0”の場合,ディスクが記録可能なデータゾーンを含まないことを示す。
“1”の場合,ディスクが記録可能なデータゾーンを含むことを示す。
ビットb0 次のように設定する。
“0”の場合,ディスクがエンボスで形成するデータゾーンを含まないことを示す。
“1”の場合,ディスクがエンボスで形成するデータゾーンを含むことを示す。
バイト3 記録密度
ビットb7b4は,平均チャネルビット長を指定する。
“0000”に設定する場合,0.133 μmとする。
“0001”に設定する場合,0.147 μmとする。

――――― [JIS X 6250 pdf 124] ―――――

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X 6250 : 2009 (ISO/IEC 17341 : 2006)
“0010”に設定する場合,0.205 μm0.218 μmの範囲の平均長とする。
“1000”に設定する場合,0.176 37 μmとする。
ビットb3b0は,平均トラックピッチを指定する。
“0000”に設定する場合,0.74 μmのトラックピッチとする。
“0001”に設定する場合,0.80 μmのトラックピッチとする。

JIS X 6250:2009の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 17341:2006(IDT)

JIS X 6250:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 6250:2009の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称