JIS X 6322-2:2011 識別カード―非接触(外部端子なし)ICカード―近接型―第2部:電力伝送及び信号インタフェース | ページ 5

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X 6322-2 : 2011 (ISO/IEC 14443-2 : 2010)
− 0/fc又はtf−8/fcのいずれよりも大きい。
− tf+8/fc又はtr, max, PCD=16/fcのいずれよりも小さい。
ビット伝送速度fc/128に対応するために,PICCは,次の変調波形を受信できなければならない。
− 立下がり時間tfは,0/fcからtf, max, PICC=17/fcまでの範囲とする。
− 立上がり時間trは,次の全ての範囲とする。
− 0/fc又はtf−9/fcのいずれよりも大きい。
− tf+9/fc又はtr, max, PICC=17/fcのいずれよりも小さい。
PCD及びPICCのタイミングパラメタを,図14に示す。
図14−ビット伝送速度fc/128のB型変調波形のタイミングパラメタ
b) ビット伝送速度fc/64 ビット伝送速度fc/64に対応するために,PCDは,次の変調波形を生成しなけ
ればならない。
− 立下がり時間tfは,0/fcからtf, max, PCD=14/fcまでの範囲とする。
− 立上がり時間trは,次の全ての範囲とする。
− 0/fc又はtf−6/fcのいずれよりも大きい。
− tf+6/fc又はtr, max, PCD=14/fcのいずれよりも小さい。
ビット伝送速度fc/64に対応するために,PICCは,次の変調波形を受信できなければならない。
− 立下がり時間tfは,0/fcからtf, max, PICC=14/fcまでの範囲とする。
− 立上がり時間trは,次の全ての範囲とする。
− 0/fc又はtf−7/fcのいずれよりも大きい。
− tf+7/fc又はtr, max, PICC=14/fcのいずれよりも小さい。

――――― [JIS X 6322-2 pdf 21] ―――――

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X 6322-2 : 2011 (ISO/IEC 14443-2 : 2010)
PCD及びPICCのタイミングパラメタを,図15に示す。
CPCD
PIC
図15−ビット伝送速度fc/64のB型変調波形のタイミングパラメタ
c) ビット伝送速度fc/32 ビット伝送速度fc/32に対応するために,PCDは,次の変調波形を生成しなけ
ればならない。
− 立下がり時間tfは,0/fcからtf, max, PCD=11/fcまでの範囲とする。
− 立上がり時間trは,次の全ての範囲とする。
− 0/fc又はtf−4.5/fcのいずれよりも大きい。
− tf+4.5/fc又はtr, max, PCD=11/fcのいずれよりも小さい。
ビット伝送速度fc/32に対応するために,PICCは,次の変調波形を受信できなければならない。
− 立下がり時間tfは,0/fcからtf, max, PICC=11/fcまでの範囲とする。
− 立上がり時間trは,次の全ての範囲とする。
− 0/fc又はtf−5.5/fcのいずれよりも大きい。
− tf+5.5/fc又はtr, max, PICC=11/fcのいずれよりも小さい。
PCD及びPICCのタイミングパラメタを,図16に示す。

――――― [JIS X 6322-2 pdf 22] ―――――

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X 6322-2 : 2011 (ISO/IEC 14443-2 : 2010)
CD
CP
PIC
図16−ビット伝送速度fc/32のB型変調波形のタイミングパラメタ
d) ビット伝送速度fc/16 ビット伝送速度fc/16に対応するために,PCDは,次の変調波形を生成しなけ
ればならない。
− 立下がり時間tfは,0/fcからtf, max, PCD=8/fcまでの範囲とする。
− 立上がり時間trは,次の全ての範囲とする。
− 0/fc又はtf−4/fcのいずれよりも大きい。
− tf+4/fc又はtr, max, PCD=8/fcのいずれよりも小さい。
ビット伝送速度fc/16に対応するために,PICCは,次の変調波形を受信できなければならない。
− 立下がり時間tfは,0/fcからtf, max, PICC=8/fcまでの範囲とする。
− 立上がり時間trは,次の全ての範囲とする。
− 0/fc又はtf−4/fcのいずれよりも大きい。
− tf+4/fc又はtr, max, PICC=8/fcのいずれよりも小さい。
PCD及びPICCのタイミングパラメタを,図17に示す。

――――― [JIS X 6322-2 pdf 23] ―――――

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X 6322-2 : 2011 (ISO/IEC 14443-2 : 2010)
tr
[1/fc]
9
8
7
D
CPC
PIC
6
5
4
3
2
1
tf
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 [1/fc]
図17−ビット伝送速度fc/16のB型変調波形のタイミングパラメタ
9.1.3 ビットの定義及び符号化
ビット符号化方式は,次に定義する論理値をもつNRZ-Lを用いなければならない。
− 論理“1” : 搬送波の振幅が大きい状態(無変調状態)
− 論理“0” : 搬送波の振幅が小さい状態

9.2 PICCからPCDへの信号伝送

9.2.1  ビット伝送速度
8.1.1による。
9.2.2 負荷変調
注記を含めて8.2.2による。
9.2.3 副搬送波
8.2.3による。
9.2.4 副搬送波の変調方式
副搬送波は,BPSKで変調しなければならない。位相の変化点は,副搬送波の立上がり又は立下がりの
基準点で発生するようにしなければならない。
9.2.5 ビットの符号化方式
ビットの符号化方式は,副搬送波の位相偏移(180°)によって論理値を変更するNRZ-Lを用いなけれ
ばならない。
次のシーケンスで,PICCフレーム開始点でのNRZ-Lの初期論理値を確定しなければならない。
− PICCは,PCDからコマンドを受信した後,副搬送波を生成してはならない保護時間TR0を確保しな

――――― [JIS X 6322-2 pdf 24] ―――――

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X 6322-2 : 2011 (ISO/IEC 14443-2 : 2010)
ければならない。TR0は,64/fs(約75.5 s)より大きい値でなければならない。
− PICCは,同期時間TR1の間,位相偏移をしない副搬送波を生成しなければならない。この位相を初
期位相の基準Φ0とする。TR1は,80/fs(約94.4 s)より大きい値でなければならない。
− 副搬送波の初期位相状態Φ0を,論理“1”とする。したがって,最初の位相偏移は,論理“1”から
論理“0”への変化を表す。
− したがって,論理値は,副搬送波の初期位相によって次のとおりに規定する。
Φ0 : 論理“1”を表す。
Φ0+180゜ : 論理“0”を表す。

JIS X 6322-2:2011の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 14443-2:2010(IDT)

JIS X 6322-2:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 6322-2:2011の関連規格と引用規格一覧