JIS X 7361:2010 Webサービス相互運用性―WS-I ベーシックプロファイル1.1 | ページ 12

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X 7361 : 2010 (ISO/IEC 29361 : 2008)
附属書C
(参考)
参考規格
附属書Aに列挙されている,プロファイル化された規格に加えて,次の規格が参照される。
・ RFC2119, http://ietf.org/rfc/rfc2119, Key words for use in RFCs to Indicate Requirement Levels, S.
Bradner, March 1997.
・ WS-I Basic Profile 1.0, http://www.ws-i.org/Profiles/BasicProfile-1.0-2004-04-16.html, K. Ballinger et al.,
April 2004.
・ Namespaces in XML 1.0(XML名前空間1.0)(Second Edition),
http://www.w3.org/TR/2006/REC-xml-names-20060816, T. Bray et al.,August 2006.
・ WS-I Conformance Claim Attachment Mechanisms Version 1.0,
http://www.ws-i.org/Profiles/ConformanceClaims-1.0-2004-11-15.html, M.Nottingham et al., November
2004.
・ XML Base (http://www.w3.org/TR/2001/REC-xmlbase-20010627/)

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X 7361 : 2010 (ISO/IEC 29361 : 2008)
附属書D
(参考)
定義された用語
次に列挙する用語は,このプロファイルのための権威ある特定の定義をもつ。
rpc-literal バインディング
“rpc-literalバインディング”とは,その子要素のwsdl:operation要素がすべてrpc-literal
オペレーションであるwsdl:binding要素のことである。
“rpc-literalオペレーション”とは,wsdl:binding要素の子要素であるwsdl:operation
要素で,その子孫であるsoapbind:body要素がuse属性に "literal" の値を指定しており,
それが次のいずれかであるもののことである。
1. 値 "rpc" をもつstyle属性が子要素soapbind:operation要素で指定される。
2. style属性が子要素soapbind:operation要素に存在せず,それを囲む
wsdl:binding要素のsoapbind:binding要素が,値 "rpc" をもつstyle属
性を指定する。
document-literal バインディング
“document-literalバインディング”とは,その子要素のwsdl:operation要素がすべて
document-literalオペレーションであるwsdl:binding要素のことである。
“document-literalオペレーション”とは,wsdl:binding要素の子要素である
wsdl:operation要素で,その子孫であるsoapbind:body要素がuse属性に "literal" の
値を指定しており,それが次のいずれかであるもののことである。
1. 値 "document" をもつstyle属性が子要素soapbind:operation要素で指定
される。
2. style属性が子要素soapbind:operation要素に存在せず,それを囲む
wsdl:binding要素のsoapbind:binding要素が,値 "document" をもつ
style属性を指定する。
3. style属性が,子要素のsoapbind:operation要素とそれを囲む
wsdl:binding要素のsoapbind:binding要素とのいずれにも存在しない。
オペレーションシグネチャ
このプロファイルは "オペレーションシグネチャ" を,WSDLバインディングのオペレー
ションで記述されたSOAP入力メッセージのSOAP本体の子要素の完全修飾名であると定義
する。
rpc-literalバインディングの場合,オペレーション名はパートのアクセッサに対するラッパ
ーとして使用される。document-literalバインディングの場合はオペレーション名をもつラッ
パーが存在しないので,メッセージのシグネチャがこの要件を満足するよう,正しく設計さ
れなければならない。

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X 7361 : 2010 (ISO/IEC 29361 : 2008)
附属書E
(参考)
謝辞
(対応国際規格では,規格策定の貢献者を列挙しているが,この規格では不要であり,不採用とした。)

――――― [JIS X 7361 pdf 58] ―――――

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X 7361 : 2010 (ISO/IEC 29361 : 2008)
附属書JA
(参考)
用語集
この附属書は,用語の使用方法の例を示すものであり,規格の一部ではない。
JA.1
バインディング(binding)
バインディングは,サービスの仕様を表現したインタフェースと,インタフェースで定義されたメッセ
ージを伝送するための具体的な伝送プロトコル及びデータフォーマットとを関連付けるものである。バイ
ンディングの指定は,SOAPバインディング,HTTPバインディングなどそれぞれの箇所で行う。
JA.2
バイト順マーク(BOM)
データの記録・送信を行うときのバイトの並び順パターンであるエンディアン(big-endian,little-endian)
を識別するために,ファイルの先頭に付与される符号。
JA.3
複合型(complex Type)
子要素又は属性をもつ要素の型。そのような型は,XML SchemaにおいてはcomplexType要素を使って
定義される。
JA.4
内容エンコーディング(Content-Encoding)
HTTPヘッダにおいて,メッセージ本体がどのように符号化されているかを示すのに用いられる。具体
的には,メッセージ本体をデータ圧縮する場合の圧縮形式を指定するのに用いられる。
例 Content-Encoding: gzip
JA.5
中継ノード(intermediary)
SOAPメッセージを中継するノード。SOAPメッセージは,メッセージの発信ノードから最終的な受信
ノードまでの間に複数のノードを中継することが考慮されており,発信ノードと最終的な受信ノードとの
間にあるノードを中継ノードと呼ぶ。中継ノードとしては,単にメッセージのルーティングをするもの,
メッセージの一部を処理して変更するものなどがある。
JA.6
名前空間(namespace)
特定のXML標準スキーマによって定められた要素名及び属性名の集合。XMLインスタンスでは,要素
を“名前空間接頭辞 : 要素名”,属性を“名前空間接頭辞 : 属性名”という形式で記述する。名前空間接頭

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X 7361 : 2010 (ISO/IEC 29361 : 2008)
辞によって,要素及び属性がどの名前空間に属するかを見分ける。この書き方を使って,複数のXMLス
キーマで定義された要素及び属性を,一つのXMLインスタンス内で混在させて使うことができる。
JA.7
パート(part)
パートはメッセージの構成要素である。パートによってメッセージの論理的構造・抽象的構造を柔軟に
表現できる。パートのバインディング固有の情報を指定するために,バインディングでパートの名前を参
照しなければならない場合がある。例えば,RPCでメッセージを伝送する場合には,パートは引数を表す
可能性があるが,パートの実際の意味を決めるためにはバインディングを確認する必要がある。メッセー
ジが複数の論理的構造を含む場合には,マルチパート要素で表現する。
JA.8
処理命令(processing instruction)
XML文書内で,""<・""及び""・>"" で囲まれる範囲に,アプリケーションに対する処理命令を指定する。
""<・""の直後の文字列が,その処理命令のターゲットとなるアプリケーションを示す。XML文書冒頭の
XML宣言も処理命令の一種である。
例 <・xml version=""1.0"" encoding=""ShiftJIS""・>
JA.9
シリアライゼーション,シリアル化(serialization)
SOAPでRPCを行うためには,メソッドの引数及び戻り値に使われる変数,配列,オブジェクトなどを
XML文書に変換したり,元に戻したりする必要がある。データをXML文書に変換することを“エンコー
ド”又は“シリアライズ”,元に戻すことを“デコード”又は“デシリアライズ”という。シリアライゼー
ションは,シリアライズする行為である。
JA.10
シグネチャ(signature)
オペレーションを一意に識別するときには,オペレーション名,そのオペレーションに対する引数の総
数,並びにそのすべての引数の型及び出現順序を用いる。この情報をまとめてシグネチャと呼ぶ。例えば,
同じオペレーション名であっても,引数の型又は数が異なれば異なるシグネチャとなり,別のオペレーシ
ョンとして扱われる。
JA.11
伝送エンコーディング(Transfer-Encoding)
HTTPヘッダにおいて,送受信のときに,メッセージ本体にどのようなタイプの変換が行われるかを示
すのに用いられる。HTTP1.1では,設定される値としてchunkedだけが規定されている。chunkedが指定
された場合,メッセージ本体は幾つかの塊(chunk)に分割されて送受信される。
例 Transfer-Encoding: chunked

――――― [JIS X 7361 pdf 60] ―――――

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JIS X 7361:2010の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 29361:2008(IDT)

JIS X 7361:2010の国際規格 ICS 分類一覧