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JIS X 9201:2001 規格概要
この規格 X9201は、符号化,変換,圧縮及び復元を含む画像処理,フィルム記録又は印刷の過程における画質変化を評価するための一群の標準カラー画像を表現する数値データを規定。標準カラー画像は,8ビットCMYKのディジタルデータに符号化されている。
JISX9201 規格全文情報
- 規格番号
- JIS X9201
- 規格名称
- 高精細カラーディジタル標準画像(CMYK/SCID)
- 規格名称英語訳
- Graphic technology -- Prepress digital data exchange -- CMYK standard colour image data (CMYK/SCID)
- 制定年月日
- 1995年10月1日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 12640-1:1997(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 35.240.30, 37.100.99
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 色彩 2019
- 改訂:履歴
- 1995-10-01 制定日, 2000-12-20 確認日, 2001-09-20 改正日, 2007-02-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS X 9201:2001 PDF [28]
X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997)
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本規格
協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会
の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS X 9201 : 1995は改正さ
れ,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 12640 : 1997, Graphic technology−
Prepress digital data exchange−CMYK standard colour image data (CMYK/SCID) を基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS X 9201 : 2001には,次に示す附属書がある。
附属書A(規定) 高精細カラーディジタル標準画像データ
附属書B(規定) 検査合計データ
附属書C(参考) CD-ROMで使用された典型的なTIFFファイルヘッダ
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS X 9201 pdf 1] ―――――
X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[2]
- 3.1 検査合 (check sum)・・・・[2]
- 3.2 色順 (colour sequence)・・・・[2]
- 3.3 色 (colour value)・・・・[2]
- 3.4 データ範囲 (data range)・・・・[2]
- 3.5 網点面積率 (dot percentage)・・・・[2]
- 3.6 全体的色変 (global colour change)・・・・[2]
- 3.7 カラースキャナ (inputo colour scanner)・・・・[2]
- 3.8 画像の向 (orientation)・・・・[2]
- 3.9 画素 (pixcel)・・・・[2]
- 3.10 点順 (pixel interleaving)・・・・[2]
- 4. CD-ROMデータ・・・・[2]
- 5. データの表現方法及び定義・・・・[2]
- 5.1 解像度・・・・[2]
- 5.2 データセットの定義・・・・[2]
- 5.2.1 自然画像・・・・[3]
- 5.2.2 合成画像-解像度チェート・・・・[5]
- 5.2.3 合成画像-カラーチャート・・・・[5]
- 6. データの仕様・・・・[6]
- 6.1 CD-ROMデータの内容・・・・[6]
- 6.2 CD-ROMのフォーマット・・・・[6]
- 附属書A(規定) 高精細カラーディジタル標準画像データ・・・・[18]
- 附属書B(規定) 検査合計データ・・・・[20]
- 附属書C(参考) CD-ROMで使用された典型的なTIFFファイル ヘッダ・・・・[22]
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS X 9201 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
X 9201 : 2001
(ISO 12640 : 1997)
高精細カラーディジタル標準画像
(CMYK/SCID)
Graphic technology−Prepress digital data exchange− CMYK standard colour image data (CMYK/SCID)
序文
この規格は,1997年に第1版として発行されたISO 12640, Graphic technology−Prepress digital data
exchange−CMYK standard colour image data (CMYK/SCID) を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更
することなく改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
1. 適用範囲
この規格は,符号化,変換,圧縮及び復元を含む画像処理,フイルム記録又は印刷の過程
における画質変化を評価するための一群の標準カラー画像を表現する数値データを規定する。標準カラー
画像は,8ビットCMYKのディジタルデータに符号化されている。この規格は,画像形成にかかわる研究,
開発,製品評価及び工程制御に利用することができる。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づきIDT(一致している),MOD(修
正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 12640 : 1997, Graphic technology−Prepress digital data exchange−CMYK standard colour image
data (CMYK/SCID) (IDT)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発効年(又は発行年)を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの
規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。
JIS X 0606 : 1998 情報交換用CD-ROMのボリューム構造及びファイル構造
備考 ISO 9660 : 1988 Information processing−Volume and file structure of CD-ROM for information
interchangeからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS X 6281 : 1992 120mm再生専用形光ディスク (CD−ROM)
備考 ISO/IEC 10149 : 1995 Information technology−Data interchange on read-only 120mm optical
data disks (CD-ROM) が,この規格と一致している。
JIS X 9203 : 1999 製版ディジタルデータ交換−4色印刷特性評価用入力データ
備考 ISO 12642 : 1996 Graphic technology−Prepress digital data exchange−Input data for
characterization of 4-colour process printingが,この規格と一致している。
JIS X 9205 : 1999 電子製版画像データ交換用タグ付きファイルフォーマット (TIFF/IT)
備考 ISO 12639 : 1998 Graphic technology−Prepress digital data exchange−Tag image file format for
――――― [JIS X 9201 pdf 3] ―――――
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X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997)
image technology (TIFF/IT) が,この規格と一致している。
ISO/TR 14672 : 2000 Graphic technology−Prepress digital data exchange−Statistics of SCID images
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
3.1 検査合計 (check sum) データの中のある集まりの和であって,ファイルが正しく移ったかの検査
の目的に使われるもの。この規格では和の下位8ビットを使用する。
3.2 色順 (colour sequence)
色を媒体上に印刷する順番又はファイル内に格納する数値データの順番。
3.3 色値 (colour value)画素の色を表現する一組の数値。
3.4 データ範囲 (data range)
データとして与えることのできる数値の範囲。
3.5 網点面積率 (dot percentage)
0100%の値で表される,網点によって覆われる面積の百分率。最明
画像部分は,0%又は0%に近い最小網点面積率で表し,最暗画像部分は100%又は100%に近い最大網点面
積率で表す。
3.6 全体的色変更 (global colour change)画像の中の色変更を,その画像のすべての部分に一貫して適
用すること。他の色変更の方法として,画像の一部の領域を選択して,その他の画像領域とは独立に変更
する局所的色変更がある。
3.7 写真又は印刷物の光の反射率又は透過率を電気信号に変換
カラースキャナ (input colour scanner)
する装置。
3.8 画像の向き (orientation)画像を記録する方向。画像の左上,左下,右上又は右下のいずれかの点
から始めて垂直又は水平の向きとする。画像の向きを指定するために使われるコードは,JIS X 9205によ
る。
3.9 画素 (pixel)ディジタル画像を形成する最小の構成要素。
3.10 点順次 (pixel interleaving) シアン,マゼンタ,イエロ(黄),ブラック(墨)などのデータの順を各
画素について色順を同一とし,次々の画素ごとに順次並べて表現するカラー画像データの表現方法。他の
カラーデータ順次表現方法として,線順次及び面順次がある。色の特定の順序は,JIS X 9205の中で定義さ
れるフィールド番号によって決定される。
4. CD-ROMデータ
この部分は,“JIS X 9201高精細カラーディジタル標準画像データ (CMYK/SCID)”
のCD-ROMに含まれる。これらのデータの画像特徴は5.で規定し,電子データ構造は6.で規定する。
5. データの表現方法及び定義
5.1 解像度
データセットは,データ数値範囲及び解像度の異なる二つの組合せからなる。
主セットは,データ範囲を網点面積率0100%に対応して28228とし,規定画面寸法 (128mm×160mm)
において,解像度を16画素/mmとする。副セットは,データ範囲を0255,同一画面寸法において,
解像度を12画素/mmとする。副セットは,解析的な変換則によって,主セットから生成された。二つの
セットを区別するため,主セットには “ISO 400”,副セットには “ISO 300” という小さな文字を画像上部
に挿入する。
5.2 データセットの定義
主セット及び副セットは,それぞれ8種の(写真的な)自然画像及び計算機
によって生成された10種の合成画像からなる。主セットの自然画像の識別記号は,N1N8とする。副セ
ットの各画像には,N1Aのように文字 “A” を付加する。各画像には,その絵柄の内容に由来する名前(例
えば,カフェテリア)を付ける。
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X 9201 : 2001 (ISO 12640 : 1997)
合成画像は,解像度チャート及びカラーチャートからなる。合成画像の識別記号は,主セットにおいて
は,S1S10,副セットにおいては,S1AS10Aとする。
5.2.1 自然画像
自然画像の名称,画像の縦長・横長の別,及び特徴を表1に示す。自然画像を縮小し,
単色で再現したものを図1に示す。ISO/TR 14672では,これらの画像の統計的な特徴にかかわる情報が与
えられる。
自然画像の仕様を,次に示す。
表1 自然画像
画像の識別番号 画像の名前 画像の縦横 特徴
N1 ポートレート 縦長 女性の画像で,人肌の再現性評価用。
N2 カフェテリア 縦長 複雑な幾何学的形状を含む画像で,画像処理結果の評価用。
N3 果物かご(篭) 横長 茶色及びきめの細かい質感の評価用。
N4 ワインと食器 横長 明部の調子及び中性色の再現性の評価用。
N5 自転車 縦長 解像度,鮮鋭度及び画像処理結果の評価用。
N6 らん(蘭) 横長 明部及び暗部の滑らかな階調変化の評価用。
N7 ミュージシャン 横長 3人の異なった人肌の階調及び微妙な画像細部の再現性の評価用。
N8 キャンドル 横長 暗部の多い室内の画像で,茶色及び緑を主体とする濃い色の評価用。
a) 画像の大きさ 主セットの大きさは,2 560画素(長辺)×2 048画素(短辺)とし,副セットの大き
さは,1 920画素(長辺)×1 536画素(短辺)とする。
備考 印刷画像の寸法は,主セット(解像度16画素/mm),副セット(解像度12画素/mm)とも
に160mm×128mmとする。
b) カラー画像データの並び順 点順次
c) カラー画像データの色順 シアン,マゼンタ,イエロ(黄)及びブラック(墨)の順。
d) 色値 主セットは,8ビットデータを網点面積率の0%がディジタル値の28に,100%が228になるよ
うに網点面積率を線形に割り付ける。
副セットは,8ビットデータを網点面積率の0%がディジタル値の0に,100%が255になるように
網点面積率を線形に割り付ける。
e) 画像の向き 画像の左上から右下に水平方向の走査。
備考 個々のファイルのヘッダにおける,a) e)のデータの符号は,附属書Cに示され,JIS X 9205
で規定するフォーマットに一致する。
――――― [JIS X 9201 pdf 5] ―――――
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JIS X 9201:2001の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 12640-1:1997(IDT)
JIS X 9201:2001の国際規格 ICS 分類一覧
- 37 : 映像技術 > 37.100 : グラフィック技術 > 37.100.99 : グラフィック技術に関するその他の規格
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.240 : 情報技術(IT)の応用 > 35.240.30 : 情報,ドキュメンテーション及び出版業務におけるITの応用
JIS X 9201:2001の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称