JIS Z 0200:2013 包装貨物―性能試験方法一般通則 | ページ 7

                                                                 附属書JB
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS Z 0200:2013 包装貨物−性能試験方法一般通則 ISO 4180:2009 Packaging−Complete, filled transport packages−General rules
for the compilation of performance test schedules
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異の
(IV) JISと国際規格との技術的差異の
国際規 箇条ごとの評価及びその内容 理由及び今後の対策
格番号
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ご 技術的差異の内容
及び題名 番号 との評

1 適用 包装貨物が流通過程において 1 危険物に使用される包装を 変更 基本的には差異はない。 包装貨物の流通過程が未知な場合が
範囲 受ける振動,落下衝撃及び圧 除く,全ての流通過程で使 JISは国際規格のケース2,一般的であり,JISはケース2の採
縮に対する包装の保護が適正 用されることを意図した, 流通過程が未知の場合を主用を主体にしたが,国際規格はケー
であるかどうかを,評価する 包装貨物に対する性能試験 体に規定し,国際規格はケス1のガイドラインが主体と位置付
ための試験方法について規 計画に適用する一般通則を ース1,すなわち,流通過程
けられている。方針の違いであり,
定。また,流通過程が既知で, 規定。流通環境が既知のケ が既知でそのデータが利用ISOへの改訂の提案はしない。
そのデータを利用できる場合 ース1のガイドライン,流 可能なガイドラインを主体
は,附属書Aのケース1を利 通環境が未知のケース2の に記載している。
用できる。ただし,消防法, 試験片の質量及び予定の仕
その他関係法令の適用を受け 向地に依存した試験計画を
る包装貨物は除く。 規定。また,試験実施後の
包装の合否判定基準の評価
すべき要素を規定。
2 引用
規格
3 用語 3.1 性能試験方法 3 英語表記を変更 変更 基本的な差異はない。 国際規格の見直しの際,提案を行う。
及び定義 3.2 ハザード ISO規格に規定なし。 追加 追加した用語は,この規格同上。
3.4 加速度パワースペクト 同上。 で使われており必要。 なお,ISO 4180には,包装貨物が
Z0
ル密度 JIS Z 0232の定義を引用し定義されているが,注記にISO 21067
20
追加。 参照とあり,削除するよう提案。
0 : 2
0 13
4

――――― [JIS Z 0200 pdf 31] ―――――

     (I)   JISの規定                       (II)    (III)国際規格の規定                                           (V)   JISと国際規格との技術的差異の
(IV) JISと国際規格との技術的差異の
Z0
4
国際規 箇条ごとの評価及びその内容 理由及び今後の対策
20
格番号
0 : 2
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ご 技術的差異の内容
0
及び題名 番号 との評
13

7 試験 附属書JAに参考として作成 9 ケース1 明確な流通過程 追加 国際規格はケース1のガイ 規格作成方針の違いであるが,国際
計画の作 方法を記載。 及び決定したハザード強さ ドラインが主体であり,JIS
規格見直しの際に試験計画の作成事
成 ケース2 明確ではない流 のケース1の主体に対して,
例を附属書(参考)に取り込むよう
通過程及び未知のハザード 試験者が適用可能な試験及に提案する。
強さ び適切な試験手順を決め,
試験計画を作成する仕組み
になっており,試験計画の
作成の例が必要なため附属
書JAに記載した。
8 試験 8.1試験の順序 6 同一供試品で衝撃,荷重, 追加 まれな発生確率のハザード国際規格は,過剰包装につながる場
方法 同一供試品で,振動試験,衝 振動,荷重,衝撃の順で試 を同一の供試品に連続で加合があり,環境配慮と経済性面とか
撃試験の順序で,圧縮試験は 験を行う。 える国際規格は過酷で,JIS
ら選択の幅をもたせるよう国際規格
別の供試品で行う。 の方法で品質の保証が十分見直しの際に取り込むように提案す
受渡当事者間の協定で振動試 に得られる。 る。
験及び衝撃試験を別の供試品
で行うことも可能。
8.4.4跳ね上がり振動試験(繰 11 ISO 13355に規定するPSD 追加 ランダム振動試験装置がなランダム振動試験装置が国内に普及
返し衝撃試験) によって,レベル1,2,3 い場合でも対応できるようした時点で,JISの代用試験部分を
供試品が固定されない可能性 に対し30,20,10分の試験 廃止する。ISOへの改訂提案はしな
に,JISに代用試験として正
がある場合,輸送振動試験に を行うことを規定。代用試 弦波対数掃引振動試験方法い。
続き追加で実施。ランダム振 験は規定なし。 を追加した。
動試験,正弦波対数掃引振動
試験の試験条件,輸送中の積
付け方向が予測できない場合
の3軸それぞれの姿勢で試験
時間について規定

――――― [JIS Z 0200 pdf 32] ―――――

     (I)   JISの規定                       (II)    (III)国際規格の規定                                           (V)   JISと国際規格との技術的差異の
(IV) JISと国際規格との技術的差異の
国際規 箇条ごとの評価及びその内容 理由及び今後の対策
格番号
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ご 技術的差異の内容
及び題名 番号 との評

8 試験 8.5 衝撃試験 10 ケース1は流通システムに 追加 試験条件が異なるため,JIS
片支持りょう落下は,流通過程で発
方法 8.5.2 試験方法の選択 従って適用可能な試験及び に附属書Aとして,対応国 生する。
想定される荷役方法によって 試験の強さを選択。 際規格を取り入れる。 片支持りょう落下試験は,EN 14149:
自由落下試験,片支持りょう 国際規格では,片支持りょ1992に規定があり,国際規格の見直
落下試験,水平衝撃試験及び 11 ケース2は製品の質量に従 う落下試験が規定されていしの時期に取り込むよう提案する。
落下試験のいずれかを選択。 って,自由落下試験,水平 ない。
衝撃試験,回転落下試験を
選択。
8.5.3 衝撃試験の区分 10 ケース1で再現性のために 追加 試験条件が異なるため,JIS
衝撃試験は内容品を保証するために
輸送,保管及び荷役によって 衝撃波形,持続時間,加速 に附属書Aとして,対応国 4区分が適切。また,国際規格は質
レベルを4区分としている。 度を推奨値から選択。 際規格を取り入れる。 量で試験方法を区分しているが,地
11 ケース2で質量によって3 域によって荷役方法は異なるので,
区分,レベルを仕向地によ 荷役方法による区分を国際規格の見
って3区分としている。 直しの時期に提案する。
8.5.4 人力による荷扱い(自 11 直方体容器,円筒容器,サ 追加 試験条件が異なるため,JIS
自由落下試験は内容品を保証するた
由落下試験) ック又はバッグの落下順序 に附属書Aとして,対応国 めに4区分が適切。また,国際規格
4区分(レベル)による自由 を規定。 際規格を取り入れる。 は質量で試験方法を区分している
落下高さに対して,直方体容 が,地域によって荷役方法は異なる
器の場合及び円筒形容器の場 ので,荷役方法による区分を国際規
合の落下順序及び落下回数を 格の見直しの時期に提案する。
規定。
8.5.5 機械による荷扱い 11 流通のシステム,製品の質 追加 試験条件が異なるため,JIS
規格作成方針の違いであり,今後の
方法A(片支持りょう落下試 量及び仕向地によって試験 に附属書Aとして,対応国 対策は8.5.5.1,8.5.5.2.1及び8.5.5.2.2
験),又は方法B(水平衝撃試 条件を規定。 際規格を取り入れる。 に記載した。
験及び落下試験)のいずれか
を選択して実施。
Z0 200 : 2
0 13
4

――――― [JIS Z 0200 pdf 33] ―――――

                                                                                                                                              Z0
4
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異の
(IV) JISと国際規格との技術的差異の
2
国際規 箇条ごとの評価及びその内容 理由及び今後の対策
00
格番号
: 2
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ご 技術的差異の内容
0
及び題名 番号 との評
13

8 試験 8.5.5.1 方法A(片支持りょ 11 規定なし。 追加 国際規格では片支持りょう片支持りょう落下は,流通過程で発
方法 う落下試験) 落下試験が規定されていな生する。片支持りょう落下試験は,
底面とつま面とに接する各り い。 EN 14149:1992に規定があり,国際
ょうを15 cm高さの台に支持 規格の見直しの時期に採用を提案す
し,反対のりょうを規定の高 る。
さから落下させる。
8.5.5.2.1 水平衝撃試験 11 3区分の衝突速度で各側面 追加 試験区分が異なるため,JIS
水平衝撃試験は内容品を保証するた
JIS Z 0205による。 に1回の水平衝撃を加える。 に附属書Aとして,対応国 めに4区分が適切。また,国際規格
4区分の衝突速度で各側面に 際規格を取り入れる。 は質量で試験方法を区分している
1回の水平衝撃を加える。 が,地域によって荷役方法は異なる
ので,荷役方法による区分を国際規
格の見直しの時期に提案する。
8.5.5.2.2 落下試験 11 ケース1は,流通システム 追加 試験条件が異なるため,JIS
落下試験は内容品を保証するために
4区分の落下高さで,供試品 に従って適用可能な試験及 に附属書Aとして,対応国 4区分が適切。また,国際規格は質
総質量70 kg未満はJIS Z び試験の強さを選択。 際規格を取り入れる。 量で試験方法を区分しているが,地
0202によって底面,底面4り ケース2は,製品の質量に 域によって荷役方法は異なるので,
ょう及び底面4角に各1回の 従って,自由落下試験,水 荷役方法による区分を国際規格の見
衝撃を,総質量70 kg以上は, 平衝撃試験,回転落下試験 直しの時期に提案する。
底面の隣り合う2りょうに各 を規定。
1回衝撃を加える。
8.6 圧縮試験 11 ケース1は,積荷の高さと 追加 JISは試験データと経験値から求め
試験条件が異なるため,JIS
8.6.3 JIS Z 0212による方法 荷重時間の条件を組み合わ の附属書Aとして,対応国 た負荷係数で算出した試験荷重によ
JIS Z 0212による。 せた積重ね試験,又は望ま 際規格を取り入れる。 って短時間の圧縮試験で評価を行う
圧縮試験装置を用いて,保証 しい荷重を負荷する圧縮試 実用的な方法である。また,負荷係
レベルに応じた負荷係数を使 験を規定。 数は保管環境に応じて3保証レベル
い,指定された計算式から求 ケース2は,最大荷重を24 が適用できる。国際規格に採用を提
めた荷重を加え,直ちに除荷 時間負荷する積重ね試験を 案する。
する。圧縮方向は積重ね方向 規定。
を対面とする。

――――― [JIS Z 0200 pdf 34] ―――――

     (I)   JISの規定                       (II)    (III)国際規格の規定                                           (V)   JISと国際規格との技術的差異の
(IV) JISと国際規格との技術的差異の
国際規 箇条ごとの評価及びその内容 理由及び今後の対策
格番号
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ご 技術的差異の内容
及び題名 番号 との評

8 試験 8.6.4 JIS Z 0212の附属書に 11 試験区分共通で最大荷重を 変更 試験条件が異なるため,JIS
保管条件に応じて試験強度を変える
方法 よる方法 24時間負荷する積重ね試験 に附属書Aとして,対応国 JISの積重ね試験方法を国際規格の
保証3レベルに応じた負荷係 を規定。 際規格を取り入れる。 見直しの時期に提案する。
数を用いて算出した試験荷重 国際規格は長期間の積上げ
を供試品に24時間負荷する 荷重に対する保証が不十分
積重ね試験を規定。 なので,JISでは保管期間に
応じた負荷係数を用いてい
る。
附属書A ISO法による試験方法につい 1 JISとほぼ同じ。 変更 適用範囲,引用規格,用語
(規定) て規定。 12 及び定義,流通過程,及び
ハザードは本体に移し,構
成を変更したが,技術的内
容は一致している。
附属書B
(参考)
附属書
JA(参考)
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 4180:2009,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加·················· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更·················· 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD··············· 国際規格を修正している。
Z0 200 : 2
0 13
4

JIS Z 0200:2013の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 4180:2009(MOD)

JIS Z 0200:2013の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 0200:2013の関連規格と引用規格一覧