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Z 0609 : 2017
表3−パレットの性能
項目 性能
圧縮強度 ひずみ量 mm 4以下
曲げ強度 たわみ率 % 5以下
残留たわみ率 % 0.5以下
下面デッキボード強度 たわみ率 % 8以下
落下強度 対角線長さの変化率 % 1以下
7 構造・原料
7.1 構造
パレットの構造は,次による。
a) パレットは,直方形の積載面,フォークなどの差込口をもち,積載面は接地面と平行なものとする。
b) パレットの積載面は,積荷が容易に滑りを生じないものとする。
c) パレットとフォークとが,容易に滑りを生じないものとする。
d) 主原料に使用する容器包装リサイクル材の品質特性に配慮し,圧縮などの製法,パレット各部の厚さ
の増強,補強部分の増設などによって製品強度を維持するものとする。
7.2 原料
パレットの製造に使用する原料として,容器包装リサイクル材を1枚の全質量当たり80 %以上使用しな
ければならない。残り20 %は容器包装リサイクル材と同等又はそれ以上の品質の熱可塑性プラスチック材
及び添加剤を使用するものとする。
8 寸法
8.1 大きさ
パレットの大きさは,長さ (L) × 幅 (W) によって表し,表4による。ただし,長さ及び幅は,23±2 ℃
の温度において測定する。
表4−パレットの大きさ
単位 mm
長さ (L) × 幅 (W) 参考
800 × 1 100 1 100系列
1 100 × 800
900 × 1 100
1 100 × 900
1 100 × 1 100
1 100 × 1 300
1 300 × 1 100
1 100 × 1 400
1 400 × 1 100
1 440 × 1 130
800 × 1 200 1 200系列
1 200 × 800
1 000 × 1 200
1 200 × 1 000
寸法許容差については,8.6(寸法許容差)による。
――――― [JIS Z 0609 pdf 6] ―――――
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8.2 差込口の高さ
フォークリフトトラックのフォーク用の差込口の高さH1は,50 mm以下であってはならない。
パレットトラックのフォークの差込口の高さH2は89 mm以上で156 mm以下とする(図2参照)。また,
詳細を附属書Bに示す。
図2−パレットの差込口の高さ
8.3 差込口の開口幅
二方差し・準四方差しパレットの端部及び四方差しパレットの端部,並びに側部に差し込むフォークリ
フトトラック及びパレットトラックのフォークの差込口の開口幅は,表5による。ただし,フォーク内側
間の距離が180 mmより大きい場合,L1及びW1はフォーク間の距離より少なくとも20 mm以上小さくな
ければならない。また,詳細を附属書Bに示す。
表5−差込口の開口幅
単位 mm
差込口の開口幅
長さ (L) × 幅 (W)
L1及びW1の最大 L2及びW2の最小
≧ 800 160 580
≧ 1 000 160 710
8.4 下面開口部寸法及び受圧面積
パレットトラックを使用するパレットの下面開口部の寸法は,長さ(表4のL)及び幅(表4のW)と
もに180 mm以上とし,パレットの下面開口部を除く受圧面積(パレット接地面積)は,下面デッキ平面
――――― [JIS Z 0609 pdf 7] ―――――
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寸法の35 %以上とする。
8.5 面取り部の寸法
パレットトラックを使用する場合,差込口及び下面開口部に設ける面取り部の断面寸法は,図3による。
面取りを部分的に設ける場合は,面取り部と開口部両端との距離は,それぞれ65 mmを超えてはならない。
単位 mm
図3−面取り部の寸法
8.6 寸法許容差
パレットの寸法許容差は,次による。
a) パレットの長さ及び幅の許容差は,表4に規定する大きさに対して±0.7 %とする。
b) 両対角線の長さの差は,長い方の対角線に対して0.2 %以下とする。
8.7 平面度
パレットの上面及び下面デッキボードの平面度は,水平面からの垂直偏差が7 mmを超えてはならない。
ただし,パレットの用途によるデッキボードでの意図的な凹凸は,7 mmを超えてもよい。
9 試験方法
9.1 圧縮強度試験
圧縮強度試験は,JIS Z 0602の5.1(パレットの脚部圧縮試験方法)による。
9.2 曲げ強度試験
曲げ強度試験は,JIS Z 0602の5.2(パレットの曲げ試験方法)による。
9.3 下面デッキボード強度試験
下面デッキボード強度試験は,JIS Z 0602の5.3(パレットの下面デッキボード試験方法)による。
9.4 落下強度試験
落下強度試験は,JIS Z 0602の5.4(パレットの落下試験方法)による。
9.5 追加試験
9.19.4の試験のほか,パレットの使用条件(積載物の質量,荷役の動線,二点支持ラックに保管,荷
役方法など)によって,追加で行う,滑り試験,曲げクリープ試験及び物体落下試験は,受渡当事者間の
協議によって,附属書Aに基づいて行う。
――――― [JIS Z 0609 pdf 8] ―――――
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Z 0609 : 2017
10 検査
検査は,形式検査と受渡検査とに区分し,箇条9の試験及び確認,目視,実測を行ったとき,箇条6
箇条8の規定に適合したものを合格とする。検査の項目はそれぞれ次のとおりとする。
なお,形式検査は,製品開発時又は金型など主要設備の変更の際に実施することとし,受渡検査の検査
方式は,受渡当事者間の協定による。
a) 形式検査項目
1) 外観検査
2) 圧縮強度検査
3) 曲げ強度検査
4) 下面デッキボード強度検査
5) 落下強度検査
6) 寸法検査
7) 原料検査
b) 受渡検査項目
1) 外観検査
2) 寸法検査
注記1 形式検査とは,パレットの品質が,設計で示された全ての性能に適合するかどうかを判断す
るための検査をいう。
注記2 受渡検査とは,既に形式検査に合格したものと同じ設計・製造によるパレットを受渡す場合
に,必要と認める品質に適合するかどうかを判断するための検査をいう。
注記3 原料検査とは,7.2の規定において,容器包装リサイクル材の使用割合の適合を判断するため
の検査をいう。検査は形式検査項目のa) 1)6) を行う際に,使用するパレットの生産ロット
分の原料を事業記録帳票の確認によって行う。
注記4 外観検査は,目視によって行う。
注記5 寸法検査は,実測によって行う。
11 製品の呼び方
製品の呼び方は,規格名称又は規格番号,種類又はその記号,最大積載質量及び大きさによる。
例1 容器包装リサイクル材プラスチック製平パレット 片面使用形二方差し 1 t 1100×1100
例2 容器包装リサイクル材プラスチック製平パレット 片面使用形二方差し 1 t 1111
例3 JIS Z 0609 D2-R 1 t 1100×1100
例4 JIS Z 0609 D2-R 1 t 1111
12 表示
パレットには,見やすい箇所に容易に消えない方法で,次の事項を表示する。
a) 種類又はその記号
b) 最大積載質量,及び大きさ又はその略号1)
c) 製造業者名又はその略号
d) 製造年月又はその略号
注1) 略号は,大きさについて用い,例を次に示す。
――――― [JIS Z 0609 pdf 9] ―――――
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Z 0609 : 2017
例1 1100×1100 略号1111
例2 1440×1130 略号144113
――――― [JIS Z 0609 pdf 10] ―――――
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JIS Z 0609:2017の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.030 : 廃棄物 > 13.030.50 : リサイクル
JIS Z 0609:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ0106:1997
- パレット用語
- JISZ0602:1956
- 輸出絹織物及び輸出人絹織物の包装方法
- JISZ0602:1988
- 平パレット試験方法