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Z 1538 : 2009
a) 常態 JIS Z 0237の10.3(試験方法)の方法1によって,ステンレス試験板に対する180°引きはが
し粘着力を求める。この場合,試験片は試料から幅25 mm,長さ約250 mmの試験片(試験片の長さ
方向は,縦方向とする。)を切り取り,静かにはく離紙をはがしたものとする。
b) 促進保存性処理後 試料から幅150 mm,長さ250 mmの大きさの試験片を3枚採り,JIS Z 0237の附
属書JB(促進保存性処理)によって促進保存性処理を行った後,a) の方法によって試験を行い,そ
れぞれ3個の測定値の平均値で表す。
6.4 保持力
保持力の測定は,常態及び促進保存性処理後について,それぞれ次のとおり行う。
a) 常態 JIS Z 0237の箇条13(保持力)によって行う。はり付け面積は,幅25±0.5 mm及び長さ25±
0.5 mmとする。試験用のおもりは,質量1 000±5 g,規定時間は60分とし,ずれた距離を測定する。
この場合,試験片は試料から幅25 mm,長さ約250 mmの試験片(試験片の長さ方向は,縦方向とす
る。)を切り取り,静かにはく離紙をはがしたものとする。
b) 促進保存性処理後 6.3 b) の条件で保存性試験を行った試料で,a) と同様の方法によって試験を行う。
6.5 再はく離性
6.5.1 試験片の採取方法
試験片の採取方法は,6.1による。
6.5.2 試験
試験は,常態及び促進保存性処理後について,次のとおり行う。
a) 常態 6.3 a) の測定時に行い,表面基材の破れ及びのり残りがないようにはがせるかを調べる。
b) 促進保存性処理後 6.3 a) で調整した試料をJIS Z 0237の附属書JB(促進保存性処理)の条件で放置
した後,6.3 a) の引きはがし試験で,表面基材の破れ及びのり残りがないようにはがせるかを調べる。
6.6 ぬれ張力
6.6.1 試験片の採取方法
試験片の採取方法は,ロール製品の場合は,試料から縦方向に少なくとも2 m離して2か所から幅いっ
ぱいに長さ約500 mmを切り取る。平判製品の場合は,任意の2枚を選ぶ。
なお,試料の試験を行う部分に触れたり,汚したりしないように十分注意する。
6.6.2 試験
ぬれ張力試験は,JIS K 6768による。
6.7 寸法
寸法の試験は,JIS Z 0237の箇条5(厚さの測定),箇条6(幅の測定)及び箇条7(長さの測定)によ
る。この場合,粘着紙の厚さについては,はく離ライナーを静かにはがし取って測定し,総厚は,はく離
ライナーをはがさず測定する。ただし,平判製品の単位は,ミリメートル(mm)とする。
6.8 外観
外観は,目視によって調べる。
7 製品の呼び方
製品の呼び方は,規格名称,種類又は記号,ロール製品(幅及び長さ),又は平判製品(隣接する2辺の
長さ)による。
例 印刷用粘着紙 1種1号1 250 mm×400 m
印刷用粘着紙 P111 250 mm×400 m
――――― [JIS Z 1538 pdf 6] ―――――
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Z 1538 : 2009
8 表示及び包装
8.1 表示
粘着紙には,包装の見やすいところに,次の事項を表示しなければならない。
a) 規格名称又は規格番号
b) 種類又は記号
c) 寸法,ロール製品[幅(mm)及び長さ(m)],又は平判製品[隣接する2辺の長さ(mm)]
d) 数量。ただし,個装の場合は除く。
e) 製造年月又はその略号
f) 製造業者名又はその略号
8.2 包装
粘着紙は,貯蔵,輸送などに適するように包装する。
9 保存及び取扱い上の注意事項
粘着紙は,温度,湿度,圧力などによって,その品質が影響を受けやすいので,保存及び取扱いについ
ては,次の事項を守ることが望ましい。
a) 直射日光及び高温・高湿の場所は避ける。
b) 変形防止のため,横積みは避ける。
JIS Z 1538:2009の国際規格 ICS 分類一覧
JIS Z 1538:2009の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK6768:1999
- プラスチック―フィルム及びシート―ぬれ張力試験方法
- JISZ0109:2015
- 粘着テープ・粘着シート用語
- JISZ0237:2009
- 粘着テープ・粘着シート試験方法