JIS Z 1538:2009 印刷用粘着紙

JIS Z 1538:2009 規格概要

この規格 Z1538は、主にラベル,ステッカーなどに用いる,紙を表面基材とし,その片面に粘着剤を均一に塗布した印刷用粘着紙について規定。

JISZ1538 規格全文情報

規格番号
JIS Z1538 
規格名称
印刷用粘着紙
規格名称英語訳
Pressure sensitive adhesive papers for printing
制定年月日
1974年3月1日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

37.100.20, 85.080
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
接着 2021, 紙・パルプ 2021
改訂:履歴
1974-03-01 制定日, 1976-12-01 改正日, 1980-01-01 確認日, 1982-03-01 改正日, 1987-02-01 確認日, 1991-08-01 改正日, 1997-02-20 確認日, 2004-01-20 改正日, 2009-12-21 改正日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS Z 1538:2009 PDF [7]
                                                                                   Z 1538 : 2009

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[1]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  5.1 性能・・・・[2]
  •  5.2 寸法・・・・[2]
  •  5.3 外観・・・・[3]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 試験の一般条件・・・・[3]
  •  6.2 はく離性・・・・[3]
  •  6.3 粘着力・・・・[3]
  •  6.4 保持力・・・・[4]
  •  6.5 再はく離性・・・・[4]
  •  6.6 ぬれ張力・・・・[4]
  •  6.7 寸法・・・・[4]
  •  6.8 外観・・・・[4]
  •  7 製品の呼び方・・・・[4]
  •  8 表示及び包装・・・・[5]
  •  8.1 表示・・・・[5]
  •  8.2 包装・・・・[5]
  •  9 保存及び取扱い上の注意事項・・・・[5]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 1538 pdf 1] ―――――

Z 1538 : 2009

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本粘着テープ工
業会(JATMA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべ
きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS Z 1538:2004は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 1538 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 1538 : 2009

印刷用粘着紙

Pressure sensitive adhesive papers for printing

序文

  この規格は,1974年に制定され,その後5回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2004年に
行われたが,その後の引用規格であるJIS Z 0237の改正に対応するために改正した。
なお,この規格に対応する国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,主にラベル,ステッカーなどに用いる,紙を表面基材とし,その片面に粘着剤を均一に塗
布した印刷用粘着紙(以下,粘着紙という。)について規定する。
注記 表面基材には,紙とアルミはく(箔)とをは(貼)り合わせたホイル紙を含む。また,製品の
形状は,規定の巻心にロール状に巻かれたもの(以下,ロール製品という。)及び板状に断裁さ
れたもの(以下,平判製品という。)がある。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 6768 プラスチック−フィルム及びシート−ぬれ張力試験方法
JIS Z 0109 粘着テープ・粘着シート用語
JIS Z 0237 粘着テープ・粘着シート試験方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 0109による。

4 種類

  粘着紙の種類は,表面基材,粘着剤及びはく離紙によって分類し,表1による。

――――― [JIS Z 1538 pdf 3] ―――――

2
Z 1538 : 2009
表1−種類
種類 記号 表面基材 粘着剤 はく離紙
1種 1号 1 P111 上質紙 永久形 上質系
2 P112 グラシン系
2号 1 P121 再はく離形 上質系
2 P122 グラシン系
2種 1号 1 P211 アート紙 永久形 上質系
2 P212 コート紙 グラシン系
2号 1 P221 再はく離形 上質系
2 P222 グラシン系
3種 1号 1 P311 キャストコート紙 永久形 上質系
2 P312 グラシン系
2号 1 P321 再はく離形 上質系
2 P322 グラシン系
4種 1号 1 P411 ホイル紙 永久形 上質系
2 P412 グラシン系
2号 1 P421 再はく離形 上質系
2 P422 グラシン系
5種 1号 1 P511 サーマル紙 永久形 上質系
2 P512 グラシン系
2号 1 P521 再はく離形 上質系
2 P522 グラシン系

5 品質

5.1 性能

  粘着紙の性能は,箇条6によって試験を行い,表2による。また,粘着紙は,表面基材とはく離紙との
収縮差が少なく,打抜機で打ち抜くとき,めくれ,層はく離などを生じず,作業上支障がないようにしな
ければならない。
表2−性能
性能
試験項目 適用試験箇条
1号(永久形) 2号(再はく離形)
粘着紙及びはく離紙の破れ並びにのり
はく離性 6.2
はがれがあってはならない。
粘着力 常態 2.40以上 0.60以上
6.3
N/10 mm 促進保存性処理後 2.40以上a) 0.60以上a)
保持力 常態 3以下 3以下
6.4
mm 促進保存性処理後 3以下a) 3以下a)
常態 − あり
再はく離性 6.5
促進保存性処理後 − ありa)
ぬれ張力 mN/m b) 30.0以上 6.6
注a) サーマル紙は除く。
b) ホイル紙を表面基材とする粘着紙だけに適用する。

5.2 寸法

  粘着紙の寸法及びその許容差は,6.7によって試験を行い,表3,表4及び表5による。

――――― [JIS Z 1538 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
Z 1538 : 2009
表3−厚さ及びその許容差
単位 mm
項目 厚さ 厚さの許容差
はく離紙を除いた厚さ 受渡当事者間の協定による。 ±0.02
はく離紙を加えた総厚 受渡当事者間の協定による。 受渡当事者間の協定による。
表4−ロール製品の寸法及びその許容差
単位 mm
幅 幅の許容差 巻心の基準内径 1巻の長さ 長さの許容差
(m)
下限50から5間 300未満のものは ±1 内径76.5±0.5 400,800 表示長さ以上
隔とする 300以上500未満のものは ±2 肉厚4以上 600,1 200
500以上1 000未満のものは ±3
1 000以上のものは受渡当事者間の
協定による。
− 継ぎ目は,長さ200 mにつき1か所以下とし,その1片の長さは20 m以上とする。ただし,やむを得な
い場合は,長さ及び継ぎ目は,受渡当事者間の協定による。
表5−平判製品の寸法及びその許容差
単位 mm
寸法 許容差
四六判4裁(395×545) 300未満のものは ±1
四六判8裁(272×395)・A列本判 300以上500未満のものは ±2
半裁(440×625)を基準寸法とする。 500以上1 000未満のものは ±3
1 000以上のものは受渡当事者間の協定による。
(ホイル紙及びサーマル紙については対象外とする。)

5.3 外観

  ロール製品及び平判製品の外観は,6.8によって試験を行い,しわ,カール,汚れ,破れ,折れ目,きず,
色むらなどの使用上支障のある欠点及び粘着剤のしみ出し又ははみ出しがなく,更にロール製品は,粘着
紙が巻心に均一に巻かれていて,著しい変形及び巻き巣がなく,両側面が平らでなければならない。
なお,粘着紙は,着色してもよい。

6 試験方法

6.1 試験の一般条件

  試験の一般条件は,JIS Z 0237の箇条4(試験の一般条件など)による。この場合,粘着紙の機械方向
1) を試験片の縦方向とする。
注1) 機械方向とは,粘着紙を製造するときの粘着紙の進行方向。

6.2 はく離性

  はく離性の試験は,試料から幅約25 mm,長さ約1 mの試験片(試験片の長さ方向は,縦方向とする。)
を切り取って,はく離紙を35秒間に約1 mの速さではがしたとき,粘着紙及びはく離紙が破れたり,
のりはがれが生じないかどうかを調べる。

6.3 粘着力

  粘着力の試験は,常態及び促進保存性処理後について,それぞれ次のとおり行う。

――――― [JIS Z 1538 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS Z 1538:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 1538:2009の関連規格と引用規格一覧