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JIS Z 2248:2022 規格概要
この規格 Z2248は、金属材料の曲げ試験方法について規定。
JISZ2248 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Z2248
- 規格名称
- 金属材料曲げ試験方法
- 規格名称英語訳
- Metallic materials -- Bend test
- 制定年月日
- 1952年10月23日
- 最新改正日
- 2022年3月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 7438:2020(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 77.040.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1952-10-23 制定日, 1955-10-07 改正日, 1961-05-01 確認日, 1964-05-01 確認日, 1966-10-01 確認日, 1969-03-01 改正日, 1971-12-01 確認日, 1975-02-01 改正日, 1978-01-01 確認日, 1983-02-01 確認日, 1988-10-01 確認日, 1994-06-01 確認日, 1996-10-20 改正日, 2001-12-20 確認日, 2006-12-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2014-02-20 改正日, 2018-10-22 確認日, 2022-03-22 改正
- ページ
- JIS Z 2248:2022 PDF [19]
Z 2248 : 2022
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 記号及び内容・・・・[2]
- 5 試験の原理・・・・[2]
- 6 試験装置・・・・[2]
- 6.1 一般・・・・[2]
- 6.2 支持体及び押金具を備えた曲げ装置(押曲げ法)・・・・[5]
- 6.3 クランプを備えた曲げ装置(巻付け法)・・・・[5]
- 6.4 軸又は型を備えた曲げ装置(巻付け法)・・・・[5]
- 6.5 Vブロック及び押金具を備えた曲げ装置(Vブロック法)・・・・[5]
- 7 試験片・・・・[6]
- 7.1 一般事項・・・・[6]
- 7.2 く(矩)形断面の試験片の角部及び側面・・・・[6]
- 7.3 試験片の形状及び寸法・・・・[6]
- 7.4 鍛造品,鋳造品及び半製品から採取する試験片・・・・[8]
- 7.5 厚く広幅の試験片に対する協定・・・・[8]
- 8 試験方法・・・・[8]
- 8.1 試験温度・・・・[8]
- 8.2 試験手順・・・・[8]
- 9 結果の判定・・・・[10]
- 10 報告・・・・[10]
- 附属書A(参考)押金具の変位による曲げ角度の計算方法・・・・[11]
- 附属書B(参考)平面ひずみ条件での曲げ試験・・・・[12]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[16]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Z 2248 pdf 1] ―――――
Z 2248 : 2022
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第14条第1項の規定に基づき,認定産業標準
作成機関である一般社団法人日本鉄鋼連盟(JISF)から,産業標準の案を添えて日本産業規格を改正すべ
きとの申出があり,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS Z 2248:2014は改
正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実用新案権に関わる確認に
ついて,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Z 2248 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
Z 2248 : 2022
金属材料曲げ試験方法
Metallic materials-Bend test
序文
この規格は,2020年に第4版として発行されたISO 7438を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本産業規格である。
この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。技術的
差異の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,金属材料の曲げ試験方法1)について規定する。
附属書Bに,参考として,受渡当事者間の協定によって適用する,平面ひずみ条件での試験方法を示す。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 7438:2020,Metallic materials−Bend test(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
を示す。
注1) ISO 7438では,“曲げ加工において金属材料の塑性変形能力を判定する手法”と記載している。
2 引用規格
次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0202 鉄鋼用語(試験)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS G 0202による。
3.1
試験力
試験の目的で試験片に加える力
――――― [JIS Z 2248 pdf 3] ―――――
2
Z 2248 : 2022
4 記号及び内容
曲げ試験に用いる装置を図1図5に示し,記号及び内容を表1に示す。装置は,同様の機能をもつ別
の形式でもよい。
表1−記号及び内容
記号 内容 単位
a 試験片の厚さ又は直径(又は多角形断面の内接円の直径) mm
b 試験片の幅 mm
c 支持体の水平軸を含む平面と試験前の押金具の丸み部の中心点との距離 mm
D 押金具又は型の先端直径 mm
f 押金具の試験前の位置からの変位(附属書A参照) mm
θ 荷重角度パラメータ(Load angle parameter),すなわち,ひずみ方向(附属書B参照)−
L 試験片の長さ mm
l 支持体間の距離 mm
η 三軸係数(Triaxiality factor)(附属書B参照) −
p mm
各支持体の中心軸を含む垂直面と押金具の中心軸を含む垂直面との間の距離(附属書A参照)
R 支持体の半径(附属書A参照) mm
r a) 内側半径 mm
αB 曲げ角度 °
注a) 押金具又は型の先端半径に等しい。
5 試験の原理
円形,正方形,長方形又は多角形断面の試験片を一定方向に規定の角度まで曲げ,試験片の湾曲部の外
側のき裂の有無を調べる。曲げは,ねじれのないように,試験片の軸が曲げの軸に対して垂直な平面内に
保たれるように行う。また,180°曲げの場合には,製品規格の要求によって,お互いに密着するまで曲げ
てもよい。また,規定の距離に保つための挟み物を挿入して,規定の距離で平行になるまで曲げることも
可能である。
注記 試験装置(箇条6参照)及び試験方法(箇条8参照)は,試験片の形状,曲げ角度などによって,
適切に選択される。
6 試験装置
6.1 一般
曲げ試験は,次のいずれかの装置を備えた試験機又はプレス機で実施する。同様の機能をもつ装置を用
いてもよい。
a) 2か所の支持体及び押金具を備えた曲げ装置(図1参照)(押曲げ法)
b) クランプを備えた曲げ装置(図2参照)又は軸又は型を備えた曲げ装置(図3参照)(巻付け法)
c) Vブロック及び押金具を備えた曲げ装置(図4参照)(Vブロック法)
d) 試験片両端から押し込み可能な曲げ装置(図5参照)
――――― [JIS Z 2248 pdf 4] ―――――
3
Z 2248 : 2022
記号説明
1 : 押金具
2 : 支持体
3 : 試験片
4 : 試験力の方向
5 : 押金具半径の中心
図1−支持体及び押金具を備えた曲げ装置(押曲げ法)
記号説明
1 : クランプ
2 : 型
図2−クランプを備えた曲げ装置(巻付け法)
――――― [JIS Z 2248 pdf 5] ―――――
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JIS Z 2248:2022の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 7438:2020(MOD)
JIS Z 2248:2022の国際規格 ICS 分類一覧
JIS Z 2248:2022の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0202:2013
- 鉄鋼用語(試験)