JIS Z 2601:1993 鋳物砂の試験方法 | ページ 2

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Z 2601-1993
附属書2 鋳物砂の粒度試験方法
1. 適用範囲 この附属書は,鋳物砂の粒度の試験方法について規定する。
2. 試験装置及び器具
2.1 はかり はかりは,感量0.01gのものを用いる。
2.2 ふるい ふるいは,JIS Z 8801の網目ふるいのうち,枠の直径200mmで,呼び寸法3.35mm,2.36mm,
1.7mm,1.18mm,850 600 425 300 212 150 106 75 び
ものを用いる。
2.3 ふるい分け機械 ふるい分け機械は,原則としてロータップ形ふるい機を用いる。
備考 他の機械による場合には,これと同等のふるい分け効果のあるものを用いる。その場合は,使
用機械を明記する。
3. 試験方法 試料は,附属書1によって粘土分を分離した乾燥物の全量を用いる。ふるい分けは,ふる
い目の大きさの順に重ね合わせたふるいの最上部のものに試料を移し,ふたをし,2.3のふるい分け機械に
15分間かける。各粒度の質量百分率は,各ふるい面上の砂の質量をはかり,式(1)によって算出する。

r 100 (1)
ここに, r : 粒度 (%)
e : ふるい面上の砂の質量 (g)
b : 試料の質量 (g)
備考 試料の質量とは,粘土分と砂粒とを合計した量をいう。
4. 記録
(1) 試験結果は,小数点以下第1位まで算出する。ただし,この数値は,同一試料について2回以上の試
験を行い,主な粒度の試験結果の偏差±5%のものを採用し,その際の各粒度の平均値とする。
(2) 鋳物砂の粒度分布は,粘土分を含む各粒度の質量百分率をもって表す。
備考 粘土分は,附属書1によって求める。
(3) 砂粒子の粒度指数を必要とするときは,附属書2表1の粒度係数Snを用い,式(2)によって求める。
附属書2表1 粒度係数
呼び寸法 3.35 2.36 1.7 1.18 850 600 425 300 212 150 106 75 53 Pan(1)
mm mm mm mm
Sn 5 8 11 16 22 31 44 63 89 125 178 249 355 631
注(1) anとは,呼び寸法53 田 の微細粒子をいう。
Wn Sn
F N (2)
Wn
ここに, F・N : 粒度指数
Wn : 各ふるい面上の質量 (g)
Sn : 附属書2表1によって与えられる粒度係数

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Z 2601-1993
附属書3 鋳物砂の通気度試験方法
1. 適用範囲 この附属書は,鋳物砂の通気度の試験方法について規定する。
2. 試験装置及び器具
2.1 通気度試験器 通気度試験器は,附属書3図1に示すものとする。1 000mlの空気量のときにゲージ
圧が静止状態で水柱9.807±0.049mbarを保ち,その圧力の下で2 000mlの空気を300ml/s以上の速度で送
り得るもので,気密は24時間のドラム沈下量で25mm以下のものを用いる。
附属書3図1 通気度試験器
2.2 試験片つき固め機 試験片つき固め機は,附属書3図2に示すように2部から成るものを用いる。
その1部は,砂に圧力を加えるためのおもりであり,他の1部は砂の上面を水平にするための鉄製のきね
で構成する。この二つの部分の砂に対する静荷重は,83.4±1.18Nとする。砂のつき固め作業は,63.7±0.98N
のおもりが50±0.5mmの高さから自由に落下するときの力によって行われるもので,つき固めしろは5mm
以上とする。

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附属書3図2 試験片つき固め機
備考 試験片つき固め機は,原則としてコンクリート床の上において使用する。ただし,木床の
場合には,附属書3図3の金属製のつき固め機の台を使用すればよい。
附属書3図3 試験片つき固め機の台

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2.3 試験筒 試験筒は焼入れを行い,内面の粗さをJIS B 0601に規定された1.6a (6.3s) 以下の滑らかな
鋼製の円筒で,附属書3図4に示すもの又は円筒の同等な品質で附属書3図5に示す割り型のものとする。
附属書3図4 鋼製の円筒
附属書3図5 割り型の試験筒
2.4 台は,直径49.5±0.1mmで,つき固めしろが5mm以上になるような高さをもつ鋼製のものを用いる。
2.5 試験片の押し抜き台 試験片の押し抜き台は鉄製で,附属書3図6に示す寸法のものを用いる。

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附属書3図6 押し抜き台
備考 試験片の押し抜き台は,軽くするため,台の中心部に軽減孔をあけることができる。
2.6 乾態用試験筒 乾態用試験筒は,薄肉ゴム管で試験筒と試験片の間の空気の漏れを防止できるもの
とする。
2.7 精度検査 この方法に使用する装置及び器具の精度を保持するため,使用の度数に応じ,適宜,所
定の精度の有無を検査する。
3. 試験方法
3.1 試験片の作製
3.1.1 湿態の場合 試験片の作製は,試験筒に台を取り付け,その中に砂を入れ,試験片つき固め機によ
って3回つき固めを行い,高さを50±1mm(1)とする。高さが50±1mmの範囲を外れた場合は,新たに別
の砂をもって,上記の範囲の高さになるように作製する。
1度試験した砂は,再び使用することはできない。
注(1) 試験片つき固め機によって3回つき固めた後,その高さが50mmとなるような砂の量は130175g
である。
3.1.2 乾態の場合 乾態の場合には,3.1.1の方法によって作製して,押し抜き台によって試験筒から押
し抜いた試験片又は附属書3図5に示した割り型の試験筒で作製した試験片を金属板上にのせ,そのまま
乾燥炉で所定の温度で乾燥する。乾燥後デシケータ中で室温まで放冷させる。

――――― [JIS Z 2601 pdf 10] ―――――

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