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Z 3609-1 : 2021
注釈2 スティッチFSSW(3.22.1)及び円状パス式FSSW(3.23.1)では,“パス終了後のツール保持時
間”ともいう。
注釈3 スウィングFSSW(3.24.1)では,“スウィング終了後のツール保持時間”(JIS Z 3609-2のC.4
参照)ともいう。
3.12
かくはん部
接合部中心付近のかくはんされた領域
3.13
引抜穴(exit hole)
ツール(3.2)を引き抜いた後に残る穴
3.14
ツールパス(tool path)
ツール(3.2)が移動する経路
注釈1 ツールパスは,スティッチFSSW(3.22.1),円状パス式FSSW(3.23.1)及びスウィングFSSW
(3.24.1)において現れる(図4,表1及び図6参照)。
3.15
接合面(faying surface)
接合継手を形成するために,もう一方の部材の表面と接合させることを意図した,一対の部材の向き合
う表面
3.16
荷重制御(force control)
接合に必要なツール(3.2)の動作を,押込み力で制御する方法
3.17
位置制御(position control)
接合に必要なツール(3.2)の動作を,ツールの位置で制御する方法
3.18
全自動接合(automatic welding)
接合サイクル中に,全ての操作に対して手動介入なしに行う接合
注釈1 手動介入を行っても,それが接合継手の特性に全く影響を及ぼさないことが明らかな場合は,
全自動接合に含まれる。
3.19
半自動接合
接合サイクル中に,一部の操作に対して手動介入を行う接合
注釈1 mechanised welding(ISO 18785-5の4.4.4参照)が,半自動接合に該当する。
3.20
一体式FSSW(basic FSSW)
回転しているプローブ(3.3)を横方向への移動なしに,押し込み,引き抜いて,接合部を形成するFSSW
(3.1)の方式
――――― [JIS Z 3609-1 pdf 6] ―――――
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Z 3609-1 : 2021
注釈1 一体式FSSWのツール(3.2)は,プローブ(3.3)とショルダ(3.4)とが一体となっている(図
1参照)。
注釈2 4.2参照。
3.21 複動式FSSW関連
3.21.1
複動式FSSW(refill FSSW)
可動プローブ(3.21.3)又は可動ショルダ(3.21.4)を押し込み,次に,それぞれ可動ショルダ又は可動
プローブを押し込むことによって引抜穴(3.13)を塞いで接合部を形成するFSSW(3.1)の方式
注釈1 4.3参照。
3.21.2
複動式FSSWツール(refill FSSW tool)
クランプ(3.21.5),並びに軸方向へ移動可能な可動プローブ(3.21.3)及び可動ショルダ(3.21.4)から
なるツールの構成
3.21.3
可動プローブ
可動ショルダ(3.21.4)と同軸で,可動ショルダ及びクランプ(3.21.5)とは独立した,回転,及び軸方
向への移動が可能な複動式FSSWツール(3.21.2)の部分
注釈1 可動プローブの機能については,4.3参照。
3.21.4
可動ショルダ(adjustable shoulder)
可動プローブ(3.21.3)と同軸で,可動プローブ及びクランプ(3.21.5)とは独立した,回転,及び軸方
向への移動が可能な複動式FSSWツール(3.21.2)の部分
注釈1 可動ショルダの機能については,4.3参照。
3.21.5
クランプ(clamping ring)
点接合中に被接合部分を固定するための,複動式FSSWツール(3.21.2)の外側の部分を構成する非回
転のリング
注釈1 図2及び図3参照。
3.21.6
クランプ力(clamping ring force)
クランプ(3.21.5)による,複動式FSSWツール(3.21.2)の軸方向に被接合材を加圧する力
3.21.7
引抜き速度(pull out speed)
可動プローブ(3.21.3)又は可動ショルダ(3.21.4)の押込み時に,可動ショルダ又はプローブを被接合
材から引き抜く速度
注釈1 プローブ押込み方式(3.21.9)では可動ショルダの引抜き速度を,ショルダ押込み方式(3.21.10)
ではプローブの引抜き速度を制御する(表JA.2参照)。
――――― [JIS Z 3609-1 pdf 7] ―――――
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Z 3609-1 : 2021
3.21.8
引抜き長さ
可動プローブ(3.21.3)又は可動ショルダ(3.21.4)の押込み時に,可動ショルダ又は可動プローブを被
接合材から引き抜く長さ
注釈1 プローブ押込み方式(3.21.9)では可動ショルダの引抜き長さを,ショルダ押込み方式(3.21.10)
ではプローブの引抜き長さを制御する(表JA.2参照)。
3.21.9
プローブ押込み方式(probe plunge mode)
複動式FSSWツール(3.21.2)の接合のための押込み部分が可動プローブ(3.21.3)である方式
注釈1 図2参照。
3.21.10
ショルダ押込み方式(shoulder plunge mode)
複動式FSSWツール(3.21.2)の接合のための押込み部分が可動ショルダ(3.21.4)である方式
注釈1 図3参照。
3.22 スティッチFSSW関連
3.22.1
スティッチFSSW(stitch FSSW)
回転しているツール(3.2)を押し込み,直線又は曲線に沿って短距離を移動させて接合部を形成する
FSSW(3.1)の方式
注釈1 4.4参照。
3.22.2
移動距離,l(length of travel)
押し込んだときのツール(3.2)の中心から引き抜くときのツールの中心までの,ツールが走行した距
離
注釈1 図4参照。
3.23 円状パス式FSSW関連
3.23.1
円状パス式FSSW(swept FSSW)
回転しているツール(3.2)を押し込み,引抜穴(3.13)の周囲を円状又はだ(楕)円状に曲線移動させ
て接合部を形成するFSSW(3.1)の方式
注釈1 4.5参照。
3.23.2
ツールパス回転角(tool path rotation)
引抜穴(3.13)を軸とする,押込み位置(3.23.3)から始まるパスの回転角度
注釈1 表1参照。
3.23.3
押込み位置(plunge location)
――――― [JIS Z 3609-1 pdf 8] ―――――
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Z 3609-1 : 2021
ツールパス(3.14)を開始する位置
3.23.4
接合部表面の直径(weld face outer diameter)
ショルダ(3.4)の直径とツールパス(3.14)の直径との和
注釈1 図5参照。
3.24 スウィングFSSW関連
3.24.1
スウィングFSSW(swing FSSW)
回転しているツール(3.2)を押し込み,被接合材の表面に垂直な面に沿って円弧状に旋回移動させて
接合部を形成するFSSW(3.1)の方式
注釈1 4.6参照。
3.24.2
スウィング長さ(swing length)
押込み時のツール(3.2)先端の中心から引抜き時のツール先端の中心までの,板表面に並行な直線距離
注釈1 図6参照。
3.24.3
スウィング速度(swing speed)
スウィング長さ(3.24.2)をツール(3.2)が旋回移動した時間で除した値
3.24.4
スウィング半径(swing radius)
旋回軸からツール(3.2)先端までの距離
注釈1 図6参照。
3.24.5
スウィング角(swing angle)
旋回軸を中心とする回転角
注釈1 図6参照。
3.25
FSSWセッター(weld setter)
FSSW(3.1)接合装置を設定及び/又は調整する要員
注釈1 FSSWセッターは,接合装置を操作することがある。
3.26
FSSWオペレータ(welding operator)
FSSW(3.1)接合装置を操作する要員
注釈1 FSSWオペレータは,接合装置の負荷·除荷などの,FSSWの結果に影響を及ぼさない簡単な
操作だけを行う。
3.27
FSSW管理技術者
――――― [JIS Z 3609-1 pdf 9] ―――――
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Z 3609-1 : 2021
FSSWセッター(3.25)が所属する団体において,全てのFSSW及びその関連業務に関する生産活動の
実施に責任をもつ技術者
(出典 : JIS Z 3608:2016の3.40を一部変更)
3.28
評価員
FSSW(3.1)のプロセス,設備,品質管理,FSSWセッター(3.25)の技量などがこの規格群に適合して
いるかどうかを検証できる力量をもつ要員
注釈1 評価員は,FSSWセッター(3.25)と同じ団体に所属する者又は外部の評価機関(3.29)に所属
する者のいずれでもよい。
(出典 : JIS Z 3608:2016の3.39を一部変更)
3.29
評価機関
FSSW(3.1)のプロセス,設備,品質管理,FSSWセッター(3.25)の技量などがこの規格群に適合して
いるかどうかを検証する組織
注釈1 評価機関は,FSSWセッター(3.25)が所属する団体に属する組織又は外部の組織のいずれでも
よい。
(出典 : JIS Z 3608:2016の3.38を一部変更)
3.30
承認前のFSSW施工要領書,pWPS
FSSWの施工法の試験によって承認すべき確認事項を記載した承認前の文書
(出典 : JIS Z 3001-1:2018の番号11904を一部変更)
3.31
FSSW施工要領書,WPS
製品のFSSWでの再現性を保証するために,FSSWの施工に要求される確認事項を記載し,承認された
文書
(出典 : JIS Z 3001-1:2018の番号11905を一部変更)
3.32
FSSW施工法承認記録,WPQR
承認前のFSSW施工要領書(pWPS)(3.30)を承認するために必要とする全てのデータを含む記録
(出典 : JIS Z 3001-1:2018の番号11908を一部変更)
3.33
標準接合試験
標準化した試験材を用いて行う接合試験
注釈1 JIS Z 3609-2の6.1.5.1及び6.1.5.2参照。
注釈2 標準接合試験は,FSSWセッター(3.25)の適格性確認のために行う(JIS Z 3609-2の6.1.2参
照)。
(出典 : JIS Z 3608:2016の3.29を一部変更)
3.34
FSSW施工法試験
――――― [JIS Z 3609-1 pdf 10] ―――――
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JIS Z 3609-1:2021の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 18785-1:2018(MOD)
- ISO 18785-2:2018(MOD)
JIS Z 3609-1:2021の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.160 : 溶接,ろう付け及びはんだ付け > 25.160.40 : 溶接継手及び溶接部分
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.040 : 用語集 > 01.040.25 : 生産工学(用語集)
JIS Z 3609-1:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ3021:2016
- 溶接記号