JIS Z 7001:2007 プラスチック―環境側面―規格への一般導入指針 | ページ 3

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Z 7001 : 2007 (ISO 17422 : 2002)
a) ポリマー製造中には,材料損失は避けられない。それらの損失は,小さいにしても,不可避である。
b) 製造プロセスの化学変化の頻度が高く,中には最終結果に重大な影響を及ぼす変化がある。例えば,
PVC製造の場合,炭化水素モノマーの水素原子の一つが塩素原子に置換され,PETでは,酸素がポリ
マーそのものに導入される。
このような要因によって,最終ポリマーの発熱量が原料のエネルギーとは異なった結果を与える。した
がって,重要なことは,原料をエネルギー回収の潜在量として用いてはならない。エネルギー回収に適す
るパラメーターは,最終ポリマーの発熱量である。
A.6 リサイクル性 リサイクルは,一般に環境に有益であり,製品はリサイクルが容易な設計をする必要
があると広く信じられているが,正当な理由がほとんど示されていない。プラスチック部品の設計では,
持続的な使用以外は,リサイクルすることを常に考慮しなければならない。しかし,プラスチックの主な
優位性の一つが,環境影響においては,リサイクルすることより設計で対応する方が有利である点に留意
することが重要である。
備考 例えば,PPフィルムに2.5 μm厚のポリ塩化ビニリデン(PVDC)をコーティングした場合,酸素
透過率は,1/50に減少するということが知られている。コーティングした35 μm厚のPPフィ
ルムと同じ効果を出すには,PPフィルムは1 750 μm厚になる。この場合,フィルムは,軽く
て高柔軟性が要求される用途には適さない。コーティングによるバリヤ層を用いることは,用
途の技術的要求に対する適切な答となるだけでなく,たとえ直接リサイクルの可能性が高くて
も,用途に不適で,分厚く,剛直で,重いフィルムを使用しないため,環境上の利点になると
いうことである。したがって,リサイクルするかどうかの選択を評価する場合,目的への適合
性に設計の焦点を当てることが必要不可欠であり,また,そのリサイクルの選択を行った結果
を含めて,環境影響の全体に焦点を当てる必要がある。
A.7 環境に適合した材料の選択基準 ある特定の用途における最も適切な材料を選択すると,必ず代替物
どうしの比較をすることになる。
様々な環境要因を,単一のパラメータ又は指標にまとめて,一般に受け入れられる科学的な方法は,ま
だない。したがって比較する場合は,環境への影響上重要と考えられるパラメータを選んで行わなければ
ならない。これらパラメータの選択は,かなり主観的なので,選択した理由を明確に記載しておくことが
重要である。
ライフサイクルインベントリー分析は,システムを説明したものであり,製品又は材料に関するもので
ないことを忘れてはならない。ライフサイクルデータは,材料・設計・性能・使用・廃棄・リサイクルの
ような多様なファクターが考慮の対象になっている。このライフサイクルシステムによる比較が可能なの
は,それぞれの機能が同等に発揮される場合に限られる。

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Z 7001 : 2007 (ISO 17422 : 2002)
附属書1(参考)参考文献
この附属書は,本体及び附属書A(参考)に関連する規格関係文献及び参考文書を,参考文献として示
すもので,規定の一部ではない。
一般
[1] JIS Q 14001:1996 環境マネジメントシステム−仕様及び利用の手引
用語,ラベル及びデータの提示
[2] JIS K 6899-1:2000 プラスチック−記号及び略語−第1部 : 基本重合体(ポリマー)及びその特性
備考 ISO 1043-1:2001,Plastics−Symbols and abbreviated terms−Part 1: Basic polymers and their
special characteristics が,この規格と一致している。
[3] JIS K 7140-1:2000 プラスチック−比較可能なシングルポイントデータの取得と提示−第1部 : 成
形材料
[4] ISO 10350-2,Plastics−Acquisition and presentation of comparable single-point data−Part 2 : Long-fibre-
reinforced plastics
[5] JIS K 6999:1994 プラスチック−プラスチック製品の識別と表示
備考 ISO 11469:2000, Plastics−Generic identification and marking of plastics products が,この
規格と一致している。
[6] JIS Q 14021:2000 環境ラベル及び宣言−自己宣言による環境主張(タイプII環境ラベル表示)
[7] JIS Q 14050:2003 環境マネジメント−用語
[8] ISO/IEC Guide 2:1996,Standardization and related activities−General vocabulary
[9] EN 13193:2000,Packaging−Packaging and the environment−Terminology
ライフサイクル考慮
[10] JIS Q 14031:2000 環境マネジメント−環境パフォーマンス評価−指針
[11] JIS Q 14040:1997 環境マネジメント−ライフサイクルアセスメント−原則及び枠組み
[12] JIS Q 14041:1999 環境マネジメント−ライフサイクルアセスメント−目的及び調査範囲の設定並
びにインベントリ分析
[13] JIS Q 14042:2002 環境マネジメント−ライフサイクルアセスメント−ライフサイクル影響評価
[14] JIS Q 14043:2002 環境マネジメント−ライフサイクルアセスメント−ライフサイクル解釈
[15] APME (Association of Plastics Manufacturers in Europe), Brussels, Eco-profile of the European plastics
industry:
1) co-balance methodology for commodity thermoplastics (1992)
2) lefin feedstock sources (1993)
3) olyethylene and polypropylene (1993)
4) olystyrene (2nd edition: 1997)
5) o-product allocation in chlorine plants (1994)
6) oly(vinyl/ chloride) (2nd edition: 1998)

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Z 7001 : 2007 (ISO 17422 : 2002)
7) oly(vinylidene chloride) (1994)
8) ET (1995)
9) olyurethane precursors (2nd edition : 1997)
10) olymer conversion (1997)
11) BS and SAN polymers (1997)
12) iquid epoxy resins (1997)
13) olycarbonate (1997)
14) oly(methyl methacrylate) (1997)
15) ylon 6:6 (1997)
16) ET film production (1998)
リサイクル
[16] DIN 6120-1:1996 Marking of packaging and packaging materials for recycling purposes−Plastics
packaging and packaging materials−Part 1: Graphical symbols
[17] ASTM D 5033-00 Standard Guide for Development of ASTM Standards Relating to Recycling and Use of
Recycled Plastics
[18] ASTM D 5203-98 Standard Specification for Polyethylene Plastics Molding and Extrusion Materials from
Recycled Post−Consumer (HDPE) ources
[19] ASTM D 6577-94 Standard Guide for Techniques to Separate and Identity Contaminants in Recycled
Plastics
[20] JIS K 6930:1994 農業用ポリ塩化ビニルフィルム再生か(顆)粒成形材料
[21] JIS K 6931:1991 再生プラスチック製の棒,板及びくい
[22] JIS K 6932:1991 再生プラスチック製標識くい
設計
[23] IEC Guide 109:1995 Environmental aspects−Inclusion in electrotechnical product standards
[24] French standard FD X 3C-310:1998 Management environnemental−Prise en compte de l'environnement
dans la conception des produits−Principes gnraux et application−Lignes directrices
[25] Canadian Standard CSA Z762-95 Design for the Environment (DFE)
[26] Designing for the Environment−A design guide for information technology equipment, American Plastics
Council (1997)

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JIS Z 7001:2007の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 17422:2002(IDT)

JIS Z 7001:2007の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 7001:2007の関連規格と引用規格一覧