JIS Z 8404-1:2018 測定の不確かさ―第1部:測定の不確かさの評価における併行精度,再現精度及び真度の推定値の利用の指針

JIS Z 8404-1:2018 規格概要

この規格 Z8404-1は、次の事項[-JIS Z 8402-2 : 1999に従って実施した共同実験によって得られたデータを利用する測定の不確かさの評価。;-共同実験による結果と,不確かさの伝ぱ(播)則を用いて得られた測定の不確かさとの比較(箇条14参照)。]を実施するときの指針を示す。

JISZ8404-1 規格全文情報

規格番号
JIS Z8404-1 
規格名称
測定の不確かさ―第1部 : 測定の不確かさの評価における併行精度,再現精度及び真度の推定値の利用の指針
規格名称英語訳
Measurement uncertainty -- Part 1:Guidance for the use of repeatability, reproducibility and trueness estimates in measurement uncertainty evaluation
制定年月日
2006年11月20日
最新改正日
2018年3月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 21748:2017(IDT)
国際規格分類

ICS

17.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2006-11-20 制定日, 2011-10-20 確認日, 2018-03-20 改正
ページ
JIS Z 8404-1:2018 PDF [40]
                                                                  Z 8404-1 : 2018 (ISO 21748 : 2017)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[2]
  •  2 引用規格・・・・[3]
  •  3 用語及び定義・・・・[3]
  •  4 記号・・・・[6]
  •  5 原則・・・・[8]
  •  5.1 個々の測定結果及び測定プロセスのパフォーマンス・・・・[8]
  •  5.2 再現性データの適用性・・・・[8]
  •  5.3 統計的モデルの基本式・・・・[8]
  •  5.4 繰返し性データ・・・・[9]
  •  6 併行精度,再現精度及び真度の推定値を用いた不確かさの評価・・・・[9]
  •  6.1 測定の不確かさの評価の手順・・・・[9]
  •  6.2 予想される精度と現実の精度との差・・・・[10]
  •  7 測定方法のパフォーマンス値の,特定の測定プロセスでの測定結果への適用可能性の確認・・・・[10]
  •  7.1 一般・・・・[10]
  •  7.2 かたよりの試験所成分の管理状態の検証・・・・[10]
  •  7.3 併行精度の検証・・・・[13]
  •  7.4 パフォーマンスの継続的検証・・・・[13]
  •  8 試験品の的確性の確認・・・・[13]
  •  8.1 一般・・・・[13]
  •  8.2 サンプリング・・・・[14]
  •  8.3 試料の調製及び前処理・・・・[14]
  •  8.4 試験品の種類の変更・・・・[14]
  •  8.5 応答レベルによる不確かさの変化・・・・[14]
  •  9 追加要因の検討・・・・[15]
  •  10 合成標準不確かさの一般的表現・・・・[15]
  •  11 共同実験データに基づく不確かさのバジェット表・・・・[16]
  •  12 合成された測定結果に対する不確かさの評価・・・・[17]
  •  13 不確かさ情報の表現・・・・[17]
  •  13.1 一般的な表現・・・・[17]
  •  13.2 包含係数の選択・・・・[18]
  •  14 測定方法のパフォーマンス値と不確かさの値との比較・・・・[18]
  •  14.1 比較のための基本となる仮定・・・・[18]
  •  14.2 比較手順・・・・[19]
  •  14.3 差異の原因・・・・[19]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 8404-1 pdf 1] ―――――

Z 8404-1 : 2018 (ISO 21748 : 2017)

pdf 目次

ページ

  •  附属書A(参考)不確かさ評価への二つのアプローチ・・・・[20]
  •  附属書B(参考)実験による不確かさ評価・・・・[25]
  •  附属書C(参考)不確かさ評価の例・・・・[26]
  •  参考文献・・・・[36]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 8404-1 pdf 2] ―――――

                                                                  Z 8404-1 : 2018 (ISO 21748 : 2017)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人日本
規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS Z 8404-1:2006は
改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS Z 8404の規格群には,次の示す部編成がある。
JIS Z 8404-1 第1部 : 測定の不確かさの評価における併行精度,再現精度及び真度の推定値の利用の
指針
JIS Z 8404-2 第2部 : 測定の不確かさの評価における繰返し測定及び枝分かれ実験の利用の指針

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS Z 8404-1 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 8404-1 : 2018
(ISO 21748 : 2017)

測定の不確かさ−第1部 : 測定の不確かさの評価における併行精度,再現精度及び真度の推定値の利用の指針

Measurement uncertainty-Part 1: Guidance for the use of repeatability,reproducibility and trueness estimates in measurement uncertaintyevaluation

序文

  この規格は,2017年に第2版として発行されたISO 21748を基に,技術的内容及び規格票の様式を変更
することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。また,実線
の下線を施してある箇所は,対応国際規格でイタリックで強調されている事項である。
測定結果の不確かさについての知識は,その測定結果の解釈のために不可欠である。不確かさの定量的
評価を行わない限り,観測された,測定結果の差が実験のばらつき以上のものを反映しているか,試験品
目が仕様に従っているか,又は限界値を定めた法律に抵触しているかを判断することができない。不確か
さに関する情報がなければ,測定結果を誤って解釈するおそれがある。そのような根拠に基づいて誤った
判断を下せば,産業界に不必要な出費が生じたり,法律による不当な訴追がなされたり,健康上の又は社
会的な悪影響が生じたりするなどの結果を引き起こす危険性がある。
JIS Q 17025の認定及び関連システムに基づいて運営される試験所は,測定結果及び試験結果の不確かさ
を評価し,適宜,不確かさを報告することを求められる。ISO/IEC Guide98-3:2008として発行されている
“測定における不確かさの表現のガイド(GUM)”は,広く採用されている標準的な方法である。ただし,
これは,測定プロセスのモデルが利用できる場合に適用されるものである。一方,非常に多くの標準的な
試験方法は,JIS Z 8402-2:1999に基づく共同実験の対象となっている。この規格は,これらの試験方法に
よる結果の不確かさを評価するための,適切で経済的な方法論を示す。この方法論は,共同実験によって
得られた試験方法のパフォーマンスのデータを考慮しており,GUMの原則に完全に適合するものである。
この規格で用いる不確かさの一般的なアプローチ(評価方法)には,次のことが必要である。
− JIS Z 8402-2:1999に基づく共同実験によって得られた,使用する試験方法の併行精度,再現精度及び
真度の推定値を,使用する試験方法に関する公開情報から入手できること。これらは,試験方法の真
度に付随する不確かさの評価値とともに,試験所内及び試験所間の分散成分の推定値を提供する。
− 試験所は,実証されたパフォーマンスに沿った試験方法がその試験所で実施されていることを,自ら
のかたより及び精度を調べて確認できること。これによって,公開されたデータが試験所の測定結果
に対して適用可能であることが確認できる。

――――― [JIS Z 8404-1 pdf 4] ―――――

2
Z 8404-1 : 2018 (ISO 21748 : 2017)
− 共同実験において適切には取り入れられなかった測定結果への影響が同定され,これらの効果に起因
する測定結果のばらつきが定量化されていること。
不確かさの評価は,GUMで規定された方法に従って,該当する分散の推定値を合成することによって
行われる。このような推定値は,他の寄与成分とともに,不確かさ又はある場合には最終的に報告される
不確かさの評価において役に立つ。
不確かさの評価において再現精度の値を使用するという一般的な原則は,“トップダウン”アプローチと
呼ばれることがある。
試験方法を十分に理解しているかどうかの確認として,共同実験によって得られた試験結果のばらつき
を,GUMの手順を用いて得た測定の不確かさと比較することは有用である。こうした比較は,共同実験
のデータを用いて同じパラメータを推定する一貫した方法論があれば,より有効である。

1 適用範囲

  この規格は,次の事項を実施するときの指針を示す。
− JIS Z 8402-2:1999に従って実施した共同実験によって得られたデータを利用する測定の不確かさの評
価。
− 共同実験による結果と,不確かさの伝ぱ(播)則を用いて得られた測定の不確かさとの比較(箇条14
参照)。
JIS Z 8402-3:1999は,中間精度を検討するために拡張モデルを提供している。この規格で示す一般的な
方法をそのような拡張モデルの使用に適用することはできるが,拡張モデルを使用する不確かさの評価は,
この規格では対象としていない。
この規格は,測定結果に付随した不確かさを求めることが必要となる,全ての測定及び試験の分野にお
いて適用可能である。
この規格は,再現精度のデータが存在しないときの併行精度のデータの利用には触れていない。
この規格は,認識された,無視できない系統効果が補正されていることを前提としている。補正は,測
定方法の一部として数値上の補正をすること,又は系統効果の原因を調査し,除去することによって行う。
この規格に示す推奨事項は,主として指針を提供するためのものである。ここに示す推奨事項は,多く
の目的に対して有効な不確かさの評価方法であるが,その他の適切な評価方法を採用してもよい。
一般に,この規格で,測定結果,測定方法及び測定プロセスに関して示すことは,試験結果,試験方法
及び試験プロセスにも同様に適用されるものとみなされる。また,逆も成り立つ。したがって,多くの場
合,“測定”を“試験”に,又は“試験”を“測定”に置き換えて読むことができる。さらに,単に“結果”,
“方法”,“プロセス”と表記されているときに,その前に“測定”及び/又は“試験”を付け加えて読む
ことができる。
注記1 附属書Cに不確かさ評価の例を示す。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 21748:2017,Guidance for the use of repeatability,reproducibility and trueness estimates in
measurement uncertainty evaluation(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
ことを示す。

――――― [JIS Z 8404-1 pdf 5] ―――――

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JIS Z 8404-1:2018の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 21748:2017(IDT)

JIS Z 8404-1:2018の国際規格 ICS 分類一覧