JIS Z 8503-3:1999 人間工学―コントロールセンターの設計―第3部:コントロールルームの配置計画 | ページ 5

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Z 8503-3 : 1999 (ISO/FDIS 11064-3 : 1999)
てもよい。
参考 これらの値は,使用者母集団から引き出されるものである。ただし,歩行を考えて余裕をとっ
た場合は,95%値と99%値の違いは,それほど大きくはならない。
− 二人の人間が移動するための空間幅は,道具箱や携帯品を想定した余裕も含めて上の公式の2倍とす
ることが望ましい。
− 固定物は,ドアが挟まないようにそのドアの回転範囲から十分に離すことが望ましい。ドアの動きを
設計する際には,人が火,煙又は有毒ガスによって意識を失って倒れ,ドアの動きを邪魔してしまう
恐れを考慮することが望ましい。
− 車いすの利用者のためには,最も大きい車いすの最大幅,及び車いすを推進させる両ひじのための余
裕をとる必要がある(図9参照)。
− 車いすの利用者は,方向転換のためにさらに空間を必要とする。コントロールルーム内の適切な場所
にこのための空間を確保することが望ましい。附属書Aは,指針となる幾つかの寸法を示している。
備考 寸法は,附属書Aを参照
図9 車いすのための必要空間
4.6.2 保守作業空間 次の点を考慮する。
− 保守作業中にうっかり機器やシステムを動作させないように,ゆとりのある空間を確保しなければな
らない。
− 経験的には,モザイクパネル上の機器類は,視認性及び保守性を確保するために,床から700mm以
上の高さに取り付けるのが望ましい。
− 運転業務を邪魔しないように,ワークステーションの背面から保守作業ができることが望ましい。ワ
ークステーションの後には,保守要員がひざをついて作業できるように,適切な空間を確保すること

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が望ましい。
指針として,全世界使用者母集団を基にした推奨空間寸法を図10に示す。
− ワークステーション外の盤や表示器は,ときとして背面からの保守作業を必要とし,盤の裏側の機器
に対しては,使用者母集団の95%値(附属書B参照)の大きな保守要員が,脚立を使ったり道具箱を
運んだりすることを考慮して,適切な空間を確保しなければならない。
− 重い物や容積の大きな装置を移動しなければならない場合は,手動で扱えるような適切な指針を考え
ておくのがよい。すなわち,ときとして機械的補助装置やホイストのつり下げ具を備えておくこと。
空調などの設備ダクトやそれにつながる装置への保守作業は,可能ならば,コントロールルームの
外からできることが望ましい。
備考 寸法は,表2と附属書Bを参照
図10 コントロールパネルの保守に必要な最小空間

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表2 考慮すべき最小空間及び余裕
項目a 最小必要空間 mm 考慮すべき余裕
A 1 910 一番大きい保守作業員
95%値b
30 靴
B 700 一番大きい保守作業員
95%値
C 760 一番大きい保守作業員
95%値
D 1 500 一番大きい保守作業員
95%値
E 760 一番大きい保守作業員
95%値
F 1 370 一番大きい保守作業員
95%値
30 靴
G 760 一番大きい保守作業員
95%値
H 1 220 一番大きい保守作業員
95%値
注a これらの項目は保守作業姿勢に関係しており,図10に示
す。
b
P95 : 使用者母集団の95%値
備考 この表は全世界使用者母集団のデータであり,よりふさわ
しい使用者母集団のデータがあれば,それを使用すること
が望ましい。
4.6.3 清掃 次の点を考慮する。
− 清掃中のうっかりした挙動で,安全上重要な制御器が作動してはならない。
− 電気のコンセントは,オペレータの邪魔をしないように,また,電気的な障害を引き起こさないよう
に,使用する清掃用機器や必要な保守作業で使うのに十分な数を用意することが望ましい。
− 機器又はじゅう器にすき間がある場合は,清掃作業ができるように適切な間隔を確保することが望ま
しい。
− 清掃作業は,コントロールルームでの仕事を妨げないようにすることが望ましい。
− コントロールルーム内で,気分転換のための飲食などが許可されている場合は,時として適切な特別
な配慮を必要とする。
− 清掃中,不適切な作業姿勢や動作が起こらないように,コントロールルーム内の配置を計画すること
が望ましい。

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附属書A(参考) コントロールルームの配置例
この附属書(参考)は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
A.1. 一般 A.2及びA.3に示す図入りの表は,ワークステーションのいろいろな配置法を示している。配
置に際して行うべき検討要因は,ワークステーション外共用視覚表示器の視認性,コントロールルームオ
ペレータ同士の連携,監督者とオペレータの連絡がある。この図のねらいは,コントロールワークステー
ションの各種配置構成の長所,短所を示すものであり,必ずしもこのようにしなければならないというも
のではない。
図を含んだこれらの表には,それぞれの配置計画の運用上の特徴を一覧にした。表には考えられる限り
の幅広い配置例を示した。最も適切な配置はタスク分析によって決定されることが望ましい。

――――― [JIS Z 8503-3 pdf 24] ―――――

    A.2 ワークステーションの一般的な配置構成
附属書A表A.1 ワークステーションの一般的な配置構成
ワークステーションのグループ化 直線配列 1列 円弧配列 1列 円弧配列 1列 直線又は円弧配列 直線又は円弧配列 直線又は円弧配列
オペレータは円弧の内
オペレータは円弧の外 2列 (1A) 2列 (1B) 2列 (1C)
凡例
特徴 オペレータ間 オペレータグループ間
ワークステーションの共有化 0 + − − −a −
視覚表示器の共有化 + + 0 − −c +b
直接的な視線交差 − − 0 + − −
発声による伝達 0 − 0 + −a −a
ノイズの介入 0 + 0 − + 0
伝達のための文書受注 0 + − − 0a −a
書類による作業における収集及び分配 + + + + − −
チームによる作業 0 0 0 + − −
グループの分割 − − − + + +
装置の保守作業 + + 0 −a + 0
Z8
凡例 a オペレータは振り向くか又は動かなければならない。
503
+ : 良い b オペレータグループによる視覚表示器の共有性を確保するために,ワークステーションの慎重な位置決めが要求さ
-
3:
0 : 普通 れる。
19
− : 悪い c それぞれのオペレータグループはそれぞれ別の表示器を共有する可能性がある。
99(
d 配置の正碓性に依存する−オペレータがその外側にいる円弧配列の場合は良い。オペレータがその内側にいる円弧
I
SO/
配列の場合は悪い。
F DI
S1 1064-3:199
2
9
3
)

――――― [JIS Z 8503-3 pdf 25] ―――――

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JIS Z 8503-3:1999の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/FDIS 11064-3:1999(IDT)

JIS Z 8503-3:1999の国際規格 ICS 分類一覧

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