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Z 8531-2 : 2007 (ISO 14915-2 : 2003)
1) 視覚メディアの場合は,現在の場所の静止画像を表示してもよい。
2) 聴覚メディアの場合は,無音状態とするか,又は作動していないことを示す音を出してもよい。
d) “再生”操作具が機能することが望ましい。
e) “停止”操作具が機能しないようにすることが望ましい。
11.1.5 “一時停止”
“一時停止”は,ユーザーに対するメディアの提示を一時的に停止する。
一時停止”状態になった場合には,次による。
a) メディアの再生は,直ちに停止することが望ましい。
b) メディアが停止した位置は変えないで,その位置から提示を再開できることが望ましい。
c) メディアが作動状態にないことを,ユーザーに対して明示することが望ましい。
1) 視覚メディアの場合,一時停止した場所の静止画像を表示してもよい。
2) 聴覚メディアの場合,何も音を出さないか,又は作動していないことを示す音を出してもよい。
d) “再生” 操作具が機能することが望ましい。
e) “停止” 操作具が機能しないようにすることが望ましい。
11.1.6 “再演”
複合メディアオブジェクトを先頭から再生し直すことが仕事の都合上必要な場合,“停止”と“再生”と
を組み合わせた“再演”操作具を提供することが望ましい。
11.1.7 “逆向き再生”
“逆向き再生”操作具を作動させた場合,動的メディアオブジェクト又は動的メディアオブジェクトを
含む複合メディアオブジェクトを逆向きに再生することが望ましい。
“逆向き再生”操作具を備える場合には,それを“再生”操作具の近く,その左側に配置するのがよい。
その場合,“再生”操作具は,順方向再生と見なす。
注記 “逆向き再生”は,“再生”操作具に,“再生方向”属性(11.2.2.1参照)をもたせることでも実
現できる。
11.1.8 “順方向早送り再生”
“順方向早送り再生”操作具を作動させた場合,メディアを順方向へ高速で再生することが望ましい。
注記 順方向にしか早送り再生ができない場合,単に“早送り再生”と呼ぶことが多い。
11.1.9 “逆向き早送り再生”
“逆向き早送り再生”操作具を作動させた場合,メディアを逆方向へ高速で再生することが望ましい。
11.1.10 “早送り”
“早送り”操作具を作動させた場合,メディアを再生せずに順方向へ高速で移動することが望ましい。
11.1.11 “巻き戻し”
“巻き戻し”操作具を作動させた場合,メディアを再生せずに逆方向へ高速で移動することが望ましい。
注記 “巻き戻し”は,逆向きの早送りを行う。
11.1.12 “記録”
仕事の都合で必要な場合,ある情報源(例えば,マイクロホン及びカメラ)からある保存先(例えば,
ディスク上のファイル及びテープ)へ情報を取り込む及び記録するのに,“記録”操作具を使えることが望
ましい。“記録”操作具は,他のメディア操作具と明確に見分けられることが望ましい。
例1 “記録”操作具だけは,色を赤にする。
例2 “記録”操作具を他のメディア操作具から離して配置する。
――――― [JIS Z 8531-2 pdf 31] ―――――
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Z 8531-2 : 2007 (ISO 14915-2 : 2003)
仕事を遂行する上で適切であり,かつ,記録すると現在のメディア(ファイル)が書き換えられてしま
う場合,ユーザーに確認を求めることが望ましい。
11.2 動的メディア用の操作具の属性
11.2.1 属性の組込み
属性は,次のいずれかの方式で組み込んでよい
a) 別個の操作具として,又は,
b) 他のメディア操作機能と組み合せた複合操作具として。
11.2.2 再生の方向
11.2.2.1 再生の方向の具体化
逆方向に再生することが仕事を遂行する上で適切であり,かつ,メディアオブジェクト又は複合オブジ
ェクトが,順方向と同様に逆方向の再生も適切である場合,システムが“再生の方向”属性を備えている
ことが望ましい。
11.2.2.2 既定の再生方向
特に指定しない場合の再生の方向は,順方向であることが望ましい。
11.2.3 “繰返し”
“繰返し”属性を操作することで,メディアオブジェクト又は複合メディアオブジェクトの再生様式を
次のように変えることができる。
a) “繰返し”属性が有効な場合,メディアオブジェクト又は複合メディアオブジェクトは,終わりまで
再生した後又初めから繰り返し再生することが望ましい。
b) “繰返し”属性が無効な場合,メディアオブジェクト又は複合メディアオブジェクトは,終わりまで
再生したらそこで停止し,メディアオブジェクト又は複合メディアオブジェクトの再生終了にリンク
した何らかの動きをとることが望ましい。
11.2.4 再生速度の制御
仕事及び/又はユーザーが必要とすれば,再生の速さを変える操作具を提供することが望ましい。
例1 ユーザーは,複合メディアオブジェクトを再生する速さを,シャトル形操作具を使って,早送
り再生と逆向き早送り再生との間で決めることができる。
例2 停止から早送り再生までの間で速さを制御できるスライダを使って,再生の速さを指定する。
11.2.5 音量操作具の提供
音が使える場合には,ユーザーが音量を設定する操作具を手早く容易に扱えるようにすることが望まし
い。
11.2.6 音量設定
マルチメディアアプリケーションでは,常に音量の設定が容易に行えることが望ましい。ソフトウェア
による設定とハードウェアによる設定とが,食い違わない(例えば,ソフトウェアで音量を上げても,ハ
ードウェアの設定からある限度までにしか大きくならない)ようにすることが望ましい。
11.2.7 消音
“消音”操作具を作動させた場合,音量をゼロにすることが望ましい。システムは,音量をいつでもゼ
ロにできるように,ユーザーが手早く容易に“消音”機能を使えるようにすることが望ましい。
ユーザーには,“消音”機能が働いていることをはっきりと知らせることが望ましい。
――――― [JIS Z 8531-2 pdf 32] ―――――
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Z 8531-2 : 2007 (ISO 14915-2 : 2003)
参考文献
[1] ISO 9241-110 Ergonomic of human-system interaction−Part 110: Dialogue principles
[2] JIS Z 8524 人間工学−視覚表示装置を用いるオフィス作業−メニュー対話
注記 対応国際規格 : ISO 9241-14,Ergonomic requirements for office work with visual display
terminals (VDTs)−Part 14: Menu dialogues(IDT)
[3] JIS Z 8525 人間工学−視覚表示装置を用いるオフィス作業−コマンド対話
注記 対応国際規格 : ISO 9241-15,Ergonomic requirements for office work with visual display
terminals (VDTs)−Part 15: Command dialogues(IDT)
[4] JIS Z 8527 人間工学−視覚表示装置を用いるオフィス作業−書式記入対話
注記 対応国際規格 : ISO 9241-17,Ergonomic requirements for office work with visual display
terminals (VDTs)−Part 17: Form filling dialogues(IDT)
[5] JIS Z 8530 人間工学−インタラクティブシステムの人間中心設計プロセス
注記 対応国際規格 : ISO 13407,Human-centred design processes for interactive systems(IDT)
[6] JIS Z 8531-3 人間工学−マルチメディアを用いるユーザインタフェースのソフトウェア−第3
部 : メディアの選択及び組合せ
注記 対応国際規格 : ISO 14915-3,Software ergonomics for multimedia user interfaces−Part 3: Media
selection and combination(IDT)
[7] ISO/IEC 18035, Information technology−Icon symbols and functions for controlling multimedia software
applications
JIS Z 8531-2:2007の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 14915-2:2003(IDT)
JIS Z 8531-2:2007の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.200 : インタフェース及び相互接続設備
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.180 : 人間工学
JIS Z 8531-2:2007の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ8522:2006
- 人間工学―視覚表示装置を用いるオフィス作業―情報の提示
- JISZ8523:2007
- 人間工学―視覚表示装置を用いるオフィス作業―ユーザー向け案内
- JISZ8526:2006
- 人間工学―視覚表示装置を用いるオフィス作業―直接操作対話