JIS Z 8803:2011 液体の粘度測定方法

JIS Z 8803:2011 規格概要

この規格 Z8803は、細管粘度計,落球粘度計,回転粘度計及び振動粘度計を用いた液体の粘度,動粘度,粘度×密度,及び見掛け粘度の測定方法について規定。

JISZ8803 規格全文情報

規格番号
JIS Z8803 
規格名称
液体の粘度測定方法
規格名称英語訳
Methods for viscosity measurement of liquid
制定年月日
1959年2月17日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

17.060
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1959-02-17 制定日, 1962-02-01 確認日, 1965-02-01 確認日, 1965-04-01 改正日, 1968-04-01 確認日, 1971-05-01 確認日, 1976-03-01 改正日, 1978-11-01 改正日, 1984-02-01 確認日, 1989-02-01 確認日, 1991-08-01 改正日, 1997-08-20 確認日, 2002-06-20 確認日, 2007-05-20 確認日, 2011-05-20 改正日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS Z 8803:2011 PDF [43]
                                                                                   Z 8803 : 2011

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 単位・・・・[2]
  •  5 粘度測定に用いられる標準液・・・・[2]
  •  6 細管粘度計による粘度測定方法・・・・[3]
  •  6.1 特徴及び測定原理・・・・[3]
  •  6.2 細管粘度計の種類・・・・[4]
  •  6.3 測定に用いる補助器具・・・・[8]
  •  6.4 操作・・・・[8]
  •  6.5 粘度計定数及び粘度計係数の決定・・・・[10]
  •  6.6 補正・・・・[11]
  •  7 落球粘度計による粘度測定方法・・・・[12]
  •  7.1 特徴及び測定原理・・・・[12]
  •  7.2 球及び円筒の選定・・・・[14]
  •  7.3 測定に用いる補助器具・・・・[15]
  •  7.4 操作・・・・[15]
  •  8 共軸二重円筒形回転粘度計による粘度測定方法・・・・[16]
  •  8.1 特徴及び測定原理・・・・[16]
  •  8.2 共軸二重円筒形回転粘度計の種類・・・・[18]
  •  8.3 測定に用いる補助器具・・・・[19]
  •  8.4 操作・・・・[19]
  •  8.5 補正・・・・[21]
  •  9 単一円筒形回転粘度計による粘度測定方法・・・・[23]
  •  9.1 特徴及び測定原理・・・・[23]
  •  9.2 単一円筒形回転粘度計の種類・・・・[23]
  •  9.3 測定に用いる補助器具・・・・[24]
  •  9.4 操作・・・・[24]
  •  9.5 補正・・・・[25]
  •  10 円すい-平板形回転粘度計による粘度測定方法・・・・[26]
  •  10.1 特徴及び測定原理・・・・[26]
  •  10.2 円すい-平板形回転粘度計の種類・・・・[27]
  •  10.3 測定に用いる補助器具・・・・[28]
  •  10.4 操作・・・・[28]
  •  10.5 補正・・・・[30]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 8803 pdf 1] ―――――

Z 8803 : 2011目次

ページ

  •  11 振動粘度計による粘度測定方法・・・・[31]
  •  11.1 特徴及び測定原理・・・・[31]
  •  11.2 振動粘度計の種類・・・・[32]
  •  11.3 測定に用いる補助具・・・・[32]
  •  11.4 操作・・・・[33]
  •  11.5 補正・・・・[33]
  •  12 測定結果の表示・・・・[34]
  •  13 測定不確かさ・・・・[34]
  •  附属書A(参考)振動粘度計による粘度測定の原理・・・・[35]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 8803 pdf 2] ―――――

                                                                                   Z 8803 : 2011

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人計測
自動制御学会(SICE)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)であ
る。
これによって,JIS Z 8803:1991は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS Z 8803 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 8803 : 2011

液体の粘度測定方法

Methods for viscosity measurement of liquid

1 適用範囲

  この規格は,細管粘度計,落球粘度計,回転粘度計及び振動粘度計を用いた液体の粘度,動粘度,粘度
×密度,及び見掛け粘度の測定方法について規定する。
注記 液体の粘性的な性質は,箇条3にあるとおり,一般にニュートン液体と非ニュートン液体とに
大別される。ニュートン液体の測定では,いずれの測定方法においても,測定条件を満たして
いれば,一義的に定まる同一の粘度,動粘度,又は粘度×密度を求めることができる。非ニュ
ートン液体の測定では,ずり速度に応じて見掛け粘度は異なるが,共軸二重円筒形及び円すい
−平板形の回転粘度計によって流動曲線を求めることができる。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 1501 転がり軸受−鋼球
JIS Z 8809 粘度計校正用標準液

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
ニュートン液体(Newtonian liquid)
ずり速度(せん断速度)がずり応力(せん断応力)に正比例する液体。
3.2
非ニュートン液体(non-Newtonian liquid)
ずり速度(せん断速度)がずり応力(せん断応力)に正比例しない液体。
注記 同一温度及び圧力のもとで,ずり速度又はずり応力の大きさにかかわらず同じ粘度を示す試料
は,ニュートン液体であるが,試料が非ニュートン液体の場合には,ずり速度又はずり応力の
大きさに応じて異なった粘度を示す。
3.3
粘度(dynamic viscosity)
液体内にずり速度があるとき,そのずり速度の方向に垂直な面において,速度の方向に単位面積当たり
につき生じる応力の大きさによって示される液体の内部抵抗。
注記1 粘度を粘性率ともいう。

――――― [JIS Z 8803 pdf 4] ―――――

2
Z 8803 : 2011
注記2 非ニュートン液体に作用したずり応力とずり速度との比を見掛け粘度という。
3.4
動粘度(kinematic viscosity)
粘度をその液体の同一状態における密度で除した値。
3.5
粘度×密度
粘度にその液体の同一状態における密度を乗じた値。
3.6
流動曲線(flow curve)
ずり速度とずり応力との関係を示す曲線。
3.7
測定不確かさ(measurement uncertainty)
用いる情報に基づいて,測定対象量に帰属する量の値のばらつきを特性付ける負でないパラメータ。
3.8
計量計測トレーサビリティ(metrological traceability)
個々の校正が不確かさに寄与する,文書化された切れ目のない校正の連鎖を通して,測定結果を計量計
測参照に関連付けることができるという測定結果の性質。
3.9
JCSS(Japan Calibration Service System)
計量法に基づく計量標準供給制度。この制度における校正は,国家標準又は国際標準との比較の連鎖に
よって,計測機器へのつながり(計量計測トレーサビリティ)を証明する行為をいう。

4 単位

  単位は,次による。
a) 粘度の単位は,パスカル秒(Pa・s)であるが,通常はミリパスカル秒(mPa・s)を用いる。国際単位
系(SI)の基本単位による表し方は,m−1・kg・s−1である。
注記 従来よく用いられてきた単位としてポアズ(P)があり,次の関係がある。
10−3 Pa・s=1 mPa・s=10−2 P=1 cP
b) 動粘度の単位は,平方メートル毎秒(m2/s)であるが,通常は,平方ミリメートル毎秒(mm2/s)を用
いる。
注記 従来よく用いられてきた単位としてストークス(St)があり,次の関係がある。
10−6 m2/s=1 mm2/s=10−2 St=1 cSt
c) 粘度と動粘度との関係は,動粘度を 滿 粘度をη,密度をρとすると,次による。
/(mPa ) s
/(mm2 ) s/
/(g/cm3 )
この場合,温度及び圧力は,同一とする。
その他の単位で表された動粘度についても,これに準じた関係がある。

5 粘度測定に用いられる標準液

  粘度計校正のための標準液は,次による。

――――― [JIS Z 8803 pdf 5] ―――――

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JIS Z 8803:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 8803:2011の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB1501:2009
転がり軸受―鋼球
JISZ8809:2011
粘度計校正用標準液