JIS A 1109:2020 細骨材の密度及び吸水率試験方法

JIS A 1109:2020 規格概要

この規格 A1109は、細骨材の密度及び吸水率の試験方法について規定。

JISA1109 規格全文情報

規格番号
JIS A1109 
規格名称
細骨材の密度及び吸水率試験方法
規格名称英語訳
Methods of test for density and water absorption of fine aggregates
制定年月日
1951年8月22日
最新改正日
2020年1月27日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 7033:1987(MOD)
国際規格分類

ICS

91.100.30
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1951-08-22 制定日, 1954-08-21 確認日, 1957-07-23 確認日, 1960-07-23 確認日, 1964-02-12 確認日, 1968-10-07 確認日, 1973-03-01 確認日, 1976-03-09 改正日, 1979-05-15 確認日, 1986-10-04 確認日, 1993-03-01 改正日, 1999-06-03 改正日, 2006-06-30 改正日, 2012-10-19 確認日, 2017-10-25 確認日, 2020-01-27 改正
ページ
JIS A 1109:2020 PDF [14]
                                                                                   A 1109 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 試験用器具・・・・[1]
  •  4 試料・・・・[2]
  •  5 試験方法・・・・[2]
  •  5.1 密度・・・・[2]
  •  5.2 吸水率・・・・[2]
  •  5.3 試験の回数・・・・[3]
  •  6 計算・・・・[3]
  •  7 精度・・・・[3]
  •  8 報告・・・・[3]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[5]
  •  附属書JB(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 1109 pdf 1] ―――――

A 1109 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人
日本コンクリート工学会(JCI)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,
日本産業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS A
1109:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
注記 工業標準化法に基づき行われた申出,日本工業標準調査会の審議等の手続は,不正競争防止法
等の一部を改正する法律附則第9条により,産業標準化法第12条第1項の申出,日本産業標準
調査会の審議等の手続を経たものとみなされる。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 1109 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
A 1109 : 2020

細骨材の密度及び吸水率試験方法

Methods of test for density and water absorption of fine aggregates

序文

  この規格は,1987年に第1版として発行されたISO 7033を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。また,技術上重要な改正に関する新旧対照表を附属書JBに
示す。

1 適用範囲

  この規格は,細骨材の密度及び吸水率の試験方法について規定する。ただし,構造用軽量細骨材を絶対
乾燥状態から24時間吸水させて試験する場合は,JIS A 1134による。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 7033:1987,Fine and coarse aggregates for concrete−Determination of the particle mass-per-
volume and water absorption−Pycnometer method(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1134 構造用軽量細骨材の密度及び吸水率試験方法
JIS A 1158 試験に用いる骨材の縮分方法

3 試験用器具

  試験用器具は,次による。
3.1 はかり はかりは,ひょう量2 kg以上で,目量が0.1 g又はこれより小さいものとする。
3.2 ピクノメータ フラスコ又は他の適切な容器(以下,ピクノメータという。)は,非吸水性の材料で,
細骨材の試料を容易に入れられるものとし,試験を繰り返し行った場合,その容量が±0.1 %以内の精度を
確保できるものとする。また,キャリブレーションされた容量を示す印までの容積は,試料を収容するの
に必要な容積の1.5倍以上で3倍を超えないものとする。
注記 キャリブレーションされた容量としては,500 mLとすることが多い。軽量骨材の場合,容器の
容積は,700 mL以上とするのがよい。また,水に浮く軽量骨材を試験する場合,蓋付きのピク

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A 1109 : 2020
ノメータを用いるのがよい。
3.3 フローコーン 細骨材の表面乾燥飽水状態を試験するのに用いる非吸水性の材料を用いて製作した
フローコーンは,寸法が上面内径40±3 mm,底面内径90±3 mm,高さ75±3 mmで,厚さ4 mm以上の
ものとする。
3.4 突き棒 突き棒は,質量340±15 gで,一端が直径23±3 mmの円形断面のものとする。
3.5 乾燥機 乾燥機は,排気口のあるもので,槽内を105±5 ℃に保持できるものとする。

4 試料

  試料の採取及び調整方法は,次による。
a) 試料は,代表的なものを採取し,JIS A 1158によって,その質量が約2 kgとなるまでこれを縮分する。
この試料を約1 kgずつに二分する。
b) 試料は,24時間吸水させる。水温は吸水時間の少なくとも20時間は20±5 ℃に保つ。
c) )の試料を平らな面の上に薄く広げ,暖かい風を静かに送りながら,徐々に乾燥させる。試料はとき
どきかき回して,均等に乾燥させる。
d) 試料の表面にまだ幾分表面水があるときに,試料をフローコーンに緩く詰め,上面を平らにならした
後,試料の上面から突き棒の重さだけで力を加えず速やかに25回軽く突く。突き固めた後,残った空
間を再度,試料で満たしてはならない。次に,フローコーンを静かに鉛直に引き上げる。
e) 試料を徐々に乾燥させながら,d)の方法を繰り返し,フローコーンを引き上げたときに,試料のコー
ンが初めてスランプしたときを表面乾燥飽水状態とする。
f) 最初にフローコーンを引き上げた場合に,試料のコーンがスランプしたときは,表面乾燥飽水状態を
過ぎているので,このときには少量の水を加えてよく混合し,覆いをして約30分おいた後,d)及び
e)の作業を行う。
g) )の試料を二分し,密度及び吸水率試験のそれぞれ1回の試料を採取する。

5 試験方法

5.1 密度

  密度の試験は,次による。
a) ピクノメータに水をキャリブレーションされた容量を示す印まで加え,そのときの質量(m1)を0.1 g
まではかり,また,水温(t1)をはかる。使用する水は上水道水など清浄な水とする。
b) ピクノメータの水をあけて,箇条4 g)の密度試験用試料の質量(m2)を0.1 gまではかった後,ピクノ
メータに入れ,水をキャリブレーションされた容量を示す印まで加える1)。
注1) 試料をピクノメータに入れる前に少量の水を入れておけば,ピクノメータを割るおそれが少
ない。
c) ピクノメータを転がすなどして,泡を追い出した後,20±5 ℃の水槽につける。
d) 約1時間ピクノメータを水槽につけてから,更にキャリブレーションされた容量を示す印まで水を加
え,そのときの質量(m3)を0.1 gまではかり,また,水温(t2)をはかる。水槽につける前後のピク
ノメータ内の水温の差(t1とt2との差)は1 ℃を超えてはならない。

5.2 吸水率

  吸水率の試験は,次による。
a) 箇条4 g)の吸水率試験用試料の質量(m4)を0.1 gまではかった後,105±5 ℃で一定質量となるまで

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乾燥させる。
b) 乾燥させた試料はデシケータ内で室温まで冷やした後,その質量(m5)を0.1 gまではかる。

5.3 試験の回数

  密度及び吸水率の試験は,箇条4 a)で二分した試料について,それぞれ1回ずつ行う。

6 計算

  計算は,次による。
a) 細骨材の表乾密度,絶乾密度及び吸水率は,次の式によって算出し,四捨五入によって小数点以下2
桁に丸める。
なお,水の密度は,水温に応じて表1の値を用いる。
m2 w
dS
m1 m2 m3
ここに, dS : 表乾密度(g/cm3)
m1 : 水で満たしたピクノメータの全質量(g)
m2 : 密度試験用試料の質量(g)
m3 : 試料と水で満たしたピクノメータの質量(g)
ρw : 水の密度(g/cm3)
表1−水の密度
水温 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25
(℃)
密度 0.999 10.998 9 0.998 8 0.998 6 0.998 40.998 2 0.998 0 0.997 80.997 5 0.997 3 0.997 0
(g/cm3)
m5
dd dS
m4
ここに, dd : 絶乾密度(g/cm3)
m4 : 表面乾燥飽水状態の吸水率試験用試料の質量(g)
m5 : 乾燥後の吸水率試験用試料の質量(g)
m4 m5
Q 100
m5
ここに, Q : 吸水率(質量分率)(%)
b) 2回の試験の平均値を,四捨五入によって小数点以下2桁に丸め,密度及び吸水率の値とする。

7 精度

  平均値からの差は,密度の場合は0.01 g/cm3以下,吸水率の場合は0.05 %以下でなければならない。

8 報告

  報告は,次の事項のうち必要なものを記載する。
a) 骨材の種類,外観及び産地
b) 骨材の採取場所及び採取日
c) 試験時の水温

――――― [JIS A 1109 pdf 5] ―――――

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  • ISO 7033:1987(MOD)

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