JIS A 1158:2020 試験に用いる骨材の縮分方法

JIS A 1158:2020 規格概要

この規格 A1158は、細骨材及び粗骨材を所定量まで縮分する方法について規定。ただし,対象とする粗骨材は,最大寸法が40 mmを超える骨材には適用しない。

JISA1158 規格全文情報

規格番号
JIS A1158 
規格名称
試験に用いる骨材の縮分方法
規格名称英語訳
Method for reducing samples of aggregate to testing size
制定年月日
2014年2月25日
最新改正日
2020年10月26日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.100.01, 91.100.30
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2014-02-25 制定日, 2018-10-25 確認日, 2020-10-26 改正
ページ
JIS A 1158:2020 PDF [10]
                                                                                   A 1158 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 器具・・・・[2]
  •  5 縮分方法・・・・[3]
  •  6 報告・・・・[5]
  •  附属書A(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 1158 pdf 1] ―――――

           A 1158 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人
日本コンクリート工学会(JCI)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,
日本産業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS A
1158:2014は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 1158 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
A 1158 : 2020

試験に用いる骨材の縮分方法

Method for reducing samples of aggregate to testing size

1 適用範囲

  この規格は,細骨材及び粗骨材を所定量まで縮分する方法について規定する。ただし,対象とする粗骨
材は,最大寸法が40 mm以下とし,40 mmを超える骨材には適用しない。
なお,40 mmを超える骨材については,他の合理的な方法で縮分する。
技術上重要な改正に関する新旧対照表を,附属書Aに示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0203 コンクリート用語

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS A 0203による。
3.1
縮分
骨材の特性値を極力変動させない手法によって,骨材の質量(容量)を減少させること
3.2
四分法
骨材を円形に広げて4分割し,対角線上に位置する二つの扇形に広がった骨材を採取することによって,
その量をおおむね1/2に縮分する方法
3.3
試料分取器
骨材を並行するスリットによって2分割し,その量をおおむね1/2に縮分する器具

――――― [JIS A 1158 pdf 3] ―――――

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A 1158 : 2020

4 器具

4.1 スコップ 四分法に使用するスコップは,先端の形状は直線とし,縮分する骨材を均等に採取でき
る大きさとする。なお,細骨材用のスコップは,小形の角形ハンドスコップでもよい。
4.2 試料分取器 試料分取器は,細骨材用及び粗骨材用とし,本体,骨材投入容器及び受容器で構成す
る(図1参照)。試料分取器の各部の仕様は,次による。
図1−試料分取器(細骨材用)の例
a) 本体 本体は,骨材投入口に幅が等しく偶数個の並行するスリットをもち,骨材を損失させることな
く,両側の受容器に均等にかつ滑らかに排出できるシュートをもつ構造とする。その材質は金属製と
し,骨材投入によって変形することのない十分強固なものとする。また,隣接するスリットは,骨材
を別方向に交互に排出できなければならない。
なお,スリットの数及び幅の寸法は,表1及び図2による。
表1−試料分取器本体の仕様
区分 スリットの数 スリットの幅の寸法
細骨材用 偶数で12個以上 10 mm以内とする。
粗骨材用 偶数で8個以上 縮分する骨材の最大寸法の3.5倍以内とし,
全量が通過する間隔とする。
図2−試料分取器(スリット)の仕様の例

――――― [JIS A 1158 pdf 4] ―――――

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A 1158 : 2020
b) 骨材投入容器 骨材投入容器は,一定の速度で骨材を均等に投入できるもので,その幅は,本体の骨
材投入口(スリットの全幅)と同様とする。
c) 受容器 左右2個とし,本体によって分割された骨材を損失させることなく,分割された骨材を十分
に収納できる容量とする。

5 縮分方法

  縮分は,骨材の種類,最大寸法,骨材量,試験の目的などを考慮して,縮分後に必要な所定量が得られ
るように,次の四分法若しくは試料分取器による方法,又は両者を組み合わせた方法で行う1)。人工軽量
骨材,再生骨材などは,品質が偏る場合があるため,採取する試料の量を増やし,縮分回数を多くするこ
とが望ましい。
注1) 最大寸法の大きい粗骨材又は表面水をもつ細骨材の場合は,四分法が適しており,乾燥した細骨
材は,試料分取器による方法が適している。また,骨材量が多い場合は,四分法が適しており,
骨材量が少ない場合は,試料分取器による方法が適している。四分法によって,ある程度の量ま
で縮分し,その後,試料分取器を用いて縮分すると合理的である。
a) 四分法による方法 四分法による縮分方法は,次による。
1) 縮分する骨材の含水状態を試験の目的に応じて調整する。なお,骨材が絶乾状態の場合,縮分によ
って微粒分が飛散する可能性があるため,例えば,微粒分量試験に供する骨材を縮分する場合は,
表面水を若干もつ状態に調整するとよい。
2) 1)の骨材を,骨材粒子が損失したり,異物が混入しないように,硬く清浄で必要な広さをもつ床な
どの平らな場所に置く。
3) 骨材全体の天地を2回以上切り返してよく混合する。
4) 2回以上切返しを行った後,骨材をスコップで1杯ずつ同じ位置に積み上げ,骨材全体を円すい(錐)
状にする。
なお,骨材を積み上げるときには,大小の粒子が同心円上に均等に広がるように積み上げなけれ
ばならない(図3参照)。
5) 円すい(錐)の頂上をスコップで注意深く押し広げて平らにする。平らに押し広げた骨材の直径は,
厚さの4倍8倍程度とする(図4参照)。
6) 押し広げた骨材をスコップで4分割する。このとき,骨材から分離した微粒分も均等に分割する(図
5参照)。
7) 互いに対角線上に位置する二つの扇形に広がった骨材を採取し,よく混合して一つの試料(縮分し
た骨材)とする(図6参照)。
なお,二つの扇形に広がった骨材を採取するときは,ほうき(箒),ブラシなどを用いて微粒分も
残らず採取し,混合する。
8) 3)7)の操作を繰り返して,所定量まで縮分する。

――――― [JIS A 1158 pdf 5] ―――――

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JIS A 1158:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 1158:2020の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA0203:2019
コンクリート用語

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