JIS A 1110:2020 粗骨材の密度及び吸水率試験方法

JIS A 1110:2020 規格概要

この規格 A1110は、粗骨材の密度及び吸水率の試験方法について規定。

JISA1110 規格全文情報

規格番号
JIS A1110 
規格名称
粗骨材の密度及び吸水率試験方法
規格名称英語訳
Methods of test for density and water absorption of coarse aggregates
制定年月日
1951年8月22日
最新改正日
2020年1月27日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 6783:1982(MOD)
国際規格分類

ICS

91.100.30
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1951-08-22 制定日, 1954-08-21 確認日, 1957-07-23 確認日, 1960-07-23 確認日, 1964-02-12 確認日, 1968-10-07 確認日, 1973-03-01 確認日, 1976-03-09 改正日, 1979-05-15 確認日, 1986-10-04 確認日, 1989-03-01 改正日, 1995-03-01 確認日, 1999-06-03 改正日, 2006-06-30 改正日, 2012-10-19 確認日, 2017-10-25 確認日, 2020-01-27 改正
ページ
JIS A 1110:2020 PDF [15]
                                                                                   A 1110 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 試験用器具・・・・[1]
  •  4 試料・・・・[2]
  •  5 試験方法・・・・[2]
  •  6 計算・・・・[3]
  •  7 精度・・・・[3]
  •  8 報告・・・・[3]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[4]
  •  附属書JB(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 1110 pdf 1] ―――――

A 1110 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人
日本コンクリート工学会(JCI)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,
日本産業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS A
1110:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
注記 工業標準化法に基づき行われた申出,日本工業標準調査会の審議等の手続は,不正競争防止法
等の一部を改正する法律附則第9条により,産業標準化法第12条第1項の申出,日本産業標準
調査会の審議等の手続を経たものとみなされる。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 1110 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
A 1110 : 2020

粗骨材の密度及び吸水率試験方法

Methods of test for density and water absorption of coarse aggregates

序文

  この規格は,1982年に第1版として発行されたISO 6783を基に,対応する部分について翻訳し,一部
の規定内容を除き,技術的内容を変更することなく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。また,技術上重要な改正に関する新旧対照表を,附属書JB
に示す。

1 適用範囲

  この規格は,粗骨材1) の密度及び吸水率の試験方法について規定する。ただし,構造用軽量粗骨材を絶
対乾燥状態から24時間吸水させて試験する場合は,JIS A 1135による。
注1) ピクノメータを用いて粗骨材の密度及び吸水率を試験する場合は,JIS A 1109で行ってもよい。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6783:1982,Coarse aggregates for concrete−Determination of particle density and water absorption
−Hydrostatic balance method(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1109 細骨材の密度及び吸水率試験方法
JIS A 1135 構造用軽量粗骨材の密度及び吸水率試験方法
JIS A 1158 試験に用いる骨材の縮分方法
JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部 : 金属製網ふるい
注記 対応国際規格 : ISO 3310-1:2000,Test sieves−Technical requirements and testing−Part 1: Test
sieves of metal wire cloth

3 試験用器具

3.1   はかり はかりは,試料質量の0.02 %以下の目量をもつものとする。また,皿の中心から,直径3 mm
以下の金属線でかごをつるし,これを水中に浸すことができる構造とする。
3.2 金網かご 粗骨材を入れるかごは,目開き3 mm以下の金網でこれを作り,直径約200 mm,高さ約

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A 1110 : 2020
200 mmとする。
3.3 吸水性の布 粗骨材の粒子の表面の水膜を拭うのに用いる吸水性の布は,乾燥した柔らかいものと
する。
3.4 乾燥機 乾燥機は,排気口のあるもので,槽内を105±5 ℃に保持できるものとする。

4 試料

  試料の採取及び調整方法は,次による。
a) 普通骨材の1回の試験に使用する試料の最小質量は,粗骨材の最大寸法(ミリメートル表示)の0.1
倍をキログラム表示した量とする。軽量骨材については,次の式によって,おおよその試料質量を定
める。
dmax De
mmin
25
ここに, mmin : 試料の最小質量(kg)
dmax : 軽量粗骨材の最大寸法(mm)
De : 軽量粗骨材の推定密度(g/cm3)
b) 試料は,代表的なものを採取し,JIS Z 8801-1に規定する公称目開き4.75 mmの金属製網ふるいにと
どまるものとする。
c) ) の試料をJIS A 1158によって,1回の試験に使用する試料の最小質量以上となるまで縮分する。こ
の試料を2回分準備する。
d) 試料を水で十分に洗って,粒の表面に付いているごみなどを取り除き,20±5 ℃の水中で24時間吸水
させる。
e) 試料を水中から取り出し,水切り後,吸水性の布の上にあける。試料を吸水性の布を用いて,試料表
面の目で見える水膜を拭い去り,表面乾燥飽水状態とする2)。
注2) 表面乾燥飽水状態では表面は,なお湿っているように見えるものである。粒を一つずつ拭う
場合には,一部で極端に乾燥するおそれがあるので注意を要する。

5 試験方法

  試験は,次による。
なお,それぞれの質量は試料質量の0.02 %まではかる。
a) 箇条4 e) の表面乾燥飽水状態における試料の質量(m1)をはかる。
b) 試料を金網かごに入れ,20±5 ℃の水中で振動を与え,粒子表面と粒子間の付着空気を排除した後,
試料と金網かごの水中の見掛けの質量(m2)をはかり,また,水温をはかる。このとき,使用する水
は上水道水など清浄な水とする。
c) 金網かごの水中の見掛けの質量(m3)をはかる。このとき,金網かごが水中に没している高さは,金
網かごだけの場合と,金網かご及び試料の場合とにおいて一定となるように調整する。
d) 水中から取り出した試料を105±5 ℃で一定質量となるまで乾燥させる。乾燥させた試料は室温まで冷
やし,その質量(m4)をはかる。
e) 密度及び吸水率の試験は,箇条4 c) で準備した試料について,それぞれ1回ずつ行う。

――――― [JIS A 1110 pdf 4] ―――――

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A 1110 : 2020

6 計算

  計算は,次による。
a) 粗骨材の表乾密度,絶乾密度及び吸水率は,それぞれ次の式によって算出し,四捨五入によって小数
点以下2桁に丸める。このとき,水の密度は水温に応じて表1の値を用いる。
1) 表乾密度 表乾密度は,次の式によって求める。
m1 w
DS
m1 m2 m3
ここに, DS : 表乾密度(g/cm3)
m1 : 表面乾燥飽水状態における試料の質量(g)
m2 : 試料と金網かごの水中の見掛けの質量(g)
m3 : 金網かごの水中の見掛けの質量(g)
ρw : 水の密度(g/cm3)
表1−水の密度
水温
15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25
(℃)
密度
(g/cm3) 0.999 1 0.998 90.998 8 0.998 6 0.998 4 0.998 20.998 0 0.997 8 0.997 50.997 3 0.997 0
2) 絶乾密度 絶乾密度は,次の式によって求める。
m4 w
Dd
m1 m2 m3
ここに, Dd : 絶乾密度(g/cm3)
m4 : 絶対乾燥状態の試料の質量(g)
3) 吸水率 吸水率は,次の式によって求める。
m1 m4
Q 100
m4
ここに, Q : 吸水率(質量分率)(%)
b) 2回の試験の平均値を,四捨五入によって小数点以下2桁に丸め,密度及び吸水率の値とする。

7 精度

  平均値からの差は,密度の場合は0.01 g/cm3以下,吸水率の場合は0.03 %以下でなければならない。

8 報告

  報告は,次の事項のうち必要なものを記載する。
a) 骨材の種類,大きさ,外観及び産地
b) 骨材の採取場所及び採取日
c) 試験時の水温
d) 表乾密度及び絶乾密度
e) 吸水率

――――― [JIS A 1110 pdf 5] ―――――

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JIS A 1110:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6783:1982(MOD)

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