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A 1113 : 2018
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附属書JA
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(参考)
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JISと対応国際規格との対比表
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JIS A 1113:2018 コンクリートの割裂引張強度試験方法 ISO 1920-4:2005,Testing of concrete−Part 4: Strength of hardened concrete
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異(V) JISと国際規格との技術
国際 の箇条ごとの評価及びその内容 的差異の理由及び今後の対
規格 策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
1 適用範囲 硬化コンクリートの割裂引 1 硬化コンクリートの強度試験方法に追加 対応国際規格では割裂 JISでは今日まで単独の試験
張強度試験方法について規 ついて規定する。 引張強度以外も記載さ 規格として使用してきた経
定する。 れているが,JISでは割緯があり,実務上の混乱を避
裂引張強度だけを対象 けるために現状のままとし
としている。 た。
2 引用規格
3 供試体 a) 供試体はJIS A 1132によ 5.1 削除
供試体は,ISO 1920-3(供試体の作製 対応国際規格では円柱 同様のコンクリートを用い
って作製する。 と養生)に適合する,円柱,立方体又 供試体以外の形状の供 たとしても,円柱供試体と多
は直方体形状のものとする。 試体も使用できるが, 面体及び立方体の供試体と
JISでは円柱供試体だけは異なる割裂引張強度とな
るという報告がある。実務上
とした。また,対応国際
規格では供試体設置の の混乱を避けるために供試
ためのマーキングにつ 体の形状を従来どおり1種類
いて項目を起こして記 とした。
載しているが,JISでは
記述していない。
a) 供試体は,所定の養生が − 追加 JISでは,コンクリートの強
対応国際規格では,試験
終わった直後の状態で試験 を行うまでの保存状態 度は供試体の乾燥状態及び
が行えるようにする。 温度によって変化する場合
に関する記載はないが,
JISでは記載がある。 もあることを考慮した。
――――― [JIS A 1113 pdf 6] ―――――
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A 1113 : 2018
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異(V) JISと国際規格との技術
国際 の箇条ごとの評価及びその内容 的差異の理由及び今後の対
規格 策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
4 装置 a) 試験機は,JIS B 7721の 5.2 削除
試験機は,EN 12390-4又はこれと同等 対応国際規格では供試 Packing Stripsを用いて試験
箇条7(試験機の等級)に規 の国家規格に適合するものの使用を 体と試験機との間に を行うと,用いない場合より
定する1等級以上のものと 規定する。 Packing Stripsを設置す
も割裂引張強度が高くなる
する。 多面体及び立方体の供試体の場合は, ることとしているが, という報告がある。これは,
b) 上下の加圧板は鋼製と 鋼製の球座を試験機の載荷盤と JISでは用いないことと実務上,従来よりも強度の低
し,圧縮面は磨き仕上げと Packing Stripsの間に設置しなければ している。 いコンクリートを合格と判
する。 ならない。鋼製の球座は供試体よりも 定することを意味する。した
長くなければならない。また,円の部 がって,ここでは実務上の混
分の半径は75 mmでなければならな 乱を避けるため,Packing
い。そして,供試体表面のライン上に Stripsは用いないこととし
載荷できるようにしなければならな た。
い。
Packing Stripsは,EN 316に適合する
ハードボードとし,使用回数は1回と
する。
5 試験方法 a) 供試体の直径は,供試体 5.3 − 追加 寸法測定については,JIS A
対応国際規格には,寸法
の荷重を加える方向におけ 測定について記載され 1132に規定されている。
る直径を2か所以上で0.1 ていない。
mmまで測定し,その平均
値を四捨五入によって小数
点以下1桁に丸めた値とす
る。
b) 試験機は,試験時の最大 − 一致 対応国際規格の最大荷重時
対応国際規格には,最大
荷重が指示範囲の20 荷重時の指示範囲につ の指示範囲についてはEN
100 %となる範囲で使用す 12390-4の規定を引用してい
いては規定していない。
る。同一試験機で指示範囲 る。実質的な差異はない。
を変えることができる場合
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は,それぞれの指示範囲を
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個別の指示範囲とみなす。
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――――― [JIS A 1113 pdf 7] ―――――
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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異(V) JISと国際規格との技術
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国際 の箇条ごとの評価及びその内容 的差異の理由及び今後の対
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規格 策
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箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
01
及び題名 番号 の評価
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5 試験方法 c) 供試体の側面及び上下の 5.3 削除
試験機のベアリングやPacking Strips 対応国際規格では, この規格では,Packing Strips
(続き) 加圧板の圧縮面を清掃す の表面をよく磨く。Packing Stripsと接 は用いないこととしている。
Packing Stripsが使用さ
る。 する供試体表面に付着しているごみ れている。
などを取り除く。
d) 供試体を試験機の加圧 削除
供試体を上下のPacking Stripsに挟み 対応国際規格では, この規格では,Packing Strips
板の上に偏心しないように 込み,試験機の中心に設置する。この は用いないこととしている。
Packing Stripsが使用さ
据える。この場合,加圧板 とき,上のPacking Stripsは下の れている。
と供試体との接触線のどこ Packing Stripsの真上となるようにす
にも隙間が認められないよ る。立方体やはり(梁)端の供試体の
うにする。上下の加圧板は, 場合もこの方法を適用するが,鋼製の
荷重を加えている間,平行 球座を利用することとする。最初の載
を保てるようにする。5.00 荷時には供試体がずれないかを確認
kN以内の荷重を加えた状 する。
態で荷重の増加を一時止
め,上下加圧板の距離を2
か所以上測って上下の加圧
板の平行を確認する。平行
でない場合は,球座面をも
つ側の加圧板を木づちで軽
くたたいて調整する。
e) 供試体に衝撃を与えない 載荷は連続かつ一様に0.040.06 変更 載荷速度は,1999年の改正時
載荷速度に違いがある。
ように一様な速度で荷重を MPa/秒で行う。一度調整した載荷速 JISの方が速度幅が広 に対応国際規格に整合させ
加える。荷重を加える速度 度は保ち,破壊まで変更しないものと い。 た経緯がある。ISO 1920-4制
は,引張応力度の増加率が する。 定の際に,この載荷速度幅を
毎秒0.06±0.04 N/mm2とな 縮小している。さらに今回変
るように調整し,最大荷重 更すると混乱が危惧される
に至るまでその増加率を保 ため,前回の規定値を継続さ
つようにする。 せることにした。
――――― [JIS A 1113 pdf 8] ―――――
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A 1113 : 2018
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異(V) JISと国際規格との技術
国際 の箇条ごとの評価及びその内容 的差異の理由及び今後の対
規格 策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
5 試験方法 f) 供試体が破壊するまでに 5.3 試験後は最大荷重を記録する。 追加 対応国際規格には有効 我が国の膨大な規格・規準・
(続き) 試験機が示す最大荷重を, 数字の記載がないが, 基準などがこの規格と整合
有効数字3桁まで読み取る JISには記載されてい していることから,最大荷重
ようにする。 る。 の読取りの仕方は従来の考
え方を尊重するものとした。
g) 供試体の長さは,供試体 − 追加 対応国際規格には記載 我が国の膨大な規格・規準・
の割れた面における長さを がないが,JISには破壊基準などがこの規格と整合
2か所以上で0.1 mmまで測 面の計測に関する記述 していることから,破壊面の
定し,その平均値を四捨五 と有効数字が記載され 計測の仕方は従来の考え方
入によって小数点以下1桁 ている。 を尊重するものとした。
に丸めた値とする。
6 計算 引張強度は,所定の式によ 5.4 変更
引張強度は所定の式によって求める。 対応国際規格では0.05 我が国の膨大な規格・規準・
って計算し,有効数字3桁 単位はN/mm2とする。結果は0.05 MPa MPa単位で表示してい 基準などがこの規格と整合
に丸める。 単位で表示する。 るが,JISでは有効数字していることから,結果の表
3桁に丸めるとしてい 現の仕方は従来の考え方を
る。 尊重するものとした。
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――――― [JIS A 1113 pdf 9] ―――――
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A 1113 : 2018
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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異(V) JISと国際規格との技術
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国際 の箇条ごとの評価及びその内容 的差異の理由及び今後の対
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規格 策
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箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
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及び題名 番号 の評価
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7報告 a) 必ず報告する事項 6 a) 供試体の識別 変更 対応国際規格には供試 この規格は試験法に関する
1) 供試体の番号 b) 試験場所 体の製作に関する報告 規格であるため,試験実施と
2) 供試体の直径(mm) c) 試験年月日・日時 及び質量に関連する項 は直接的に関連しない事項
3) 供試体の長さ(mm) d) 試料寸法 は記載しないこととした。
目が記載されているが,
4) 最大荷重(N) e) 供試体質量・見掛け密度(option) JISでは割裂引張強度に
5) 引張強度(N/mm2) f) 断面積も含む供試体の形状及び平 関連する項目だけを挙
b) 必要に応じて報告する 滑度の検査(必要に応じて) げている。
事項 g) 研磨による表面の調整の詳細(必
1) 試験年月日 要に応じて)
2) コンクリートの種類,使 h) 供試体受取りまでの養生条件(必
用材料及び配合 要に応じて)
3) 材齢 i) 試験時の供試体の含水状態(飽水又
4) 養生方法及び養生温度 は湿潤)
5) 供試体の破壊状況 j) 試験時の供試体の材齢(判明してい
れば)
k) 破壊時の最大荷重(kg)
l) コンクリートの外観(異常がある場
合)
m) 破壊の位置(必要に応じて)
n) 破壊面の外観(必要に応じて)
o) 標準試験方法との差異
p) SO 1920-4に準拠して試験が実施
されたことを技術的に確認できる技
術者の証明
上記に加え
1) 荷重片に関する記述(特有であれ
ば)
2) 割裂引張強度(0.05 MPa単位)
――――― [JIS A 1113 pdf 10] ―――――
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JIS A 1113:2018の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 1920-4:2005(MOD)
JIS A 1113:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.100 : 建設材料 > 91.100.30 : コンクリート及びコンクリート製品
JIS A 1113:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1132:2020
- コンクリートの強度試験用供試体の作り方
- JISB7721:2018
- 引張試験機・圧縮試験機―力計測系の校正方法及び検証方法