この規格ページの目次
JIS A 1132:2020 規格概要
この規格 A1132は、コンクリートの圧縮強度試験(JIS A 1108),曲げ強度試験(JIS A 1106)及び割裂引張強度試験(JIS A 1113)のための供試体の作り方について規定。
JISA1132 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A1132
- 規格名称
- コンクリートの強度試験用供試体の作り方
- 規格名称英語訳
- Method of making and curing concrete specimens
- 制定年月日
- 1963年11月8日
- 最新改正日
- 2020年2月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 1920-3:2004(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 91.100.30
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1963-11-08 制定日, 1976-03-09 改正日, 1979-05-15 確認日, 1986-10-04 確認日, 1993-03-01 改正日, 1999-02-01 改正日, 2006-09-05 改正日, 2014-02-25 改正日, 2018-10-25 確認日, 2020-02-25 改正
- ページ
- JIS A 1132:2020 PDF [22]
A 1132 : 2020
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 コンクリート試料・・・・[2]
- 4.1 試験室で作る場合・・・・[2]
- 4.2 その他の場所で採取する場合・・・・[2]
- 5 圧縮強度試験用供試体・・・・[2]
- 5.1 供試体の寸法・・・・[2]
- 5.2 器具・・・・[2]
- 5.3 コンクリートの打込み・・・・[2]
- 5.4 供試体の上面仕上げ・・・・[3]
- 5.5 供試体の形状及び寸法の許容差・・・・[3]
- 6 曲げ強度試験用供試体・・・・[4]
- 6.1 供試体の寸法・・・・[4]
- 6.2 器具・・・・[4]
- 6.3 コンクリートの打込み・・・・[4]
- 6.4 供試体の形状及び寸法の許容差・・・・[4]
- 7 割裂引張強度試験用供試体・・・・[5]
- 7.1 供試体の寸法・・・・[5]
- 7.2 器具・・・・[5]
- 7.3 コンクリートの打込み・・・・[5]
- 7.4 供試体寸法の許容差・・・・[5]
- 8 型枠の取外し及び養生・・・・[6]
- 9 供試体の運搬・・・・[6]
- 10 報告・・・・[6]
- 附属書JA(参考)供試体のキャッピング方法・・・・[7]
- 附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[9]
- 附属書JC(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[18]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 1132 pdf 1] ―――――
A 1132 : 2020
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人
日本コンクリート工学会(JCI)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,
日本産業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS A
1132:2014は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
注記 工業標準化法に基づき行われた申出,日本工業標準調査会の審議等の手続は,不正競争防止法
等の一部を改正する法律附則第9条により,産業標準化法第12条第1項の申出,日本産業標準
調査会の審議等の手続を経たものとみなされる。
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日本産業規格 JIS
A 1132 : 2020
コンクリートの強度試験用供試体の作り方
Method of making and curing concrete specimens
序文
この規格は,2004年に第1版として発行されたISO 1920-3を基とし,技術的内容を変更して作成した
日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。また,技術上重要な改正に関する新旧対照表を,
附属書JCに示す。
1 適用範囲
この規格は,コンクリートの圧縮強度試験(JIS A 1108),曲げ強度試験(JIS A 1106)及び割裂引張強度
試験(JIS A 1113)のための供試体の作り方について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 1920-3:2004,Testing of concrete−Part 3: Making and curing test specimens(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0203 コンクリート用語
JIS A 1106 コンクリートの曲げ強度試験方法
JIS A 1108 コンクリートの圧縮強度試験方法
JIS A 1113 コンクリートの割裂引張強度試験方法
JIS A 1115 フレッシュコンクリートの試料採取方法
JIS A 1138 試験室におけるコンクリートの作り方
JIS A 8610 建設用機械及び装置−コンクリート内部振動機
JIS A 8611 建設用機械及び装置−コンクリート外部振動機
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0203によるほか,次による。
3.1
スペーディング
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2
A 1132 : 2020
コンクリート試料と型枠の側面及び端面とが接する面に,金属製のへら又は類似の器具を挿入し,上下
しながらコンクリートと型枠面とのなじみを良くし,大小の気泡を取り除くこと。
4 コンクリート試料
4.1 試験室で作る場合
コンクリート試料を試験室で作る場合は,JIS A 1138による。
4.2 その他の場所で採取する場合
コンクリート試料をミキサ,ホッパ,コンクリート運搬装置,打ち込んだ箇所などから採取する場合,
その採取方法は,JIS A 1115による。
5 圧縮強度試験用供試体
5.1 供試体の寸法
供試体は,直径の2倍の高さをもつ円柱形とする。その直径は,粗骨材の最大寸法の3倍以上かつ100 mm
以上とする。供試体の直径の標準は,100 mm,125 mm,150 mmとする。
注記 粗骨材の最大寸法が40 mmを超える場合には,40 mmの網ふるいでふるって40 mmを超える
粒を除去した試料を使用し,直径150 mmの供試体を用いることがある。ここで,40 mmの網
ふるいとは,JIS Z 8801-1に規定する公称目開き37.5 mmの網ふるいのことをいう。
5.2 器具
器具は,次による。
a) 型枠は,非吸水性でセメントに侵されない材料で造られたものとする。
b) 型枠は,供試体を作るときに漏水のないものとする。また,幾つかの部品からなる型枠の場合,その
継ぎ目には油土,硬いグリースなどを薄く付けて組み立てる。
c) 型枠は,所定の供試体の精度が得られるものとする1)。
注記 型枠は定期的に精度の確認を行うものとする。
注1) 試験の目的によっては,精度の確認された型枠を使用する場合,5.5 a) d),6.4 a) c) 及び
7.4 a) b) を省略してもよい。
d) 型枠の内面には,コンクリートを打ち込む前に鉱物性の油又は非反応性の離剤を薄く塗る。
e) 突き棒を用いて締め固める場合,突き棒は,先端を半球状とした直径16 mm,長さ約500600 mmの
丸鋼とする。
f) 内部振動機によって締め固める場合,振動機はJIS A 8610による。振動機の棒径は,供試体の最小寸
法の1/4以下2) とする。
注2) 直径100 mmの供試体の場合,棒径28 mmを用いてもよい。
g) 振動台式振動機によって締め固める場合,振動機はJIS A 8611による。
なお,振動台式振動機又はその他の方法によって締め固める場合,対象となるコンクリート試料を
十分締め固めることのできる性能のものとする。
5.3 コンクリートの打込み
5.3.1 コンクリートの詰め方
コンクリートは,2層以上のほぼ等しい層に分けて詰める。各層の厚さは,160 mmを超えてはならない。
5.3.2 詰め方の方法
詰め方の方法は,次による。
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3
A 1132 : 2020
a) 突き棒を用いる場合 各層は少なくとも1 000 mm2に1回の割合で突くものとし,すぐ下の層まで突
き棒が届くようにする。突いて材料の分離を生じるおそれのあるときは,分離を生じない程度に突き
数を減らす。
突き終わった後,型枠側面を木づち(槌)で軽くたたく等して,突き棒によってできた穴がなくな
るようにする。
b) 内部振動機を用いる場合 内部振動機は,コンクリート中に鉛直に挿入する。最下層を締め固める場
合は,型枠底面から約20 mm上方の深さまで突き入れる。最下層以外を締め固める場合は,すぐ下の
層に20 mm程度差し込むようにする。
振動締固めは,大きな気泡が出なくなり,大きな骨材の表面をモルタル層が薄く覆うまで続け,そ
の後ゆっくりと引き抜く。
振動機を抜き終わった後,型枠側面を木づち(槌)で軽くたたく等して,振動機によってできた穴
がなくなるようにする。
c) 振動台式振動機を用いる場合 型枠は振動台に取り付けるか,強固に押し当てる。振動締固めは,大
きな気泡が出なくなり,大きな骨材の表面をモルタル層が薄く覆うまで続ける。振動のかけすぎは避
けなければならない。
5.3.3 上面のならし
型枠の上端より上方のコンクリートは取り除き,表面を注意深くならす。
キャッピングを行う場合は,コンクリート上面が,型枠頂面から僅かに下になるようにする。
5.4 供試体の上面仕上げ
5.4.1 キャッピングによる場合
キャッピングは,次による。
a) キャッピング用の材料は,コンクリートによく付着するもので,かつ,コンクリートに悪影響を与え
るものであってはならない。
b) キャッピング層の圧縮強度は,コンクリートの予想される強度より小さくてはならない。
c) キャッピング層の厚さは,供試体直径の2 %を超えてはならない。
なお,参考として供試体のキャッピング方法を附属書JAに示す。
5.4.2 研磨による場合
研磨によって上面を仕上げる場合は,コンクリートに悪影響を与えないように行う。
5.4.3 アンボンドキャッピングの場合
供試体打込み時に硬化後の平面度3) が2 mm以内になるように仕上げなければならない。この供試体を
強度試験に適用する場合には,JIS A 1108の附属書A(アンボンドキャッピング)による。
注3) ここでいう平面度は,平面部分の最も高い所と低い所とを通る二つの平行な平面を考え,この
平面間の距離をもって表す。
5.5 供試体の形状及び寸法の許容差
供試体の形状及び寸法の許容差は,次による。
a) 供試体の寸法の許容差は,直径で0.5 %以内,高さで5 %以内とする。
b) 供試体の載荷面の平面度3) は,直径の0.05 %以内とする。ただし,JIS A 1108の附属書Aによる場合
の上面は除く。
c) 供試体の載荷面(上面)と底面との平行度4) は,1 mm以内とする。
注4) ここでいう平行度は,供試体高さの最大値と最小値の差である。
――――― [JIS A 1132 pdf 5] ―――――
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JIS A 1132:2020の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 1920-3:2004(MOD)
JIS A 1132:2020の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.100 : 建設材料 > 91.100.30 : コンクリート及びコンクリート製品
JIS A 1132:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA0203:2019
- コンクリート用語
- JISA1106:2018
- コンクリートの曲げ強度試験方法
- JISA1108:2018
- コンクリートの圧縮強度試験方法
- JISA1113:2018
- コンクリートの割裂引張強度試験方法
- JISA1115:2020
- フレッシュコンクリートの試料採取方法
- JISA1138:2018
- 試験室におけるコンクリートの作り方
- JISA8610:2004
- 建設用機械及び装置―コンクリート内部振動機
- JISA8611:2004
- 建設用機械及び装置―コンクリート外部振動機