JIS A 1230:2018 動的コーン貫入試験方法

JIS A 1230:2018 規格概要

この規格 A1230は、土及び軟岩へのコーンの動的貫入抵抗を測定する方法について規定。

JISA1230 規格全文情報

規格番号
JIS A1230 
規格名称
動的コーン貫入試験方法
規格名称英語訳
Method for dynamic cone penetration test
制定年月日
2018年6月25日
最新改正日
2018年6月25日
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対応国際規格

ISO

ISO 22476-2:2005(MOD)
国際規格分類

ICS

93.020
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
土木 II 2020
改訂:履歴
2018-06-25 制定
ページ
JIS A 1230:2018 PDF [18]
                                                                                   A 1230 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 用語及び定義・・・・[1]
  •  3 試験装置・・・・[3]
  •  4 試験方法・・・・[5]
  •  4.1 装置の検査及び校正・・・・[5]
  •  4.2 試験準備・・・・[6]
  •  4.3 試験手順・・・・[6]
  •  5 試験結果・・・・[7]
  •  6 報告・・・・[7]
  •  6.1 現場報告書・・・・[7]
  •  6.2 試験報告書・・・・[8]
  •  附属書JA(参考)動的コーン貫入試験装置の例・・・・[9]
  •  附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 1230 pdf 1] ―――――

A 1230 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人地盤工学会(JGS)及び一般財
団法人日本規格協会(JSA)から団体規格(JGS 1437:2014)を基に作成した工業標準原案を具して日本工
業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が制定した日本工
業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 1230 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 1230 : 2018

動的コーン貫入試験方法

Method for dynamic cone penetration test

序文

  この規格は,2005年に第1版として発行されたISO 22476-2を基とし,対応国際規格では1打撃当たり
の単位面積エネルギーEnによって4種類に分類して規定されている動的コーン貫入試験方法のうち,国内
で使用されている試験装置に対応した2種類の試験方法に限定して,技術的内容を変更して作成した日本
工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。

1 適用範囲

  この規格は,土及び軟岩へのコーンの動的貫入抵抗を測定する方法について規定する。コーンを打ち込
むために,規定の質量及び落下高さをもつハンマーを使用する。
この規格は,次の中型動的コーン貫入試験及び大型動的コーン貫入試験に適用する。
− 中型動的コーン貫入試験 : 1打撃当たりの単位面積エネルギーが,98 kJ/m2となるもの。
− 大型動的コーン貫入試験 : 1打撃当たりの単位面積エネルギーが,196 kJ/m2となるもの。
動的コーン貫入試験は,深さ方向に関して連続的な記録を得ることができるが,土試料を採取すること
はできない。ハンマーの打撃回数Ndを動的貫入抵抗として,地盤の硬軟及び締まり具合の判定に適用する
ことができる。
この規格による試験結果は,支持層の深さを決定することに利用できる。また,非常に緩い地盤,空洞
をもつ地盤,埋戻し地盤及び埋立て地盤を見つけることにも利用できる。さらに,直接的な地盤調査結果
(例 土のサンプリング)を伴うことで地盤性状を決定することもできる。
注記1 中型は対応国際規格のDPM(dynamic probing medium)に,大型は対応国際規格のDPSH-A
(dynamic probing super heavy-A)に相当する。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 22476-2:2005,Geotechnical investigation and testing−Field testing−Part 2: Dynamic probing
(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

――――― [JIS A 1230 pdf 3] ―――――

2
A 1230 : 2018
2.1
動的コーン貫入試験装置
ロッド先端に取り付けたコーンを一定の打撃エネルギーで地盤に打ち込む試験装置。
2.2
打撃装置
ハンマー,ハンマーガイド,アンビル及び自動落下機構からなる装置。
2.3
ハンマー
コーンを打ち込むために必要なエネルギーを与えるための打撃装置の一部。
2.4
ハンマーガイド
自由落下するハンマーをアンビルに導く打撃装置の一部。
2.5
アンビル
ハンマーが自由落下したときのエネルギーをロッドへ伝える打撃装置の一部。
2.6
緩衝材
試験時のハンマーの衝突音の低減及び装置の損傷を最小化する目的のためにアンビル上に設置する部材。
2.7
自動落下機構
自動的にハンマーを自由落下させる機能をもつ装置。
2.8
落下高さ
ハンマーの自由落下の高さ。
2.9
ロッド
アンビルとコーンとを継ぐもの。
2.10
コーン
ロッド先端に付ける円すい形部分及びその円柱延長部。円柱延長部をマントルという。
2.11
Nd値
コーンを200 mm打ち込むのに必要な打撃回数。
注記 大型動的コーン貫入試験と中型動的コーン貫入試験とでは1打撃当たりの単位面積エネルギー
が異なるために,得られるNd値は異なる。
2.12
1打撃当たりの単位面積エネルギー,En
コーン単位面積に与えられる理論的な打撃エネルギーで,次の式で計算される値。
En=m×gn×h/A
ここに, m : ハンマーの質量

――――― [JIS A 1230 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
A 1230 : 2018
gn : 標準重力加速度
h : 落下高さ
A : コーン直径Dから計算される断面積
2.13
トルク,Mv
地盤中に貫入したロッドを回転させたときに計測される最大トルク。
2.14
自動測定装置
ハンマーの打撃回数,貫入長及びトルクを自動的に測定するためのセンサー,並びに記録装置。
2.15
貫入長
地盤中に貫入したコーンとロッドとの合計長さ。ただし,コーン先端の円すい形部分は含まない。
注記 ロッドの鉛直性が完全に保たれない場合は,貫入長は地表面からの深度にはならない。

3 試験装置

3.1   一般
a) 数字の丸め方は,表1の寸法及び質量の桁数になるように四捨五入する。
b) 動的コーン貫入試験装置の例を,附属書JAに示す。
3.2 打撃装置 打撃装置は,次による。また,その寸法及び質量は,表1による。
a) ハンマーは,落下中の抵抗を最小限にするように,ハンマーガイドを用いるものとする。
b) 自動落下機構は,ハンマーの開放時にほぼ静止し,ロッドの揺れなどを引き起こさずに,一定の落下
高さを確保できるものとする。
c) アンビルは,高強度鋼製とし,ロッドの頂部にきつく締め付ける剛結型,又はアンビル下部にロッド
頂部をはめ込む非剛結型とする。
d) 緩衝材は,アンビルの上に設置してもよい。
3.3 コーン コーンは鋼製とし,図1及び表1に示す寸法をもち,先端角90°の円すい形部分及び円柱
状のマントル部からなるものとする。
なお,コーンには回収型及び捨て型があるが,それらの寸法は同一である。捨て型を使用する場合は,
打撃中に脱落しない程度にロッドを差し込む。
注記 回収型では,試験終了後にロッドを引き抜くとコーンも一緒に引き抜かれ,回収される。ただ
し,トルク測定でロッドを回転させる場合には,コーンは回転せず,ロッドだけが回転する機
構になっていることが望ましい。捨て型では,試験終了後にロッドを引き抜くと,コーン部分
は分離し地中に取り残される。
3.4 ロッド ロッドは,表1に示す寸法及び質量をもち,直線性をもつものとする。ロッド材料は,過
度な変形及び磨耗を生じずに作業が行える高強度鋼製のものとする。ロッドの直線性は,ロッド長に対す
るたわみの割合で判断し,その割合は0.1 %(例 1 m当たり1 mm)を超えてはならない。ロッドは,レ
ンチがけ用の平たん部があってもよい。
3.5 トルク測定装置 トルク測定装置は,地盤中に貫入したロッドを回転させたときに生じるトルクを
トルクレンチ又はトルクレンチと同等以上の精度で計測できるものとする。トルクレンチを用いる場合に
は,レンチがけ用の平たん部を使用できる。トルク測定装置は,中型の場合,100 Nm以上のトルクが計測

――――― [JIS A 1230 pdf 5] ―――――

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