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JIS A 1414-4:2010 規格概要
この規格 A1414-4は、建築物の壁,床,屋根などの部位を構成するパネルを長期にわたって使用する場合に把握しておくべき材料特性のうち,長期荷重,繰り返し荷重,接着耐久性に関する特性などの試験方法について規定。
JISA1414-4 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A1414-4
- 規格名称
- 建築用パネルの性能試験方法―第4部 : 長期特性に関する試験
- 規格名称英語訳
- Performance test methods of panel components for building construction -- Part 4:Tests for long-term properties
- 制定年月日
- 2010年9月25日
- 最新改正日
- 2015年10月26日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 91.100.01
- 主務大臣
- 経済産業,国土交通
- JISハンドブック
- 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
- 改訂:履歴
- 2010-09-25 制定日, 2015-10-26 確認
- ページ
- JIS A 1414-4:2010 PDF [12]
A 1414-4 : 2010
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 試験の一般条件・・・・[2]
- 5 試験方法・・・・[2]
- 5.1 継続荷重による破壊試験・・・・[2]
- 5.2 曲げクリープ試験・・・・[4]
- 5.3 繰返し曲げ試験・・・・[5]
- 5.4 接着耐久性に関する試験・・・・[6]
- 5.5 防腐処理の影響に関する試験・・・・[9]
- 6 共通記録事項・・・・[10]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 1414-4 pdf 1] ―――――
A 1414-4 : 2010
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人建材試験センター(JTCCM)及び財団
法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業
標準調査会の審議を経て,経済産業大臣及び国土交通大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,
JIS A 1414:1994は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣,国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,
このような特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認に
ついて,責任はもたない。
JIS A 1414の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS A 1414-1 第1部 : 通則
JIS A 1414-2 第2部 : 力学特性に関する試験
JIS A 1414-3 第3部 : 温湿度・水分に対する試験
JIS A 1414-4 第4部 : 長期特性に関する試験
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS A 1414-4 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 1414-4 : 2010
建築用パネルの性能試験方法−第4部 : 長期特性に関する試験
Performance test methods of panel components for building construction− Part 4: Tests for long-term properties
1 適用範囲
この規格は,建築物の壁,床,屋根などの部位を構成するパネル(以下,“建築用パネル”という。)を
長期にわたって使用する場合に把握しておくべき材料特性のうち,長期荷重,繰返し荷重,接着耐久性に
関する特性などの試験方法について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1414-1 建築用パネルの性能試験方法−第1部 : 通則
JIS A 1414-2 建築用パネルの性能試験方法−第2部 : 力学特性に関する試験
JIS A 1414-3 建築用パネルの性能試験方法−第3部 : 温湿度・水分に対する試験
JIS K 1570 木材保存剤
JIS K 6806 水性高分子−イソシアネート系木材接着剤
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 1414-1によるほか,次による。
3.1
破壊荷重継続時間
木材・木質材料は,通常の破壊荷重より小さい荷重が継続的にかかることによって破壊に至るが,この
破壊に至るまでの時間。
3.2
クリープ変形
継続荷重に対して進む変形。
3.3
常時湿潤環境
直接屋外にさらされるなどして常時湿潤状態となるおそれのある環境。例えば外壁,軒天井などで有効
な防水措置をしていないため,降雨水などの影響によって常時高湿度となる環境。
3.4
断続湿潤環境
――――― [JIS A 1414-4 pdf 3] ―――――
2
A 1414-4 : 2010
断続的に水を使用する水回りのうち,直接水掛かりはないが湿潤状態となるおそれのある環境。例えば,
断続的に水を使用する水回り室などの壁,床,天井などのうち直接水掛かりがない部分で,有効な防水措
置がなされていないため,断続的に高湿度となる環境。
3.5
乾燥環境
常時湿潤環境及び断続湿潤環境以外の環境。有効な防水措置を施した内側,水回り室以外の壁,床,天
井などで使用する場合など,湿潤状態になるおそれのない環境。
3.6
クロスヘッド
荷重を与える装置の先端部分で,材料に直接又は間接的に接する部分。
3.7
インサイジング処理
防腐処理の前加工として,のみ刃によって表面に適切な間隔でのみ目を切り込む方法。防腐剤を材中に
均一,かつ,深く浸透させることが目的。
4 試験の一般条件
試験体採取方法,試験体の寸法,試験体調湿方法,試験環境及び測定の精度は,各試験項目で規定のな
い限り,JIS A 1414-1による。
5 試験方法
5.1 継続荷重による破壊試験
5.1.1 試験の目的
粘弾性を示す材料では,一定以上の継続する荷重によって破壊に至る場合があり,建築パネル(以下“パ
ネル”という。)を荷重下で使用する期間が破壊荷重継続時間を超えないようにする必要がある。荷重が継
続的にかかった状態で長期連続使用するパネルを想定した継続荷重によって破壊が起こるまでの時間を測
定して,パネルの破壊荷重継続時間の影響係数を算出することを目的とする。
5.1.2 試験条件
木質系パネルの試験条件は,次による。
a) 試験体調湿方法 試験体は,通常,JIS A 1414-1の6.3 b) に規定する環境下で平衡状態となるまで静
置する。
b) 試験環境 試験は,通常,a) と同様の環境下で実施する。
c) 試験体の寸法 試験体の寸法は,次による。
1) 試験体の幅は,実大の製品の厚さの2倍以上とする。
2) IS A 1414-2の5.3(曲げ試験)に規定する試験を行う場合の試験体の長さは,スパン(試験体の厚
さの12倍以上とする。)に50 mm又は試験体の厚さの1/2を加えた長さとする。ただし,スパン及
び実大の製品の厚さが試験に与えるせん断の影響を適切に考慮して,これと同等以上の精度で試験
の結果が得られる長さであることが確かめられた場合には,この限りでない。
5.1.3 試験装置
試験装置は,一定荷重を継続して載荷できるものとする。ただし,一つの試験体が破壊したときに他の
試験体の測定などに影響を与えないものとする。
――――― [JIS A 1414-4 pdf 4] ―――――
3
A 1414-4 : 2010
5.1.4 試験手順
試験手順は,次による。
a) 木質系パネルについては,サイドマッチング用試験体を用いて次の試験及び試験データの処理を行う。
1) IS A 1414-2の5.1(面内圧縮試験)に規定する試験を行い,JIS A 1414-2のA.1 a) 1) に規定する面
内圧縮強さを求める。
2) IS A 1414-2の5.2(局部圧縮試験)に規定する試験を行い,JIS A 1414-2のA.2 a) 1) に規定するめ
り込み強さを求める。
3) IS A 1414-2の5.3(曲げ試験)に規定する試験を行い,JIS A 1414-2のA.3 a) の1) 又は2) に規定
する曲げ強さ(最大曲げモーメント)を求める。
4) 1) 3) で求めたサイドマッチング用試験体の力学特性値に基づいて,1.0未満の荷重レベルを三つ
以上設定する。一つの荷重レベルに対して適切な数の本試験体を用意する。
b) 本試験体は,次の試験を行う。ただし,それぞれに対応するサイドマッチング用試験体の圧縮,めり
込み又は曲げ強さ(最大曲げモーメント)に荷重レベルを乗じた応力に相当する荷重を与え,破壊荷
重継続時間を測定する。
なお,ある荷重レベルで実施した試験体の半数以上の破壊荷重継続時間が,6か月以上となる荷重
レベルを一つ以上設定する。
1) IS A 1414-2の5.1に規定する試験方法に準じて試験を行う。
2) IS A 1414-2の5.2に規定する試験方法に準じて試験を行う。
3) IS A 1414-2の5.3に規定する試験方法に準じて試験を行う。
5.1.5 試験データの処理
試験データの処理は,次による。
a) 5.1.4 b)で求めた本試験体の荷重レベルごとの破壊荷重継続時間の常用対数と荷重レベルとの関係を
図1に示すようにプロットし,回帰直線を求める。
b) 回帰直線上において,破壊荷重継続時間が50年に相当する荷重レベルの数値(1.0を超える場合は,
1.0とする。)を,各力学特性値に対する荷重継続時間の影響係数とする。
図1−破壊荷重継続時間の影響係数の求め方
5.1.6 結果の記録
試験結果には,次の事項を記録する。ただし,共通記録事項は,箇条6による。
a) サイドマッチング用試験体の力学特性値
――――― [JIS A 1414-4 pdf 5] ―――――
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JIS A 1414-4:2010の国際規格 ICS 分類一覧
JIS A 1414-4:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1414-1:2010
- 建築用パネルの性能試験方法―第1部:通則
- JISA1414-2:2010
- 建築用パネルの性能試験方法―第2部:力学特性に関する試験
- JISA1414-3:2010
- 建築用パネルの性能試験方法―第3部:温湿度・水分に対する試験
- JISK1570:2010
- 木材保存剤
- JISK6806:2003
- 水性高分子―イソシアネート系木材接着剤