この規格ページの目次
JIS A 1475:2019 規格概要
この規格 A1475は、建築材料の平衡含水率の測定方法について規定。
JISA1475 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A1475
- 規格名称
- 建築材料の平衡含水率測定方法
- 規格名称英語訳
- Method of test for hygroscopic sorption properties of building materials
- 制定年月日
- 2004年3月20日
- 最新改正日
- 2019年11月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 12571:2013(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 91.100.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
- 改訂:履歴
- 2004-03-20 制定日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認日, 2019-11-20 改正
- ページ
- JIS A 1475:2019 PDF [25]
A 1475 : 2019
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義並びに記号及び単位・・・・[1]
- 3.1 用語及び定義・・・・[1]
- 3.2 記号及び単位・・・・[2]
- 4 測定原理・・・・[2]
- 5 試験装置・・・・[3]
- 5.1 デシケーター法・・・・[3]
- 5.2 チャンバー法・・・・[3]
- 6 試料・・・・[3]
- 6.1 試料寸法・・・・[3]
- 6.2 試料個数・・・・[3]
- 6.3 試料の密度・・・・[3]
- 7 測定方法・・・・[4]
- 7.1 測定条件・・・・[4]
- 7.2 デシケーター法における容器内相対湿度の設定・・・・[4]
- 7.3 チャンバー法による相対湿度の設定・・・・[4]
- 7.4 測定手順・・・・[4]
- 8 結果の算出・・・・[6]
- 8.1 平衡含水率・・・・[6]
- 8.2 平衡含水率曲線・・・・[6]
- 9 測定精度・・・・[7]
- 9.1 含水率の測定誤差・・・・[7]
- 9.2 温湿度環境の制御状態・・・・[7]
- 10 報告・・・・[7]
- 附属書A(参考)各種の塩飽和水溶液の相対湿度・・・・[8]
- 附属書B(参考)各種塩飽和水溶液の準備の仕方・・・・[12]
- 附属書JA(参考)デシケーター法による各種測定装置・・・・[15]
- 附属書JB(参考)チャンバー法による測定装置・・・・[17]
- 附属書JC(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[18]
- 附属書JD(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[22]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 1475 pdf 1] ―――――
A 1475 : 2019
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人
建材試験センター(JTCCM)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産
業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産
業規格である。これによって,JIS A 1475:2004は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
注記 工業標準化法に基づき行われた申出,日本工業標準調査会の審議等の手続は,不正競争防止法
等の一部を改正する法律附則第9条により,産業標準化法第12条第1項の申出,日本産業標準
調査会の審議等の手続を経たものとみなされる。
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――――― [JIS A 1475 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
A 1475 : 2019
建築材料の平衡含水率測定方法
Method of test for hygroscopic sorption properties of building materials
序文
この規格は,2013年に第2版として発行されたISO 12571を基とし,我が国で実施されている測定方法
の実情を反映させるため,技術的内容を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JCに示す。また,附属書JA,附属書JB及び附属書JDは対
応国際規格にはない事項であり,附属書JDは技術上重要な改正に関する新旧対照表である。
1 適用範囲
この規格は,建築材料の平衡含水率の測定方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 12571:2013,Hygrothermal performance of building materials and products−Determination of
hygroscopic sorption properties(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0202 断熱用語
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 9346,Hygrothermal performance of buildings and building materials−Physical quantities for
mass transfer−Vocabulary(MOD)
JIS A 1476 建築材料の含水率測定方法
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 12570,Hygrothermal performance of building materials and products−Determination of
moisture content by drying at elevated temperature(MOD)
3 用語及び定義並びに記号及び単位
3.1 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0202によるほか,次による。
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A 1475 : 2019
3.1.1
吸湿
雰囲気から多孔質な建築材料(以下,材料という。)への平衡に達するまでの水蒸気の移動。
3.1.2
放湿
多孔質な建築材料から雰囲気への平衡に達するまでの水蒸気の移動。
3.1.3
平衡含水率
雰囲気の水蒸気を吸湿及び/又は放湿し平衡に達したときの蒸発可能な水分の質量,又は容積と材料の
基準乾燥時の質量又は容積との比。質量比を平衡質量含水率,容積比を平衡容積含水率という。
3.1.4
基準乾燥
材質に変化を与えないように,JIS A 1476によって,105 ℃±2 ℃(材料の構造が105 ℃で変化しない材
料の場合),65 ℃±2 ℃(材料の構造が65 ℃105 ℃で変化する材料の場合)及び40 ℃±2 ℃(40 ℃以上
で結晶水又はガスの拡散によって特性が変化する材料の場合)の乾燥温度での乾燥。
3.1.5
平衡含水率曲線
ある温度における材料の平衡含水率とその雰囲気の相対湿度との関係を示す曲線。平衡含水率曲線には
吸湿過程及び放湿過程の二つの曲線があり,それぞれを吸湿過程平衡含水率曲線及び放湿過程平衡含水率
曲線という。
3.2 記号及び単位
記号及び単位は,表1による。
表1−記号及び単位
記号 名称 単位
u 平衡質量含水率 kg/kg
平衡容積含水率 m3/m3
m 試料の質量 kg
m0 基準乾燥時の試料の質量 kg
V0 基準乾燥時の試料の容積 m3
基準乾燥時の試料の密度 kg/m3
水の密度 kg/m3
相対湿度 %
4 測定原理
平衡含水率は,次の二つの方法で設定したある相対湿度及び温度の雰囲気の中に試料を入れ,吸湿又は
放湿によって平衡状態に達した試料の質量を測定し,試料の基準乾燥の質量又は容積を基準として求める。
a) ガラスなどの容器に入れた塩飽和水溶液による方法(これをデシケーター法という。)
b) 恒温恒湿槽のように機械的なチャンバーによる方法(これをチャンバー法という。)
デシケーター法及びチャンバー法には,試料をあらかじめ基準乾燥状態にして雰囲気の水蒸気を吸湿す
る場合(吸湿過程)と試料をあらかじめ湿潤状態にして雰囲気に水蒸気を放湿する場合(放湿過程)とが
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3
A 1475 : 2019
ある。
0 %100 %の間の相対湿度を適切な間隔で5点以上選び,各々の相対湿度での平衡含水率の値を結んで
吸湿過程及び放湿過程の平衡含水率曲線で表すことができる。
5 試験装置
5.1 デシケーター法
測定装置の構成は,恒温室,恒湿容器(デシケーター),はかり及び温度測定器からなる。
5.1.1 恒温室 恒温室は,±0.5 K以下で温度制御が可能なものとする。温度設定は23 ℃とする。
5.1.2 恒湿容器(デシケーター) 恒湿容器は,次による。
a) ガラスなどの不透湿で耐食性のある材料とし,その底部に塩飽和水溶液を入れられるようにする。
b) 恒湿容器内の相対湿度の変化は,±2 %に維持できる気密度とする。
注記 参考として附属書JAに各種の恒湿容器(デシケーター)の例を示す。
5.1.3 はかり はかりは,質量測定が1 mgの桁までひょう量できるもの,又は試料質量の±0.01 %の精
度でひょう量できるもののいずれか精度の高いほうを用いるものとする。
なお,ひょう量精度は,測定結果の精度と計量カップを含めた試料質量との比から決めることができる。
5.1.4 温度測定器 温度測定は,精度が,±0.1 Kの測定器を用いる。
5.2 チャンバー法
測定装置の構成は,恒温恒湿槽(チャンバー),はかり,温度測定器及び湿度測定器からなる。
注記 参考として附属書JBにチャンバーの例を示す。
5.2.1 恒温恒湿槽 チャンバー内の相対湿度は±3 %に,温度は±0.5 Kに制御ができるものとする。温度
設定は23 ℃とする。
5.2.2 はかり 5.1.3と同様とする。
5.2.3 温度測定器 5.1.4と同様とする。
5.2.4 湿度測定器 相対湿度測定は,精度が±3 %の測定器を用いる。
6 試料
6.1 試料寸法
試料寸法は,材料を代表できる大きさとする。試料の質量は少なくとも10 g程度とするが,測定結果に
影響を与えない限り早く平衡に達するために試料を小さくすることができる。その質量はひょう量精度に
よって決める。
6.2 試料個数
試料個数は,同一材料から3個採取する。また,試料のばらつきができるだけないような材料において,
複数の相対湿度の設定で測定を並行して行う場合は,材料を代表できる試料を各相対湿度の設定に対して
それぞれ3個採取する。
6.3 試料の密度
試料の密度は,基準乾燥時の試料の質量及び容積から式(1)によって求める。
m0
0 (1)
V0
ここに, ρ0 : 基準乾燥時の試料の密度(kg/m3)
m0 : 基準乾燥時の試料の質量(kg)
――――― [JIS A 1475 pdf 5] ―――――
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JIS A 1475:2019の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 12571:2013(MOD)
JIS A 1475:2019の国際規格 ICS 分類一覧
JIS A 1475:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA0202:2008
- 断熱用語
- JISA1476:2016
- 建築材料の含水率測定方法