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JIS A 1503:2022 規格概要
この規格 A1503は、主として木造建築物の構造耐力上主要な部分で,木材又は木質材料相互を接合するために使用する木質構造用ねじの単調曲げ試験,繰返し曲げ試験,引張強さ試験及びねじり強さ試験について規定。
JISA1503 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A1503
- 規格名称
- 木質構造用ねじの試験方法
- 規格名称英語訳
- Test methods for screw for timber structure
- 制定年月日
- 2022年3月22日
- 最新改正日
- 2022年3月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 21.040.30, 21.060.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2022-03-22 制定
- ページ
- JIS A 1503:2022 PDF [19]
A 1503 : 2022
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 記号・・・・[2]
- 5 試験温度・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[2]
- 6.1 試験の種類・・・・[2]
- 6.2 単調曲げ試験・・・・[3]
- 6.3 繰返し曲げ試験・・・・[10]
- 6.4 引張強さ試験・・・・[10]
- 6.5 ねじり強さ試験・・・・[11]
- 7 試験報告書・・・・[13]
- 7.1 共通報告事項・・・・[13]
- 7.2 各試験の報告事項・・・・[13]
- 附属書A(規定)試験データの処理方法・・・・[15]
- 附属書B(参考)くさび引張強さ試験方法・・・・[16]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 1503 pdf 1] ―――――
A 1503 : 2022
まえがき
この規格は,産業標準化法に基づき,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS A 1503 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
A 1503 : 2022
木質構造用ねじの試験方法
Test methods for screw for timber structure
1 適用範囲
この規格は,主として木造建築物の構造耐力上主要な部分で,木材又は木質材料相互を接合するために
使用する木質構造用ねじの単調曲げ試験,繰返し曲げ試験,引張強さ試験及びねじり強さ試験について規
定する。
2 引用規格
次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0101 ねじ用語
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS B 0101による。
3.1
木質材料
木材又は木材に機械加工を施し再構成·接着成型加工をしたもの
3.2
木質構造用ねじ
木造建築物の構造耐力上主要な部分における接合部に使用し,木材又は木質材料に下穴を設けることな
く施工が可能なねじ
3.3
ローレット部
ねじ部の谷径よりも最小径が大きく,主材と側材の引寄せ,又はねじ部で作られた下穴を拡張し施工性
向上を目的として円筒部に設けられた溝状の加工部位
3.4
ビット
ねじ部を回転させるために,ねじ頭部の穴と施工用の工具とを接続するためのジグ
――――― [JIS A 1503 pdf 3] ―――――
2
A 1503 : 2022
3.5
信頼水準75 %
ある評価量の真値が,この評価量のとる値としてあらかじめ設定された区間内の値をとる確率が75 %
であること
3.6
95 %下側許容限界値
ある信頼水準を定めた場合に推定される母集団の分布において,その値よりも上方にある評価量が母集
団の95 %の割合であると定められた値
3.7
50 %下側許容限界値
ある信頼水準を定めた場合に推定される母集団の分布において,その値よりも上方にある評価量が母集
団の50 %の割合であると定められた値
4 記号
この規格で用いる記号は,表1による。
表1−記号
記号 単位 内容
d mm 呼び径(おねじの外径)
Mp N·m 全塑性曲げモーメント
θc ° 繰返し曲げ角度
Nf 回 繰返し曲げ回数
Ft kN 引張耐力
Tr N·m 最大ねじりトルク
5 試験温度
試験室の温度は,常温(5 ℃35 ℃)とする。
6 試験方法
6.1 試験の種類
試験の種類,概要及び試験方法を表2に示す。
なお,参考として附属書Bに,くさび引張強さ試験方法を示す。
表2−試験の種類,概要及び試験方法
試験の種類 概要 細分箇条番号
単調曲げ試験 全塑性曲げモーメントMpを測定する。 6.2
繰返し曲げ試験 繰返し曲げ応力下における耐久性(繰返し曲げ回数Nf)を測定する。 6.3
引張強さ試験 軸方向の引張耐力Ftを測定する。 6.4
ねじり強さ試験 最大ねじりトルクTrを測定する。 6.5
――――― [JIS A 1503 pdf 4] ―――――
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A 1503 : 2022
6.2 単調曲げ試験
6.2.1 試験体
試験体は,製品とする。ただし,必要に応じて,ねじ頭部又は試験に不要な部位を切除してもよい。試
験対象とする部位は,木質構造用ねじを構成する各部(ねじ部,円筒部,ローレット部など)及びそれぞ
れの部位の境目とする。なお,試験対象とする部位のいずれかに,耐力を期待する部位の最小断面部(ね
じ先を除く。)を含むものとする。試験体の数は,試験対象の部位ごとに6体以上とする。
6.2.2 試験方法の区分·装置·手順
6.2.2.1 一般
単調曲げ試験方法は,四点曲げ載荷法又はつかみ曲げ載荷法とし,次による。
6.2.2.2 四点曲げ載荷法
6.2.2.2.1 試験方法の概要
図1に示すように,載荷点が試験体に対して動くことがないように,かつ,試験中は試験体の軸に対し
外力の方向が垂直であり続けるように外力を加え,試験体に加わる曲げモーメントM及び曲げ角度θを測
定する。
なお,外力の間隔L1及びL3は,2d以上とし,外力の互いに対する偏りが5 %を超えてはならない。
F2 F3 試験体
試験体 F2 F3
θ
LL1 LL2 LL3 F1 L1
L LL3 F4
F1 F4
a) 試験前(変形前) b) 試験後(変形後)
記号説明
F1F4 : 外力
L1L3 : 外力の間隔
θ : 試験体の曲げ角度
図1−試験体に加える外力及び試験体の変形
6.2.2.2.2 試験装置
図2に試験装置の例を示す。試験装置は,加力ジグ及び支持ジグによって構成され,加力ジグの回転角
及び支持ジグの支持点に生じる反力Fを測定可能なものとする。加力ジグは,回転させることによって試
験体に曲げモーメントを加えることが可能であり,支持ジグは,支持点で垂直ロッドを介して反力測定装
置に接続されたもので,それぞれ試験体の固定ジグをもつものとする。加力側と支持側との固定長L1及び
L3の互いに対する差が,5 %を超えない装置とする。試験体の曲げ角度θは,加力ジグの回転角とする。ま
た,試験体に支持ジグの自重による曲げモーメントが作用しないように,支持ジグにカウンターウエイト
――――― [JIS A 1503 pdf 5] ―――――
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JIS A 1503:2022の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.060 : 締結用部品 > 21.060.10 : ボルト,ねじ,びょう
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.040 : ねじ山 > 21.040.30 : 特殊ねじ山
JIS A 1503:2022の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0101:2013
- ねじ用語