JIS A 1960:2015 室内空気のサンプリング方法通則 | ページ 6

    24
A 1960 : 2015
A1
3
附属書JB
96
(参考)
0 : 2
技術上重要な改正に関する新旧対照表
0 15
現行規格(JIS A 1960:2015) 旧規格(JIS A 1960:2005) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
1 適用範 − 1. 適用範 “例えば重要となる。”
例えば,測定の結果によって,改修工事の必要性の検討,
囲 囲 は箇条3へ移動した。
改修の効果の検証など,測定結果の活用方法は広範囲で
重要性をもつので,慎重なサンプリング計画が重要とな
る。
− “不適切な誤差を生じ
不適切なモニタリング方法は,モニタリング手順による
誤差よって,大きい誤差を生じる。 る。”は序文へ移動した。
サンプリング方法を検討する前に,何の目的で,いつ, − “サンプリング方法を
どこで,どれぐらいの頻度で,そしてどのくらいの時 提案されている。”は,序
間にわたってモニタリングを行うか考える必要があ 文から移動してきた。
る。これらの質問への答えは,特に,室内環境の個々
の状況,サンプリングの目的及びサンプリングする環
境によっている。この規格では,これらの因子の有意
性を検討し,どのように適切なサンプリング計画を選
択するべきかについて提案されている。
この規格は,次に示す室内環境に適用可能である : 住 ISO規格原文に従い,本文
この規格では建物などの室内について次の定義を使う
宅の居間,寝室,作業場,娯楽室,地下室,台所“及 (欧州で開かれた環境問題に関する専門家会議によ の削除及び追記を行った。
び”浴室 : 空気の汚染物に関して健康と安全検査の適 る。)[2]。
用を受けていない建物(例えば,事務所及び店舗)の 住宅の居間,寝室,作業場,娯楽室,地下室,台所“又
中の作業場又は仕事場 : 公共の建物(例えば,病院, は”浴室 : 空気の汚染物に関して健康と安全検査の適用
学校,幼稚園,スポーツ室,図書館,レストラン,バ を受けていない建物(例えば,事務所及び店舗)の中の
ー,劇場,映画館及びその他の建物)及び車室内[7]。 作業場又は仕事場 : 公共の建物(例えば,病院,学校,
幼稚園,スポーツ室,図書館,レストラン,バー,劇場,
映画館及びその他の建物)及び交通機関の車内。
2 引用規 − 2. 引用規 −
格 格

――――― [JIS A 1960 pdf 26] ―――――

                                                                                                                                          25
A 1960 : 2015
現行規格(JIS A 1960:2015) 旧規格(JIS A 1960:2005) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
3 室内環 3. 室内環
例えば,測定の結果によって,改修工事の必要性の検 − “例えば重要となる。”
境の特徴 境の特徴
討,改修の効果の検証など,測定結果の活用方法は広 は1.から移動してきた。
範囲で重要性をもつので,慎重なサンプリング計画が
重要となる。
室内空気の汚染物の測定は,通常,二つの手法のいず − “室内空気の汚染物の測
れかによって行う。 定は現場で行う。”の部
a) サンプリングは可能な限り扱いやすく,簡易な機 分は,序文から移動してき
器を使って現場で実施する。その後の分析は,実 た。
験室で行う。
b) サンプリングと分析を,直読式の測定システムを
使って現場で行う。
なお,繊維(アスベスト,人造繊維)などの特殊な場 − DISからISへの移行に伴
合には,別の条件を考慮する必要がある(ISO 16000-7 い,記号が変更されたた
参照)[8]。 め,JISと相違しており,
部分的に修正を行う必要
がある。
(A
dρi/dtq A/V) ρafρinρi
(1) dci/dtQ/V nca Aci nci (1)
ここに, ρi : 室内空気中の物質濃度(mg/m3) ここに, Ci : 室内空気中の物質濃度(mg/m3)
qA : 単位面積当たりの放散速度 Q : 発生源の強度(mg/h)
(mg/m2・h) V : 部屋の容積(m3)
A : 面積(m2) n : 換気回数(h−1)
V : 部屋の容積(m3) Ca : 外気中の物質濃度(mg/m3)
n : 換気回数(h−1) A : 除去係数(h−1)
ρa : 外気中の物質濃度(mg/m3) t : 時間(h)
f : 除去係数(h−1)
t : 時間(h)
5 サンプ 5. サンプ
外気用のサンプリング方法は,装置の大きさ,サンプ − ISO原文の加筆によって,
リング手 リング量及び発生騒音について居室の通常利用に悪影
リング手 訳文を追加した。
A1
順 順
響がない場合には室内空気のサンプリングに使用する
9
ことができる。
60 : 2
0 15
3

――――― [JIS A 1960 pdf 27] ―――――

    26
A 1960 : 2015
A1
3
現行規格(JIS A 1960:2015) 旧規格(JIS A 1960:2005) 改正理由
9
箇条番号 内容 箇条番号 内容
60
及び題名 及び題名
: 2
6 サンプ 6. サンプ
個別のケースで選択される時間間隔の指標は,特定の 対応するJISを記した。
個別のケースで選択される時間間隔の指標は,特定の物
0 15
リングの 物質又は物質群に関連する日本工業規格(日本産業規格)に規定されて
リングの 質又は物質のグループに関連する国際規格(ISO 16000
時間 いる(JIS A 1961及びJIS A 1964)。 時間 シリーズの他の規格)に規定されている。
建物又は部屋が“暖房・換気・空調システム”を備え 訳語の修正を行った。
建物又は部屋が“24時間換気システム”を備えている
ている場合は,別な考慮が必要である。 場合は,別な考慮が必要である。
7 サンプ 7. サンプ
サンプリングの継続時間は,次によって決定される。 ISO原文の加筆によって,
サンプリングの継続時間は,次によって決定される。
リング頻 − 分析対象成分の性質 リング頻 − 分析対象成分の性質 訳文を追加した。
度 − 対象物質の潜在的な健康影響 度 − 発生源の放散特性
− 放散源の放散特性 − 分析手法の定量下限
− 分析手法の定量下限
− 測定目的
多くの場合,特に2,3回のサンプリングで済まされる 多くの場合,特に2,3回のサンプリングで済まされる
場合,同時に“五つ”の全ての項目を考慮せず,妥協 場合,同時に“三つ”の全ての項目を考慮せず,妥協す
することが必要である。 ることが必要である。

JIS A 1960:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 16000-1:2004(MOD)

JIS A 1960:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 1960:2015の関連規格と引用規格一覧