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JIS A 1961:2015 規格概要
この規格 A1961は、ホルムアルデヒドによる室内空気汚染の測定を計画するときの支援となることを目的。
JISA1961 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A1961
- 規格名称
- 室内空気中のホルムアルデヒドのサンプリング方法
- 規格名称英語訳
- Indoor air -- Sampling strategy for formaldehyde
- 制定年月日
- 2005年11月1日
- 最新改正日
- 2019年10月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 16000-2:2004(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 13.040.20
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
- 改訂:履歴
- 2005-11-01 制定日, 2011-11-29 確認日, 2015-03-25 改正日, 2019-10-25 確認
- ページ
- JIS A 1961:2015 PDF [22]
A 1961 : 2015
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 ホルムアルデヒドの放散源及び放散・・・・[2]
- 4 測定法・・・・[4]
- 4.1 一般事項・・・・[4]
- 4.2 短期間のモニタリング・・・・[4]
- 4.3 長期間のモニタリング・・・・[5]
- 4.4 スクリーニングテストの方法・・・・[5]
- 5 サンプリング方法・・・・[5]
- 5.1 一般事項・・・・[5]
- 5.2 測定の目的及び条件・・・・[5]
- 5.3 サンプリング時期・・・・[7]
- 5.4 サンプリングの時間及び頻度・・・・[7]
- 5.5 サンプリング場所・・・・[7]
- 5.6 結果及び不確かさの報告・・・・[7]
- 5.7 測定値の品質保証・・・・[8]
- 附属書A(参考)ホルムアルデヒドの特性・・・・[9]
- 附属書B(参考)重要な放散源及び濃度の概要・・・・[10]
- 附属書C(参考)自然換気されている部屋における換気とホルムアルデヒド濃度との関係・・・・[11]
- 附属書D(参考)信頼区間のサンプル数への依存性・・・・[12]
- 附属書E(参考)スクリーニングテストの例・・・・[13]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[16]
- 附属書JB(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[18]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 1961 pdf 1] ―――――
A 1961 : 2015
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本
工業規格である。
これによって,JIS A 1961:2005は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS A 1961 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 1961 : 2015
室内空気中のホルムアルデヒドのサンプリング方法
Indoor air-Sampling strategy for formaldehyde
序文
この規格は,2004年に第1版として発行されたISO 16000-2を基とし,国内の実情を反映させるため,
技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。また,技術上重要な改正に関する新旧対照表を附
属書JBに示す。
JIS A 1960では,室内空気の汚染物質の測定に関する一般要求事項,及び個別の汚染物質又は汚染物質
のグループについて,サンプリング前又はサンプリング中に観察すべき重要な条件を規定している。定量
分析の概念(サンプリング及び分析)及び特定の汚染物質又は汚染物質グループのサンプリング方法は,
JIS A 1961(ISO 16000-2)以後で規定する。
この規格は,室内空気中のホルムアルデヒド1)を分析するためにサンプリング方法を実行するとき,考
慮されるべき基本的な事項を規定する。
注記 この規格では“ホルムアルデヒド”という用語が“メタナール”(IUPAC有機化合物命名法に
よる名称。IUPAC=International Union of Pure and Applied Chemistry : 国際純正及び応用化学連合)
の代わりに用いられる。
この規格は,測定手順について規定するJIS A 1960との関連を意図している。また,分析手順について
規定し,ホルムアルデヒドのポンプサンプリングを扱うJIS A 1962,パッシブサンプリングを扱うJIS A
1963との関連を意図している。この規格はJIS A 1960の知識を前提としている。
注1) ホルムアルデヒドの特性は,附属書Aを参照。
サンプリング方法については,VDI 4300,Part 3 [1]に基づく。
空気汚染の異なる分野であるVOCの測定方法は,JIS A 1966及びJIS A 1967に規定している。
1 適用範囲
この規格は,ホルムアルデヒドによる室内空気汚染の測定を計画するときの支援となることを目的とし
ている。室内空気の測定では注意深いサンプリング計画が重要となる1)。それは,測定が,例えば,捕集
の効果を調べるものであったりするようにその適用が広範囲に及ぶためである。
注1) この規格は,JIS A 1960で定義された室内環境の定義[2][3]を用いる。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 16000-2:2004,Indoor air−Part 2: Sampling strategy for formaldehyde(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
――――― [JIS A 1961 pdf 3] ―――――
2
A 1961 : 2015
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1960 室内空気のサンプリング方法通則
JIS A 1962 室内及び試験チャンバー内空気中のホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物の定量
−ポンプサンプリング
JIS A 1963 室内空気中のホルムアルデヒドの定量−パッシブサンプリング
ISO 6879:1995,Air quality−Performance characteristics and related concepts for air quality measuring
methods
Guide to the expression of uncertainty in measurement (GUM), BIPM/IEC/IFCC/ISO/IUPAC/IUPAP/OIML
(計測における不確かさの表現のガイド)
3 ホルムアルデヒドの放散源及び放散
室内空気中へのホルムアルデヒドの放散は,内装及び仕上げ材に用いられる特定の木質建材などの使用
による場合が多い。濃度の上昇は,特定の殺虫剤,ペイントの使用など他の製品によっても起こされてい
る。たばこ煙は,影響も大きく経時的に大きく変化するホルムアルデヒドの放散源である。詳細を表B.1
に示す。
間欠放散源(例えば,短時間でもホルムアルデヒド含有殺虫剤スプレーを用いた場合)は,使用中及び
使用後の短い時間だけではあるが,室内空気中のホルムアルデヒド濃度が増加する。一方,連続した放散
源(例えば,室内の仕上げ材に使われたパーティクルボード)は,より長い期間にわたってホルムアルデ
ヒド濃度に影響する。濃度は,室温及び相対湿度にも依存する。図1は,パーティクルボードからのホル
ムアルデヒド放散に対する湿度及び温度の影響を示す。湿度及び温度が上がることによって,ホルムアル
デヒドの放散量はかなり増加する。
――――― [JIS A 1961 pdf 4] ―――――
3
A 1961 : 2015
1 温度=15 ℃
2 温度=20 ℃
3 温度=25 ℃
4 温度=30 ℃
注記1 パラメータK=1となる条件は,温度23 ℃,相対湿度45 %,換気回数1 h−1,負荷率1 m2/m3
注記2 C(換算値)=C(実測値23 ℃,45 %RH)×K(パラメータ) ppmの場合
図1−温度及び相対湿度に関連したパーティクルボードから
のホルムアルデヒドの放散速度曲線[1][4]
図2は,23 m3の部屋の中に2.3 mg/hのホルムアルデヒドを放散する23 m2のパーティクルボードを置い
た後での換気回数及びホルムアルデヒドの平衡濃度を示す[1][5]。曲線A,B及びCは,各々0.5 h−1を超え
る場合,0.5 h−1及び0.5 h−1未満の換気回数を示す。
室内/大気の空気質に対する日本のガイドライン値[6]及び世界保健機構(WHO)のホルムアルデヒド
のガイドライン推奨値は,30分間の平均濃度として0.1 mg/m3以下である[7]。
――――― [JIS A 1961 pdf 5] ―――――
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JIS A 1961:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 16000-2:2004(MOD)
JIS A 1961:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.040 : 気質 > 13.040.20 : 雰囲気
JIS A 1961:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1960:2015
- 室内空気のサンプリング方法通則
- JISA1962:2015
- 室内及び試験チャンバー内空気中のホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物の定量―ポンプサンプリング
- JISA1963:2015
- 室内空気中のホルムアルデヒドの定量―パッシブサンプリング