JIS A 3305:2020 建築・土木構造物の信頼性に関する設計の一般原則

JIS A 3305:2020 規格概要

この規格 A3305は、建築・土木構造物に関する規準類の作成,並びにその設計及びアセスメントに関する意思決定のための,リスク情報及び信頼性情報の基礎に関する一般的な原則について規定。

JISA3305 規格全文情報

規格番号
JIS A3305 
規格名称
建築・土木構造物の信頼性に関する設計の一般原則
規格名称英語訳
General principles on reliability for structures
制定年月日
2020年4月27日
最新改正日
2020年4月27日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 2394:2015(IDT)
国際規格分類

ICS

91.080.01
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2020-04-27 制定
ページ
JIS A 3305:2020 PDF [105]
                                                                    A 3305 : 2020 (ISO 2394 : 2015)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 用語及び定義・・・・[2]
  •  2.1 一般用語・・・・[2]
  •  2.2 設計及びアセスメントに関する用語・・・・[6]
  •  2.3 作用,作用効果,環境からの影響に関する用語・・・・[10]
  •  2.4 構造物の応答,耐力,材料特性,幾何学量に関する用語・・・・[12]
  •  3 記号・・・・[13]
  •  3.1 一般・・・・[13]
  •  3.2 ローマ字大文字・・・・[13]
  •  3.3 ローマ字小文字・・・・[14]
  •  3.4 ギリシャ文字・・・・[14]
  •  3.5 添え字・・・・[15]
  •  4 基本事項・・・・[15]
  •  4.1 一般事項・・・・[15]
  •  4.2 構造物に対する要求事項・・・・[15]
  •  4.3 概念的基礎・・・・[16]
  •  4.4 方法・・・・[18]
  •  4.5 文書化・・・・[21]
  •  5 性能のモデル化・・・・[21]
  •  5.1 一般事項・・・・[21]
  •  5.2 性能モデル・・・・[22]
  •  5.3 限界状態・・・・[23]
  •  6 不確定性の表現及びモデル化・・・・[25]
  •  6.1 一般事項・・・・[25]
  •  6.2 構造解析のためのモデル・・・・[27]
  •  6.3 結果のモデル・・・・[32]
  •  6.4 モデルの不確定性・・・・[32]
  •  6.5 実験モデル・・・・[33]
  •  6.6 確率モデルの更新・・・・[33]
  •  7 リスク情報を活用した意思決定・・・・[34]
  •  7.1 一般事項・・・・[34]
  •  7.2 システム同定・・・・[34]
  •  7.3 システムのモデル化・・・・[35]
  •  7.4 リスクの定量化・・・・[35]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 3305 pdf 1] ―――――

A 3305 : 2020 (ISO 2394 : 2015)

pdf 目次

ページ

  •  7.5 意思決定の最適化及びリスク受容・・・・[35]
  •  8 信頼性に基づく意思決定・・・・[35]
  •  8.1 一般事項・・・・[35]
  •  8.2 更新された確率尺度に基づく決定・・・・[37]
  •  8.3 システム信頼性及び部材信頼性・・・・[37]
  •  8.4 目標とする破壊確率・・・・[37]
  •  8.5 破壊確率の計算・・・・[38]
  •  8.6 確率に基づく設計の実現・・・・[39]
  •  9 準確率論的手法・・・・[39]
  •  9.1 一般事項・・・・[39]
  •  9.2 基本原則・・・・[40]
  •  9.3 代表値及び特性値・・・・[40]
  •  9.4 形式化された安全性検証法・・・・[41]
  •  9.5 累積破壊の検証・・・・[43]
  •  附属書A(参考)品質マネジメント・・・・[44]
  •  附属書B(参考)構造健全性のライフタイムマネジメント・・・・[51]
  •  附属書C(参考)観測及び実験モデルに基づく設計・・・・[58]
  •  附属書D(参考)地盤構造物の信頼性・・・・[65]
  •  附属書E(参考)コードキャリブレーション・・・・[73]
  •  附属書F(参考)構造のロバスト性・・・・[81]
  •  附属書G(参考)人命に対する安全に関する最適化及び基準・・・・[92]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 3305 pdf 2] ―――――

                                                                    A 3305 : 2020 (ISO 2394 : 2015)

まえがき

  この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人建築・住宅国際機構(IIBH)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出
があり,日本産業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が制定した日本産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS A 3305 pdf 3] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
A 3305 : 2020
(ISO 2394 : 2015)

建築・土木構造物の信頼性に関する設計の一般原則

General principles on reliability for structures

序文

  この規格は,2015年に第4版として発行されたISO 2394を基に,技術的内容及び構成を変更すること
なく作成した日本産業規格である。
我が国の基規準の要素を取り込みつつ制定され,海外で広く参照されている対応国際規格の技術的内容
について,この規格を通して熟知することは,我が国の建設関係の全ての事業者(ゼネコン,コンサル,
設計事務所など)及び技術者の海外展開に当たり有利になることが期待される。
なお,この規格の附属書A附属書Gは,本文の理解を深めるための参考資料である。また,この規格
で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。また,この規格は強制的な法
規ではなく,建築物・土木構造物のいずれにおいても,建築基準法などの現行設計基準類への適合が求め
られることに留意されたい。

1 適用範囲

  この規格は,建築・土木構造物に関する規準類の作成,並びにその設計及びアセスメントに関する意思
決定のための,リスク情報及び信頼性情報の基礎に関する一般的な原則について規定する。
この規格で提示される原則は,用途の特性又は使用される材料の組合せにかかわらず,大部分の建物,
インフラ構造物及び土木構造物に適用する。また,この規格の適用においては,破壊によって非常に重大
な結果を引き起こす可能性のある特殊な場合では,特定の調整及び詳細化を必要とする。
この規格は,供用期間中の構造物及び構造物を含むシステムの設計及びアセスメントに関する意思決定
に必要な,リスク及び信頼性の原則の活用方法について規定する。互いに関連のある三つのレベルの方法
(リスク情報を活用した方法,信頼性に基づく方法及び準確率論的方法)を利用する。
この規格は,構造物全体[建物,橋りょう(梁),産業施設など],構造物を構成する構造要素及び接合
部の設計に適用する。また,この規格の原則は,建設工程の各段階,構造要素の取扱い,それらの組立て,
現場における全ての作業,維持管理及び補修を含む設計供用期間中における構造物の使用及び撤去を対象
とする。
リスク及び信頼性は,互いに依存する,作用,構造物の応答,耐久性,ライフサイクルにおける性能,
破壊及び損傷による結果,設計規約,施工技量,品質管理手順並びに国の定める要件などの事項に基づき
記載している。
注記1 この規格の適用には,本体及び附属書に記載された内容を超えた知識を必要とする。この知
識が利用可能であり,適用されていることを確認することは,この規格の利用者の責任であ
る。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

――――― [JIS A 3305 pdf 4] ―――――

2
A 3305 : 2020 (ISO 2394 : 2015)
ISO 2394:2015,General principles on reliability for structures(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
ことを示す。

2 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

2.1 一般用語

2.1.1
構造物(structure)
様々な作用に対して耐力及び剛性を与えるように設計された,結合された部分を組織的に組み合わせた
もの。地盤構造物を含む。
2.1.2
構造部材(structural member)
物理的に区別できる構造物の部分[例 柱,はり(梁),床・壁及び基礎]。
2.1.3
システム(system)
部分間の相互作用及び部分と環境との相互作用を通じて,環境の中で定義された目的を果たす実体を形
成する,相互に関係,相互に依存又は相互に作用する要素の集まりで境界をもつもの。
2.1.4
構造システム(structural system)
建物又は土木構造物の複数の耐力部材,また,これらの部材がまとまって機能し,環境と相互作用する
働きを包括したもの。
2.1.5
要求(requirement)
人及び環境に対する安全性,機能性,用途,資源投入,費用効率などに関して求められる事項。
2.1.6
適合性(compliance)
定められた要求を満たすこと。
2.1.7
ライフサイクル(life cycle)
要素,システム,建物設備を含む構造物(又はその部分)の計画開始,プロジェクトの定義,設計,建
設,使用開始,運用,維持管理,改修,建替,解体及びその後の処分,リサイクル又は再使用からなる一
連の流れ。
2.1.8
信頼性(reliability)
構造物又は構造部材が,設計時に想定した供用期間中に,所定の要件を満たす能力。
注記1 信頼性は,多くの場合,確率で表している。
注記2 信頼性は,構造物の安全性,使用性及び耐久性を含んでいる。
2.1.9
構造安全性(structural safety)

――――― [JIS A 3305 pdf 5] ―――――

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  • ISO 2394:2015(IDT)

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