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(2) 丸鋼 径20mm,長さ120mmのもの。
5.8.2 試験方法 試料をよく練り,下板の中心に厚さ1.8mm,大きさ25×100mmにパテナイフなどで平
らに練りつける。これを温度60±3℃の恒温器に3時間静置後取り出し,室温になるまで冷却する。冷却
後,下板の中央部分を丸鋼に巻き付け,2秒間に90度まで折り曲げる。その際下板に達するき裂,はく離
などが生じてはならない(図6参照)。
図6 き裂試験
5.9 付着力
5.9.1 試験器具 試験器具は,次の(1)及び(2)に示すものを使用する。
(1) 下板 みがきガラス板で,大きさ約120×80mm,厚さは5mmのもの。
(2) 上板円板 JIS H 4000の径60mmの円板で,下面には中心に径10mm,厚さ3mmのスペーサが付いた
もの(図7参照)。
(3) 試験器具の洗浄 下板の洗浄は,石けん,洗剤,アルカリなどの水溶液中で煮沸し,その後水で十分
に洗ってから乾燥する。次に,エチルアルコールとベンゼンとの等容混合液で十分に洗浄し,ほこり
が付かないようにして乾燥した後,下板をつるしてその全面に水を注ぎかける。水の滴が落ち切って,
下板の全面がぬれて,連続した水の薄い膜で覆われている場合は,下板は清浄であるとする。清浄で
あることを確かめた後,エチルアルコール (99.5%) (試薬)を入れた二つのビーカーの中に順々に浸
して取り出し,50℃に保った乾燥器の中につるして手早く乾燥した後,塩化カルシウム入りのデシケ
ーターに入れる。下板は,デシケーターに入れてから48時間以内に使用しなければならない。
上板円板の洗浄は,5.6(2)による。
――――― [JIS A 5752 pdf 6] ―――――
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A 5752-1994
図7 付着力試験体 図8 試験方法
5.9.2 試験方法 試験方法は,次のとおりとする。
(1) 試料をよく練り,上板円板に塗り付ける。これを,下板ガラスの中心に試料厚さが3mmになるよう
に軽く押さえる。この場合,付着面及び試料中に気泡が入らないよう注意しなければならない。
上板円板からはみ出した試料は,パテナイフなどで取り除く(図7参照)。
(2) 試験体は,温度20±3℃の恒温器に96時間静置後取り出し,ショッパー引張試験機を用いて,引張強
さ毎分10mmで引張荷重を加え,その付着力を測定する(図8参照)。
6. 表示 ガラスパテは,その容器ごとに次の事項を明示する。
練り油を使用するものは,その種類及び使用量を明示しなければならない。
(1) 種類(5±2℃で試験したものは,試験温度を含む)
(2) 正味質量
(3) 製造年月日
(4) 製造業者名又はその略号
――――― [JIS A 5752 pdf 7] ―――――
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建築部会 金属製建具用パテ専門委員会 構成表(昭和41年1月1日制定のとき)
氏名 所属
(委員会長) 波多野 一 郎 千葉大学工学部建築学科
加 藤 正 守 千葉大学工業部建築学科
仁 平 久 信 鹿島建設株式会社技術研究所
高 木 暢太郎 株式会社竹中工務店建築技術研究所
丸 一 俊 雄 清水建設株式会社
本 間 正 道 建設省関東地方建設局
井 上 隆 章 日本住宅公団
白 井 和 成 日本電信電話公社建築局
鈴 木 尚 日本国有鉄道設備局
北 山 昌 寛 通商産業省軽工業局
渋 谷 誉之丞 関東板硝子工事協同組合
杉 山 郡 市 関西板硝子工事協同組合
志 水 柳 一 志水パテ製造株式会社
山 本 照 夫 テイパ化工株式会社
江 藤 哲 夫 旭ガラス株式会社
田 口 茂 日本板硝子株式会社
田 中 長 雅 日本ペイント株式会社
伊 藤 憲太郎 社団法人日本建設材料協会
三 宅 俊 治 建設省住宅局
木 下 亨 工業技術院標準部
(事務局) 田 村 尹 行 工業技術院標準部材料規格課
藤 田 富 男 工業技術院標準部材料規格課
(事務局) 田 村 尹 行 工業技術院標準部材料規格課(昭和50年11月1日改正のとき)
米 倉 久 明 工業技術院標準部材料規格課(昭和50年11月1日改正のとき)
下 原 昭 三 工業技術院標準部材料規格課(昭和50年11月1日改正のとき)
田 仲 信 夫 工業技術院標準部材料規格課(昭和50年11月1日改正のとき)
(事務局) 牛 島 宏 育 工業技術院標準部材料規格課(平成6年6月1日改正のとき)
根 岸 喜代春 工業技術院標準部材料規格課(平成6年6月1日改正のとき)
荒 井 淳 工業技術院標準部材料規格課(平成6年6月1日改正のとき)
JIS A 5752:1994の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.100 : 建設材料 > 91.100.50 : 結合材.シーリング材
JIS A 5752:1994の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG3302:2019
- 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
- JISH4000:2014
- アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
- JISK2207:1996
- 石油アスファルト
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方